Agent-based Installer を使用したオンプレミスクラスターのインストール
Agent-based Installer を使用してオンプレミスの OpenShift Container Platform クラスターをインストールする
概要
第1章 Agent-based Installer を使用したインストールの準備 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.1. Agent-based Installer について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
エージェントベースのインストール方法では、選択した任意の方法でオンプレミスサーバーを柔軟に起動できます。Assisted Installation サービスの使いやすさと、エアギャップ環境を含むオフラインでの実行機能を兼ね備えています。エージェントベースのインストールは、OpenShift Container Platform インストーラーのサブコマンドです。OpenShift Container Platform クラスターをデプロイするために必要なすべての情報を含む起動可能な ISO イメージを、利用可能なリリースイメージと共に生成します。
設定は、installer-provisioned infrastructure および user-provisioned infrastructure のインストール方法と同じ形式です。Agent-based Installer は、必要に応じてゼロタッチプロビジョニング (ZTP) カスタムリソースを生成または受け入れることもできます。ZTP を使用すると、ベアメタル機器の宣言型設定で新しいエッジサイトをプロビジョニングできます。
1.2. エージェントベースのインストーラーについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform ユーザーは、切断された環境で Assisted Installer のホストサービスの利点を活用できます。
エージェントベースのインストールは、Assisted Discovery Agent と Assisted Service を含む起動可能な ISO で構成されます。クラスターのインストールを実行するには両方が必要ですが、後者はいずれかのホストでのみ実行されます。
openshift-install agent create image サブコマンドは、指定した入力をもとに一時 ISO を生成します。以下のマニフェストで入力を指定できます。
推奨:
-
install-config.yaml -
agent-config.yaml
または
オプション: ZTP マニフェスト
-
cluster-manifests/cluster-deployment.yaml -
cluster-manifests/agent-cluster-install.yaml -
cluster-manifests/pull-secret.yaml -
cluster-manifests/infraenv.yaml -
cluster-manifests/cluster-image-set.yaml -
cluster-manifests/nmstateconfig.yaml -
mirror/registries.conf -
mirror/ca-bundle.crt
1.2.1. Agent-based Installer のワークフロー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
コントロールプレーンホストの 1 つは、ブートプロセスの開始時に Assisted Service を実行し、最終的にブートストラップホストになります。このノードを ランデブーホスト (ノード 0) と呼びます。Assisted Service は、すべてのホストが要件を満たしていることを確認し、OpenShift Container Platform クラスターのデプロイをトリガーします。すべてのノードで Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージがディスクに書き込まれます。ブートストラップ以外のノードは再起動し、クラスターデプロイメントを開始します。ノードが再起動されると、ランデブーホストが再起動し、クラスターに参加します。ブートストラップが完了し、クラスターがデプロイされます。
図1.1 ノードのインストールワークフロー
以下のトポロジーでは、openshift-install agent create image サブコマンドを使用して、ネットワークに接続されていない OpenShift Container Platform クラスターをインストールできます。
- 単一ノードの OpenShift Container Platform クラスター (SNO): マスターとワーカーの両方であるノード。
- 3 ノードの OpenShift Container Platform クラスター: ワーカーノードでもある 3 つのマスターノードを持つコンパクトなクラスター。
- 高可用性 OpenShift Container Platform クラスター (HA): 任意の数のワーカーノードを持つ 3 つのマスターノード。
1.2.2. 各トポロジーに推奨されるリソース リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下の各トポロジーに推奨されるクラスターリソースを示します。
| トポロジー | マスターノードの数 | ワーカーノードの数 | vCPU | メモリー | ストレージ |
|---|---|---|---|---|---|
| シングルノードクラスター | 1 | 0 | 仮想 CPU 8 個 | 16GB の RAM | 120GB |
| コンパクトなクラスター | 3 | 0 または 1 | 仮想 CPU 8 個 | 16GB の RAM | 120GB |
| HA クラスター | 3 | 2 以降 | 仮想 CPU 8 個 | 16GB の RAM | 120GB |
以下のプラットフォームがサポートされます。
-
baremetal -
vsphere none注記noneオプションは、OVNKubernetesネットワークタイプを持つ単一ノードの OpenShift クラスターでのみサポートされます。
1.3. ネットワーキングについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
最初の起動時にすべてのホストが支援サービスにチェックインできるように、ランデブー IP はエージェント ISO の生成時に認識されている必要があります。IP アドレスが動的ホスト設定プロトコル (DHCP) サーバーを使用して割り当てられている場合、rendezvousIP フィールドは、デプロイメントされたコントロールプレーンの一部になるホストの 1 つの IP アドレスに設定する必要があります。DHCP サーバーがない環境では、IP アドレスを静的に定義できます。
静的 IP アドレスに加えて、NMState 形式の任意のネットワーク設定を適用できます。これには、VLAN と NIC ボンディングが含まれます。
1.3.1. DHCP リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
推奨される方法: install-config.yaml および agent-config.yaml
rendezvousIP フィールドの値を指定する必要があります。networkConfig フィールドは空白のままにすることができます。
agent-config.yaml.file のサンプル
apiVersion: v1alpha1 kind: AgentConfig metadata: name: sno-cluster rendezvousIP: 192.168.111.80
apiVersion: v1alpha1
kind: AgentConfig
metadata:
name: sno-cluster
rendezvousIP: 192.168.111.80
- 1
- ランデブーホストの IP アドレス。
1.3.2. 静的ネットワーキング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
推奨される方法:
install-config.yamlおよびagent-config.yamlagent-config.yaml.file のサンプル
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rendezvousIPフィールドに値が指定されていない場合、networkConfigフィールドで指定された静的 IP アドレスから 1 つのアドレスが選択されます。- 2
- 設定を適用するホストを決定するために使用される、ホスト上のインターフェイスの MAC アドレス。
- 3
- ターゲットのベアメタルホストの静的 IP アドレス。
- 4
- ターゲットのベアメタルホストの静的 IP アドレスのサブネット接頭辞。
- 5
- ターゲットのベアメタルホストの DNS サーバー。
- 6
- ノードトラフィックのネクストホップアドレス。これは、指定されたインターフェイスに設定される IP アドレスと同じサブネットにある必要があります。
オプションの方法: GitOps ZTP マニフェスト
GitOps ZTP カスタムリソースのオプションの方法は、6 つのカスタムリソースで構成されます。静的 IP は
nmstateconfig.yamlで設定できます。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
ランデブー IP は、config フィールドで指定された静的 IP アドレスから選択されます。
1.4. 例: ボンディングと VLAN インターフェイスノードのネットワーク設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の agent-config.yaml ファイルは、ボンディングおよび VLAN インターフェイスのマニフェストの例です。
- 1 3
- インターフェイスの名前。
- 2
- インターフェイスのタイプ。以下の例では VLAN を作成します。
- 4
- インターフェイスのタイプ。この例では、ボンドを作成します。
- 5
- インターフェイスの MAC アドレス。
- 6
mode属性は、ボンドモードを指定します。- 7
- MII リンクの監視頻度をミリ秒単位で指定します。この例では、ボンディングリンクを 150 ミリ秒ごとに検査します。
- 8
- オプション:DNS サーバーの検索およびサーバー設定を指定します。
- 9
- ノードトラフィックのネクストホップアドレス。これは、指定されたインターフェイスに設定される IP アドレスと同じサブネットにある必要があります。
- 10
