19.9.4. ロックアウトポリシーを設定しないログイン時間の追跡
アカウントポリシープラグインを使用して、有効期限や非アクティブ期間を設定 しなくても、ユーザーのログイン時間を追跡することもできます。この場合、アカウントポリシープラグインは
lastLoginTime
属性をユーザーエントリーに追加するために使用されますが、他のポリシールールを設定する必要はありません。
その場合には、アカウントポリシープラグインを通常どおりに設定して、ログイン時間を追跡します。ただし、追跡中のログイン情報に作用する CoS は作成しないでください。
- アカウントポリシープラグインを有効にします。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - nsslapd-pluginarg0 属性を、プラグイン設定エントリーを参照するように設定します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - ログイン時間を記録するプラグイン設定エントリーを作成します。
- すべてのエントリーにログイン時間が記録されるように、
alwaysRecordLogin
の値を yes に設定します。 lastLoginTime
属性をアカウントポリシー (stateattrname
) に使用する属性として設定します。- アカウントポリシーを適用するエントリーを表示するのに使用する属性を設定します (
acctPolicySubentry
)。 - 実際のタイムアウト期間 (秒単位) を設定するのに使用されるアカウントポリシーの属性を設定します (
accountInactivityLimit
)。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - サーバーを再起動して、新しいプラグイン設定を読み込みます。
systemctl start dirsrv.target
# systemctl start dirsrv.target
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow