1.3. クライアント RPM の RHUI 3 から RHUI 4 への移行
RHUI 4 にアップグレードした後に、RHUI 3 クライアント RPM をそのまま使用する必要がある場合があります。その場合には、RHUI 3 認証局 (CA) を RHUI 4 システムに移行して、RHUI 4 でその CA を使用するように設定できます。
前提条件
- RHUI 3 マシンへのアクセスに必要な認証情報がある。
手順
CA 証明書および CA キーを RHUI 3 から RHUI 4 にコピーします。
-
証明書
rhui-default-ca.crt
は/etc/pki/rhui/certs/
ディレクトリーにあります。 -
キー
rhui-default-ca.key
は/etc/pki/rhui/private/
ディレクトリーにあります。
-
証明書
RHUA ノードで
rhui-installer
を再実行し、RHUI 3 インストールからコピーした CA を指定します。# rhui-installer --rerun --remote-fs-server <address> --rhua-hostname <RHUA hostname> --cds-lb-hostname <HAProxy hostname> --user-supplied-rhui-ca-crt rhui-default-ca.crt --user-supplied-rhui-ca-key rhui-default-ca.key
- --remote-fs-server:共有ファイルシステムのリモートマウントポイント。
- --rhua-hostname:RHUA ノードのホスト名。名前は完全修飾ドメイン名 (FQDN) として指定する必要があります。
- --cds-lb-hostname:クライアントが CDS にアクセスするために使用するロードバランサーの名前。名前は完全修飾ドメイン名 (FQDN) として指定する必要があります。
- --user-supplied-rhui-ca-crt rhui-default-ca.crt:RHUI 3 インストールからコピーした CA 証明書。
--user-supplied—rhui-ca-key rhui-default-ca.key:RHUI 3 インストールからコピーした CA キー。
注記新しい RHUI 4 CDS ノードを使用するように設定されている場合は、RHUI 3 HAProxy を使用できます。または、RHUI 3 HAProxy ホスト名が新規 HAProxy を参照するように DNS を更新して、新しい RHUI 4 HAProxy を使用できます。