第2章 Red Hat Update Infrastructure のアップグレード


Red Hat Update Infrastructure (RHUI) は定期的にアップグレードされ、バグ修正、機能拡張を導入して、一般的な脆弱性および露出を修正します。

重要

Red Hat は、最新の RHUI 更新をリリース時に適用し、インストールを最新の状態に保つことを推奨します。

2.1. Red Hat Update Infrastructure の更新

Red Hat Update Infrastructure (RHUI) のインスタンスを最新バージョンに更新するには、次の手順を実行する必要があります。

前提条件

  • RHUA ノードへの root アクセス。
  • Red Hat Update Infrastructure のインストール で説明されているとおりに、すべての RHUI ノードがサブスクライブされており、正しいリポジトリーを使用している。
  • リポジトリー同期タスクが、更新の完了後に実行されるようにスケジュールされている。更新中に実行されるタスクは中止される可能性があります。詳細は、既知の問題 を参照してください。
重要

rhui-installer は、PostgreSQL のバージョンのアップグレードをサポートします。アップグレードを実行する前に、PostgreSQL データベースをバックアップすることが重要です。

PostgreSQL データベースをバックアップする方法は、第 12 章 Red Hat Update Infrastructure のバックアップと復元 (Red Hat Update Infrastructure の設定および管理 ドキュメント) で説明されています。

重要

利用可能なすべてのパッケージ更新を単に適用するだけで、RHUA ノードを最新の状態に維持しようと試みることは避けてください。そうすると、RHUA が破損する可能性があります。RHUA の更新は、必ず以下の手順に従って実行する必要があります。

OS の更新のみを適用し、RHUI パッケージの更新を除外する場合は、更新トランザクションで RHUI リポジトリーを除外します。たとえば、コマンドラインで次のコマンドを実行します。

# dnf --disablerepo=rhui-4-for-rhel-8-x86_64-rpms update

このトランザクションの後、システムを再起動するか、RHUI サービスを再起動する必要がある場合があります。

注記

CDS ノードを最新の状態に保つには、利用可能なパッケージ更新を適用するだけでは不十分です。多くの RHUI バージョンでさまざまな設定が変更されているため、以下の手順に従って設定を再適用する必要があります。

手順

  1. RHUA ノードで、RHUI インストーラーを更新します。

    # dnf update rhui-installer
  2. RHUI インストーラーを実行します。

    • RHUI 4.10 から更新する場合に、すでに on_demand 同期ポリシーの使用を開始している場合は、RHUI アップグレード後のカスタム設定の保持 の説明に従って、設定の関連部分をカスタム設定ファイルにコピーします。
    • 次のように rhui-installer コマンドを実行します。

      • RHUI 4.1.0 以前から更新する場合は、rerun オプションとともにカスタム RHUI CA を指定する必要があります。

        # rhui-installer --rerun --user-supplied-rhui-ca-crt <custom_RHUI_CA.crt> --user-supplied-rhui-ca-key <custom_RHUI_CA_key>
      • RHUI 4.1.1 以降から更新する場合は、rerun オプションのみを指定して RHUI Installer を実行します。

        # rhui-installer --rerun
      • PostgreSQL のバージョンを 12 から 15 に更新する場合は、--postgresql-version オプションと rerun オプションを使用してこれを指定する必要があります。

        # rhui-installer --postgresql-version 15 --rerun
  3. オプション: 環境によっては、rhui-installer が再実行に失敗し、代わりに次のエラーが表示されます。

    There have been identified artifacts with forbidden checksum md5. Run pulpcore-manager handle-artifact-checksums first to unset forbidden checksums.

    このエラーを修正するには、以下を実行します。

    1. RHUA ノードで以下のコマンドを実行します。

      # env PULP_SETTINGS=/etc/pulp/settings.py pulpcore-manager handle-artifact-checksums
    2. rerun オプションを指定して rhui-installer を実行します。
  4. rhui-installer によって更新されたパッケージがインストールされているかどうかを確認します。

    デフォルトでは、rhui-installer は利用可能な RHEL パッケージの更新をインストールします。再起動が必要なパッケージが更新された場合は、RHUA を再起動する必要があります。これをチェックするコマンドは次のとおりです。

    # needs-restarting -r
    注記

    このコマンドは yum-utils パッケージの一部であり、コマンドを使用するには、このパッケージが RHUA にインストールされている必要があります。

  5. 更新されたテンプレートおよび Playbook を適用するには、CDS ノードをすべて再インストールします。

    これにより、利用可能な RHEL パッケージの更新もインストールされます。これを回避するには、--no_update フラグを指定して以下のコマンドを実行します。

    # rhui-manager --noninteractive cds reinstall --all
  6. 更新されたパッケージが CDS ノードにインストールされているかどうかを確認します。

    パッケージの更新がインストールされた場合は、CDS ノードを再起動する必要がある場合があります。CDS ノードを再起動する必要があるかどうかを確認するには、ノードにログオンして次のコマンドを実行します。

    # needs-restarting -r
    注記

    このコマンドは yum-utils パッケージの一部であり、コマンドを使用するには、このパッケージが RHUA にインストールされている必要があります。

  7. RHUI Manager にログインします。

    # rhui-manager

検証

  • RHUA ノードで以下のコマンドを実行し、最新バージョンの RHUI がインストールされているかどうかを確認します。

    # rpm -q rhui-tools
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