B.3. restorecon テンプレートの例
この例は、Run Command - restorecon というテンプレートを作成する方法を示します。これは、ターゲットホストで選択したディレクトリー内の全ファイルに対して、デフォルトの SELinux コンテキストを復元します。
- ホスト > ジョブテンプレート に移動します。新規ジョブテンプレート をクリックします。
名前 フィールドに Run Command - restorecon と入力します。デフォルト を選択して、テンプレートをすべての組織で利用できるようにします。以下のテキストをテンプレートエディターに追加します。
restorecon -RvF <%= input("directory") %>
<%= input("directory") %>
の文字列は、ジョブの呼び出し時にユーザー定義のディレクトリーに置き換えられます。-
ジョブ タブで、ジョブカテゴリー を
Commands
に設定します。 -
入力を追加 をクリックして、ジョブのカスタマイズを可能にします。名前 フィールドに
directory
と入力します。入力する名前は、テンプレートエディターで指定した値と一致している必要があります。 - 必須 をクリックし、ユーザーがパラメーターを指定しなければコマンドが実行しないようにします。
-
入力タイプ リストから ユーザー入力 を選択します。ジョブの呼び出し中に表示する説明を入力します (例:
Target directory for restorecon
)。 - 送信 をクリックします。
このテンプレートに基づいてジョブを実行する方法は、「複数のホストでの restorecon テンプレートの実行」 を参照してください。