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8.2. Cruise Control 操作の監視

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Cruise Control は、ブローカー、トピック、およびパーティションの使用状況を追跡するために Kafka ブローカーを監視します。Cruise Control は、独自のパフォーマンスを監視するためのメトリクスのセットも提供します。

Cruise Control メトリクスレポーターは、Kafka ブローカーから未加工のメトリクスデータを収集します。データは、Cruise Control によって自動的に作成されるトピックに生成されます。メトリクスは、Kafka クラスターの最適化提案の生成 に使用されます。

Cruise Control メトリクスは、Cruise Control 操作のリアルタイム監視で利用できます。たとえば、Cruise Control メトリクスを使用して、実行中のリバランス操作のステータスを監視したり、操作のパフォーマンスで検出された異常についてアラートを提供したりできます。

Cruise Control 設定で Prometheus JMX Exporter を有効にして Cruise Control メトリクスを公開します。

注記

センサー として知られる利用可能な Cruise Control メトリクスの完全なリストは、Cruise Control のドキュメントを 参照してください。

8.2.1. Cruise Control メトリクスの公開

Cruise Control 操作でメトリクスを公開する場合は、Kafka リソースを設定して、Cruise Control をデプロイし、デプロイメントで Prometheus メトリクスを有効にします。独自の設定を使用するか、AMQ Streams によって提供される kafka-cruise-control-metrics.yaml ファイルのサンプルを使用できます。

設定を Kafka リソースの CruiseControl プロパティーの metricsConfig に追加します。この設定により、Prometheus JMX Exporter が有効化され、HTTP エンドポイント経由で Cruise Control メトリクスが公開されます。HTTP エンドポイントは Prometheus サーバーによってスクレープされます。

Cruise Control のメトリクス設定例

  apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta2
  kind: Kafka
  metadata:
    name: my-cluster
  Spec:
    # ...
    cruiseControl:
      # ...
      metricsConfig:
        type: jmxPrometheusExporter
        valueFrom:
          configMapKeyRef:
            name: cruise-control-metrics
            key: metrics-config.yml
  ---
  kind: ConfigMap
  apiVersion: v1
  metadata:
    name: cruise-control-metrics
    labels:
      app: strimzi
  data:
    metrics-config.yml: |
    # metrics configuration...

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