- ノードトラフィックのネクストホップインターフェイス。
1.5. 例: ボンディングと SR-IOV デュアル NIC ノードのネットワーク設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
SR-IOV デバイスの NIC パーティショニングの有効化に関連する Day 1 操作のサポートは、テクノロジープレビュー機能のみです。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
次の agent-config.yaml ファイルは、ボンディングと SR-IOV インターフェイスを備えたデュアルポートネットワークインターフェイスコントローラー (NIC) のマニフェストの例です。
- 1
networkConfigフィールドには、ホストのネットワーク設定に関する情報が含まれており、サブフィールドには、interfaces、dns-resolver、routesなどがあります。- 2
interfacesフィールドは、ホスト用に定義されたネットワークインターフェイスの配列です。- 3
- インターフェイスの名前。
- 4
- インターフェイスのタイプ。この例では、イーサネットインターフェイスを作成します。
- 5
- 厳密に必要ではない場合、物理機能 (PF) の DHCP を無効にするには、これを
falseに設定します。 - 6
- これを、インスタンス化する SR-IOV 仮想機能 (VF) の数に設定します。
- 7
- これを
upに設定します。 - 8
- ボンドに接続された VF の IPv4 アドレス指定を無効にするには、これを
falseに設定します。 - 9
- VF の最小伝送速度 (Mbps) を設定します。このサンプル値は、100 Mbps のレートを設定します。
- この値は、最大伝送レート以下である必要があります。
-
Intel NIC は
min-tx-rateパラメーターをサポートしていません。詳細は、BZ#1772847 を参照してください。
- 10
- VF の最大伝送速度 (Mbps) を設定します。このサンプル値は、200 Mbps のレートを設定します。
- 11
- 必要なボンディングモードを設定します。
- 12
- ボンディングインターフェイスの優先ポートを設定します。プライマリーデバイスは、最初に使用されるボンディングインターフェイスであり、障害が発生しないかぎり、破棄されません。この設定が特に役立つのは、ボンディングインターフェイスの NIC の 1 つが高速なため、大規模な負荷に対応できる場合です。この設定は、ボンディングインターフェイスが
active-backupモード (モード 1) の場合にのみ有効です。 - 13
- ボンドインターフェイスの静的 IP アドレスを設定します。これはノードの IP アドレスです。
- 14
- デフォルトルートのゲートウェイとして
bond0を設定します。
1.6. ベアメタルのサンプル install-config.yaml ファイル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
install-config.yaml ファイルをカスタマイズして、OpenShift Container Platform クラスターのプラットフォームに関する詳細を指定するか、必要なパラメーターの値を変更することができます。
- 1
- クラスターのベースドメイン。すべての DNS レコードはこのベースのサブドメインである必要があり、クラスター名が含まれる必要があります。
- 2 4
controlPlaneセクションは単一マッピングですが、computeセクションはマッピングのシーケンスになります。複数の異なるデータ構造の要件を満たすには、computeセクションの最初の行はハイフン-で始め、controlPlaneセクションの最初の行はハイフンで始めることができません。1 つのコントロールプレーンプールのみが使用されます。- 3
- このパラメーターは、インストールプロセスをトリガーする前に、エージェントベースのインストールが検出を待機するコンピュートマシンの数を制御します。これは、生成された ISO で起動する必要があるコンピューティングマシンの数です。注記
3 ノードクラスターをインストールする場合は、Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) マシンをインストールする際にコンピュートマシンをデプロイしないでください。
- 5
- クラスターに追加するコントロールプレーンマシンの数。クラスターをこれらの値をクラスターの etcd エンドポイント数として使用するため、値はデプロイするコントロールプレーンマシンの数に一致する必要があります。
- 6
- DNS レコードに指定したクラスター名。
- 7
- Pod IP アドレスの割り当てに使用する IP アドレスのブロック。このブロックは既存の物理ネットワークと重複できません。これらの IP アドレスは Pod ネットワークに使用されます。外部ネットワークから Pod にアクセスする必要がある場合、ロードバランサーおよびルーターを、トラフィックを管理するように設定する必要があります。注記
クラス E の CIDR 範囲は、将来の使用のために予約されています。クラス E CIDR 範囲を使用するには、ネットワーク環境がクラス E CIDR 範囲内の IP アドレスを受け入れるようにする必要があります。
- 8
- それぞれの個別ノードに割り当てるサブネット接頭辞長。たとえば、
hostPrefixが23に設定されている場合、各ノードに指定のcidrから/23サブネットが割り当てられます。これにより、510 (2^(32 - 23) - 2) Pod IP アドレスが許可されます。外部ネットワークからのノードへのアクセスを提供する必要がある場合には、ロードバランサーおよびルーターを、トラフィックを管理するように設定します。 - 9
- インストールするクラスターネットワークプラグイン。サポートされている値は
OVNKubernetes(デフォルト値) とOpenShiftSDNです。 - 10
- サービス IP アドレスに使用する IP アドレスプール。1 つの IP アドレスプールのみを入力できます。このブロックは既存の物理ネットワークと重複できません。外部ネットワークからサービスにアクセスする必要がある場合、ロードバランサーおよびルーターを、トラフィックを管理するように設定します。
- 11
- 単一ノードクラスターの場合は、プラットフォームを
noneに設定しなくてはなりません。プラットフォームvsphereとbaremetalは、マルチノードクラスターの場合に設定可能です。注記プラットフォームを
vsphereまたはbaremetalに設定すると、次の 3 つの方法でクラスターノードの IP アドレスエンドポイントを設定できます。- IPv4
- IPv6
- IPv4 と IPv6 の並列 (デュアルスタック)
デュアルスタックネットワーキングの例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 12
- FIPS モードを有効または無効にするかどうか。デフォルトでは、FIPS モードは有効にされません。重要
OpenShift Container Platform 4.13 は Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9.2 をベースにしています。FIPS 検証用に RHEL 9.2 暗号化モジュールがまだ送信されていません。詳細は、4.13 OpenShift Container Platform リリースノート の "About this release" を参照してください。
- 13
- このプルシークレットを使用し、OpenShift Container Platform コンポーネントのコンテナーイメージを提供する Quay.io など、組み込まれた各種の認証局によって提供されるサービスで認証できます。
- 14
- Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) の
coreユーザーの SSH 公開鍵。注記インストールのデバッグまたは障害復旧を実行する必要のある実稼働用の OpenShift Container Platform クラスターでは、
ssh-agentプロセスが使用する SSH キーを指定します。
1.7. agent.ISO の作成前の検証チェック リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Agent-based Installer は、ISO が作成される前に、ユーザー定義の YAML ファイルに対して検証チェックを実行します。検証に成功すると、agent.ISO が作成されます。
install-config.yaml
-
baremetal、vsphere、およびnoneプラットフォームがサポートされています。 -
プラットフォームに
noneが使用されている場合には、コントロールプレーンレプリカの数は1で、ワーカーレプリカの合計数は0である必要があります。 -
noneプラットフォームの場合、networkTypeパラメーターはOVNKubernetesである必要があります。 -
apiVIPsおよびingressVIPsパラメーターは、ベアメタルおよび vSphere プラットフォームに設定する必要があります。 -
agent-config.yamlファイルに相当するベアメタルプラットフォーム設定の一部のホスト固有フィールドは無視されます。これらのフィールドが設定されている場合、警告メッセージがログに記録されます。
agent-config.yaml
- 各インターフェイスには、定義された MAC アドレスが必要です。また、すべてのインターフェイスに異なる MAC アドレスが必要です。
- ホストごとに少なくとも 1 つのインターフェイスを定義する必要があります。
- World Wide Name (WWN) ベンダーエクステンションは、ルートデバイスのヒントではサポートされません。
-
hostオブジェクトのroleパラメーターの値はmasterまたはworkerのいずれかである必要があります。
1.7.1. ZTP マニフェスト リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
agent-cluster-install.yaml
-
IPv6 の場合、
networkTypeパラメーターでサポートされる唯一の値はOVNKubernetesです。OpenshiftSDN値は、IPv4 にのみ使用できます。
cluster-image-set.yaml
-
ReleaseImageパラメーターは、インストーラーで定義されるリリースと一致する必要があります。
1.8. ルートデバイスヒントについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
