9.2. nmcli を使用した Wi-Fi ネットワークへの接続
nmcli ユーティリティーを使用して初めて Wi-Fi ネットワークに接続すると、NetworkManager の接続プロファイルが自動的に作成されます。その後、このプロファイルを変更して、静的 IP アドレスなどの特定の設定を追加できます。
前提条件
- ホストに Wi-Fi デバイスがインストールされている。
-
Wi-Fi デバイスが有効になっている。確認するには、
nmcli radioコマンドを使用します。
手順
NetworkManager で Wi-Fi 無線が無効になっている場合は、この機能を有効にします。
# nmcli radio wifi onオプション: 利用可能な Wi-Fi ネットワークを表示します。
# nmcli device wifi list IN-USE BSSID SSID MODE CHAN RATE SIGNAL BARS SECURITY 00:53:00:2F:3B:08 Office Infra 44 270 Mbit/s 57 ▂▄▆_ WPA2 WPA3 00:53:00:15:03:BF -- Infra 1 130 Mbit/s 48 ▂▄__ WPA2 WPA3サービスセット識別子 (
SSID) 列には、ネットワークの名前が含まれています。列に--が表示されている場合、このネットワークのアクセスポイントは SSID をブロードキャストしていません。Wi-Fi ネットワークに接続します。
# nmcli device wifi connect Office --ask Password: wifi-password対話的に入力するのではなく、コマンドでパスワードを設定する場合は、コマンドで
--askの代わりにpassword <wifi_password>オプションを使用します。# nmcli device wifi connect Office password <wifi_password>ネットワークが静的 IP アドレスを必要とする場合、NetworkManager はこの時点で接続のアクティブ化に失敗することに注意してください。後の手順で IP アドレスを設定できます。
ネットワークに静的 IP アドレスが必要な場合:
IPv4 アドレス設定を設定します。次に例を示します。
# nmcli connection modify Office ipv4.method manual ipv4.addresses 192.0.2.1/24 ipv4.gateway 192.0.2.254 ipv4.dns 192.0.2.200 ipv4.dns-search example.comIPv6 アドレス設定を設定します。次に例を示します。
# nmcli connection modify Office ipv6.method manual ipv6.addresses 2001:db8:1::1/64 ipv6.gateway 2001:db8:1::fffe ipv6.dns 2001:db8:1::ffbb ipv6.dns-search example.com
接続を再度有効にします。
# nmcli connection up Office
検証
アクティブな接続を表示します。
# nmcli connection show --active NAME ID TYPE DEVICE Office 2501eb7e-7b16-4dc6-97ef-7cc460139a58 wifi wlp0s20f3作成した Wi-Fi 接続が出力にリストされている場合、その接続はアクティブです。
ホスト名または IP アドレスに ping を実行します。
# ping -c 3 example.com