Web コンソール


OpenShift Container Platform 4.17

OpenShift Container Platform Web コンソールのスタートガイド

Red Hat OpenShift Documentation Team

概要

このドキュメントでは、OpenShift Container Platform Web コンソールにアクセスしてカスタマイズする手順を説明します。

第1章 Web コンソールの概要

Red Hat OpenShift Container Platform Web コンソールは、プロジェクトデータを視覚化し、管理およびトラブルシューティングタスクを実行するグラフィカルユーザーインターフェイスを提供します。Web コンソールは、openshift-console プロジェクトのコントロールプレーンノードで Pod として実行されます。これは console-operator Pod によって管理されます。Administrator および Developer パースペクティブの両方がサポートされます。

Administrator および Developer パースペクティブの両方で、OpenShift Container Platform のクイックスタートチュートリアルを作成できます。クイックスタートは、ユーザータスクに関するガイド付きチュートリアルで、アプリケーション、Operator、またはその他の製品オファリングを理解するのに役立ちます。

1.1. Web コンソールの Administrator パースペクティブについて

Administrator パースペクティブでは、クラスターインベントリー、容量、全般的および特定の使用に関する情報、および重要なイベントのストリームを表示できます。これらはすべて、プランニングおよびトラブルシューティングの作業を簡素化するのに役立ちます。プロジェクト管理者とクラスター管理者の両方が Administrator パースペクティブを表示できます。

OpenShift Container Platform 4.7 以降の場合、クラスター管理者は Web Terminal Operator を使用して組み込みのコマンドラインターミナルインスタンスを開くこともできます。

注記

表示されるデフォルトの Web コンソールパースペクティブは、ユーザーのロールによって異なります。ユーザーが管理者として認識される場合、Administrator パースペクティブがデフォルトで表示されます。

Administrator パースペクティブは、以下を実行する機能などの管理者のユースケースに固有のワークフローを提供します。

  • ワークロード、ストレージ、ネットワーク、およびクラスター設定を管理する。
  • Operator Hub を使用して Operator をインストールし、管理する。
  • ユーザーにログインを許可し、ロールおよびロールバインディングを使用してユーザーアクセスを管理できるようにするアイデンティティープロバイダーを追加する。
  • クラスターの更新、部分的なクラスターの更新、クラスター Operator、カスタムリソース定義 (CRD)、ロールバインディング、リソースクォータなど、さまざまな高度な設定を表示および管理する。
  • メトリクス、アラート、モニタリングダッシュボードなどのモニタリング機能にアクセスし、管理する。
  • クラスターに関するロギング、メトリック、および高ステータスの情報を表示し、管理する。
  • OpenShift Container Platform の Administrator パースペクティブに関連するアプリケーション、コンポーネント、およびサービスと視覚的に対話する。

1.2. Web コンソールの Developer パースペクティブ

Developer パースペクティブは、アプリケーション、サービス、データベースをデプロイするために組み込まれたさまざまな手法を提供します。Developer パースペクティブでは、以下を実行できます。

  • コンポーネントでのロールアウトのローリングおよび再作成をリアルタイムに可視化する。
  • アプリケーションのステータス、リソースの使用状況、プロジェクトイベントのストリーミング、およびクォータの消費を表示する。
  • プロジェクトを他のユーザーと共有する。
  • プロジェクトで Prometheus Query Language (PromQL) クエリーを実行し、グラフに可視化されたメトリックを検査して、アプリケーションに関する問題のトラブルシューティングを行う。メトリックにより、クラスターの状態と、モニターしているユーザー定義のワークロードに関する情報が提供されます。

OpenShift Container Platform 4.7 以降の場合、クラスター管理者は Web コンソールで組み込みのコマンドラインターミナルインスタンスを開くこともできます。

注記

表示されるデフォルトの Web コンソールパースペクティブは、ユーザーのロールによって異なります。Developer パースペクティブは、ユーザーが開発者として認識される場合、デフォルトで表示されます。

Developer パースペクティブは、以下を実行する機能を含む、開発者のユースケースに固有のワークフローを提供します。

  • 既存のコードベース、イメージ、およびコンテナーファイルをインポートして、OpenShift Container Platform でアプリケーションを作成し、デプロイします。
  • アプリケーション、コンポーネント、およびプロジェクト内のこれらに関連付けられたサービスと視覚的に対話し、それらのデプロイメントとビルドステータスを監視します。
  • アプリケーション内のコンポーネントをグループ化し、アプリケーション内およびアプリケーション間でコンポーネントを接続します。
  • Serverless 機能 (テクノロジープレビュー) を統合します。
  • Eclipse Che を使用してアプリケーションコードを編集するためのワークスペースを作成します。

