15.2.3. コマンドラインでのハブの設定
ハブは、サプライヤーから更新を受け取り、他のコンシューマーに渡す中間読み取り専用レプリカです。これらは、「カスケードレプリケーション」 で説明されているカスケードレプリケーションのシナリオの一部です。ハブの作成には、最初に changelog データベースを作成します。これは、ハブがサプライヤーによって送信された変更の記録を保持し、2 番目にハブレプリカを設定します。
- hub1.example.com などのハブサーバー で、ldapmodify を使用して changelog エントリーを作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow changelog には重要な属性が 1 つあります。nsslapd-changelogdir
は、changelog が保持されるディレクトリーを設定します。changelog エントリー属性は、『Red Hat Directory Server の設定、コマンド、およびファイルリファレンス』 に記載されています。 - ハブホストで、レプリカエントリーを作成します。この ldapmodify コマンドは、dc=example ,dc= com サブツリーの hub1.example.com ホストに新しいハブレプリカを作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 重要以下の例に示すように、レプリカエントリーのcn
パラメーターを replica に設定する必要があります。Directory Server は、パラメーターを異なる値に設定するとエントリーを無視します。このエントリーは、レプリケーションに参加しているようにデータベースと接尾辞を特定し、データベースがレプリカの種類を設定します。
changelog エントリー属性は、『Red Hat Directory Server の設定、コマンド、およびファイルリファレンス』 に記載されています。