第3章 リリースの情報
本リリースノートには主に、今回リリースされた Red Hat Virtualization のデプロイメント時に考慮すべきテクノロジープレビューの項目、推奨事項、既知の問題、非推奨となった機能について記載します。
Red Hat Virtualization の本リリースのサポートライフサイクル中に公開されたアップデートについての注記は、各アップデートに付属のアドバイザリーテキスト、または『Red Hat Virtualization Technical Notes』に記載されます。このドキュメントは以下のページから入手できます。
https://access.redhat.com/documentation/en/red-hat-virtualization
3.1. Red Hat Enterprise Virtualization 4.2 の一般公開 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
3.1.1. 機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Virtualization の今回のリリースでは、以下の機能拡張が提供されています。
BZ#659847
仮想マシンは、名前付きの OVF/OVA ファイルとしてエクスポートしてホスト上に特定のパスまたはマウント済みの NFS 共有ストレージとして保存することができます。
仮想マシンは、名前付きの OVF/OVA ファイルとしてエクスポートしてホスト上に特定のパスまたはマウント済みの NFS 共有ストレージとして保存することができます。
BZ#723931
Manager はマルチパスデバイスのアラートを表示するようになったので、ユーザーは誤ったパスによって生じるストレージの問題をトラブルシューティングすることができます。
Manager はマルチパスデバイスのアラートを表示するようになったので、ユーザーは誤ったパスによって生じるストレージの問題をトラブルシューティングすることができます。
BZ#856337
Link Layer Discovery Protocol (LLDP) のサポートが Manager に統合され、各ホストによって収集される LLDP の情報は REST API と UI で利用できるようになりました。この機能により、大型のエンタープライズ環境におけるネットワーク設定の問題の検出が改善、簡素化されます。
Link Layer Discovery Protocol (LLDP) のサポートが Manager に統合され、各ホストによって収集される LLDP の情報は REST API と UI で利用できるようになりました。この機能により、大型のエンタープライズ環境におけるネットワーク設定の問題の検出が改善、簡素化されます。
BZ#870884
ovirt-log-collector ツールは、ホスト上の sosreport により実行されるプラグインの一覧に ipmitool プラグインが追加されるように変更されました。収集されるデータには、ipmitool によって提供されるハードウェア情報が含まれるようになりました。
ovirt-log-collector ツールは、ホスト上の sosreport により実行されるプラグインの一覧に ipmitool プラグインが追加されるように変更されました。収集されるデータには、ipmitool によって提供されるハードウェア情報が含まれるようになりました。
BZ#872530
デフォルトのゼロ化は「dd」から「blkdiscard」に変更され、ストレージアレイでサポートされている場合には、ストレージのオフロードが可能となり、使用するネットワーク帯域幅が大幅に縮小されます。ゼロ化の方法は、/etc/vdsm/vdsm.conf に "zero_method = dd" を追加することによって元に戻すことができます。
デフォルトのゼロ化は「dd」から「blkdiscard」に変更され、ストレージアレイでサポートされている場合には、ストレージのオフロードが可能となり、使用するネットワーク帯域幅が大幅に縮小されます。ゼロ化の方法は、/etc/vdsm/vdsm.conf に "zero_method = dd" を追加することによって元に戻すことができます。
BZ#895356
このリリースでは、QXL (virtual) デバイス向けの display-only-driver (DOD) が含まれる新しい spice-qxl-wddm-dod パッケージが追加されました。これは、Windows 10 の仮想マシンにインストールできます。このドライバーは任意の解像度、複数のモニター、クライアントマウスモードに対するサポートを追加します。
このリリースでは、QXL (virtual) デバイス向けの display-only-driver (DOD) が含まれる新しい spice-qxl-wddm-dod パッケージが追加されました。これは、Windows 10 の仮想マシンにインストールできます。このドライバーは任意の解像度、複数のモニター、クライアントマウスモードに対するサポートを追加します。
BZ#957788
仮想マシン内で、直接の LUN は特定のファイルシステムとマウントポイントが自動的に割り当てられるので、それらは /dev/disk/by-id で 'lvm-pv-uuid' プレフィックスによって特定することができます。
仮想マシン内で、直接の LUN は特定のファイルシステムとマウントポイントが自動的に割り当てられるので、それらは /dev/disk/by-id で 'lvm-pv-uuid' プレフィックスによって特定することができます。
BZ#988285
Manager は、ホストの物理インターフェースにはアタッチされていない論理ネットワーク、ポート、およびサブネットを定義する機能をサポートしています。これにより、仮想ネットワークのインターフェースは、Red Hat Virtualization 内に分離ネットワークを作成することが 可能となり、仮想マシンの間での通信ができるようになります。この機能は REST API および UI で設定します。
Manager は、ホストの物理インターフェースにはアタッチされていない論理ネットワーク、ポート、およびサブネットを定義する機能をサポートしています。これにより、仮想ネットワークのインターフェースは、Red Hat Virtualization 内に分離ネットワークを作成することが 可能となり、仮想マシンの間での通信ができるようになります。この機能は REST API および UI で設定します。
BZ#995362
今回の更新では、クラスターの編集の画面からクラスターのファイアウォールタイプを設定できるようになりました。ファイアウォールタイプは、バージョン 4.0 以降のクラスターではすべて firewalld に設定することが可能です。firewalld サポートを有効化するには、ホストで VDSM 4.20 以降が必要です。 ファイアウォールタイプを変更した後には、再インストールのアクションを実行して、クラスター内の全ホストを再インストールし、この変更を適用する必要があります。
今回の更新では、クラスターの編集の画面からクラスターのファイアウォールタイプを設定できるようになりました。ファイアウォールタイプは、バージョン 4.0 以降のクラスターではすべて firewalld に設定することが可能です。firewalld サポートを有効化するには、ホストで VDSM 4.20 以降が必要です。
ファイアウォールタイプを変更した後には、再インストールのアクションを実行して、クラスター内の全ホストを再インストールし、この変更を適用する必要があります。
BZ#1056502
今回の更新により、Red Hat Virtualization Manager 内で複数のタグを使用した検索ができるようになりました。
今回の更新により、Red Hat Virtualization Manager 内で複数のタグを使用した検索ができるようになりました。
BZ#1066114
collectd の swap プラグインが拡張され、used、free、cached、swap_io - in、swap_io out の swap 統計が提供されるようになりました。
collectd の swap プラグインが拡張され、used、free、cached、swap_io - in、swap_io out の swap 統計が提供されるようになりました。
BZ#1073370
今回の更新により、上向き/下向き方向キーを使用してオブジェクトをナビゲートする機能が追加されました。たとえば、1 つの仮想マシンを表示している際に上向き方向キーを押すと、その前の仮想マシンのページに移動します。
今回の更新により、上向き/下向き方向キーを使用してオブジェクトをナビゲートする機能が追加されました。たとえば、1 つの仮想マシンを表示している際に上向き方向キーを押すと、その前の仮想マシンのページに移動します。
BZ#1096497
REST API により返される Glance イメージにサイズと種別 (iso/ディスク) がリストされるようになりました。
REST API により返される Glance イメージにサイズと種別 (iso/ディスク) がリストされるようになりました。
BZ#1122970
今回のリリースでは、Manager または REST API を使用して ISO イメージファイルをデータストレージドメインにアップロードして、CDROM デバイスとして仮想マシンにアタッチすることが可能となりました。
今回のリリースでは、Manager または REST API を使用して ISO イメージファイルをデータストレージドメインにアップロードして、CDROM デバイスとして仮想マシンにアタッチすることが可能となりました。
BZ#1138177
仮想マシンとテンプレートのパーミッションが OVF の一部となり、データセンターからストレージドメインがデタッチされて別のデータセンターにアタッチされた場合には、仮想マシンとテンプレートは以前のパーミッションが付いた状態でインポートすることができるようになりました。
仮想マシンとテンプレートのパーミッションが OVF の一部となり、データセンターからストレージドメインがデタッチされて別のデータセンターにアタッチされた場合には、仮想マシンとテンプレートは以前のパーミッションが付いた状態でインポートすることができるようになりました。
BZ#1146864
通知ドロワーには、イベントのステータスを示すアイコンがあります。警告には黄色の感嘆符、エラーには赤の x 印の丸アイコン、成功または情報を示すイベントには青の i アイコンが表示されます。
通知ドロワーには、イベントのステータスを示すアイコンがあります。警告には黄色の感嘆符、エラーには赤の x 印の丸アイコン、成功または情報を示すイベントには青の i アイコンが表示されます。
BZ#1149579
セルフホストエンジンのデプロイメントスクリプトを実行する前に iSCSI ポータルグループの全ポータルを接続してマルチパス化を有効にすると、複数の iSCSI ターゲットに接続することができます。後方互換性を可能な限り保ってデプロイメントスクリプトを変更する必要性を回避するために、以前のバージョンで使用されていたのと同じキーを使用してコンマで区切った複数の値で構成される文字列として複数の IP とポートの値を保存します。ログインは全ポータルで同じであることを前提とします。
セルフホストエンジンのデプロイメントスクリプトを実行する前に iSCSI ポータルグループの全ポータルを接続してマルチパス化を有効にすると、複数の iSCSI ターゲットに接続することができます。後方互換性を可能な限り保ってデプロイメントスクリプトを変更する必要性を回避するために、以前のバージョンで使用されていたのと同じキーを使用してコンマで区切った複数の値で構成される文字列として複数の IP とポートの値を保存します。ログインは全ポータルで同じであることを前提とします。
BZ#1150245
スナップショットからのメモリーボリュームを同じデータセンター内の別のストレージドメインに移行できるようになりました。
スナップショットからのメモリーボリュームを同じデータセンター内の別のストレージドメインに移行できるようになりました。
BZ#1157372
oVirt.cluster-upgrade Ansible ロールが ovirt-ansible-cluster-upgrade パッケージの一部として利用できるようになりました。このロールは、ovirt-ansible-roles パッケージの依存関係としてインストールされます。
oVirt.cluster-upgrade Ansible ロールが ovirt-ansible-cluster-upgrade パッケージの一部として利用できるようになりました。このロールは、ovirt-ansible-roles パッケージの依存関係としてインストールされます。
BZ#1160667
engine が明示的な DNS 設定をサポートするようになりました。
engine が明示的な DNS 設定をサポートするようになりました。
BZ#1168327
ライブマージの後には、ベースボリュームが最適なサイズに縮小されます。
ライブマージの後には、ベースボリュームが最適なサイズに縮小されます。
BZ#1177628
PostgreSQL は 1 年間のログエントリーを保存してタイムスタンプが含まれるように設定されます。
PostgreSQL は 1 年間のログエントリーを保存してタイムスタンプが含まれるように設定されます。
BZ#1181665
VDSM は、libvirt 3.2.0 のイベントを使用してブロックでチャンク化されたドライブの割り当てに関する情報を取得して、シンプロビジョニング実装の効率を向上させます。これにより、VDSM が使用するシステムリソースを削減することができます。
VDSM は、libvirt 3.2.0 のイベントを使用してブロックでチャンク化されたドライブの割り当てに関する情報を取得して、シンプロビジョニング実装の効率を向上させます。これにより、VDSM が使用するシステムリソースを削減することができます。
BZ#1200963
本リリースでは、カスタムのプロパティーを選択する代わりに、Manager を使用して管理ネットワーク以外のネットワークをデフォルトのネットワークルートに設定することが可能となりました。
本リリースでは、カスタムのプロパティーを選択する代わりに、Manager を使用して管理ネットワーク以外のネットワークをデフォルトのネットワークルートに設定することが可能となりました。
BZ#1205739
以前にインポートされ、破棄またはデタッチされたストレージドメインを初期化されていないデータセンターにインポートできるようになりました。以前は、ストレージドメインが古いメタデータを維持していたため、この操作は失敗していました。
以前にインポートされ、破棄またはデタッチされたストレージドメインを初期化されていないデータセンターにインポートできるようになりました。以前は、ストレージドメインが古いメタデータを維持していたため、この操作は失敗していました。
BZ#1207992
CD-ROM との接続が切断された場合でも、仮想マシンは稼働中の状態を維持できるようになりました。ストレージデバイスの設定は、エラーの検出にかかる時間に影響する可能性がある点に注意してください。その間は、仮想マシンは非可動状態となります。
CD-ROM との接続が切断された場合でも、仮想マシンは稼働中の状態を維持できるようになりました。ストレージデバイスの設定は、エラーの検出にかかる時間に影響する可能性がある点に注意してください。その間は、仮想マシンは非可動状態となります。
BZ#1228543
以前のリリースでは、実行中の仮想マシンには、メモリーの追加のみが可能でした。メモリーを削除するには、仮想マシンがシャットダウンされている必要がありました。 今回のリリースでは、実行中の仮想マシンからのメモリーのホットアンプラグが可能となりました。ただし、これには特定の要件を満たし、制限事項を考慮することが条件となります。