Topology ビューを使用して、プロジェクトのアプリケーション、コンポーネント、およびワークロードを表示できます。プロジェクトにワークロードがない場合、Topology ビューにはワークロードを作成またはインポートするためのリンクがいくつか表示されます。Quick Search を使用してコンポーネントを直接インポートすることもできます。

関連情報

Developer パースペクティブで Topology ビューを使用する方法の詳細は、Topology ビューを使用したアプリケーション構成の表示 を参照してください。

1.3. パースペクティブへのアクセス

次のように、Web コンソールから Administrator および Developer パースペクティブにアクセスできます。

前提条件

パースペクティブにアクセスするには、Web コンソールにログインしていることを確認してください。デフォルトのパースペクティブは、ユーザーの権限によって自動的に決定されます。すべてのプロジェクトへのアクセス権を持つユーザーには Administrator パースペクティブが選択され、自分のプロジェクトへのアクセスが制限されているユーザーには Developer パースペクティブが選択されます。

関連情報

パースペクティブの変更の詳細は、ユーザー設定の追加 を参照してください。

手順

  1. パースペクティブスイッチャーを使用して、Administrator パースペクティブまたは Developer パースペクティブに切り替えます。
  2. Project ドロップダウンリストから既存のプロジェクトを選択します。このドロップダウンから新しいプロジェクトを作成することもできます。
注記

パースペクティブスイッチャーは、cluster-admin としてのみ使用できます。

第2章 Web コンソールへのアクセス

OpenShift Container Platform Web コンソールは、Web ブラウザーからアクセスできるユーザーインターフェイスです。開発者は Web コンソールを使用してプロジェクトのコンテンツを視覚的に把握し、参照し、管理することができます。

2.1. 前提条件

2.2. Web コンソールの理解および Web コンソールへのアクセス

Web コンソールは、コントロールプレーンノード上で Pod として実行されます。Web コンソールを実行するために必要な静的アセットは Pod によって提供されます。

openshift-install create cluster コマンドを使用して OpenShift Container Platform をインストールした後、インストールプログラムの CLI 出力で、インストールされたクラスターの Web コンソールの URL とログイン認証情報を確認できます。以下に例を示します。

出力例

INFO Install complete!
INFO Run 'export KUBECONFIG=<your working directory>/auth/kubeconfig' to manage the cluster with 'oc', the OpenShift CLI.
INFO The cluster is ready when 'oc login -u kubeadmin -p <provided>' succeeds (wait a few minutes).
INFO Access the OpenShift web-console here: https://console-openshift-console.apps.demo1.openshift4-beta-abcorp.com
INFO Login to the console with user: kubeadmin, password: <provided>

これらの詳細を使用してログインし、Web コンソールにアクセスします。

インストールしていない既存のクラスターの場合、oc whoami --show-console を使用して Web コンソール URL を表示します。

重要

dir パラメーターは、マニフェストファイル、ISO イメージ、および auth ディレクトリーを保存する assets ディレクトリーを指定します。auth ディレクトリーには、kubeadmin-password および kubeconfig ファイルが保存されます。kubeadmin ユーザーとして、設定 export KUBECONFIG=<install_directory>/auth/kubeconfigkubeconfig ファイルを使用して、クラスターにアクセスできます。kubeconfig は生成された ISO イメージに固有であるため、kubeconfig が設定されていて、oc コマンドが失敗した場合は、システムが生成された ISO イメージで起動しなかった可能性があります。デバッグを実行するには、ブートストラッププロセス中に、kubeadmin-password ファイルの内容を使用して、core ユーザーとしてコンソールにログインできます。

第3章 OpenShift Container Platform Dashboard を使用したクラスター情報の取得

OpenShift Container Platform の Web コンソールは、クラスターに関する概要情報を取得します。

3.1. OpenShift Container Platform ダッシュボードページについて

OpenShift Container Platform Web コンソールから HomeOverview に移動して、クラスターに関する概要情報を取得する OpenShift Container Platform ダッシュボードにアクセスします。