rootDeviceHints パラメーターは、インストーラーが Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージを特定のデバイスにプロビジョニングできるようにします。インストーラーは、検出順にデバイスを検査し、検出された値をヒントの値と比較します。インストーラーは、ヒント値に一致する最初に検出されたデバイスを使用します。この設定は複数のヒントを組み合わせることができますが、デバイスは、インストーラーがこれを選択できるようにすべてのヒントに一致する必要があります。
| サブフィールド | 説明 |
|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
| ベンダー固有のデバイス識別子を含む文字列。ヒントは、実際の値のサブ文字列になります。 |
|
| デバイスのベンダーまたは製造元の名前が含まれる文字列。ヒントは、実際の値のサブ文字列になります。 |
|
| デバイスのシリアル番号を含む文字列。ヒントは、実際の値と完全に一致する必要があります。 |
|
| デバイスの最小サイズ (ギガバイト単位) を表す整数。 |
|
|
一意のストレージ ID を含む文字列。ヒントは、実際の値と完全に一致する必要があります。 |
|
| デバイスがローテーションするディスクである (true) か、そうでないか (false) を示すブール値。 |
使用例
- name: master-0
role: master
rootDeviceHints:
deviceName: "/dev/sda"
- name: master-0
role: master
rootDeviceHints:
deviceName: "/dev/sda"
1.9. 次のステップ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
第2章 切断されたインストールのミラーリングについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
切断されたインストールにミラーレジストリーを使用して、クラスターが外部コンテンツに対する組織の制御を満たすコンテナーイメージのみを使用するようにすることができます。ネットワークが切断された環境でプロビジョニングするインフラストラクチャーにクラスターをインストールする前に、必要なコンテナーイメージをその環境にミラーリングする必要があります。コンテナーイメージをミラーリングするには、ミラーリング用のレジストリーが必要です。
2.1. Agent-based Installer による非接続インストールのイメージのミラーリング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下の手順のいずれかを使用して、OpenShift Container Platform イメージリポジトリーをミラーレジストリーにミラーリングできます。
2.2. 切断されたレジストリーの OpenShift Container Platform イメージリポジトリーのミラーリング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Agent-based Installer による非接続インストールにミラーイメージを使用するには、install-config.yaml ファイルを変更する必要があります。
oc adm release mirror または oc mirror コマンドの出力を使用して、リリースイメージをミラーリングできます。これは、ミラーレジストリーの設定に使用したコマンドによって異なります。
次の例は、oc adm release mirror コマンドの出力を示しています。
oc adm release mirror
$ oc adm release mirror
出力例
次の例は、oc-mirror プラグインによって生成された imageContentSourcePolicy.yaml ファイルの一部を示しています。このファイルは結果ディレクトリーにあります (例: oc-mirror-workspace/results-1682697932/)。
imageContentSourcePolicy.yaml ファイルの例
2.2.1. ミラーリングされたイメージを使用するように Agent-based Installer を設定する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ミラーリングされたイメージを使用するように Agent-based Installer を設定するには、oc adm release mirror コマンドまたは oc-mirror プラグインの出力を使用する必要があります。
手順
oc-mirror プラグインを使用してリリースイメージをミラーリングした場合:
-
結果ディレクトリーにある
imageContentSourcePolicy.yamlを開きます (例:oc-mirror-workspace/results-1682697932/)。 -
yaml ファイルの
repositoryDigestMirrorsセクションのテキストをコピーします。
-
結果ディレクトリーにある
oc adm release mirrorコマンドを使用してリリースイメージをミラーリングした場合:-
コマンド出力の
imageContentSourcesセクションのテキストをコピーします。
-
コマンド出力の
-
コピーしたテキストを
install-config.yamlファイルのimageContentSourcesフィールドに貼り付けます。 ミラーレジストリーに使用される証明書ファイルを yaml ファイルの
additionalTrustBundleフィールドに追加します。重要この値は、ミラーレジストリーに使用した証明書ファイルの内容である必要があります。証明書ファイルは、既存の信頼できる認証局、またはミラーレジストリー用に生成した自己署名証明書のいずれかです。
install-config.yamlファイルの例additionalTrustBundle: | -----BEGIN CERTIFICATE----- ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ -----END CERTIFICATE-----additionalTrustBundle: | -----BEGIN CERTIFICATE----- ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ -----END CERTIFICATE-----Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow GitOps ZTP マニフェストを使用している場合:
registries.confおよびca-bundle.crtファイルをmirrorパスに追加して、エージェント ISO イメージにミラー設定を追加します。注記oc adm release mirrorコマンドまたはoc mirrorプラグインの出力からregistries.confファイルを作成できます。/etc/containers/registries.confファイルの形式が変更されました。現在のバージョンはバージョン 2 で、TOML 形式です。registries.confファイルの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
第3章 クラスターのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Agent-based Installer を使用して、基本的な OpenShift Container Platform クラスターをインストールできます。
Agent-based Installer の使用中に必要に応じて実行できるカスタマイズを含む手順は、カスタマイズによるクラスターのインストール を参照してください。
3.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- OpenShift Container Platform のインストールおよび更新 プロセスの詳細を確認した。
- クラスターインストール方法の選択およびそのユーザー向けの準備 を確認した。
- ファイアウォールまたはプロキシーを使用する場合は、クラスターがアクセスする必要がある サイトを許可するようにファイアウォールまたはプロキシーを設定 した。
3.2. Agent-based Installer を使用した OpenShift Container Platform のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下の手順では、切断された環境でシングルノードの OpenShift Container Platform をデプロイします。これらの手順を基本として使用し、必要に応じて変更できます。
3.2.1. エージェントベースのインストーラーのダウンロード リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
手順
この手順を使用して、インストールに必要なエージェントベースのインストーラーと CLI をダウンロードします。
- ログイン認証情報を使用して OpenShift Container Platform Web コンソールにログインします。
- データセンター に移動します。
- Run Agent-based Installer locally をクリックします。
- OpenShift インストーラー と コマンドラインインターフェイス のオペレーティングシステムとアーキテクチャーを選択します。
- Download Installer をクリックして、インストールプログラムをダウンロードして展開します。
- Download pull secret または Copy pull secret をクリックして、プルシークレットをダウンロードまたはコピーします。
-
Download command-line tools をクリックし、
openshift-installバイナリーをPATH上のディレクトリーに配置します。
3.2.2. 設定入力の作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
エージェントイメージを作成するには、インストールプログラムで使用される設定ファイルを作成する必要があります。
手順
-
PATH にあるディレクトリーに
openshift-installバイナリーを配置します。 次のコマンドを実行して、インストール設定を保存するディレクトリーを作成します。
mkdir ~/<directory_name>
$ mkdir ~/<directory_name>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、