以前のリリースでは、実行中の仮想マシンには、メモリーの追加のみが可能でした。メモリーを削除するには、仮想マシンがシャットダウンされている必要がありました。
今回のリリースでは、実行中の仮想マシンからのメモリーのホットアンプラグが可能となりました。ただし、これには特定の要件を満たし、制限事項を考慮することが条件となります。
BZ#1263602
セルフホストエンジンのストレージドメインの追加のマウントオプション (例: NFS マウント) を Manager で利用できます。
セルフホストエンジンのストレージドメインの追加のマウントオプション (例: NFS マウント) を Manager で利用できます。
BZ#1267807
iSCSI ポータルグループの全ポータルが接続されて、iSCSI マルチパスが有効化され、IP とポートの値が 1 つの文字列に保存されます。
iSCSI ポータルグループの全ポータルが接続されて、iSCSI マルチパスが有効化され、IP とポートの値が 1 つの文字列に保存されます。
BZ#1285456
今回のリリースでは、Manager のコラムの幅、表示/非表示、順序の設定が永続されるようになりました。
今回のリリースでは、Manager のコラムの幅、表示/非表示、順序の設定が永続されるようになりました。
BZ#1291177
管理ポータルの「ディスク」タブでは、ディスクをコンテンツタイプ別にフィルタリングすることができるようになりました。
管理ポータルの「ディスク」タブでは、ディスクをコンテンツタイプ別にフィルタリングすることができるようになりました。
BZ#1304650
本リリースでは、セルフホストエンジンのデプロイメントスクリプトは Manager 用仮想マシンの電源がオンになるのを待ってからデプロイメントが完了したことを報告するようになりました。これにより、デプロイメントの終了時には、仮想マシンの電源がオンになるのを待つことなく Manager に接続することができます。
本リリースでは、セルフホストエンジンのデプロイメントスクリプトは Manager 用仮想マシンの電源がオンになるのを待ってからデプロイメントが完了したことを報告するようになりました。これにより、デプロイメントの終了時には、仮想マシンの電源がオンになるのを待つことなく Manager に接続することができます。
BZ#1317450
以前のリリースでは、IO エラーにより仮想マシンが一時停止されると、仮想マシンを再開する「自動再開」のみが再開の唯一のオプションでした。「自動再開」はカスタムの HA ソリューションに干渉する場合があるため問題がありました。今回のリリースでは、「強制終了」および「一時停止のまま」の再開ポリシーが追加されました。「一時停止のまま」は独自の HA 実装を使用しているためにこのオプションを希望するユーザー向けに導入されました。また「強制終了」では、回復不可能な障害が発生した場合に、リースのある仮想マシンを別のホストで自動的に再起動することができます。 IO エラーの報告の速度は、下層のストレージプロトコルによって異なります。FC ストレージの場合には、IO エラーの検出は通常迅速ですが、一般的なデフォルト設定を使用する NFS マウントではエラーの検出に数分かかる場合があります。
以前のリリースでは、IO エラーにより仮想マシンが一時停止されると、仮想マシンを再開する「自動再開」のみが再開の唯一のオプションでした。「自動再開」はカスタムの HA ソリューションに干渉する場合があるため問題がありました。今回のリリースでは、「強制終了」および「一時停止のまま」の再開ポリシーが追加されました。「一時停止のまま」は独自の HA 実装を使用しているためにこのオプションを希望するユーザー向けに導入されました。また「強制終了」では、回復不可能な障害が発生した場合に、リースのある仮想マシンを別のホストで自動的に再起動することができます。
IO エラーの報告の速度は、下層のストレージプロトコルによって異なります。FC ストレージの場合には、IO エラーの検出は通常迅速ですが、一般的なデフォルト設定を使用する NFS マウントではエラーの検出に数分かかる場合があります。
BZ#1317739
本リリースでは、セルフホストエンジンのデプロイメント中にホストで利用可能な設定済み NIC が 1 つしかない場合には、デフォルトのオプションとして提供されます。
本リリースでは、セルフホストエンジンのデプロイメント中にホストで利用可能な設定済み NIC が 1 つしかない場合には、デフォルトのオプションとして提供されます。
BZ#1319524
今回の更新により、仮想マシンを OVA ファイルとして、データセンター内のホスト上の指定したパスにエクスポートすることが可能となりました。そのホスト上にマウントされている NFS 共有ストレージをパスに指定することも可能です。
今回の更新により、仮想マシンを OVA ファイルとして、データセンター内のホスト上の指定したパスにエクスポートすることが可能となりました。そのホスト上にマウントされている NFS 共有ストレージをパスに指定することも可能です。
BZ#1319758
データセンター内で少なくとも 1 台のホストに対して OVA ファイルがアクセス可能な場合には、その OVA ファイルを仮想マシンとしてデータセンターにインポートすることができるようになりました。
データセンター内で少なくとも 1 台のホストに対して OVA ファイルがアクセス可能な場合には、その OVA ファイルを仮想マシンとしてデータセンターにインポートすることができるようになりました。
BZ#1324532
ユーザーが「engine-setup」を実行せずに「engine-upgrade-check」を実行した場合には、警告が表示され、engine-upgrade-check でアップグレードがないと示している場合でも、システムが完全に最新の状態でない可能性があることをユーザーに通知します。
ユーザーが「engine-setup」を実行せずに「engine-upgrade-check」を実行した場合には、警告が表示され、engine-upgrade-check でアップグレードがないと示している場合でも、システムが完全に最新の状態でない可能性があることをユーザーに通知します。
BZ#1330217
Cloud-Init では、仮想マシンのネットワークインターフェースの初期化で IPv6 のプロパティーがサポートされるようになりました。
Cloud-Init では、仮想マシンのネットワークインターフェースの初期化で IPv6 のプロパティーがサポートされるようになりました。
BZ#1334982
以前のリリースでは、緊急の場合に、ユーザーがホストをシャットダウンしてデータセンターを保持する必要がありました。これにより、実行中の仮想マシンは正常にシャットダウンされず、systemd のプロセスによって強制終了されていました。その結果、仮想マシンは定義されていない状態となり、Oracle や SAP などのデータベースを実行している仮想マシンで問題のあるシナリオが発生していました。 今回のリリースでは、systemd のプロセスを遅らせることによって仮想マシンが正常にシャットダウンできるようになりました。仮想マシンがシャットダウンされた後には、systemd プロセスが制御を行ってホストのシャットダウンを続行します。VDSM は、仮想マシンが正常にシャットダウンして Manager に情報を渡して、仮想マシンがシャットダウンされたことを Manager が認識するのを 5 秒待った後にのみシャットダウンされます。
以前のリリースでは、緊急の場合に、ユーザーがホストをシャットダウンしてデータセンターを保持する必要がありました。これにより、実行中の仮想マシンは正常にシャットダウンされず、systemd のプロセスによって強制終了されていました。その結果、仮想マシンは定義されていない状態となり、Oracle や SAP などのデータベースを実行している仮想マシンで問題のあるシナリオが発生していました。
今回のリリースでは、systemd のプロセスを遅らせることによって仮想マシンが正常にシャットダウンできるようになりました。仮想マシンがシャットダウンされた後には、systemd プロセスが制御を行ってホストのシャットダウンを続行します。VDSM は、仮想マシンが正常にシャットダウンして Manager に情報を渡して、仮想マシンがシャットダウンされたことを Manager が認識するのを 5 秒待った後にのみシャットダウンされます。
BZ#1335642
仮想マシンをテンプレートとしてデプロイする前のシーリングを Manager でできるようになりました。
仮想マシンをテンプレートとしてデプロイする前のシーリングを Manager でできるようになりました。
BZ#1364947
本リリースでは、OVF の更新が失敗した場合には、ストレージドメインがメンテナンスモードに切り替わらないようになりました。必要な場合にメンテナンスモードを強制するためのオプションのチェックボックスが追加されました。
本リリースでは、OVF の更新が失敗した場合には、ストレージドメインがメンテナンスモードに切り替わらないようになりました。必要な場合にメンテナンスモードを強制するためのオプションのチェックボックスが追加されました。
BZ#1365834
rhev-guest-tools-iso パッケージは rhv-guest-tools-iso という名前になりました。また、ISO ファイル名も新しいブランディングと一致するように変更されました。
rhev-guest-tools-iso パッケージは rhv-guest-tools-iso という名前になりました。また、ISO ファイル名も新しいブランディングと一致するように変更されました。
BZ#1366900
本リリースには、ovirt-engine-hyper-upgrade と呼ばれる新しいユーティリティーが含まれています。4.0 以降のシステムへのアップグレードを誘導するのに使用できます。
本リリースには、ovirt-engine-hyper-upgrade と呼ばれる新しいユーティリティーが含まれています。4.0 以降のシステムへのアップグレードを誘導するのに使用できます。
BZ#1366905
engine はすでに、ネットワーク通信のフィルタリングをサポートしていましたが、今回のリリースで、REST API を使用したフィルターパラメーターの設定が可能となりました。 詳しくは、http://www.ovirt.org/develop/release-management/features/network/networkfilterparameters/#current-implementation-status を参照してください。
engine はすでに、ネットワーク通信のフィルタリングをサポートしていましたが、今回のリリースで、REST API を使用したフィルターパラメーターの設定が可能となりました。
詳しくは、http://www.ovirt.org/develop/release-management/features/network/networkfilterparameters/#current-implementation-status を参照してください。
BZ#1367806
新しい VDSM パラメーターで、「削除後にワイプ」を有効化すると、「dd」コマンドよりもはるかに迅速に、ホストがブロックストレージ上のディスク/スナップショットを削除できます。これは、ストレージが「Write same」をサポートしている場合には特に顕著です。
新しい VDSM パラメーターで、「削除後にワイプ」を有効化すると、「dd」コマンドよりもはるかに迅速に、ホストがブロックストレージ上のディスク/スナップショットを削除できます。これは、ストレージが「Write same」をサポートしている場合には特に顕著です。
BZ#1372163
ライブまたはコールドマージが失敗した場合には、スナップショットのディスクが illegal の状態のままとなる場合があります。illegal のスナップショットディスクのある仮想マシンがシャットダウンされると、その仮想マシンは再起動しません。illegal のスナップショットディスクのある仮想マシンには、感嘆符と、その仮想マシンをシャットダウンをしないように警告するメッセージが表示されます。
ライブまたはコールドマージが失敗した場合には、スナップショットのディスクが illegal の状態のままとなる場合があります。illegal のスナップショットディスクのある仮想マシンがシャットダウンされると、その仮想マシンは再起動しません。illegal のスナップショットディスクのある仮想マシンには、感嘆符と、その仮想マシンをシャットダウンをしないように警告するメッセージが表示されます。
BZ#1374007
本リリースでは、Anaconda の新しいバージョンにストレージ制約のチェックと、特別なパーティショニングレイアウトを必要とする Red Hat Virtualization Host (RHVH) のデフォルト設定が含まれるようになりました。カスタムのパーティショニングを選択した場合は、RHVH には LVM シンプロビジョニングがデフォルトとなります。
本リリースでは、Anaconda の新しいバージョンにストレージ制約のチェックと、特別なパーティショニングレイアウトを必要とする Red Hat Virtualization Host (RHVH) のデフォルト設定が含まれるようになりました。カスタムのパーティショニングを選択した場合は、RHVH には LVM シンプロビジョニングがデフォルトとなります。
BZ#1376843
Python JSON-RPC クライアントは、接続が中断された場合に再接続するようになりました。
Python JSON-RPC クライアントは、接続が中断された場合に再接続するようになりました。
BZ#1379309
今回の更新により、Red Hat Virtualization は、 Red Hat Gluster Storage のイベントフレームワークと統合され、Red Hat Gluster Storage ボリュームエンティティーのリアルタイムのステータスを確認できるようになりました。
今回の更新により、Red Hat Virtualization は、 Red Hat Gluster Storage のイベントフレームワークと統合され、Red Hat Gluster Storage ボリュームエンティティーのリアルタイムのステータスを確認できるようになりました。
BZ#1388595
以前のリリースでは、MAC アドレスに利用可能なプールのデフォルトサイズ 133 が小さすぎたため、今回のリリースでは 1024 に拡張されました。
以前のリリースでは、MAC アドレスに利用可能なプールのデフォルトサイズ 133 が小さすぎたため、今回のリリースでは 1024 に拡張されました。
BZ#1389673
BZ#1391859
新機能により、ファイルベースストレージ上におけるシック割り当てのディスクの作成所要時間が大幅に短縮されました。
新機能により、ファイルベースストレージ上におけるシック割り当てのディスクの作成所要時間が大幅に短縮されました。
BZ#1396925
BZ#1399609
仮想マシンを移行する場合に、ホストを選択するドロップダウンリストで結果をフィルタリングすると、適切な移行先ホストのみが表示されます。
仮想マシンを移行する場合に、ホストを選択するドロップダウンリストで結果をフィルタリングすると、適切な移行先ホストのみが表示されます。
BZ#1400890
以前のリリースでは、engine-rename を使用して Manager の FQDN を変更することができましたが、新しいセルフホストエンジンノードのデプロイ時に Manager は依然として古い値を使用していました。今回のリリースでは、hosted-engine --set-shared-config を使用して hosted-engine.conf の FQDN を変更することができるようになりました。
以前のリリースでは、engine-rename を使用して Manager の FQDN を変更することができましたが、新しいセルフホストエンジンノードのデプロイ時に Manager は依然として古い値を使用していました。今回のリリースでは、hosted-engine --set-shared-config を使用して hosted-engine.conf の FQDN を変更することができるようになりました。
