15.3. EJB3 RMI + SSL 設定
手順15.4 EJB3 の RMI + SSL 設定の概要
- 暗号化キーと証明書の生成
- RMI のセキュアなリモートコネクタの設定
- セキュアな RMI コネクタを使用するための EJB3 Bean のアノテート
JBoss Application Server プロファイル deploy
ディレクトリのファイル ejb3-connectors-jboss-beans.xml
には、EJB3 リモートメソッド呼び出しの JBoss Remoting コネクタの定義が含まれています。
例15.2 セキュアな EJB3 コネクタのサンプル
ejb3-connectors-jboss-beans.xml
ファイルに追加されます。両方の Bean とも 手順15.1「新しいキーペアの生成、および JBoss server conf ディレクトリのキーストア「localhost.keystore」へのその追加」 で作成されたキーペアを使用して EJB3 に対しセキュアなコネクタを設定する必要があります。
keyPassword
プロパティは、キーペアが作成されたときに指定されるキーペアのパスワードです。
すべての EJB3 Bean はデフォルトではセキュアでない RMI コネクタを使用します。SSL による Bean のリモート呼び出しを有効にするには、@org.jboss.annotation.ejb.RemoteBinding
で Bean をアノテートします。
例15.3 セキュアなリモート呼び出しを有効にするための EJB3 Bean アノテーション
StatefulSSL
にバインドします。リモートインターフェースを実装しているプロキシは、Bean が JNDI から要求されたときにクライアントに返され、SSL でサーバーと通信します。
注記
同じ EJB3 Bean のセキュアおよびセキュアでないリモートメソッド呼び出し両方を有効にできます。 例15.4「セキュアおよびセキュアでない呼び出しの EJB3 Bean アノテーション」 ではこれを行うためのアノテーションを示しています。
例15.4 セキュアおよびセキュアでない呼び出しの EJB3 Bean アノテーション
注記
0.0.0.0
と指定されており「すべてのインターフェース」という意味です。これを ${jboss.bind.address} システムプロパティの値に変更します。
StatefulNormal
を要求する場合、リモートインターフェースを実装している返されたプロキシは暗号化されていないソケットプロトコルによりサーバーと通信します。StatefulSSL
が要求される場合、リモートインターフェースを実装している返されたプロキシは SSL によりサーバーと通信します。