install-config.yamlファイルを作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- システムアーキテクチャーを指定します。有効な値は、
amd64、arm64、ppc64le、およびs390xです。multiペイロードが含まれるリリースイメージを使用している場合は、arm64、amd64、s390x、ppc64leなどのさまざまなアーキテクチャーにクラスターをインストールできます。それ以外の場合、クラスターはopenshift-install versionコマンドの出力に表示されるrelease architectureにのみインストールできます。詳細は、「Agent-based Installer クラスターをインストールするためのサポート対象アーキテクチャーを確認する」を参照してください。 - 2
- 必須。クラスター名を指定します。
- 3
- インストールするクラスターネットワークプラグイン。サポートされる値はデフォルト値の
OVNKubernetesのみです。 - 4
- プラットフォームを指定します。注記
ベアメタルプラットフォームの場合、
agent-config.yamlファイル上での設定でオーバーライドされない限り、install-config.yamlファイルのプラットフォームセクションでのホスト設定がデフォルトで使用されます。 - 5
- プルシークレットを指定します。
- 6
- SSH 公開鍵を指定します。
- 7
- ミラーレジストリーに使用した証明書ファイルの内容を指定します。証明書ファイルは、既存の信頼できる認証局、またはミラーレジストリー用に生成した自己署名証明書のいずれかです。非接続ミラーレジストリーを使用している場合は、このパラメーターを指定する必要があります。
- 8
- リポジトリーのミラーリングに使用したコマンドの出力に従って、
imageContentSourcesセクションを指定します。非接続ミラーレジストリーを使用している場合は、このパラメーターを指定する必要があります。重要-
oc adm release mirrorコマンドを使用する場合は、imageContentSourcesセクションの出力を使用します。 -
oc mirrorコマンドを使用する場合は、コマンドの実行によって生成されるImageContentSourcePolicyファイルのrepositoryDigestMirrorsセクションを使用してください。 -
ImageContentSourcePolicyリソースは非推奨です。
-
次のコマンドを実行して、
agent-config.yamlファイルを作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- この IP アドレスは、ブートストラッププロセスを実行するノードや、
assisted-serviceコンポーネントを実行するノードを判別するために使用されます。networkConfigパラメーターで少なくとも 1 つのホストの IP アドレスを指定しない場合は、ランデブー IP アドレスを指定する必要があります。このアドレスが指定されていない場合は、指定されたホストのnetworkConfigパラメーターから 1 つの IP アドレスが選択されます。
3.2.3. エージェントイメージの作成と起動 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この手順を使用して、マシンでエージェントイメージを起動します。
手順
以下のコマンドを実行して agent イメージを作成します。
openshift-install --dir <install_directory> agent create image
$ openshift-install --dir <install_directory> agent create imageCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) はプライマリーディスクでのマルチパスをサポートするようになり、ハードウェア障害に対する対障害性が強化され、ホストの可用性を強化できるようになりました。マルチパス化は、デフォルトの
/etc/multipath.conf設定を使用して、agent.iSO イメージでデフォルトで有効になっています。-
ベアメタルマシンで
agent.x86_64.isoまたはagent.aarch64.isoイメージを起動します。
3.2.4. 現在のインストールホストがリリースイメージをプルできることを確認する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
エージェントイメージを起動し、ネットワークサービスがホストで利用可能になると、エージェントコンソールアプリケーションは、プルチェックを実行して、現在のホストがリリースイメージを取得できることを確認します。
一次プルチェックに合格した場合は、アプリケーションを終了して、インストールを続行できます。プルチェックが失敗した場合、アプリケーションは、TUI の Additional checks セクションに表示されるように、問題のトラブルシューティングに役立つ追加のチェックを実行します。追加のチェックの失敗は、プライマリープルチェックが成功するかぎり、必ずしも重大ではありません。
インストールが失敗する可能性があるホストネットワーク設定の問題がある場合は、コンソールアプリケーションを使用して、ネットワーク設定を調整できます。
エージェントコンソールアプリケーションがホストネットワーク設定の問題を検出した場合は、ユーザーが手動でコンソールアプリケーションを停止し、続行する意思を示すまで、インストールワークフローは停止されます。
手順
- エージェントコンソールアプリケーションが、設定されたリリースイメージをレジストリーからプルできるかどうかを確認するまで待ちます。
エージェントコンソールアプリケーションが、インストーラーの接続チェックに合格したことを示している場合は、プロンプトがタイムアウトになるまで待って、インストールを続行します。
注記接続チェックに合格した場合も、ネットワーク設定の表示または変更を選択できます。
ただし、タイムアウトせずに、エージェントコンソールアプリケーションとやりとりすることを選択した場合は、TUI を手動で終了して、インストールを続行する必要があります。
エージェントコンソールアプリケーションのチェックが失敗した場合は、
Release image URLプルチェックの横に赤いアイコンが表示されます。ホストのネットワーク設定を再設定するには、次の手順を使用します。TUI の
Check Errorsセクションを読みます。このセクションには、失敗したチェックに固有のエラーメッセージが表示されます。- Configure network を選択して、NetworkManager TUI を起動します。
- Edit a connection を選択し、再設定する接続を選択します。
- 設定を編集し、OK を選択して、変更を保存します。
- Back を選択して、NetworkManager TUI のメイン画面に戻ります。
- Activate a Connection を選択します。
- 再設定されたネットワークを選択して、非アクティブ化します。
- 再設定されたネットワークを再度選択して、再アクティブ化します。
- Back を選択し、Quit を選択して、エージェントコンソールアプリケーションに戻ります。
- 新しいネットワーク設定を使用して、継続的なネットワークチェックが再開されるまで、5 秒間以上、待ちます。
-
Release image URLプルチェックが成功し、URL の横に緑色のアイコンが表示された場合は、Quit を選択して、エージェントコンソールアプリケーションを終了し、インストールを続行します。
3.2.5. インストールの進行状況の追跡と確認 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の手順を使用して、インストールの進行状況を追跡し、インストールが成功したことを確認します。
前提条件
- Kubernetes API サーバーの DNS レコードを設定している。
手順
オプション: ブートストラップホスト (ランデブーホスト) がいつ再起動するかを知るには、次のコマンドを実行します。
./openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for bootstrap-complete \ --log-level=info$ ./openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for bootstrap-complete \1 --log-level=info2 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
................................................................... ................................................................... INFO Bootstrap configMap status is complete INFO cluster bootstrap is complete
................................................................... ................................................................... INFO Bootstrap configMap status is complete INFO cluster bootstrap is completeCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Kubernetes API サーバーでこれがコントロールプレーンマシンにブートストラップされていることを示すシグナルが出されるとコマンドは成功します。
進行状況を追跡し、インストールが成功したことを確認するには、次のコマンドを実行します。
openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for install-complete
$ openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for install-complete1 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
<install_directory>directory には、エージェント ISO が生成されたディレクトリーへのパスを指定します。
出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