BZ#1404389
engine は直接 LUN の不足している情報または古くなった情報を更新できるようになりました。
engine は直接 LUN の不足している情報または古くなった情報を更新できるようになりました。
BZ#1404509
ホストから SOS レポートを収集する際に、chrony および systemd SOS プラグインで時刻同期に関する情報を収集できるようになりました。また、ovirt-log-collector に新しい「--time-only」オプションが追加され、完全な SOS レポートを収集せずにホストから時間差に関する情報を収集することができるようになったので、操作にかかる時間が大幅に短縮されます。
ホストから SOS レポートを収集する際に、chrony および systemd SOS プラグインで時刻同期に関する情報を収集できるようになりました。また、ovirt-log-collector に新しい「--time-only」オプションが追加され、完全な SOS レポートを収集せずにホストから時間差に関する情報を収集することができるようになったので、操作にかかる時間が大幅に短縮されます。
BZ#1405603
rhevm-setup-plugins は製品名に合わせて rhv-setup-plugins という名前に変更されました。
rhevm-setup-plugins は製品名に合わせて rhv-setup-plugins という名前に変更されました。
BZ#1405805
REST API では、バックアップと復元のためにスナップショットのダウンロードとアップロードがサポートされるようになりました。
REST API では、バックアップと復元のためにスナップショットのダウンロードとアップロードがサポートされるようになりました。
BZ#1408847
Red Hat Virtualization は TLSv1.2 をサポートするようになりました。
Red Hat Virtualization は TLSv1.2 をサポートするようになりました。
BZ#1409766
今回のリリースでは、DWH データベースまたは特定のテーブルに vacuum 操作を実行するメンテナンスツールが追加されました。 このツールは、テーブルの統計を最適化してテーブルを圧縮するので、ディスク領域の使用率が低減され、メンテナンスの効率が高くなる上、テーブルの統計が更新されてクエリーのプランニングが向上します。 また、アップグレード中に vacuum を実行するための engine-setup のダイアログも提供されます。これは、応答ファイルで自動化することが可能です。
今回のリリースでは、DWH データベースまたは特定のテーブルに vacuum 操作を実行するメンテナンスツールが追加されました。
このツールは、テーブルの統計を最適化してテーブルを圧縮するので、ディスク領域の使用率が低減され、メンテナンスの効率が高くなる上、テーブルの統計が更新されてクエリーのプランニングが向上します。
また、アップグレード中に vacuum を実行するための engine-setup のダイアログも提供されます。これは、応答ファイルで自動化することが可能です。
BZ#1411100
BZ#1413316
sosreport 3.4 以降では、collectd の設定を収集する collectd プラグインが log-collector により有効化されます。
sosreport 3.4 以降では、collectd の設定を収集する collectd プラグインが log-collector により有効化されます。
BZ#1416141
Java EE ExecutorService および Quartz の代わりに JBoss ManagedThreadFactory、ManagedExecutorService、ManagedScheduledExecutorService を使用してジョブのスケジュールができるようになりました。
Java EE ExecutorService および Quartz の代わりに JBoss ManagedThreadFactory、ManagedExecutorService、ManagedScheduledExecutorService を使用してジョブのスケジュールができるようになりました。
BZ#1416491
BZ#1417708
以前のリリースでは、ovirt-ha-agent は VDSM と通信する度に新しい json-rpc 接続を開いていました。今回のリリースでは、パフォーマンスを向上させるために、利用可能な場合にはすでに開いている接続の再利用を試みるようになりました。
以前のリリースでは、ovirt-ha-agent は VDSM と通信する度に新しい json-rpc 接続を開いていました。今回のリリースでは、パフォーマンスを向上させるために、利用可能な場合にはすでに開いている接続の再利用を試みるようになりました。
BZ#1418579
ovirt-appliance で SELinux がデフォルトで Enforcing に設定されるようになりました。
ovirt-appliance で SELinux がデフォルトで Enforcing に設定されるようになりました。
BZ#1420039
ダッシュボードの UI に手動のリフレッシュボタンが追加され、現在利用可能なシステム概要情報の表示が更新されるようになりました。使用状況のデータの更新は、(デフォルトの) 5 分間隔のスケジュールには依存しない点に注意してください。
ダッシュボードの UI に手動のリフレッシュボタンが追加され、現在利用可能なシステム概要情報の表示が更新されるようになりました。使用状況のデータの更新は、(デフォルトの) 5 分間隔のスケジュールには依存しない点に注意してください。
BZ#1420068
今回のリリースでは、Red Hat Virtualization Host は、NIST SP 800-53 パーティショニングの要件をサポートし、セキュリティーが強化されるようになりました。Red Hat Virtualization 4.2 にアップグレードする環境は、NIST SP 800-53 パーティショニング要件に一致するように設定されます。
今回のリリースでは、Red Hat Virtualization Host は、NIST SP 800-53 パーティショニングの要件をサポートし、セキュリティーが強化されるようになりました。Red Hat Virtualization 4.2 にアップグレードする環境は、NIST SP 800-53 パーティショニング要件に一致するように設定されます。
BZ#1420404
ユーザーは、管理ポータルで仮想マシンを「1 回実行」で起動する際にウォームリブートまたはコールドリブートすべきかを決定することができるようになりました。これを円滑化するには、「Trap guest reboots」のオプションは「リブート中にこの設定をロールバックする」(Rollback this configuration during reboots) に変更されました。 これにより、仮想マシンは「1 回実行」で起動されてから再起動される際に同じホストで起動することができるようになります。
ユーザーは、管理ポータルで仮想マシンを「1 回実行」で起動する際にウォームリブートまたはコールドリブートすべきかを決定することができるようになりました。これを円滑化するには、「Trap guest reboots」のオプションは「リブート中にこの設定をロールバックする」(Rollback this configuration during reboots) に変更されました。
これにより、仮想マシンは「1 回実行」で起動されてから再起動される際に同じホストで起動することができるようになります。
BZ#1422982
以前のリリースでは、RHV-M Virtual Appliance のデフォルトのメモリー割り当ては常に、ユーザーの追加に対応するのに十分に大きなサイズでした。 本リリースでは、必要に応じてメモリーを増やすことができる swap パーティションが RHV-M Virtual Appliance に含まれるようになりました。
以前のリリースでは、RHV-M Virtual Appliance のデフォルトのメモリー割り当ては常に、ユーザーの追加に対応するのに十分に大きなサイズでした。
本リリースでは、必要に応じてメモリーを増やすことができる swap パーティションが RHV-M Virtual Appliance に含まれるようになりました。
BZ#1425032
katello-agent がデフォルトで Red Hat Virtualization および Red Hat Virtualization Hosts (RHVH) にインストールされ、RHVH イメージに含まれるようになりました。 Katello エージェントは、インストール済みの RPM に関する情報を Satellite に送信します。
katello-agent がデフォルトで Red Hat Virtualization および Red Hat Virtualization Hosts (RHVH) にインストールされ、RHVH イメージに含まれるようになりました。
Katello エージェントは、インストール済みの RPM に関する情報を Satellite に送信します。
BZ#1428498
ホストにピニングされている仮想マシンは、シャットダウンされている場合でも確認できるようになりました。
ホストにピニングされている仮想マシンは、シャットダウンされている場合でも確認できるようになりました。
BZ#1429537
セルフホストエンジンには、GlusterFS 3.8 の代わりに 3.10 が必要になりました。
セルフホストエンジンには、GlusterFS 3.8 の代わりに 3.10 が必要になりました。
BZ#1430799
BZ#1433676
Welcome ページに CA 証明書へのリンクが表示されるようになりました。
Welcome ページに CA 証明書へのリンクが表示されるようになりました。
BZ#1434306
管理およびプロバイダーの画面に「強制削除」のボタンが追加されました。現在、これはボリュームプロバイダー (Cinder) にのみ適用されます。このボタンにより、プロバイダーおよび関連するエンティティー (例: ストレージドメイン、仮想マシン、テンプレート、ディスクなど) がデータベースから削除されます。
管理およびプロバイダーの画面に「強制削除」のボタンが追加されました。現在、これはボリュームプロバイダー (Cinder) にのみ適用されます。このボタンにより、プロバイダーおよび関連するエンティティー (例: ストレージドメイン、仮想マシン、テンプレート、ディスクなど) がデータベースから削除されます。
BZ#1437145
以前のリリースでは、レポートに表示したくない NIC の IP アドレスを ovirt-guest-agent から除外できませんでした。 今回のリリースでは、レポートから除外する NIC の一覧を作成することができるようになりました。これは、Linux システムのみで、仮想マシン単位でサポートされています。 /etc/ovirt-guest-agent.conf に「ignored_nics」という新しいフィールドが追加され、スペース区切りで NIC を定義することができます。 既存の仮想マシンのみの場合には、Manager のキャッシュで既知の問題があり、NIC をブラックリストに追加する際に NIC の情報が削除されない点に注意してください。
以前のリリースでは、レポートに表示したくない NIC の IP アドレスを ovirt-guest-agent から除外できませんでした。
今回のリリースでは、レポートから除外する NIC の一覧を作成することができるようになりました。これは、Linux システムのみで、仮想マシン単位でサポートされています。 /etc/ovirt-guest-agent.conf に「ignored_nics」という新しいフィールドが追加され、スペース区切りで NIC を定義することができます。
既存の仮想マシンのみの場合には、Manager のキャッシュで既知の問題があり、NIC をブラックリストに追加する際に NIC の情報が削除されない点に注意してください。
BZ#1439332
以前のリリースでは、engine-backup は常に /tmp ディレクトリーを使用していました。このディレクトリーが満杯になった場合に問題がありました。今回のリリースでは、engine-backup の一時ディレクトリーを変更できるようになりました。
以前のリリースでは、engine-backup は常に /tmp ディレクトリーを使用していました。このディレクトリーが満杯になった場合に問題がありました。今回のリリースでは、engine-backup の一時ディレクトリーを変更できるようになりました。
BZ#1441059
BZ#1441501
BZ#1445681
REST API クライアントでは、SSO 認証のエラーが応答の本文に表示されるようになりました。以下に例を示します。 "<html><head><title>Error</title></head><body>access_denied: Cannot authenticate user 'admin@internal': The username or password is incorrect.</body></html>"
REST API クライアントでは、SSO 認証のエラーが応答の本文に表示されるようになりました。以下に例を示します。 "<html><head><title>Error</title></head><body>access_denied: Cannot authenticate user 'admin@internal': The username or password is incorrect.</body></html>"
BZ#1446480
本リリースでは、システムのアップタイムに関する統計とレポートを収集する collectd アップタイムプラグインが導入されました。
本リリースでは、システムのアップタイムに関する統計とレポートを収集する collectd アップタイムプラグインが導入されました。
BZ#1447300
POWER ホストでスパース化とsysprep を実行できるようになりました。
POWER ホストでスパース化とsysprep を実行できるようになりました。
BZ#1450749
管理ポータルの UI が再設計され、最新の PatternFly の標準と一致するようになりました。プライマリーナビゲーションは縦のナビゲーションに変換され、画面の左側のシステムツリーが置き換えられました。以前のバージョンで使用されていたマスター情報ベースのビューは、オブジェクトごとページが表示される (1 レベルのタブの) デザインに変更されました。
管理ポータルの UI が再設計され、最新の PatternFly の標準と一致するようになりました。プライマリーナビゲーションは縦のナビゲーションに変換され、画面の左側のシステムツリーが置き換えられました。以前のバージョンで使用されていたマスター情報ベースのビューは、オブジェクトごとページが表示される (1 レベルのタブの) デザインに変更されました。
BZ#1454368
engine-setup を対話的に実行している間に OVN プロバイダーのインストールと設定を行う場合には、engine-setup により OVN の応答が応答ファイルに保存されるので、その生成された応答ファイルを使用して engine-setup を実行すると、質問を尋ねられなくなります。
engine-setup を対話的に実行している間に OVN プロバイダーのインストールと設定を行う場合には、engine-setup により OVN の応答が応答ファイルに保存されるので、その生成された応答ファイルを使用して engine-setup を実行すると、質問を尋ねられなくなります。
BZ#1455169
本リリースでは、セルフホストエンジンの新たなデプロイメントフローが導入されました。この新しいフローは、engine の現行のコードを使用してセルフホストエンジンのデプロイメントを成功させるために必要な全エンティティーを作成します。 ホスト上には、RHV-M Appliance を使用したローカルブートストラップ用の仮想マシンが作成され、ホストエンジンはその仮想マシンを (Ansible 経由で) 使用してホスト (仮想マシンを実行しているのと同じホスト)、ストレージドメイン、ストレージディスクに加えて、engine で Manager 用仮想マシンとなる仮想マシンを最後に追加します (インポートの必要がなくなります)。 すべてのエンティティーが作成された後に、hosted-engine-setup がブートストラップ用の仮想マシンをシャットダウンできるようになり、そのディスクを engine を使用して作成したディスクにコピーし、セルフホストエンジンの設定ファイルを作成してから、エージェントとブローカーを起動すると、Manager 用の仮想マシンが起動します。
本リリースでは、セルフホストエンジンの新たなデプロイメントフローが導入されました。この新しいフローは、engine の現行のコードを使用してセルフホストエンジンのデプロイメントを成功させるために必要な全エンティティーを作成します。
ホスト上には、RHV-M Appliance を使用したローカルブートストラップ用の仮想マシンが作成され、ホストエンジンはその仮想マシンを (Ansible 経由で) 使用してホスト (仮想マシンを実行しているのと同じホスト)、ストレージドメイン、ストレージディスクに加えて、engine で Manager 用仮想マシンとなる仮想マシンを最後に追加します (インポートの必要がなくなります)。
すべてのエンティティーが作成された後に、hosted-engine-setup がブートストラップ用の仮想マシンをシャットダウンできるようになり、そのディスクを engine を使用して作成したディスクにコピーし、セルフホストエンジンの設定ファイルを作成してから、エージェントとブローカーを起動すると、Manager 用の仮想マシンが起動します。
BZ#1456414
「削除後に破棄」フィールドのデフォルト値が 「false」から「true」に変更されました。「削除後に破棄」のチェックボックスは管理ポータルで選択され、REST API で作成されたブロックストレージドメインには、「削除後に破棄」はデフォルトで有効化されます。
「削除後に破棄」フィールドのデフォルト値が 「false」から「true」に変更されました。「削除後に破棄」のチェックボックスは管理ポータルで選択され、REST API で作成されたブロックストレージドメインには、「削除後に破棄」はデフォルトで有効化されます。
BZ#1457239
以前のリリースでは、管理ポータルから仮想マシンをハイパフォーマンスワークロードに設定するには、多数の設定値を理解した上で設定する必要があるため困難でした。また、ヒュージページや IO スレッドピニングなど、仮想マシンのパフォーマンスを向上させるために不可欠である一部の機能は全くサポートされていませんでした。 今回のリリースでは、仮想マシンの設定時にハイパフォーマンスという最適化タイプを使用できるようになりました。このタイプでは、可能な限り高いパフォーマンスで仮想マシンを実行することが可能で、パフォーマンスメトリックはベアメタルに可能な限り近くなります。ハイパフォーマンスの最適化を選択すると、一部の仮想マシンの設定は自動的に設定され、その他の設定については、推奨される手動設定についての説明が提示されます。
以前のリリースでは、管理ポータルから仮想マシンをハイパフォーマンスワークロードに設定するには、多数の設定値を理解した上で設定する必要があるため困難でした。また、ヒュージページや IO スレッドピニングなど、仮想マシンのパフォーマンスを向上させるために不可欠である一部の機能は全くサポートされていませんでした。
今回のリリースでは、仮想マシンの設定時にハイパフォーマンスという最適化タイプを使用できるようになりました。このタイプでは、可能な限り高いパフォーマンスで仮想マシンを実行することが可能で、パフォーマンスメトリックはベアメタルに可能な限り近くなります。ハイパフォーマンスの最適化を選択すると、一部の仮想マシンの設定は自動的に設定され、その他の設定については、推奨される手動設定についての説明が提示されます。
BZ#1457471
以前のリリースでは、ovirt-ha-agent は、getHardwareInfo を使用する各メッセージで VDSM への JSON RPC 接続を更新して検証していました。今回のリリースでは、JSON RPC クライアントが内部で再接続のメカニズムをサポートするようになったため、ovirt-ha-agent 側で常に新規接続を作成する必要はなくなりました。
以前のリリースでは、ovirt-ha-agent は、getHardwareInfo を使用する各メッセージで VDSM への JSON RPC 接続を更新して検証していました。今回のリリースでは、JSON RPC クライアントが内部で再接続のメカニズムをサポートするようになったため、ovirt-ha-agent 側で常に新規接続を作成する必要はなくなりました。
BZ#1458501
REST-API が LLDP をサポートするようになりました。詳しくは http://www.ovirt.org/develop/release-management/features/network/lldp/ を参照してください。
REST-API が LLDP をサポートするようになりました。詳しくは http://www.ovirt.org/develop/release-management/features/network/lldp/ を参照してください。
BZ#1459134
今回のリリースでは、engine には、新機能とより高いパフォーマンスを提供する PostgreSQL 9.5 以降のバージョンが必要となりました。engine-setup ツールは、既存のデータベースを Software Collections PostgreSQL 9.5 に更新する場合や、そのバージョンを新規設定に使用する場合に役立ちます。
今回のリリースでは、engine には、新機能とより高いパフォーマンスを提供する PostgreSQL 9.5 以降のバージョンが必要となりました。engine-setup ツールは、既存のデータベースを Software Collections PostgreSQL 9.5 に更新する場合や、そのバージョンを新規設定に使用する場合に役立ちます。
BZ#1459908
仮想ネットワークインターフェースおよびホストネットワークインターフェースの rx_rate、tx_rate、rx_drop、tx_drop の精度が高くなり、REST API でより正確なネットワークインターフェースの統計を生成できるようになりました。
仮想ネットワークインターフェースおよびホストネットワークインターフェースの rx_rate、tx_rate、rx_drop、tx_drop の精度が高くなり、REST API でより正確なネットワークインターフェースの統計を生成できるようになりました。
BZ#1460609
ovirt-host という新しいパッケージが導入され、ホストのパッケージに必要な項目が単一のメタパッケージに統合されました。
ovirt-host という新しいパッケージが導入され、ホストのパッケージに必要な項目が単一のメタパッケージに統合されました。
BZ#1461251
アプライアンスの RPM が利用できない場合や利用したくない場合には、ローカルで保存したアプライアンス OVA を指定できるようになりました。
アプライアンスの RPM が利用できない場合や利用したくない場合には、ローカルで保存したアプライアンス OVA を指定できるようになりました。
BZ#1462294
BZ#1462629
コンピュート > ホストの詳細ビューのネットワークインターフェースタブが再設計され、重要な NIC 情報が常に表示されるようになりました。各ネットワークインターフェースの展開/折りたたむのボタンで展開して、より詳細な情報を確認することができます。
コンピュート > ホストの詳細ビューのネットワークインターフェースタブが再設計され、重要な NIC 情報が常に表示されるようになりました。各ネットワークインターフェースの展開/折りたたむのボタンで展開して、より詳細な情報を確認することができます。
BZ#1462811
Ansible ロール ovirt-host-deploy[1] がホストのインストール/再インストールのフローの一環として実行されるようになりました。このロールは、ovirt-ansible-roles パッケージに含まれており、デフォルトで Red Hat Virtualization Manager にインストールされます。 [1] /usr/share/doc/ansible/rols/ovirt-host-deploy/README.md
Ansible ロール ovirt-host-deploy[1] がホストのインストール/再インストールのフローの一環として実行されるようになりました。このロールは、ovirt-ansible-roles パッケージに含まれており、デフォルトで Red Hat Virtualization Manager にインストールされます。
[1] /usr/share/doc/ansible/rols/ovirt-host-deploy/README.md
BZ#1462821
ovirt-ansible-roles パッケージには、管理者が一般的な Red Hat Virtualization タスクを実行するのに役立つ Ansible ロールが含まれています。ロールはすべて、Ansible を使用してコマンドラインから実行することが可能ですが、それらのロールの一部は Red Hat Virtualization Manager から直接実行されます。これらのロールに関するさらに詳しい情報は、パッケージ[1] に同梱されている README.md ファイルまたはソースコードのリポジトリー[2] で直接参照することができます。 [1] /usr/share/doc/ovirt-ansible-roles/README.md [2] https://github.com/ovirt/ovirt-ansible
ovirt-ansible-roles パッケージには、管理者が一般的な Red Hat Virtualization タスクを実行するのに役立つ Ansible ロールが含まれています。ロールはすべて、Ansible を使用してコマンドラインから実行することが可能ですが、それらのロールの一部は Red Hat Virtualization Manager から直接実行されます。これらのロールに関するさらに詳しい情報は、パッケージ[1] に同梱されている README.md ファイルまたはソースコードのリポジトリー[2] で直接参照することができます。
[1] /usr/share/doc/ovirt-ansible-roles/README.md
[2] https://github.com/ovirt/ovirt-ansible
BZ#1463633
BZ#1463853
BZ#1464486
以前のリリースでは、RPM の命名スキームの一部にバージョンタグが使用されていました (例: "4.1.timestamp")。このため、アップストリームとダウンストリームのバージョニングスキームが異なっていました。今回のリリースでは、ダウンストリームのバージョニングスキームをアップストリームのスキームに合わせるようになり、タイムスタンプはバージョンタグからリリースタグに移行されました。
以前のリリースでは、RPM の命名スキームの一部にバージョンタグが使用されていました (例: "4.1.timestamp")。このため、アップストリームとダウンストリームのバージョニングスキームが異なっていました。今回のリリースでは、ダウンストリームのバージョニングスキームをアップストリームのスキームに合わせるようになり、タイムスタンプはバージョンタグからリリースタグに移行されました。
BZ#1468965
ログイン/ログアウトに関する監査ログメッセージにはすべてユーザー名だけでなく、ユーザーの接続元のクライアントの IP アドレスとセッションの ID (存在する場合) が含まれるようになり、単一のクライアントからの複数の接続を区別できるようになりました。
ログイン/ログアウトに関する監査ログメッセージにはすべてユーザー名だけでなく、ユーザーの接続元のクライアントの IP アドレスとセッションの ID (存在する場合) が含まれるようになり、単一のクライアントからの複数の接続を区別できるようになりました。
BZ#1471833
configure_ovirt_machines_for_metrics スクリプトでオプションの Ansible パラメーターを ansible-playbook に渡せるようになり、柔軟性が向上しました。
configure_ovirt_machines_for_metrics スクリプトでオプションの Ansible パラメーターを ansible-playbook に渡せるようになり、柔軟性が向上しました。
BZ#1472747
BZ#1474209
以前のリリースでは、hosted-engine-setup は、ユーザーが同じ CHAP ユーザー名とパスワードを iSCSI ディスカバリーと iSCSI ログインの両方に設定していることを前提としていました。今回のリリースでは、セットアップ時に iSCSI ディスカバリーと iSCSI ログイン向けに異なるユーザー名とパスワードの組み合わせを渡すことができるようになりました。
以前のリリースでは、hosted-engine-setup は、ユーザーが同じ CHAP ユーザー名とパスワードを iSCSI ディスカバリーと iSCSI ログインの両方に設定していることを前提としていました。今回のリリースでは、セットアップ時に iSCSI ディスカバリーと iSCSI ログイン向けに異なるユーザー名とパスワードの組み合わせを渡すことができるようになりました。
BZ#1475113
collectd と fluentd は、メトリックストア機能の一環として、CPU の使用率、メモリー、インターフェースのメトリックなどのデータをリモートメトリックストアに送信するためにデプロイ/設定されます。
collectd と fluentd は、メトリックストア機能の一環として、CPU の使用率、メモリー、インターフェースのメトリックなどのデータをリモートメトリックストアに送信するためにデプロイ/設定されます。
BZ#1475780
デフォルトのゼロ化の方法は、「dd」から「blkdiscard」に変更されました。新しいデフォルトの方法は、ストレージのオフロードを使用することができるので (ストレージアレイでサポートされている場合)、「dd」よりもパフォーマンスがはるかに高く、使用するネットワーク帯域幅が大幅に縮小されます。必要な場合には、/etc/vdsm/vdsm.conf で「zero_method」パラメーターを「dd」に変更することで、ゼロ化の方法をローカルで「dd」に戻すことが可能です。
デフォルトのゼロ化の方法は、「dd」から「blkdiscard」に変更されました。新しいデフォルトの方法は、ストレージのオフロードを使用することができるので (ストレージアレイでサポートされている場合)、「dd」よりもパフォーマンスがはるかに高く、使用するネットワーク帯域幅が大幅に縮小されます。必要な場合には、/etc/vdsm/vdsm.conf で「zero_method」パラメーターを「dd」に変更することで、ゼロ化の方法をローカルで「dd」に戻すことが可能です。
BZ#1479714
今回の更新で、レプリカ 1 gluster ボリューム上でセルフホストエンジンを実行するためのサポートが更新され、単一ノードのハイパーコンバージドデプロイメントが可能となりました。