OpenShift Container Platform ダッシュボードは、個別のダッシュボードカードでキャプチャーされるさまざまなクラスター情報を提供します。

OpenShift Container Platform ダッシュボードは以下のカードで構成されます。

  • Details は、クラスターの詳細情報の概要を表示します。

    ステータスには、okerrorwarningin progress、および unknown が含まれます。リソースでは、カスタムのステータス名を追加できます。

    • クラスター
    • プロバイダー
    • バージョン
  • Cluster Inventory は、リソースの数および関連付けられたステータスの詳細を表示します。これは、問題の解決に介入が必要な場合に役立ちます。以下に関する情報が含まれます。

    • ノード数
    • Pod 数
    • 永続ストレージボリューム要求
    • 状態別にリスト表示されたクラスター内のベアメタルホスト (metal3 環境でのみ利用可能)
  • Status は、管理者がクラスターリソースの消費状況を把握するのに役立ちます。リソースをクリックし、指定されたクラスターリソース (CPU、メモリー、またはストレージ) の最大量を消費する Pod およびノードを一覧表示する詳細ページに切り替えます。
  • Cluster Utilization には、指定期間におけるさまざまなリソースの容量が表示されます。これは、リソース消費量が多い場合に、管理者がその規模と頻度を把握するのに役立ちます。次の情報が表示されます。

    • CPU 時間
    • メモリー割り当て
    • 消費されたストレージ
    • 消費されたネットワークリソース
    • Pod 数
  • Activity には、Pod の作成や別のホストへの仮想マシンの移行など、クラスター内の最近のアクティビティーに関連するメッセージがリスト表示されます。

3.2. リソースおよびプロジェクトの制限とクォータの認識

Web コンソールの Developer パースペクティブの Topology ビューで、利用可能なリソースのグラフィカル表示を使用できます。

リソースの制限やクォータに到達したことを示すメッセージがリソースにある場合は、リソース名の周囲に黄色の境界線が表示されます。メッセージを表示するには、リソースをクリックしてサイドパネルを開きます。Topology ビューがズームアウトされている場合、黄色の点はメッセージがあることを示します。

View Shortcuts メニューから List View を使用すると、リソースのリストが表示されます。Alerts 列は、メッセージがあるかどうかを示します。

第4章 ユーザー設定の追加

要件に合わせてプロファイルのデフォルト設定を変更できます。デフォルトのプロジェクト、トポロジービュー (グラフまたはリスト)、編集メディア (フォームまたは YAML)、言語設定、およびリソースタイプを設定できます。

ユーザー設定への変更は自動的に保存されます。

4.1. ユーザー設定

クラスターのデフォルトのユーザー設定を指定できます。

手順

  1. ログイン認証情報を使用して OpenShift Container Platform Web コンソールにログインします。
  2. マストヘッドを使用して、ユーザープロファイルのユーザー名とパスワードにアクセスします。
  3. General セクションで、以下を実行します。

    1. Theme フィールドで、作業するテーマを設定できます。ログインするたびに、選択したテーマがコンソールのデフォルトとして設定されます。
    2. perspective フィールドで、ログインするデフォルトのパースペクティブを設定できます。必要に応じて Administrator または Developer パースペクティブを選択できます。パースペクティブが選択されていない場合には、最後にアクセスしたパースペクティブにログインします。
    3. Project フィールドで、作業するプロジェクトを選択します。ログインするたびに、そのプロジェクトがコンソールのデフォルトとして設定されます。
    4. Topology フィールドで、トポロジービューのデフォルトをグラフビューか、リストビューに設定できます。選択されていない場合は、コンソールは使用した最後のビューにデフォルト設定されます。
    5. Create/Edit resource method フィールドで、リソースの作成または編集設定を指定できます。フォームおよび YAML オプションの両方が利用可能な場合には、選択した内容にコンソールはデフォルト設定されます。
  4. ブラウザーのデフォルトの言語設定を使用するには、言語セクションで、Default browser language を選択します。それ以外の場合は、コンソールに使用する言語を選択します。
  5. Notifications セクションでは、Overview ページまたは通知ドロワーで、特定のプロジェクトに対してユーザーが作成した通知の表示を切り替えることができます。
  6. アプリケーション セクションで:

    1. デフォルトの リソースタイプ を表示できます。たとえば、OpenShift Serverless Operator がインストールされている場合、デフォルトのリソースタイプは Serverless Deployment です。それ以外の場合、デフォルトのリソースタイプは Deployment です。
    2. リソース タイプ フィールドから、別のリソースタイプをデフォルトのリソースタイプとして選択できます。