3.3. 失敗したエージェントベースのインストールからログデータを収集する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の手順を使用して、失敗したエージェントベースのインストールに関するログデータを収集し、サポートケースで提供できるよう備えます。
前提条件
- Kubernetes API サーバーの DNS レコードを設定している。
手順
次のコマンドを実行し、出力を収集します。
./openshift-install --dir <installation_directory> agent wait-for bootstrap-complete --log-level=debug
$ ./openshift-install --dir <installation_directory> agent wait-for bootstrap-complete --log-level=debugCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow エラーメッセージの例
... ERROR Bootstrap failed to complete: : bootstrap process timed out: context deadline exceeded
... ERROR Bootstrap failed to complete: : bootstrap process timed out: context deadline exceededCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 直前のコマンド出力で障害の発生が示された場合、またはブートストラップが進行していない場合は、次のコマンドを実行してランデブーホストに接続し、出力を収集します。
ssh core@<node-ip> agent-gather -O >agent-gather.tar.xz
$ ssh core@<node-ip> agent-gather -O >agent-gather.tar.xzCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記Red Hat サポートは、ランデブーホストから収集したデータを使用してほとんどの問題を診断できますが、一部のホストが登録できない場合はすべてのホストからこのデータを収集すると役立ちます。
ブートストラップが完了し、クラスターノードが再起動したら、次のコマンドを実行して出力を収集します。
./openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for install-complete --log-level=debug
$ ./openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for install-complete --log-level=debugCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 前のコマンドの出力が失敗を示している場合は、次の手順を実行します。
次のコマンドを実行して、
kubeconfigファイルを環境にエクスポートします。export KUBECONFIG=<install_directory>/auth/kubeconfig
$ export KUBECONFIG=<install_directory>/auth/kubeconfigCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、デバッグ用の情報を収集します。
oc adm must-gather
$ oc adm must-gatherCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、作業ディレクトリーに作成した
must-gatherディレクトリーから圧縮ファイルを作成します。tar cvaf must-gather.tar.gz <must_gather_directory>
$ tar cvaf must-gather.tar.gz <must_gather_directory>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
-
/authサブディレクトリーを除いて、デプロイメント中に使用したインストールディレクトリーを Red Hat カスタマーポータル のサポートケースに添付します。 - この手順で収集した他のすべてのデータをサポートケースに添付してください。
第4章 カスタマイズによるクラスターのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Agent-based Installer を使用して、カスタマイズした OpenShift Container Platform クラスターをインストールするには、次の手順に従います。
4.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- OpenShift Container Platform のインストールおよび更新 プロセスの詳細を確認した。
- クラスターインストール方法の選択およびそのユーザー向けの準備 を確認した。
- ファイアウォールまたはプロキシーを使用する場合は、クラスターがアクセスする必要がある サイトを許可するようにファイアウォールまたはプロキシーを設定 した。
4.2. Agent-based Installer を使用した OpenShift Container Platform のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下の手順では、切断された環境でシングルノードの OpenShift Container Platform をデプロイします。これらの手順を基本として使用し、必要に応じて変更できます。
4.2.1. エージェントベースのインストーラーのダウンロード リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
手順
この手順を使用して、インストールに必要なエージェントベースのインストーラーと CLI をダウンロードします。
- ログイン認証情報を使用して OpenShift Container Platform Web コンソールにログインします。
- データセンター に移動します。
- Run Agent-based Installer locally をクリックします。
- OpenShift インストーラー と コマンドラインインターフェイス のオペレーティングシステムとアーキテクチャーを選択します。
- Download Installer をクリックして、インストールプログラムをダウンロードして展開します。
- Download pull secret または Copy pull secret をクリックして、プルシークレットをダウンロードまたはコピーします。
-
Download command-line tools をクリックし、
openshift-installバイナリーをPATH上のディレクトリーに配置します。
4.2.2. 優先設定入力の作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この手順を使用して、エージェントイメージの作成に使用される優先設定入力を作成します。
手順
以下のコマンドを実行して
nmstateの依存関係をインストールします。sudo dnf install /usr/bin/nmstatectl -y
$ sudo dnf install /usr/bin/nmstatectl -yCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
PATHにあるディレクトリーにopenshift-installバイナリーを配置します。 次のコマンドを実行して、インストール設定を保存するディレクトリーを作成します。
mkdir ~/<directory_name>
$ mkdir ~/<directory_name>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記これは、エージェントベースのインストールで推奨される方法です。GitOps ZTP マニフェストの使用はオプションです。
次のコマンドを実行して、
install-config.yamlファイルを作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記プラットフォームを
vSphere、baremetal、またはnoneに設定すると、次の 3 つの方法でクラスターノードの IP アドレスエンドポイントを設定できます。- IPv4
- IPv6
- IPv4 と IPv6 の並列 (デュアルスタック)
デュアルスタックネットワーキングの例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記非接続ミラーレジストリーを使用する場合は、作成済みのミラーレジストリー用の証明書ファイルを
install-config.yamlファイルのadditionalTrustBundleフィールドに追加する必要があります。次のコマンドを実行して、
agent-config.yamlファイルを作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- この IP アドレスは、ブートストラッププロセスを実行するノードや、
assisted-serviceコンポーネントを実行するノードを判別するために使用されます。networkConfigパラメーターで少なくとも 1 つのホストの IP アドレスを指定しない場合は、ランデブー IP アドレスを指定する必要があります。このアドレスが指定されていない場合は、指定されたホストのnetworkConfigから 1 つの IP アドレスが選択されます。 - 2
- オプション: ホスト設定。定義されたホストの数は、
install-config.yamlファイルで定義されたホストの総数 (compute.replicasおよびcontrolPlane.replicasパラメーターの値の合計) を超えてはなりません。 - 3
- オプション: 動的ホスト設定プロトコル (DHCP) または逆引き DNS ルックアップから取得したホスト名をオーバーライドします。各ホストには、これらの方法のいずれかによって提供される一意のホスト名が必要です。
- 4
- 特定デバイスへの Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージのプロビジョニングを有効にします。これは、検出順にデバイスを検査し、検出された値をヒントの値と比較します。ヒントの値と一致する最初に検出されたデバイスが使用されます。
- 5
- オプション: ホストのネットワークインターフェイスを NMState 形式で設定します。
4.2.3. ZTP マニフェストの使用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