今回の更新で、レプリカ 1 gluster ボリューム上でセルフホストエンジンを実行するためのサポートが更新され、単一ノードのハイパーコンバージドデプロイメントが可能となりました。
BZ#1480433
Kdump の統合をオンまたはオフに切り替えた場合や、カーネルコマンドラインパラメーターを変更した場合には、ホストを再インストールする必要があります。 クラスターのファイアウォールタイプを変更した場合には、そのクラスターに内の全ホストを再インストールする必要があります。 コンピュート > ホストの感嘆符のアイコンは、ホストの再インストールが必要であることを示しています。詳しい情報は、イベントタブのホストの詳細ビューに表示されます。
Kdump の統合をオンまたはオフに切り替えた場合や、カーネルコマンドラインパラメーターを変更した場合には、ホストを再インストールする必要があります。
クラスターのファイアウォールタイプを変更した場合には、そのクラスターに内の全ホストを再インストールする必要があります。
コンピュート > ホストの感嘆符のアイコンは、ホストの再インストールが必要であることを示しています。詳しい情報は、イベントタブのホストの詳細ビューに表示されます。
BZ#1483305
REST API でディスクスナップショットのダウンロードがサポートされるようになりました。
REST API でディスクスナップショットのダウンロードがサポートされるようになりました。
BZ#1484058
Manager は、ブラウザーを使用したディスクのダウンロードをサポートするようになりました。
Manager は、ブラウザーを使用したディスクのダウンロードをサポートするようになりました。
BZ#1484060
本リリースでは、イメージのダウンロード中にステータスのコラムに進捗バーが表示されるようになりました。また、ダウンロードの完了時には、ダウンロード -> キャンセルをクリックする必要はなくなりました。
本リリースでは、イメージのダウンロード中にステータスのコラムに進捗バーが表示されるようになりました。また、ダウンロードの完了時には、ダウンロード -> キャンセルをクリックする必要はなくなりました。
BZ#1486006
Manager のゲストオペレーティングシステムの一覧に「SUSE Linux Enterprise Server 11+」が追加されました。
Manager のゲストオペレーティングシステムの一覧に「SUSE Linux Enterprise Server 11+」が追加されました。
BZ#1486207
oVirt.cluster-upgrade ロールを使用して、クラスター内の全ホストのアップグレードを自動化できるようになりました。
oVirt.cluster-upgrade ロールを使用して、クラスター内の全ホストのアップグレードを自動化できるようになりました。
BZ#1486237
oVirt.infra Ansible ロールを使用して、データセンターの設定を自動化できるようになりました。
oVirt.infra Ansible ロールを使用して、データセンターの設定を自動化できるようになりました。
BZ#1486239
oVirt.image-template Ansible ロールを使用して、外部のイメージからの仮想マシンテンプレートの作成を自動化することができるようになりました。
oVirt.image-template Ansible ロールを使用して、外部のイメージからの仮想マシンテンプレートの作成を自動化することができるようになりました。
BZ#1486243
oVirt.manageiq Ansible ロールを使用して、ManageIQ または Red Hat CloudForms QCOW2 イメージをダウンロードして、そのイメージから仮想マシンを作成できるようになりました。また、ManageIQ または Red Hat CloudForms のインストールでプロバイダーを登録することもできます。
oVirt.manageiq Ansible ロールを使用して、ManageIQ または Red Hat CloudForms QCOW2 イメージをダウンロードして、そのイメージから仮想マシンを作成できるようになりました。また、ManageIQ または Red Hat CloudForms のインストールでプロバイダーを登録することもできます。
BZ#1486249
oVirt.vm-infra Ansible ロールを使用して、仮想マシンインフラストラークチャーの作成を自動化できるようになりました。
oVirt.vm-infra Ansible ロールを使用して、仮想マシンインフラストラークチャーの作成を自動化できるようになりました。
BZ#1486712
以前のリリースでは、管理ポータルで外部の仮想マシンを特定する方法はありませんでした。外部のマシンは、Manager によって管理されていないため、基本的な操作しか実行できませんでした。今回のリリースでは、外部仮想マシンは「external」のプレフィックスで特定できます。
以前のリリースでは、管理ポータルで外部の仮想マシンを特定する方法はありませんでした。外部のマシンは、Manager によって管理されていないため、基本的な操作しか実行できませんでした。今回のリリースでは、外部仮想マシンは「external」のプレフィックスで特定できます。
BZ#1488014
Ansible メトリックの実行のログは /var/log/ovirt-engine/ansible/ が保存されるようになりました。
Ansible メトリックの実行のログは /var/log/ovirt-engine/ansible/ が保存されるようになりました。
BZ#1488466
taskcleaner および unlock_entity の実行スクリプトではいずれもユーザー、データベース、ポート、サーバー名のオプション (-u、d、-p、-s) が削除されました。また、PGPASSWORD をエクスポートする必要はなくなりました。Manager の設定ファイルからすべての値が取得されます。
taskcleaner および unlock_entity の実行スクリプトではいずれもユーザー、データベース、ポート、サーバー名のオプション (-u、d、-p、-s) が削除されました。また、PGPASSWORD をエクスポートする必要はなくなりました。Manager の設定ファイルからすべての値が取得されます。
BZ#1489328
以前のバージョンでは管理者は、unlock_entity.sh の呼び出し時に毎回「-q」オプションを使用して特定のエンティティータイプ (「vm」、「disk」、「snapshot」) を渡す必要がありましたが 1 回の呼び出しで全エンティティータイプを処理する方法はありませんでした。今回のリリースでは、「-q」オプションで新しい「all」の値を渡して、全エンティティータイプを一度に処理することができます。
以前のバージョンでは管理者は、unlock_entity.sh の呼び出し時に毎回「-q」オプションを使用して特定のエンティティータイプ (「vm」、「disk」、「snapshot」) を渡す必要がありましたが 1 回の呼び出しで全エンティティータイプを処理する方法はありませんでした。今回のリリースでは、「-q」オプションで新しい「all」の値を渡して、全エンティティータイプを一度に処理することができます。
BZ#1489567
Red Hat Virtualization Manager で、インストールされている Red Hat Virtualization Host のバージョンが表示されるようになりました。
Red Hat Virtualization Manager で、インストールされている Red Hat Virtualization Host のバージョンが表示されるようになりました。
BZ#1490041
ipa-client パッケージはホストにデフォルトでインストールされ、Red Hat Virtualization Host に含まれるようになりました。 IPA クライアントにより、Cockpit の証明書の署名と Red Hat IdM を使用した SSO の統合が可能となり、ホストは IdM レルムに追加されます。
ipa-client パッケージはホストにデフォルトでインストールされ、Red Hat Virtualization Host に含まれるようになりました。
IPA クライアントにより、Cockpit の証明書の署名と Red Hat IdM を使用した SSO の統合が可能となり、ホストは IdM レルムに追加されます。
BZ#1490447
以前のリリースでは、クラスター内の全ホストからデータが収集され、出力ファイルが作成されていましたが、処理するのにサイズが大きすぎました。今回のリリースでは、hypervisor-per-cluster オプションにより、1 つのクラスターでは単一のホスト (ストレージプールマネージャーが利用可能な場合) からデータが収集できるようになりました。
以前のリリースでは、クラスター内の全ホストからデータが収集され、出力ファイルが作成されていましたが、処理するのにサイズが大きすぎました。今回のリリースでは、hypervisor-per-cluster オプションにより、1 つのクラスターでは単一のホスト (ストレージプールマネージャーが利用可能な場合) からデータが収集できるようになりました。
BZ#1490866
Red Hat Virtualization 4.2 では Iptables が非推奨となり、バージョン 4.3 では完全に削除される予定です。管理者は、4.2 から導入されている firewalld に切り替える必要があります。切り替えなかった場合には、Manager が 30 日毎にレビューを実行し、監査ログで警告のイベントを発生させます。engine-config のヘルプには、iptables 関連の設定の警告メッセージが追加されました。
Red Hat Virtualization 4.2 では Iptables が非推奨となり、バージョン 4.3 では完全に削除される予定です。管理者は、4.2 から導入されている firewalld に切り替える必要があります。切り替えなかった場合には、Manager が 30 日毎にレビューを実行し、監査ログで警告のイベントを発生させます。engine-config のヘルプには、iptables 関連の設定の警告メッセージが追加されました。
BZ#1491771
RHV-M で単一の Gluster ブリックを使用したストレージドメインの作成ができるようになりました。
RHV-M で単一の Gluster ブリックを使用したストレージドメインの作成ができるようになりました。
BZ#1492067
ホストデバイスの一覧に「mdev_type」のコラムが表示されるようになりました。以前のリリースでは、mdev デバイスを仮想マシンに渡したい場合には、ハイパーバイザーに SSH 接続して VDSM コマンドを実行し、mdev_type のデバイスを特定する必要がありました。現在はこの情報が UI で公開されるようになりました。
ホストデバイスの一覧に「mdev_type」のコラムが表示されるようになりました。以前のリリースでは、mdev デバイスを仮想マシンに渡したい場合には、ハイパーバイザーに SSH 接続して VDSM コマンドを実行し、mdev_type のデバイスを特定する必要がありました。現在はこの情報が UI で公開されるようになりました。
BZ#1492706
engine に OVN が必要となりました。
engine に OVN が必要となりました。
BZ#1496382
BZ#1497612
BZ#1498327
ループのイテレーションごとに OVF ストレージの場所の検索しないようにすることでモニタリングのループの実行時間を短縮しました。OVF ストレージの場所は保存して再利用されるようになり、エラーが発生した場合にのみ期限切れとなります。
ループのイテレーションごとに OVF ストレージの場所の検索しないようにすることでモニタリングのループの実行時間を短縮しました。OVF ストレージの場所は保存して再利用されるようになり、エラーが発生した場合にのみ期限切れとなります。
BZ#1500579
今回のリリースでは、使用状況に関する情報を提供する Balloon サービスがインストールされ、Balloon ドライバーがインストールされているいずれのホストでもデフォルトで有効化されます。
今回のリリースでは、使用状況に関する情報を提供する Balloon サービスがインストールされ、Balloon ドライバーがインストールされているいずれのホストでもデフォルトで有効化されます。
BZ#1503148
RHV 4.2 では NTP が非推奨となり、chrony が推奨されるようになりました。更新されたデフォルトの設定により RHV-H から RHV 4.2 にアップグレードして、ユーザーの介入なしで NTP から chrony にシームレスに移行することができます。
RHV 4.2 では NTP が非推奨となり、chrony が推奨されるようになりました。更新されたデフォルトの設定により RHV-H から RHV 4.2 にアップグレードして、ユーザーの介入なしで NTP から chrony にシームレスに移行することができます。
BZ#1505398
Open vSwitch がすでにインストール済みの場合には、engine のインストールが失敗し、Open vSwitch の競合の警告が表示されます。(これは、Open vSwitch が未インストールの場合には表示されません)。正しいバージョンの Open vSwitch (例: 「yumdownloader openvswitch-2.7.2」) をダウンロードして RPM をインストールする (「yum downgrade openvswitch-2.7.2-10.git20170914.el7fdp.x86_64.rpm」) のが解決策となります。RPM を直接使用して yum の警告が表示された場合には、「yum clean all」 のコマンドで yum キャッシュをクリアしてください。
Open vSwitch がすでにインストール済みの場合には、engine のインストールが失敗し、Open vSwitch の競合の警告が表示されます。(これは、Open vSwitch が未インストールの場合には表示されません)。正しいバージョンの Open vSwitch (例: 「yumdownloader openvswitch-2.7.2」) をダウンロードして RPM をインストールする (「yum downgrade openvswitch-2.7.2-10.git20170914.el7fdp.x86_64.rpm」) のが解決策となります。RPM を直接使用して yum の警告が表示された場合には、「yum clean all」 のコマンドで yum キャッシュをクリアしてください。
BZ#1506217
以前のリリースでは、電源管理が有効化されたホストが応答しない場合には、手動でフェンシングする必要がありました。今回のリリースでは、起動時に非アクティブな状態で構成可能な期間 (デフォルトでは 5 分) が経過した後に、Manager がホストのフェンシングを自動的に試みるようになりました。
以前のリリースでは、電源管理が有効化されたホストが応答しない場合には、手動でフェンシングする必要がありました。今回のリリースでは、起動時に非アクティブな状態で構成可能な期間 (デフォルトでは 5 分) が経過した後に、Manager がホストのフェンシングを自動的に試みるようになりました。
BZ#1506697
仮想マシンのファイルシステムは、ライブストレージマイグレーション中に作成される一時スナップショットの取得中にフリーズしなくなりました。これにより、マイグレーションが迅速化されます。
仮想マシンのファイルシステムは、ライブストレージマイグレーション中に作成される一時スナップショットの取得中にフリーズしなくなりました。これにより、マイグレーションが迅速化されます。
BZ#1507277
ストレージドメインから登録する際に、テンプレートの vNIC プロファイルを選択できるようになりました。
ストレージドメインから登録する際に、テンプレートの vNIC プロファイルを選択できるようになりました。