第5章 OpenShift Container Platform の Web コンソールの設定

OpenShift Container Platform の Web コンソールを変更して、ログアウトリダイレクト URL を設定したり、クイックスタートチュートリアルを無効にしたりできます。

5.1. 前提条件

  • OpenShift Container Platform クラスターをデプロイしている。

5.2. Web コンソールの設定

console.config.openshift.io リソースを編集して Web コンソールを設定できます。

  • console.config.openshift.io リソースを編集します。

    $ oc edit console.config.openshift.io cluster

    以下の例は、コンソールのリソース定義のサンプルを示しています。

    apiVersion: config.openshift.io/v1
    kind: Console
    metadata:
      name: cluster
    spec:
      authentication:
        logoutRedirect: "" 1
    status:
      consoleURL: "" 2
    1
    ユーザーが Web コンソールからログアウトする際にロードするページの URL を指定します。値を指定しない場合、ユーザーは Web コンソールのログインページに戻ります。logoutRedirect URL を指定することにより、ユーザーはアイデンティティープロバイダー経由でシングルログアウト (SLO) を実行し、シングルサインオンセッションを破棄することができます。
    2
    Web コンソール URL。これをカスタム値に更新するには、Web コンソール URL のカスタマイズを参照してください。

5.3. Web コンソールでのクイックスタートの無効化

Web コンソールの Administrator パースペクティブを使用して、1 つ以上のクイックスタートを無効にできます。

前提条件

  • クラスター管理者の権限があり、Web コンソールにログインしている。

手順

  1. Administrator パースペクティブで、AdministrationCluster Settings に移動します。
  2. Cluster Settings ページで、Configuration タブをクリックします。
  3. Configuration ページで、operator.openshift.io と説明が記載されている Console 設定リソースをクリックします。

    選択するべき正しい Console 設定リソースを表示する Configuration ページのイメージ
  4. Action ドロップダウンリストから Customize を選択し、Cluster configuration ページを開きます。
  5. General タブの Quick starts セクションで、Enabled リストまたは Disabled リストから項目を選択し、矢印ボタンを使用して他方のリストに移動します。

    • 1 つのクイックスタートを有効または無効にするには、該当するクイックスタートをクリックし、一重矢印ボタンを使用してクイックスタートを適切なリストに移動します。
    • 複数のクイックスタートをまとめて有効または無効にするには、Ctrl を押して移動するクイックスタートをクリックします。次に、一重矢印ボタンを使用してクイックスタートを適切なリストに移動します。
    • すべてのクイックスタートをまとめて有効または無効にするには、二重矢印ボタンをクリックして、すべてのクイックスタートを適切なリストに移動します。

第6章 OpenShift Container Platform の Web コンソールのカスタマイズ

OpenShift Container Platform の Web コンソールをカスタマイズして、カスタムロゴ、製品名、リンク、通知、およびコマンドラインのダウンロードを設定できます。これは、Web コンソールを企業や政府の特定要件を満たすように調整する必要がある場合にとくに役立ちます。

6.1. カスタムロゴおよび製品名の追加

カスタムロゴまたはカスタム製品名を追加することで、カスタムブランディングを作成できます。これらの設定は相互に独立しているため、両方またはいずれかを設定できます。

前提条件

  • 管理者権限を持っている。
  • 使用するロゴのファイルを作成します。ロゴは、GIF、JPG、PNG、または SVG を含む共通のイメージ形式のファイルであり、60pxmax-height に制限されます。ConfigMap オブジェクトサイズの制約により、イメージサイズは 1 MB を超えてはなりません。

手順

  1. ロゴファイルを openshift-config namespace の設定マップにインポートします。

    $ oc create configmap console-custom-logo --from-file /path/to/console-custom-logo.png -n openshift-config
    ヒント

    または、以下の YAML を適用して設定マップを作成できます。

    apiVersion: v1
    kind: ConfigMap
    metadata:
      name: console-custom-logo
      namespace: openshift-config
    binaryData:
      console-custom-logo.png: <base64-encoded_logo> ... 1
    1
    有効な base64 でエンコードされたロゴを指定します。
  2. Web コンソールの Operator 設定を編集して、customLogoFile および customProductName を組み込みます。

    $ oc edit consoles.operator.openshift.io cluster
    apiVersion: operator.openshift.io/v1
    kind: Console
    metadata:
      name: cluster
    spec:
      customization:
        customLogoFile:
          key: console-custom-logo.png
          name: console-custom-logo
        customProductName: My Console

