第29章 KafkaJmxOptions スキーマ参照
KafkaClusterSpec
、KafkaConnectSpec
、KafkaMirrorMaker2Spec
、ZookeeperClusterSpec
で使用
KafkaJmxOptions
スキーマプロパティーの全リスト
JMX 接続オプションを設定します。
ポート 9999 に接続して、Kafka ブローカー、ZooKeeper ノード、Kafka Connect、および MirrorMaker 2 から JMX メトリックを取得します。パスワードで保護された JMX ポート、または保護されていない JMX ポートを設定するには、jmxOptions
プロパティーを使用します。パスワードで保護すると、未許可の Pod によるポートへの不正アクセスを防ぐことができます。
その後、コンポーネントに関するメトリックを取得できます。
たとえば、Kafka ブローカーごとに、クライアントからのバイト/秒の使用度データや、ブローカーのネットワークの要求レートを取得することができます。
JMX ポートのセキュリティーを有効にするには、authentication
フィールドの type
パラメーターを password
に設定します。
Kafka ブローカーと ZooKeeper ノード用のパスワードで保護された JMX 設定の例
次に、対応するブローカーを指定して、Pod をクラスターにデプロイし、ヘッドレスサービスを使用して JMX メトリックを取得できます。
たとえば、ブローカー 0 から JMX メトリックを取得するには、以下を指定します。
"CLUSTER-NAME-kafka-0.CLUSTER-NAME-kafka-brokers"
"CLUSTER-NAME-kafka-0.CLUSTER-NAME-kafka-brokers"
CLUSTER-NAME-kafka-0
はブローカー Pod の名前、CLUSTER-NAME-kafka-brokers
はブローカー Pod の IP を返すヘッドレスサービスの名前です。
JMX ポートがセキュアである場合、Pod のデプロイメントで JMX Secret からユーザー名とパスワードを参照すると、そのユーザー名とパスワードを取得できます。
保護されていない JMX ポートの場合は、空のオブジェクト {}
を使用して、ヘッドレスサービスの JMX ポートを開きます。保護されたポートと同じ方法で Pod をデプロイし、メトリックを取得できますが、この場合はどの Pod も JMX ポートから読み取ることができます。
Kafka ブローカーと ZooKeeper ノードのオープンポート JMX 設定例
29.1. KafkaJmxOptions スキーマプロパティー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
プロパティー | 説明 |
---|---|
authentication |
JMX ポートに接続するための認証設定。タイプは、指定のオブジェクト内の |