BZ#1507427
本リリースでは、セットアップの Ansible Playbook の 1 つにフックメカニズムが導入され、 engine-setup 用のカスタムの値を hosted-engine-setup の応答ファイルに追加できるようになりました。カスタムの .yml ファイルは Ansible のタスクとともに /usr/share/ovirt-hosted-engine-setup/ansible/hooks/enginevm_before_engine_setup/ および /usr/share/ovirt-hosted-engine-setup/ansible/hooks/enginevm_after_engine_setup/ の下に配置することができます。 最初のタスクセットは、engine-setup の実行前に Manager 用仮想マシンで実行されます (例: カスタムの Manager RPM のインストールや engine-setup 用の応答ファイルへのインジェクション)。2 番目のタスクセットは、engine-setup の後に実行されます (例: engine-config でのパラメーター変更)。 /usr/share/ovirt-hosted-engine-setup/ansible/hooks/enginevm_before_engine_setup/enginevm_before_engine_setup.yml.example および /usr/share/ovirt-hosted-engine-setup/ansible/hooks/enginevm_after_engine_setup/enginevm_after_engine_setup.yml.example の 2 つの例を提供しています。
本リリースでは、セットアップの Ansible Playbook の 1 つにフックメカニズムが導入され、 engine-setup 用のカスタムの値を hosted-engine-setup の応答ファイルに追加できるようになりました。カスタムの .yml ファイルは Ansible のタスクとともに /usr/share/ovirt-hosted-engine-setup/ansible/hooks/enginevm_before_engine_setup/ および /usr/share/ovirt-hosted-engine-setup/ansible/hooks/enginevm_after_engine_setup/ の下に配置することができます。
最初のタスクセットは、engine-setup の実行前に Manager 用仮想マシンで実行されます (例: カスタムの Manager RPM のインストールや engine-setup 用の応答ファイルへのインジェクション)。2 番目のタスクセットは、engine-setup の後に実行されます (例: engine-config でのパラメーター変更)。
/usr/share/ovirt-hosted-engine-setup/ansible/hooks/enginevm_before_engine_setup/enginevm_before_engine_setup.yml.example および /usr/share/ovirt-hosted-engine-setup/ansible/hooks/enginevm_after_engine_setup/enginevm_after_engine_setup.yml.example の 2 つの例を提供しています。
BZ#1508480
mom のプロセスは collectd プロセスプラグインでモニタリングされるようになりました。
mom のプロセスは collectd プロセスプラグインでモニタリングされるようになりました。
BZ#1508481
supervdsm プロセスが collectd プロセスプラグインに追加され、モニタリングできるようになりました。
supervdsm プロセスが collectd プロセスプラグインに追加され、モニタリングできるようになりました。
BZ#1508484
ovirt-engine-dwhd プロセスは、collectd プロセスプラグインでモニタリングされるようになりました。
ovirt-engine-dwhd プロセスは、collectd プロセスプラグインでモニタリングされるようになりました。
BZ#1509065
BZ#1513583
Engine の CA 証明書へのリンクがウェルカムページに追加されました。
Engine の CA 証明書へのリンクがウェルカムページに追加されました。
BZ#1514897
以前のリリースでは、ストレージのエラーが原因で仮想マシンが一時停止されると、ストレージドメインが稼動状態に戻った時点で仮想マシンが再開されていました。この動作は、望ましくない場合もありました (例: 高可用性では状況が複雑化する可能性があります)。今回のリリースでは、仮想マシンごとに設定可能な再開の動作が 3 つあります。 - KILL: その仮想マシンが 80 秒より長く一時停止されている場合には強制終了されます。 - LEAVE_PAUSED: 仮想マシンを一時停止の状態のままにします。 - RESUME: 仮想マシンを再開します。
以前のリリースでは、ストレージのエラーが原因で仮想マシンが一時停止されると、ストレージドメインが稼動状態に戻った時点で仮想マシンが再開されていました。この動作は、望ましくない場合もありました (例: 高可用性では状況が複雑化する可能性があります)。今回のリリースでは、仮想マシンごとに設定可能な再開の動作が 3 つあります。
- KILL: その仮想マシンが 80 秒より長く一時停止されている場合には強制終了されます。
- LEAVE_PAUSED: 仮想マシンを一時停止の状態のままにします。
- RESUME: 仮想マシンを再開します。
BZ#1514927
以前のリリースでは、新たにデプロイされたホストは、メトリックとログを収集するように個別に設定する必要がありました。 今回のリリースでは、Metrics Store サーバーと Manager およびホストの両方でメトリックとログの収集がすでに設定済みのシステムでは、新たにデプロイされるホストはすべて自動設定されるようになりました。
以前のリリースでは、新たにデプロイされたホストは、メトリックとログを収集するように個別に設定する必要がありました。
今回のリリースでは、Metrics Store サーバーと Manager およびホストの両方でメトリックとログの収集がすでに設定済みのシステムでは、新たにデプロイされるホストはすべて自動設定されるようになりました。
BZ#1514942
本リリースでは、ImageTransfer エンティティーでホストを指定する機能が追加されました。これは、アップロードに特定のホストを使用する場合に役立ちます。
本リリースでは、ImageTransfer エンティティーでホストを指定する機能が追加されました。これは、アップロードに特定のホストを使用する場合に役立ちます。
BZ#1515308
gluster イベントに対するフックの評価によりパフォーマンスが低下する場合があります。今回の更新により、 SMB や NFS フックなど、ハイパーコンバージドデプロイメントには無関係のフックは無効化されました。
gluster イベントに対するフックの評価によりパフォーマンスが低下する場合があります。今回の更新により、 SMB や NFS フックなど、ハイパーコンバージドデプロイメントには無関係のフックは無効化されました。
BZ#1515698
カーネルの CVE の修復を迅速化し、より新しいカーネルの修正をテストできるようにするために、RHVH ではイメージ全体を更新しない新規カーネルのインストールがサポートされるようになりました。新規カーネルのインストールでは、ブートローダーの設定が適切に更新されます。
カーネルの CVE の修復を迅速化し、より新しいカーネルの修正をテストできるようにするために、RHVH ではイメージ全体を更新しない新規カーネルのインストールがサポートされるようになりました。新規カーネルのインストールでは、ブートローダーの設定が適切に更新されます。
BZ#1517774
この機能は、 OpenStack Networking API によって定義される基本的なルーターのサポートを提供します。 「external_gateway_info」プロパティーはこの機能ではサポートされていない点に注意してください。
この機能は、 OpenStack Networking API によって定義される基本的なルーターのサポートを提供します。
「external_gateway_info」プロパティーはこの機能ではサポートされていない点に注意してください。
BZ#1517832
それらのホストタブの仮想マシンの詳細ビューで、仮想マシンの名前をクリックすると、その仮想マシンの詳細情報のビューを直接開くことができます。
それらのホストタブの仮想マシンの詳細ビューで、仮想マシンの名前をクリックすると、その仮想マシンの詳細情報のビューを直接開くことができます。
BZ#1518689
Otopi は、エラー発生後にマシンのネットワーク接続のログを記録することができます。このオプションは、otopi-debug-plugins のパッケージをインストールして有効化します。この機能は、「Address already in use」のエラーによってサービスの起動が失敗した場合のデバッグに役立てることができます。
Otopi は、エラー発生後にマシンのネットワーク接続のログを記録することができます。このオプションは、otopi-debug-plugins のパッケージをインストールして有効化します。この機能は、「Address already in use」のエラーによってサービスの起動が失敗した場合のデバッグに役立てることができます。
BZ#1520126
以前のリリースでは、メトリックインデックスのキュレーターのパラメーターを設定するには、ユーザーが手動で更新する必要がありました。 今回のリリースでは、キュレーターのパラメーターはメトリック設定スクリプトの実行時に設定されるようになりました。
以前のリリースでは、メトリックインデックスのキュレーターのパラメーターを設定するには、ユーザーが手動で更新する必要がありました。
今回のリリースでは、キュレーターのパラメーターはメトリック設定スクリプトの実行時に設定されるようになりました。
BZ#1520424
今回のリリースでは、Manager の起動後に、設定可能な沈黙時間 (デフォルトでは 5 分) が経過しても、電源管理が設定されたホストが応答なしの場合には、フェンシングを自動的に試みるようになりました。以前のリリースでは、ユーザーが手動でフェンシングする必要がありました。
今回のリリースでは、Manager の起動後に、設定可能な沈黙時間 (デフォルトでは 5 分) が経過しても、電源管理が設定されたホストが応答なしの場合には、フェンシングを自動的に試みるようになりました。以前のリリースでは、ユーザーが手動でフェンシングする必要がありました。
BZ#1524824
Red Hat Virtualization はゲスト仮想マシンに AMD EPYC プロセッサーをサポートするようになりました。
Red Hat Virtualization はゲスト仮想マシンに AMD EPYC プロセッサーをサポートするようになりました。
BZ#1528371
今回の更新により、engine-setup で PostgreSQL を 9.2 から 9.5 にアップグレードできるようになりました。これは、9.2 データベースのロケールがシステムのロケールとは異なる場合でも可能です。
今回の更新により、engine-setup で PostgreSQL を 9.2 から 9.5 にアップグレードできるようになりました。これは、9.2 データベースのロケールがシステムのロケールとは異なる場合でも可能です。
BZ#1530675
物理ホストネットワークに接続する OVN ネットワークを作成できるようになりました。この機能により、外部ネットワーク上の仮想マシンがデータセンター内の仮想マシンと同じネットワーク上に配置することが可能となります。
物理ホストネットワークに接続する OVN ネットワークを作成できるようになりました。この機能により、外部ネットワーク上の仮想マシンがデータセンター内の仮想マシンと同じネットワーク上に配置することが可能となります。
BZ#1530730
Manager と REST API は、ISO イメージをデータストレージドメインにアップロードして CDROM デバイスとして仮想マシンにアタッチする操作をサポートするようになりました。
Manager と REST API は、ISO イメージをデータストレージドメインにアップロードして CDROM デバイスとして仮想マシンにアタッチする操作をサポートするようになりました。
BZ#1530919
単一の config.yml ファイルの代わりにメトリック用の vars ディレクトリーが提供されるようになり、パスはハードコードされません。変数のファイルは /etc/config.yml.d/ に追加することが可能で、Ansible Playbook で使用されます。
単一の config.yml ファイルの代わりにメトリック用の vars ディレクトリーが提供されるようになり、パスはハードコードされません。変数のファイルは /etc/config.yml.d/ に追加することが可能で、Ansible Playbook で使用されます。
BZ#1532083
validate、fail-over、fail-back、generate_vars などの複数の操作を実行するために新規スクリプトが追加されました。
validate、fail-over、fail-back、generate_vars などの複数の操作を実行するために新規スクリプトが追加されました。
BZ#1534212
本リリースでは、セルフホストエンジンは IBRS 互換の CPU にインストールできるようになり、クラスターの CPU タイプはそれに応じて設定されます。
本リリースでは、セルフホストエンジンは IBRS 互換の CPU にインストールできるようになり、クラスターの CPU タイプはそれに応じて設定されます。
BZ#1537032
Red Hat Virtualization で Skylake Server CPU ファミリーがサポートされるようになりました。 注記: これと区別するために、以前の「Skylake」は「Skylake Client」という名前に変更されました。
Red Hat Virtualization で Skylake Server CPU ファミリーがサポートされるようになりました。
注記: これと区別するために、以前の「Skylake」は「Skylake Client」という名前に変更されました。
BZ#1537498
CloudForms Infrastructure Migration プロジェクトの一環として、また virt-v2v を加速するために、ホスト上の RHV 管理エージェントリポジトリーで ndbkit が利用できるようになりました。
CloudForms Infrastructure Migration プロジェクトの一環として、また virt-v2v を加速するために、ホスト上の RHV 管理エージェントリポジトリーで ndbkit が利用できるようになりました。
BZ#1537501
CloudForms Infrastructure Migration プロジェクトの一環として、また virt-v2v を加速するために、ホスト上の RHVH リポジトリーで ndbkit が利用できるようになりました。
CloudForms Infrastructure Migration プロジェクトの一環として、また virt-v2v を加速するために、ホスト上の RHVH リポジトリーで ndbkit が利用できるようになりました。
BZ#1539363
