第7章 Migration Toolkit for Virtualization 2.0


仮想マシン (VM) を、VMware vSphere with the Migration Toolkit for Virtualization (MTV) から移行できます。

本リリースノートには、新機能および拡張機能、既知の問題、および技術的な変更点を説明します。

7.1. 新機能および機能拡張

本リリースでは、以下の機能および改善点が追加されました。

ウォーム移行

ウォーム移行では、仮想マシンの実行中に、事前コピー段階に仮想マシンデータの大半をコピーして、ダウンタイムを削減します。移行期間の段階で、仮想マシンは停止し、残りのデータがコピーされます。

移行の取り消し

移行中に、移行計画全体または個々の仮想マシンをキャンセルできます。残りの仮想マシンを移行するために、キャンセルした移行計画を再開できます。

移行ネットワーク

パフォーマンスを向上させるために、ソースおよびターゲットプロバイダーの移行ネットワークを選択できます。デフォルトでは、データは VMware 管理ネットワークと Red Hat OpenShift Pod ネットワークを使用してコピーされます。

検証サービス

検証サービスは、移行に影響を与える可能性のある問題についてソースを確認し、移行計画で懸念事項がある仮想マシンにフラグを付けます。

重要

検証サービスはテクノロジープレビュー機能としてのみご利用いただけます。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。これらの機能により、近日発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供でき、お客様は開発プロセス時に機能をテストして、フィードバックをお寄せいただくことができます。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

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