    Operator 設定が更新されると、カスタムロゴ設定マップをコンソール namespace に同期し、これをコンソール Pod にマウントし、再デプロイします。

  3. 正常に実行されたかどうかを確認します。問題がある場合は、コンソールクラスター Operator は Degraded ステータスを報告し、コンソール Operator 設定も CustomLogoDegraded ステータスを KeyOrFilenameInvalid または NoImageProvided などの理由と共に報告します。

    clusteroperator を確認するには、以下を実行します。

    $ oc get clusteroperator console -o yaml

    コンソール Operator 設定を確認するには、以下を実行します。

    $ oc get consoles.operator.openshift.io -o yaml

6.3. コンソールルートのカスタマイズ

console および downloads ルートについて、カスタムルート機能が ingress 設定ルート設定 API を使用します。console カスタムルートが ingress 設定と console-operator 設定の両方に設定されている場合、新規の ingress 設定のカスタムルート設定が優先されます。console-operator 設定を使用したルート設定は非推奨になりました。

6.3.1. コンソールルートのカスタマイズ

クラスター Ingress 設定の spec.componentRoutes フィールドにカスタムホスト名および TLS 証明書を設定して、コンソールルートをカスタマイズできます。

前提条件

  • 管理者権限のあるユーザーでクラスターにログインしている。
  • openshift-config namespace に TLS 証明書およびキーを含めたシークレットを作成している。これは、カスタムホスト名の接尾辞のドメインがクラスターのドメイン接尾辞に一致しない場合に必要です。接尾辞が一致する場合には、シークレットはオプションです。

    ヒント

    oc create secret tls コマンドを使用して TLS シークレットを作成できます。

手順

  1. クラスター Ingress 設定を編集します。

    $ oc edit ingress.config.openshift.io cluster
  2. カスタムのホスト名を設定し、オプションで提供する証明書とキーを設定します。

    apiVersion: config.openshift.io/v1
    kind: Ingress
    metadata:
      name: cluster
    spec:
      componentRoutes:
        - name: console
          namespace: openshift-console
          hostname: <custom_hostname> 1
          servingCertKeyPairSecret:
            name: <secret_name> 2
    1
    カスタムホスト名。
    2
    TLS 証明書 (tls.crt) およびキー (tls.key) を含む openshift-config namespace のシークレットへの参照。これは、カスタムホスト名の接尾辞のドメインがクラスターのドメイン接尾辞に一致しない場合に必要です。接尾辞が一致する場合には、シークレットはオプションです。
  3. 変更を適用するためにファイルを保存します。

6.3.2. ダウンロードルートのカスタマイズ

クラスター Ingress 設定の spec.componentRoutes フィールドにカスタムホスト名および TLS 証明書を設定して、ダウンロードルートをカスタマイズできます。

前提条件

  • 管理者権限のあるユーザーでクラスターにログインしている。
  • openshift-config namespace に TLS 証明書およびキーを含めたシークレットを作成している。これは、カスタムホスト名の接尾辞のドメインがクラスターのドメイン接尾辞に一致しない場合に必要です。接尾辞が一致する場合には、シークレットはオプションです。

    ヒント

    oc create secret tls コマンドを使用して TLS シークレットを作成できます。

手順

  1. クラスター Ingress 設定を編集します。

    $ oc edit ingress.config.openshift.io cluster
  2. カスタムのホスト名を設定し、オプションで提供する証明書とキーを設定します。

    apiVersion: config.openshift.io/v1
    kind: Ingress
    metadata:
      name: cluster
    spec:
      componentRoutes:
        - name: downloads
          namespace: openshift-console
          hostname: <custom_hostname> 1
          servingCertKeyPairSecret:
            name: <secret_name> 2
    1
    カスタムホスト名。
    2
    TLS 証明書 (tls.crt) およびキー (tls.key) を含む openshift-config namespace のシークレットへの参照。これは、カスタムホスト名の接尾辞のドメインがクラスターのドメイン接尾辞に一致しない場合に必要です。接尾辞が一致する場合には、シークレットはオプションです。
  3. 変更を適用するためにファイルを保存します。

6.4. ログインページのカスタマイズ

サービス利用規約情報をカスタムログインページを使用して作成します。カスタムログインページは、GitHub や Google などのサードパーティーログインプロバイダーを使用している場合にも、ユーザーが信頼し、予想できるブランドのページを提示して、その後にユーザーを認証プロバイダーにリダイレクトする際に役立ちます。また、認証プロセス中にカスタムエラーページをレンダリングすることもできます。

