検索

2.5.3. VFS チューニングオプション: リサーチと実験

download PDF
すべての Linux ファイルシステムと同様に、GFS2 は仮想ファイルシステム (VFS) と呼ばれる層の最上部に位置します。sysctl(8) コマンドを使用して VFS 層をチューニングすることにより、配下の GFS2 パフォーマンスを向上させることができます。たとえば、状況に応じて dirty_background_ratio および vfs_cache_pressure の値を調整することができます。現在の値を取得するには、以下のコマンドを使用します。
sysctl -n vm.dirty_background_ratio
sysctl -n vm.vfs_cache_pressure
以下のコマンドで値を調整します。
sysctl -w vm.dirty_background_ratio=20
sysctl -w vm.vfs_cache_pressure=500
/etc/sysctl.conf ファイルを編集すると、これらのパラメーターを永久的に変更することができます。
ユースケースに応じた最適な値を見つけるためには、各種 VFS オプションを十分に調査しまずテスト用クラスター上で実験を行ってから完全な実稼働環境に導入してください。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.