第1章 Google Cloud インテグレーションの作成
Google Cloud アカウントを Cost Management に追加するには、メトリクスを提供するように Google Cloud を設定し、Red Hat Hybrid Cloud Console ユーザーインターフェイスからインテグレーションとして Google Cloud アカウントを追加する必要があります。
Cost Management にインテグレーションを追加するには、クラウド管理者のエンタイトルメントを持つユーザーが必要です。
Google Cloud アカウントをデータインテグレーションとして Cost Management に追加する前に、Google Cloud アカウントで以下のサービスを設定し、Cost Management がメトリクスにアクセスできるようにする必要があります。
- Cost Management Google Cloud プロジェクト。
- Red Hat Hybrid Cloud Console にデータをエクスポートするための適切なロールを持つ課金サービスアカウントメンバー。
- コストデータを格納する BigQuery データセット。
- コストデータを BigQuery のデータセットに送信する課金エクスポート。
Google Cloud コンソールで以下の手順の一部と、Cost Management ユーザーインターフェイスの手順の一部を完了するため、両方のアプリケーションを Web ブラウザーで開いた状態にしてください。
Integrations ページから、Google Cloud インテグレーションを Cost Management に追加します。
サードパーティー製品およびドキュメントは変更される可能性があるため、提供されるサードパーティー統合を設定するための手順は一般的な内容であり、公開時点では正しいものです。最新情報は、Google Cloud Platform のドキュメント を参照してください。
1.1. Google Cloud アカウントのインテグレーションとしての追加
Google Cloud アカウントをインテグレーションとして追加できます。Google Cloud インテグレーションを追加すると、Cost Management アプリケーションは Google Cloud アカウントからのコストと使用状況のデータを処理し、表示できるようにします。
前提条件
- Cost Management にデータインテグレーションを追加するには、Cloud Administrator 権限を持つ Red Hat アカウントが必要です。
手順
- Red Hat Hybrid Cloud Console から、Settings Menu > Integrations をクリックします。
- Settings ページの Cloud タブで、Add integration をクリックします。
- Add a cloud integration ウィザードで、Google Cloud をクラウドプロバイダータイプとして選択し、Next をクリックします。
- インテグレーションの名前を入力します。Next をクリックします。
- Select application の手順で、Cost Management を選択し、Next をクリックします。