オプションのタスクとして、GitOps ゼロタッチプロビジョニング (ZTP) マニフェストを使用して、install-config.yaml および agent-config.yaml ファイルで使用できるオプションを超えてインストールを設定できます。
GitOps ZTP マニフェストは、事前に install-config.yaml ファイルと agent-config.yaml ファイルを設定したかどうかにかかわらず生成できます。install-config.yaml ファイルと agent-config.yaml ファイルを設定することを選択した場合、設定は生成時に ZTP クラスターマニフェストにインポートされます。
前提条件
-
使用する
PATH上のディレクトリーにopenshift-installバイナリーを配置している。 -
オプション:
install-config.yamlファイルとagent-config.yamlファイルを作成し、設定している。
手順
次のコマンドを実行して、ZTP クラスターマニフェストを生成します。
openshift-install agent create cluster-manifests --dir <installation_directory>
$ openshift-install agent create cluster-manifests --dir <installation_directory>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 重要install-config.yamlファイルとagent-config.yamlファイルを作成した場合、それらのファイルは削除され、このコマンドで生成されたクラスターマニフェストに置き換えられます。install-config.yamlファイルとagent-config.yamlファイルに対して行われた設定は、openshift-install agent create cluster-manifestsコマンドを実行すると ZTP クラスターマニフェストにインポートされます。次のコマンドを実行して、
cluster-manifestsディレクトリーに移動します。cd <installation_directory>/cluster-manifests
$ cd <installation_directory>/cluster-manifestsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
cluster-manifestsディレクトリー内のマニフェストファイルを設定します。サンプルファイルの詳細は、「サンプル GitOps ZTP カスタムリソース」セクションを参照してください。 非接続クラスター: ZTP マニフェストを生成する前に
install-config.yamlファイルでミラー設定を定義しなかった場合は、次の手順を実行します。次のコマンドを実行して、
mirrorディレクトリーに移動します。cd ../mirror
$ cd ../mirrorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
mirrorディレクトリーにマニフェストファイルを設定します。
4.2.4. エージェントイメージの作成と起動 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この手順を使用して、マシンでエージェントイメージを起動します。
手順
以下のコマンドを実行して agent イメージを作成します。
openshift-install --dir <install_directory> agent create image
$ openshift-install --dir <install_directory> agent create imageCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) はプライマリーディスクでのマルチパスをサポートするようになり、ハードウェア障害に対する対障害性が強化され、ホストの可用性を強化できるようになりました。マルチパス化は、デフォルトの
/etc/multipath.conf設定を使用して、agent.iSO イメージでデフォルトで有効になっています。-
ベアメタルマシンで
agent.x86_64.isoまたはagent.aarch64.isoイメージを起動します。
4.2.5. 現在のインストールホストがリリースイメージをプルできることを確認する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
エージェントイメージを起動し、ネットワークサービスがホストで利用可能になると、エージェントコンソールアプリケーションは、プルチェックを実行して、現在のホストがリリースイメージを取得できることを確認します。
一次プルチェックに合格した場合は、アプリケーションを終了して、インストールを続行できます。プルチェックが失敗した場合、アプリケーションは、TUI の Additional checks セクションに表示されるように、問題のトラブルシューティングに役立つ追加のチェックを実行します。追加のチェックの失敗は、プライマリープルチェックが成功するかぎり、必ずしも重大ではありません。
インストールが失敗する可能性があるホストネットワーク設定の問題がある場合は、コンソールアプリケーションを使用して、ネットワーク設定を調整できます。
エージェントコンソールアプリケーションがホストネットワーク設定の問題を検出した場合は、ユーザーが手動でコンソールアプリケーションを停止し、続行する意思を示すまで、インストールワークフローは停止されます。
手順
- エージェントコンソールアプリケーションが、設定されたリリースイメージをレジストリーからプルできるかどうかを確認するまで待ちます。
エージェントコンソールアプリケーションが、インストーラーの接続チェックに合格したことを示している場合は、プロンプトがタイムアウトになるまで待って、インストールを続行します。
注記接続チェックに合格した場合も、ネットワーク設定の表示または変更を選択できます。
ただし、タイムアウトせずに、エージェントコンソールアプリケーションとやりとりすることを選択した場合は、TUI を手動で終了して、インストールを続行する必要があります。
エージェントコンソールアプリケーションのチェックが失敗した場合は、
Release image URLプルチェックの横に赤いアイコンが表示されます。ホストのネットワーク設定を再設定するには、次の手順を使用します。TUI の
Check Errorsセクションを読みます。このセクションには、失敗したチェックに固有のエラーメッセージが表示されます。- Configure network を選択して、NetworkManager TUI を起動します。
- Edit a connection を選択し、再設定する接続を選択します。
- 設定を編集し、OK を選択して、変更を保存します。
- Back を選択して、NetworkManager TUI のメイン画面に戻ります。
- Activate a Connection を選択します。
- 再設定されたネットワークを選択して、非アクティブ化します。
- 再設定されたネットワークを再度選択して、再アクティブ化します。
- Back を選択し、Quit を選択して、エージェントコンソールアプリケーションに戻ります。
- 新しいネットワーク設定を使用して、継続的なネットワークチェックが再開されるまで、5 秒間以上、待ちます。
-
Release image URLプルチェックが成功し、URL の横に緑色のアイコンが表示された場合は、Quit を選択して、エージェントコンソールアプリケーションを終了し、インストールを続行します。
4.2.6. インストールの進行状況の追跡と確認 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の手順を使用して、インストールの進行状況を追跡し、インストールが成功したことを確認します。
前提条件
- Kubernetes API サーバーの DNS レコードを設定している。
手順
オプション: ブートストラップホスト (ランデブーホスト) がいつ再起動するかを知るには、次のコマンドを実行します。
./openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for bootstrap-complete \ --log-level=info$ ./openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for bootstrap-complete \1 --log-level=info2 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
................................................................... ................................................................... INFO Bootstrap configMap status is complete INFO cluster bootstrap is complete
................................................................... ................................................................... INFO Bootstrap configMap status is complete INFO cluster bootstrap is completeCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Kubernetes API サーバーでこれがコントロールプレーンマシンにブートストラップされていることを示すシグナルが出されるとコマンドは成功します。
進行状況を追跡し、インストールが成功したことを確認するには、次のコマンドを実行します。
openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for install-complete
$ openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for install-complete1 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
<install_directory>directory には、エージェント ISO が生成されたディレクトリーへのパスを指定します。
出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
