パート I. セキュリティの概要
			セキュリティはすべてのエンタープライズアプリケーションの根本的な役割を果たします。セキュリティにより、ご使用のアプリケーションにアクセスできる人を制限し、アプリケーションユーザーが実行できる操作を制御することができます。
		
			Java Enterprise Edition (Java EE) 仕様は Enterprise Java Beans (EJBs) と Web コンポーネントのシンプルなロールベースのセキュリティモデルを定義します。JBoss セキュリティ拡張 (JBossSX) フレームワークはプラットフォームセキュリティを処理し、ロールベースの宣言型 Java EE セキュリティモデルとセキュリティプロキシレイヤを通じたカスタムセキュリティの統合の両方に対応します。
		
			宣言型セキュリティモデルのデフォルト実装は Java 認証承認サービス (JAAS) のログインモジュールとサブジェクトに基づいています。セキュリティプロキシレイヤによって、宣言型モデルを使用して記述できないカスタムセキュリティを EJB ビジネスオブジェクトから独立した形で EJB に追加することができます。
		
注記
				EJB とサーブレット仕様セキュリティモデル、さらに JAAS に関する詳細は パートI「セキュリティの概要」 に記載されています。