TransferImageClientInactivityTimeoutInSeconds と呼ばれる新しい設定オプション (デフォルト = 60 秒) が利用できるようになりました。イメージの転送でアクティビティーがない場合には、この設定値と等しい期間に Manager が転送をモニタリングしてから停止します。アップロード中には、転送が一時停止され、再開することができます。ダウンロード中には転送はキャンセルされます。 この設定オプションは、Manager および Rest API でのアップロードとダウンロードに利用可能です。 注記: UploadImageUiInactivityTimeoutInSeconds の設定オプションは削除されました。
TransferImageClientInactivityTimeoutInSeconds と呼ばれる新しい設定オプション (デフォルト = 60 秒) が利用できるようになりました。イメージの転送でアクティビティーがない場合には、この設定値と等しい期間に Manager が転送をモニタリングしてから停止します。アップロード中には、転送が一時停止され、再開することができます。ダウンロード中には転送はキャンセルされます。
この設定オプションは、Manager および Rest API でのアップロードとダウンロードに利用可能です。
注記: UploadImageUiInactivityTimeoutInSeconds の設定オプションは削除されました。
BZ#1539636
今回の更新により、Red Hat Gluster Storage ブリックに使用されるシンプール上の vbmcache の設定に対するサポートが追加されました。これにより、ブリックがより低速の HDD で構成されている場合に SSD デバイスの優れた I/O パフォーマンスを活用して、Gluster ボリュームのパフォーマンスを向上させることができます。
今回の更新により、Red Hat Gluster Storage ブリックに使用されるシンプール上の vbmcache の設定に対するサポートが追加されました。これにより、ブリックがより低速の HDD で構成されている場合に SSD デバイスの優れた I/O パフォーマンスを活用して、Gluster ボリュームのパフォーマンスを向上させることができます。
BZ#1540289
JBoss の jboss.as.management.blocking.timeout オプションのデフォルト値は、 /etc/ovirt-engine/engine.conf.d/99-jboss-blocking-timeout.conf を作成して、 「ENGINE_JBOSS_BLOCKING_TIMEOUT=NNN」 (「NNN」 はタイムアウトの値を秒単位で指定) を設定することによって変更可能です。
JBoss の jboss.as.management.blocking.timeout オプションのデフォルト値は、 /etc/ovirt-engine/engine.conf.d/99-jboss-blocking-timeout.conf を作成して、 「ENGINE_JBOSS_BLOCKING_TIMEOUT=NNN」 (「NNN」 はタイムアウトの値を秒単位で指定) を設定することによって変更可能です。
BZ#1540548
以前のリリースでは、I/O エラーが原因で長時間一時停止された仮想マシンは、engine が再起動を試みた際にのみ強制終了されていました。今回のリリースでは高可用性の一部としてデフォルトの設定が追加され、I/O エラーが原因で長時間一時停止された仮想マシンは、再開するかどうか否かや、いつ再開するかには関係なく強制終了されるようになりました。これにより、一時停止された高可用性の仮想マシンを移行して再起動できるようになりました。
以前のリリースでは、I/O エラーが原因で長時間一時停止された仮想マシンは、engine が再起動を試みた際にのみ強制終了されていました。今回のリリースでは高可用性の一部としてデフォルトの設定が追加され、I/O エラーが原因で長時間一時停止された仮想マシンは、再開するかどうか否かや、いつ再開するかには関係なく強制終了されるようになりました。これにより、一時停止された高可用性の仮想マシンを移行して再起動できるようになりました。
BZ#1542604
Ansible を使用したセルフホストエンジンのインストールでは、ovirtmgmt ブリッジの設定にアクティブなネットワークインターフェースのみが表示されるようになりました。
Ansible を使用したセルフホストエンジンのインストールでは、ovirtmgmt ブリッジの設定にアクティブなネットワークインターフェースのみが表示されるようになりました。
BZ#1542973
今回のリリースでは、以下の操作を実行する Ansible Playbook が追加されました。 - vars.yaml file を生成します。openshift_logging_mux_namespaces の値は、ユーザーが設定した ovirt_env_name に応じて設定されます。 - vars.yaml と ansible-inventory の両ファイルをメトリックマシンにコピーします。 これにより、メトリックマシン上での ViaQ ロギングのインストールに必要なファイルが配置され、openshift_logging_mux_namespaces の値がすでに含まれているので、Metrics Store のインストールが簡素化されます。
今回のリリースでは、以下の操作を実行する Ansible Playbook が追加されました。
- vars.yaml file を生成します。openshift_logging_mux_namespaces の値は、ユーザーが設定した ovirt_env_name に応じて設定されます。
- vars.yaml と ansible-inventory の両ファイルをメトリックマシンにコピーします。
これにより、メトリックマシン上での ViaQ ロギングのインストールに必要なファイルが配置され、openshift_logging_mux_namespaces の値がすでに含まれているので、Metrics Store のインストールが簡素化されます。
BZ#1545559
今回のリリースでは、oVirt のメトリック設定スクリプトにより、外部の IP が Elasticsearch サービスに自動的に割り当てられるようになりました。
今回のリリースでは、oVirt のメトリック設定スクリプトにより、外部の IP が Elasticsearch サービスに自動的に割り当てられるようになりました。
BZ#1546668
外部ネットワークプロバイダーの自動同期を有効化/無効化できるようになりました。ネットワークプロバイダーの自動同期プロパティーは、ネットワークプロバイダーの作成時に設定可能で、既存のプロバイダーを編集して変更することができます。
外部ネットワークプロバイダーの自動同期を有効化/無効化できるようになりました。ネットワークプロバイダーの自動同期プロパティーは、ネットワークプロバイダーの作成時に設定可能で、既存のプロバイダーを編集して変更することができます。
BZ#1550135
ログインの試行回数は、詳細情報およびユーザー名とともに監査ログで確認できるようになりました。
ログインの試行回数は、詳細情報およびユーザー名とともに監査ログで確認できるようになりました。
BZ#1550568
VM ポータルで仮想マシンディスクとネットワークインターフェースを管理できるようになりました。
VM ポータルで仮想マシンディスクとネットワークインターフェースを管理できるようになりました。
BZ#1555268
以前のリリースでは、Red Hat Enterprise Linux のカーネルには、カーネルアドレス空間のレイアウトのランダム化がデフォルトで有効化されていました。この機能により、トラブルシューティングとゲストのメモリーダンプの分析ができませんでした。今回のリリースの機能では、全 Linux ゲストに「vmcoreinfo」が有効化されます。これにより、互換性のあるカーネルがデバッギングの情報をエクスポートできるので、メモリーイメージの分析が可能です。
以前のリリースでは、Red Hat Enterprise Linux のカーネルには、カーネルアドレス空間のレイアウトのランダム化がデフォルトで有効化されていました。この機能により、トラブルシューティングとゲストのメモリーダンプの分析ができませんでした。今回のリリースの機能では、全 Linux ゲストに「vmcoreinfo」が有効化されます。これにより、互換性のあるカーネルがデバッギングの情報をエクスポートできるので、メモリーイメージの分析が可能です。
BZ#1560240
今回のリリースでは、OpenShift Ansible インベントリーファイルでパラメーターを設定することによって、Elasticsearch 向けにデフォルトのパーティション (/var) 以外の永続ストレージパーティションを設定することができます。
今回のリリースでは、OpenShift Ansible インベントリーファイルでパラメーターを設定することによって、Elasticsearch 向けにデフォルトのパーティション (/var) 以外の永続ストレージパーティションを設定することができます。
BZ#1568736
EnableKASLRDump VDC オプションが RHV でデフォルトで有効化されるようになりました。このオプションにより、クラスターレベル >= 4.2 で KASLR を有効化したカーネルのコアダンプが可能になります。
EnableKASLRDump VDC オプションが RHV でデフォルトで有効化されるようになりました。このオプションにより、クラスターレベル >= 4.2 で KASLR を有効化したカーネルのコアダンプが可能になります。
3.1.2. テクノロジープレビュー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
本項に記載する項目は、テクノロジープレビューとして提供しています。テクノロジープレビューの適用範囲のステータスに関する詳細情報およびそれに伴うサポートへの影響については、https://access.redhat.com/support/offerings/techpreview/ を参照してください。
BZ#1335837
BZ#1421746
今回のリリースでは、ネストされた仮想化を設定する新しい VDSM フックがテクノロジープレビューとして提供されています。ネストされた仮想化のサポートは、Red Hat Enterprise Linux 7 で導入され、仮想マシンをホストとして機能させることができます。 VDSM フックはコード、コマンド、スクリプトを仮想マシンまたは VDSM デーモンのライフサイクルの一定の時点で追加する 1 つの方法です。
今回のリリースでは、ネストされた仮想化を設定する新しい VDSM フックがテクノロジープレビューとして提供されています。ネストされた仮想化のサポートは、Red Hat Enterprise Linux 7 で導入され、仮想マシンをホストとして機能させることができます。
VDSM フックはコード、コマンド、スクリプトを仮想マシンまたは VDSM デーモンのライフサイクルの一定の時点で追加する 1 つの方法です。
3.1.3. リリースノート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このセクションでは、Red Hat Virtualization の注目すべき変更点や推奨プラクティスなど、今回のリリースに関する重要な情報を記載しています。お使いのデプロイメントに最大限の効果をもたらすために、以下の情報を考慮する必要があります。
BZ#1420310
BZ#1425935
今回の更新には、SSO クライアントを登録するための新しい ovirt-register-sso-client-tool コマンドラインツールが含まれています。 このツールを実行すると、ユーザーはクライアント ID、コールバックプレフィックス、および証明書の場所を要求されます。エントリーが存在しない場合には、sso_clients テーブルに新しいエントリーが作成され、存在する場合には、同じクライアント ID の既存のエントリーが更新されます。一時ファイルに書き込まれる client_secret は書き留めておき、クライアントで使用します。 sso_clients テーブル内のクライアントシークレットは暗号化され、SSO 内部使用向けのみです。
今回の更新には、SSO クライアントを登録するための新しい ovirt-register-sso-client-tool コマンドラインツールが含まれています。
このツールを実行すると、ユーザーはクライアント ID、コールバックプレフィックス、および証明書の場所を要求されます。エントリーが存在しない場合には、sso_clients テーブルに新しいエントリーが作成され、存在する場合には、同じクライアント ID の既存のエントリーが更新されます。一時ファイルに書き込まれる client_secret は書き留めておき、クライアントで使用します。
sso_clients テーブル内のクライアントシークレットは暗号化され、SSO 内部使用向けのみです。
BZ#1438822
今回の更新で、ホストごとの「削除後に破棄」の設定はサポートされなくなりました。これにより、VDSM の設定ファイルから「discard_enable」の値も削除されました。「削除後に破棄」の機能は、ブロックストレージドメインごとに設定する必要があります。詳しい情報は http://www.ovirt.org/develop/release-management/features/storage/discard-after-delete/ を参照してください。
今回の更新で、ホストごとの「削除後に破棄」の設定はサポートされなくなりました。これにより、VDSM の設定ファイルから「discard_enable」の値も削除されました。「削除後に破棄」の機能は、ブロックストレージドメインごとに設定する必要があります。詳しい情報は http://www.ovirt.org/develop/release-management/features/storage/discard-after-delete/ を参照してください。
BZ#1463083
以前のリリースでは、「削除後に破棄」 (DAD: Discard After Delete) とストレージのフォーマットの値を指定せずに新規データストレージドメインを追加した場合には、それらのデフォルト値はストレージドメインを追加したホストのデータセンターバージョンに応じて計算されていました。データセンターが Red Hat Virtualization 4.1 以降の場合には「削除後に破棄」は true に設定され、それ以外の場合には false に設定されていました。また、Red Hat Virtualization 4.1 以降の場合はストレージのフォーマットは V4 に設定され、それ以外場合には V3 に設定されていました。ドメインを追加したホストのデータセンターは任意のデータセンターで、そのデータセンターは必ずしも後でドメインのアタッチ先となるわけではないため、これは不適切なヒューリスティックでした。今回のリリースでは、ロジックが変更され、新規データドメインのストレージフォーマットは最新のフォーマット(現在は V4) になりました。データドメイン以外の場合は、V1 から何も変わっておらず、これがデフォルト値のままとなります。削除後に破棄のデフォルト値はストレージフォーマットに応じて計算され、V4 以降のストレージフォーマットには true に設定され、それ以外は false に設定されます。