GitOps ZTP マニフェストのオプションの方法を使用している場合、次の 3 つの方法で AgentClusterInstall.yaml ファイルを介してクラスターノードの IP アドレスエンドポイントを設定できます。
- IPv4
- IPv6
- IPv4 と IPv6 の並列 (デュアルスタック)
IPv6 は、ベアメタルプラットフォームでのみサポートされます。
デュアルスタックネットワーキングの例
4.3. GitOps ZTP カスタムリソースのサンプル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
オプションで、GitOps ゼロタッチプロビジョニング (ZTP) カスタムリソース (CR) オブジェクトを使用して、Agent-based Installer で OpenShift Container Platform クラスターをインストールできます。
以下の GitOps ZTP カスタムリソースをカスタマイズして、OpenShift Container Platform クラスターの詳細を指定できます。次のサンプル GitOps ZTP カスタムリソースは、単一ノードクラスター用です。
agent-cluster-install.yaml ファイルの例
cluster-deployment.yaml ファイルの例
cluster-image-set.yaml ファイルの例
infra-env.yaml ファイルの例
nmstateconfig.yaml ファイルの例
pull-secret.yaml ファイルの例
4.4. 失敗したエージェントベースのインストールからログデータを収集する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の手順を使用して、失敗したエージェントベースのインストールに関するログデータを収集し、サポートケースで提供できるよう備えます。
前提条件
- Kubernetes API サーバーの DNS レコードを設定している。
手順
次のコマンドを実行し、出力を収集します。
./openshift-install --dir <installation_directory> agent wait-for bootstrap-complete --log-level=debug
$ ./openshift-install --dir <installation_directory> agent wait-for bootstrap-complete --log-level=debugCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow エラーメッセージの例
... ERROR Bootstrap failed to complete: : bootstrap process timed out: context deadline exceeded
... ERROR Bootstrap failed to complete: : bootstrap process timed out: context deadline exceededCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 直前のコマンド出力で障害の発生が示された場合、またはブートストラップが進行していない場合は、次のコマンドを実行してランデブーホストに接続し、出力を収集します。
ssh core@<node-ip> agent-gather -O >agent-gather.tar.xz
$ ssh core@<node-ip> agent-gather -O >agent-gather.tar.xzCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記Red Hat サポートは、ランデブーホストから収集したデータを使用してほとんどの問題を診断できますが、一部のホストが登録できない場合はすべてのホストからこのデータを収集すると役立ちます。
ブートストラップが完了し、クラスターノードが再起動したら、次のコマンドを実行して出力を収集します。
./openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for install-complete --log-level=debug
$ ./openshift-install --dir <install_directory> agent wait-for install-complete --log-level=debugCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 前のコマンドの出力が失敗を示している場合は、次の手順を実行します。
次のコマンドを実行して、
kubeconfigファイルを環境にエクスポートします。export KUBECONFIG=<install_directory>/auth/kubeconfig
$ export KUBECONFIG=<install_directory>/auth/kubeconfigCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、デバッグ用の情報を収集します。
oc adm must-gather
$ oc adm must-gatherCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、作業ディレクトリーに作成した
must-gatherディレクトリーから圧縮ファイルを作成します。tar cvaf must-gather.tar.gz <must_gather_directory>
$ tar cvaf must-gather.tar.gz <must_gather_directory>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
-
/authサブディレクトリーを除いて、デプロイメント中に使用したインストールディレクトリーを Red Hat カスタマーポータル のサポートケースに添付します。 - この手順で収集した他のすべてのデータをサポートケースに添付してください。
第5章 Kubernetes Operator のマルチクラスターエンジン用の Agent ベースのインストール済みクラスターの準備 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
マルチクラスターエンジン Operator をインストールし、エージェントベースの OpenShift Container Platform インストーラーを使用してハブクラスターをデプロイできます。次の手順は部分的に自動化されており、最初のクラスターがデプロイメントされた後に手動の手順が必要です。
5.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次のドキュメントを読んでいる。
- 必要なコンテナーイメージを取得するためのインターネットへのアクセスがある。
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。 - 切断された環境にインストールする場合は、切断されたインストールのミラーリング用に設定されたローカルミラーレジストリーが必要です。
5.2. 切断中の Kubernetes Operator のマルチクラスターエンジン用のエージェントベースのクラスターデプロイの準備 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
切断された環境で、必要な OpenShift Container Platform コンテナーイメージ、マルチクラスターエンジン Operator、および Local Storage Operator (LSO) をローカルミラーレジストリーにミラーリングできます。ミラーレジストリーのローカル DNS ホスト名とポートを必ず書き留めておいてください。
OpenShift Container Platform イメージリポジトリーをミラーレジストリーにミラーリングするには、oc adm release image または oc mirror コマンドを使用できます。この手順では、oc mirror コマンドを例として使用します。
手順
-
<assets_directory>フォルダーを作成して、有効なinstall-config.yamlおよびagent-config.yamlファイルを含めます。このディレクトリーは、すべてのアセットを格納するために使用されます。 OpenShift Container Platform イメージリポジトリー、マルチクラスターエンジン、および LSO をミラーリングするには、以下の設定で
ImageSetConfiguration.yamlファイルを作成します。ImageSetConfiguration.yamlの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- イメージセット内の各ファイルの最大サイズを GiB 単位で指定します。
- 2
- イメージセットのメタデータを受け取るバックエンドの場所を設定します。この場所は、レジストリーまたはローカルディレクトリーにすることができます。
storageConfig値を指定する必要があります。 - 3
- ストレージバックエンドのレジストリー URL を設定します。
- 4
- インストールするバージョンの OpenShift Container Platform イメージを含むチャネルを設定します。
- 5
- インストールする OpenShift Container Platform イメージを含む Operator カタログを設定します。
- 6
- イメージセットに含める特定の Operator パッケージとチャネルのみを指定します。カタログ内のすべてのパッケージを取得するには、このフィールドを削除してください。
- 7
- マルチクラスターエンジンのパッケージとチャネル。
- 8
- LSO パッケージとチャネル。
注記このファイルは、コンテンツをミラーリングするときに
oc mirrorコマンドで必要になります。特定の OpenShift Container Platform イメージリポジトリー、マルチクラスターエンジン、および LSO をミラーリングするには、以下のコマンドを実行します。
oc mirror --dest-skip-tls --config ocp-mce-imageset.yaml docker://<your-local-registry-dns-name>:<your-local-registry-port>
$ oc mirror --dest-skip-tls --config ocp-mce-imageset.yaml docker://<your-local-registry-dns-name>:<your-local-registry-port>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow install-config.yamlファイルのレジストリーと証明書を更新します。Example
