4.5. IPv6 ネットワークでの UEFI HTTP ブート向けの Satellite の設定
以下の手順を使用して、UEFI HTTP ブートプロビジョニングで IPv6 ネットワークのホストをプロビジョニングするように Satellite を設定します。
前提条件
- クライアントが DHCP および HTTP サーバーにアクセスできることを確認します。
- クライアントが DHCP の要求と応答を送受信できるように、クライアントが UDP ポート 67 および 68 にアクセス可能であることを確認します。
- Satellite および Capsule からファイルおよびキックスタートテンプレートをダウンロードできるように、クライアントに対して TCP ポート 8000 が解放してあることを確認します。
- ホストプロビジョニングインターフェイスサブネットに HTTP ブート Capsule、テンプレート Capsule セットがあることを確認します。詳細は、プロビジョニングガイドの Satellite Server へのサブネットの追加 を参照してください。
- 管理 > 設定 > プロビジョニング の順に移動して、トークン期間 が 0 に設定されていないことを確認します。Satellite は、DHCPv6 サービスが管理対象外であるため、リモートの IPv6 アドレスでネットワークから起動するクライアントを特定できないので、プロビジョニングトークンは有効化しておく必要があります。
手順
- インストーラーでの DHCP 管理を無効にするか、使用しないようにします。
- IPv6 サブネットが Satellite で作成されている場合にはすべて、DHCP Capsule を空白に設定します。
- オプション: ホストおよび DHCP サーバーがルーターで隔てられている場合は、DHCP リレーエージェントを設定し、DHCP サーバーを指定しておく。
プロビジョニング元の Satellite または Capsule で、
grub2-efi
パッケージを最新版に更新します。# satellite-maintain packages install grub2-efi
- Red Hat Enterprise Linux 8 キックスタートリポジトリーを同期します。