2.4. IdM サーバーの設定とフェイルオーバーパラメーター


SSSD クライアントのフェイルオーバーとサーバーの解決動作は、主に /etc/sssd/sssd.conf ファイル内の ipa_server パラメーターによって制御されます。IdM サーバーを指定する際には、自動検出のために DNS SRV レコードを使用することも、パフォーマンス向上のためにサーバーアドレスのリストを手動で指定し、タイムアウトパラメーターを調整することもできます。

サーバー設定オプション

ipa_server パラメーターと srv オプションは、クライアント上の SSSD が利用可能な IdM サーバーを解決して接続する方法を定義します。

  • _srv_ オプションが指定されている場合、SSSD は優先度順に並んだ IdM サーバーのリストを取得します。プライマリーサーバーがオフラインになった場合、IdM クライアント上の SSSD サービスが、利用可能な別の IdM サーバーに自動的に接続します。
  • プライマリーサーバーは ipa_server パラメーターで指定します。SSSD は、まずプライマリーサーバーへの接続を試みます。プライマリーサーバーが利用できない場合にのみ、バックアップサーバーに切り替えます。
  • _srv_ オプションはバックアップサーバーではサポートされていません。
  • _srv_ エントリーを削除し、ipa_server = idm_server1.example.com,idm_server2.example.com のようにサーバーを明示的にリストすると、DNS ルックアップが省略されます。この設定を行うと、クライアントは指定された IdM サーバーにのみ接続し、リストの優先順位に従って接続します。
Expand
表2.1 フェイルオーバーとタイムアウトのパラメーター
パラメーターデフォルト値説明

failover_primary_timeout

31 秒

SSSD がバックアップサーバーに接続している間に、プライマリーサーバーのいずれかに再接続を試みる間隔。

dns_resolver_timeout

6 秒

クライアントが別の DNS サーバーに問い合わせる前に、DNS リゾルバーからの応答を待つ時間。すべての DNS サーバーにアクセスできない場合、ドメインはオフラインモードで動作を継続します。

Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

Red Hat ドキュメントについて

Legal Notice

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る