imageContentSources.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow さらに、証明書が
install-config.yamlのadditionalTrustBundleフィールドに存在することを確認してください。install-config.yamlの例additionalTrustBundle: | -----BEGIN CERTIFICATE----- zzzzzzzzzzz -----END CERTIFICATE-------
additionalTrustBundle: | -----BEGIN CERTIFICATE----- zzzzzzzzzzz -----END CERTIFICATE-------Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 重要oc mirrorコマンドは、いくつかの出力を含むoc-mirror-workspaceというフォルダーを作成します。これには、OpenShift Container Platform および選択した Operator に必要なすべてのミラーを識別するimageContentSourcePolicy.yamlファイルが含まれます。次のコマンドを実行して、クラスターマニフェストを生成します。
openshift-install agent create cluster-manifests
$ openshift-install agent create cluster-manifestsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow このコマンドは、クラスターマニフェストフォルダーを更新して、ミラー設定を含む
mirrorフォルダーを含めます。
5.3. 接続中の Kubernetes Operator のマルチクラスターエンジン用のエージェントベースのクラスターデプロイメントの準備 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
マルチクラスターエンジン Operator である Local Storage Operator (LSO) に必要なマニフェストを作成し、エージェントベースの OpenShift Container Platform クラスターをハブクラスターとしてデプロイします。
手順
<assets_directory>フォルダーにopenshiftという名前のサブフォルダーを作成します。このサブフォルダーは、デプロイされたクラスターをさらにカスタマイズするためにインストール中に適用される追加のマニフェストを格納するために使用されます。<assets_directory>フォルダーには、install-config.yamlおよびagent-config.yamlファイルを含むすべてのアセットが含まれています。注記インストーラーは、追加のマニフェストを検証しません。
マルチクラスターエンジンの場合、以下のマニフェストを作成し、それらを
<assets_directory>/openshiftフォルダーに保存します。例
mce_namespace.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 例
mce_operatorgroup.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 例
mce_subscription.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記Assisted Installer (AI) を使用して、Red Hat Advanced Cluster Management (RHACM) で分散ユニット (DU) を大規模にインストールできます。これらの分散ユニットは、ハブクラスターで有効にする必要があります。AI サービスには、手動で作成される永続ボリューム (PV) が必要です。
AI サービスの場合、以下のマニフェストを作成し、それらを
<assets_directory>/openshiftフォルダーに保存します。Example
lso_namespace.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Example
lso_operatorgroup.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Example
lso_subscription.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記すべてのマニフェストを作成した後、ファイルシステムは次のように表示される必要があります。
例: ファイルシステム
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、エージェント ISO イメージを作成します。
openshift-install agent create image --dir <assets_directory>
$ openshift-install agent create image --dir <assets_directory>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - イメージの準備ができたら、ターゲットマシンを起動し、インストールが完了するまで待ちます。
インストールを監視するには、次のコマンドを実行します。
openshift-install agent wait-for install-complete --dir <assets_directory>
$ openshift-install agent wait-for install-complete --dir <assets_directory>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記完全に機能するハブクラスターを設定するには、次のマニフェストを作成し、コマンド
$ oc apply -f <manifest-name>を実行して手動で適用する必要があります。マニフェストの作成順序は重要であり、必要に応じて待機状態が表示されます。AI サービスに必要な PV については、次のマニフェストを作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 後続のマニフェストを適用する前に、次のコマンドを使用して PV が使用可能になるまで待機します。
oc wait localvolume -n openshift-local-storage assisted-service --for condition=Available --timeout 10m
$ oc wait localvolume -n openshift-local-storage assisted-service --for condition=Available --timeout 10mCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記The `devicePath` is an example and may vary depending on the actual hardware configuration used.
The `devicePath` is an example and may vary depending on the actual hardware configuration used.Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow マルチクラスターエンジンインスタンスのマニフェストを作成します。
Example
MultiClusterEngine.yamlapiVersion: multicluster.openshift.io/v1 kind: MultiClusterEngine metadata: name: multiclusterengine spec: {}apiVersion: multicluster.openshift.io/v1 kind: MultiClusterEngine metadata: name: multiclusterengine spec: {}Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow マニフェストを作成して AI サービスを有効にします。
例
agentserviceconfig.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 後続のスポーククラスターをデプロイするためのマニフェストを作成します。
例
clusterimageset.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow マニフェストを作成して、エージェントがインストールされたクラスター (マルチクラスターエンジンと Assisted Service をホストするクラスター) をハブクラスターとしてインポートします。
例
autoimport.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow マネージドクラスターが作成されるまで待ちます。
oc wait -n multicluster-engine managedclusters local-cluster --for condition=ManagedClusterJoined=True --timeout 10m
$ oc wait -n multicluster-engine managedclusters local-cluster --for condition=ManagedClusterJoined=True --timeout 10mCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
検証
マネージドクラスターのインストールが成功したことを確認するには、次のコマンドを実行します。
oc get managedcluster
$ oc get managedcluster NAME HUB ACCEPTED MANAGED CLUSTER URLS JOINED AVAILABLE AGE local-cluster true https://<your cluster url>:6443 True True 77mCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
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