以前のリリースでは、「削除後に破棄」 (DAD: Discard After Delete) とストレージのフォーマットの値を指定せずに新規データストレージドメインを追加した場合には、それらのデフォルト値はストレージドメインを追加したホストのデータセンターバージョンに応じて計算されていました。データセンターが Red Hat Virtualization 4.1 以降の場合には「削除後に破棄」は true に設定され、それ以外の場合には false に設定されていました。また、Red Hat Virtualization 4.1 以降の場合はストレージのフォーマットは V4 に設定され、それ以外場合には V3 に設定されていました。ドメインを追加したホストのデータセンターは任意のデータセンターで、そのデータセンターは必ずしも後でドメインのアタッチ先となるわけではないため、これは不適切なヒューリスティックでした。今回のリリースでは、ロジックが変更され、新規データドメインのストレージフォーマットは最新のフォーマット(現在は V4) になりました。データドメイン以外の場合は、V1 から何も変わっておらず、これがデフォルト値のままとなります。削除後に破棄のデフォルト値はストレージフォーマットに応じて計算され、V4 以降のストレージフォーマットには true に設定され、それ以外は false に設定されます。
BZ#1465106
Guest Tools ISO にspice-qxl-wddm-dod と最新の spice-vdagent が含まれるようになりました。
Guest Tools ISO にspice-qxl-wddm-dod と最新の spice-vdagent が含まれるようになりました。
BZ#1490784
今回の更新で、Red Hat Enterprise Linux のバージョン 6.9 未満は、マシンタイプ pseries-rhel7.4.0 またはそれよりも新しいバージョン (4.1+) を使用するクラスターではサポートされなくなりました。これはブラックリストに登録され、CPU アーキテクチャーが利用できないため起動できません。Red Hat Enterprise Linux バージョン 6.9 以降のゲストオペレーティングシステムの新しい定義が追加されており、Red Hat Virtualization 4.1 以降のクラスター内の Red Hat Enterprise Linux 6 ゲストに使用されるはずです。また、クラスター互換バージョン 4.2 には、Red Hat Enterprise Linux 7.5 のホストによって導入された pseries-rhel7.5.0 のマシンタイプが必要な点に注意してください。それらが利用可能となるまでは、4.1 のクラスター互換レベルを引き続き使用する必要があります。
今回の更新で、Red Hat Enterprise Linux のバージョン 6.9 未満は、マシンタイプ pseries-rhel7.4.0 またはそれよりも新しいバージョン (4.1+) を使用するクラスターではサポートされなくなりました。これはブラックリストに登録され、CPU アーキテクチャーが利用できないため起動できません。Red Hat Enterprise Linux バージョン 6.9 以降のゲストオペレーティングシステムの新しい定義が追加されており、Red Hat Virtualization 4.1 以降のクラスター内の Red Hat Enterprise Linux 6 ゲストに使用されるはずです。また、クラスター互換バージョン 4.2 には、Red Hat Enterprise Linux 7.5 のホストによって導入された pseries-rhel7.5.0 のマシンタイプが必要な点に注意してください。それらが利用可能となるまでは、4.1 のクラスター互換レベルを引き続き使用する必要があります。
BZ#1502716
今回の更新で、Ansible と Cockpit のプラグインが Red Hat Enterprise Linux 7 Server Extras リポジトリーで提供されるようになりました。このリポジトリーは、CentOS ではデフォルトで有効化されますが、必要な依存関係にアクセスするために Red Hat Enterprise Linux でも有効化する必要があります。Red Hat Enterprise Linux でこのリポジトリーを有効にするには、以下のコマンドを実行します。 # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-extras-rpms
今回の更新で、Ansible と Cockpit のプラグインが Red Hat Enterprise Linux 7 Server Extras リポジトリーで提供されるようになりました。このリポジトリーは、CentOS ではデフォルトで有効化されますが、必要な依存関係にアクセスするために Red Hat Enterprise Linux でも有効化する必要があります。Red Hat Enterprise Linux でこのリポジトリーを有効にするには、以下のコマンドを実行します。
# subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-extras-rpms
BZ#1507406
BZ#1511962
以前のリリースでは、TLSv12 のサポートが Red Hat Virtualization 4.1.5 にバックポートされましたが (BZ#1412552)、デフォルトでは無効になっていたため、TLSv12 を有効化するには手動の設定が必要でした。今回のリリースでは TLSv12 のサポートはデフォルトで有効化され、手動での設定は必要ありません。
以前のリリースでは、TLSv12 のサポートが Red Hat Virtualization 4.1.5 にバックポートされましたが (BZ#1412552)、デフォルトでは無効になっていたため、TLSv12 を有効化するには手動の設定が必要でした。今回のリリースでは TLSv12 のサポートはデフォルトで有効化され、手動での設定は必要ありません。
BZ#1537620
ovirt-provider-ovn でライセンスファイルが提供されるようになりました。 LICENSE with GPLv2. AUTHORS ファイルも追加されました。
ovirt-provider-ovn でライセンスファイルが提供されるようになりました。
LICENSE
with GPLv2.
AUTHORS ファイルも追加されました。
BZ#1562049
「特権のある SCSI I/O を許可」のオプションにチェックを付けた直接 LUN のディスクを使用している仮想マシンがある場合には、予期せぬ動作を回避するために、RHEL 7.5 にはアップグレードしないでください。
「特権のある SCSI I/O を許可」のオプションにチェックを付けた直接 LUN のディスクを使用している仮想マシンがある場合には、予期せぬ動作を回避するために、RHEL 7.5 にはアップグレードしないでください。
3.1.4. 既知の問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Virtualization には、現時点で 以下のような既知の問題があります。
BZ#1454536
Red Hat Virtualization Host は、初回ブート時に VDSM 証明書を生成します。これは、インストール時にシステムクロックが正しく設定されていなかった場合には、VDSM 証明書の生成後に chronyd または ntpd によってクロックが再同期される可能性があり、タイムゾーンが UTC よりも後の場合には証明書が有効ではなくなることを意味します。今回のリリースでは、chronyd または ntpd の後に imgbased-configure-vdsm が起動されて、 クロックが同期するのを 2 秒待つようになりましたが、クロックがその時間内に同期されるという保証はないので、最善の回避策は、インストール中にシステムクロックを適切に設定する方法です。
Red Hat Virtualization Host は、初回ブート時に VDSM 証明書を生成します。これは、インストール時にシステムクロックが正しく設定されていなかった場合には、VDSM 証明書の生成後に chronyd または ntpd によってクロックが再同期される可能性があり、タイムゾーンが UTC よりも後の場合には証明書が有効ではなくなることを意味します。今回のリリースでは、chronyd または ntpd の後に imgbased-configure-vdsm が起動されて、 クロックが同期するのを 2 秒待つようになりましたが、クロックがその時間内に同期されるという保証はないので、最善の回避策は、インストール中にシステムクロックを適切に設定する方法です。
BZ#1518253
特定の条件下では、selinux ポリシーの変更と、古い書式の selinux ポリシーを新しい書式に変換するスクリプトの問題が原因で、engine-setup の postgresql へのアップグレードが失敗し、「[ERROR] Failed to execute stage 'Misc configuration': Failed to start service 'rh-postgresql95-postgresql」のエラーが表示されます。/var/log/messages のログには、「postgresql-ctl: postgres cannot access the server configuration file "/var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data/postgresql.conf": Permission denied」と記録されます。この問題を防ぐには、「yum reinstall rh-postgresql95-runtime」コマンドを実行して rh-postgresql95-runtime パッケージを再インストールしてから、engine-setup を再度実行してください。
特定の条件下では、selinux ポリシーの変更と、古い書式の selinux ポリシーを新しい書式に変換するスクリプトの問題が原因で、engine-setup の postgresql へのアップグレードが失敗し、「[ERROR] Failed to execute stage 'Misc configuration': Failed to start service 'rh-postgresql95-postgresql」のエラーが表示されます。/var/log/messages のログには、「postgresql-ctl: postgres cannot access the server configuration file "/var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data/postgresql.conf": Permission denied」と記録されます。この問題を防ぐには、「yum reinstall rh-postgresql95-runtime」コマンドを実行して rh-postgresql95-runtime パッケージを再インストールしてから、engine-setup を再度実行してください。
BZ#1523614
以前のリリースでは、ディスクが拡張される前に作成されたスナップショットのあるディスクの移動を試みると、4.0 以前のバージョンのデータセンターのストレージドメインで操作が失敗していました。この問題は、「qemu-img convert」が compat=0.10 のイメージでバッキングファイルの後の領域をゼロと解釈していたために発生していました。場合によっては、出力のディスクがそのディスク用に作成された論理ボリュームよりも大きくなる場合がありました。今回のリリースでは、このようなディスクの移行を試みても、ディスクを移行する前にそのディスクのスナップショットを削除する必要があることを示すエラーメッセージが表示されて操作がブロックされるようになりました。
以前のリリースでは、ディスクが拡張される前に作成されたスナップショットのあるディスクの移動を試みると、4.0 以前のバージョンのデータセンターのストレージドメインで操作が失敗していました。この問題は、「qemu-img convert」が compat=0.10 のイメージでバッキングファイルの後の領域をゼロと解釈していたために発生していました。場合によっては、出力のディスクがそのディスク用に作成された論理ボリュームよりも大きくなる場合がありました。今回のリリースでは、このようなディスクの移行を試みても、ディスクを移行する前にそのディスクのスナップショットを削除する必要があることを示すエラーメッセージが表示されて操作がブロックされるようになりました。
BZ#1554028
以前のリリースでは、互換バージョン 4.0 以前のデータセンターのストレージドメインで、テンプレートディスクをベースとする仮想ディスクが拡張されてライブストレージマイグレーション中に移動されると、子イメージが親イメージ (テンプレートディスク) よりも大きくなっていたため、移動の操作が失敗していました。今回のリリースでは、このようなディスクの移行操作を実行すると、失敗するのではなくエラーメッセージが表示されるようになりました。このシナリオの解決方法は、データセンターの互換バージョンを 4.1 以降にアップグレードすることです。
以前のリリースでは、互換バージョン 4.0 以前のデータセンターのストレージドメインで、テンプレートディスクをベースとする仮想ディスクが拡張されてライブストレージマイグレーション中に移動されると、子イメージが親イメージ (テンプレートディスク) よりも大きくなっていたため、移動の操作が失敗していました。今回のリリースでは、このようなディスクの移行操作を実行すると、失敗するのではなくエラーメッセージが表示されるようになりました。このシナリオの解決方法は、データセンターの互換バージョンを 4.1 以降にアップグレードすることです。
3.1.5. 非推奨の機能 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
本項には、サポートされなくなった機能、または今後のリリースでサポートされなくなる予定の機能について記載します。
BZ#1426580
今回の更新により、ホストのデプロイで、デプロイされるホスト上に qemu-kvm-tools はインストールされなくなりました。
今回の更新により、ホストのデプロイで、デプロイされるホスト上に qemu-kvm-tools はインストールされなくなりました。
BZ#1443989
SPICE HTML5 はサポートされなくなりました。
SPICE HTML5 はサポートされなくなりました。
BZ#1456558
今回の更新により、firewalld が推奨されるようになったため、iptables が非推奨になりました。Red Hat Virtualization 4.2 では、iptables は引き続き使用可能ですが、今後のリリースではサポートされなくなる予定です。
今回の更新により、firewalld が推奨されるようになったため、iptables が非推奨になりました。Red Hat Virtualization 4.2 では、iptables は引き続き使用可能ですが、今後のリリースではサポートされなくなる予定です。
BZ#1473182
今回の更新により、ovirt-engine-setup-plugin-dockerc パッケージが削除されました。ovirt-engine-setup-plugin-dockerc パッケージは、以前にバージョン 4.1.5 で非推奨となっていました。
今回の更新により、ovirt-engine-setup-plugin-dockerc パッケージが削除されました。ovirt-engine-setup-plugin-dockerc パッケージは、以前にバージョン 4.1.5 で非推奨となっていました。
BZ#1486822
今回の更新により、redhat-support-plugin-rhev パッケージが非推奨になりました。redhat-support-plugin-rhev パッケージのドキュメンテーション機能は、Red Hat Virtualization 4.2 の rhvm-doc パッケージにマージされました。
今回の更新により、redhat-support-plugin-rhev パッケージが非推奨になりました。redhat-support-plugin-rhev パッケージのドキュメンテーション機能は、Red Hat Virtualization 4.2 の rhvm-doc パッケージにマージされました。