第3章 DM Multipath の設定
mpathconf
ユーティリティーを使用して DM Multipath を設定できます。このユーティリティーは、次のシナリオに基づいて /etc/multipath.conf
マルチパス設定ファイルを作成または編集します。
-
/etc/multipath.conf
ファイルがすでに存在する場合は、mpathconf
ユーティリティーでファイルを編集します。 -
/etc/multipath.conf
ファイルが存在しない場合は、mpathconf
ユーティリティーにより/etc/multipath.conf
ファイルが新たに作成されます。
3.1. device-mapper-multipath パッケージの確認
システムに DM-Multipath をセットアップする前に、システムが最新であり、device-mapper-multipath
パッケージがインストールされていることを確認してください。
手順
システムに
device-mapper-multipath
パッケージが含まれているか確認します。# rpm -q device-mapper-multipath device-mapper-multipath-current-package-version
システムにパッケージが含まれていない場合は、次のように出力されます。
package device-mapper-multipath is not installed
システムにパッケージが含まれていない場合は、次のコマンドを実行してパッケージをインストールします。
# yum install device-mapper-multipath