注記

エラーテンプレートのカスタマイズは、要求ヘッダーや OIDC ベースの IDP などのリダイレクトを使用するアイデンティティープロバイダー (IDP) に限定されます。LDAP や htpasswd などのダイレクトパスワード認証を使用する IDP にはこれによる影響がありません。

前提条件

  • 管理者権限を持っている。

手順

  1. 以下のコマンドを実行して、変更可能なテンプレートを作成します。

    $ oc adm create-login-template > login.html
    $ oc adm create-provider-selection-template > providers.html
    $ oc adm create-error-template > errors.html
  2. シークレットを作成します。

    $ oc create secret generic login-template --from-file=login.html -n openshift-config
    $ oc create secret generic providers-template --from-file=providers.html -n openshift-config
    $ oc create secret generic error-template --from-file=errors.html -n openshift-config
  3. 以下を実行します。

    $ oc edit oauths cluster
  4. 仕様を更新します。

    apiVersion: config.openshift.io/v1
    kind: OAuth
    metadata:
      name: cluster
    # ...
    spec:
      templates:
        error:
            name: error-template
        login:
            name: login-template
        providerSelection:
            name: providers-template

    oc explain oauths.spec.templates を実行して、オプションを把握します。

6.6. カスタム通知バナーの作成

前提条件

  • 管理者権限を持っている。

手順

  1. AdministrationCustom Resource Definitions から、ConsoleNotification をクリックします。
  2. Instances タブを選択します。
  3. Create Console Notification をクリックし、ファイルを編集します。

    apiVersion: console.openshift.io/v1
    kind: ConsoleNotification
    metadata:
      name: example
    spec:
      text: This is an example notification message with an optional link.
      location: BannerTop 1
      link:
        href: 'https://www.example.com'
        text: Optional link text
      color: '#fff'
      backgroundColor: '#0088ce'
    1
    有効な場所の設定は、BannerTopBannerBottom、および BannerTopBottom です。
  4. Create をクリックして変更を適用します。

6.7. CLI ダウンロードのカスタマイズ

ファイルパッケージを直接ポイントしたり、パッケージを提供する外部ページをポイントできるカスタムのリンクテキストおよび URL を使用して、CLI をダウンロードするリンクを設定できます。

前提条件

  • 管理者権限を持っている。

手順

  1. AdministrationCustom Resource Definitions に移動します。
  2. カスタムリソース定義 (CRD) のリストから ConsoleCLIDownload を選択します。
  3. YAML タブをクリックし、編集を行います。

    apiVersion: console.openshift.io/v1
    kind: ConsoleCLIDownload
    metadata:
      name: example-cli-download-links
    spec:
      description: |
        This is an example of download links
      displayName: example
      links:
      - href: 'https://www.example.com/public/example.tar'
        text: example for linux
      - href: 'https://www.example.com/public/example.mac.zip'
        text: example for mac
      - href: 'https://www.example.com/public/example.win.zip'
        text: example for windows
  4. Save ボタンをクリックします。

6.8. YAML サンプルの Kubernetes リソースへの追加

YAML サンプルはいつでも Kubernetes リソースに動的に追加できます。

前提条件

  • クラスター管理者の権限があること。

手順

  1. AdministrationCustom Resource Definitions から、ConsoleYAMLSample をクリックします。
  2. YAML をクリックし、ファイルを編集します。

    apiVersion: console.openshift.io/v1
    kind: ConsoleYAMLSample
    metadata:
      name: example
    spec:
      targetResource:
        apiVersion: batch/v1
        kind: Job
      title: Example Job
      description: An example Job YAML sample
      yaml: |
        apiVersion: batch/v1
        kind: Job
        metadata:
          name: countdown
        spec:
          template:
            metadata:
              name: countdown
            spec:
              containers:
              - name: counter
                image: centos:7
                command:
                - "bin/bash"
                - "-c"
                - "for i in 9 8 7 6 5 4 3 2 1 ; do echo $i ; done"
              restartPolicy: Never

    spec.snippet を使用して、YAML サンプルが完全な YAML リソース定義ではなく、ユーザーのカーソルで既存の YAML ドキュメントに挿入できる断片を示します。

  3. Save をクリックします。

6.9. ユーザーパースペクティブのカスタマイズ

OpenShift Container Platform Web コンソールは、デフォルトで AdministratorDeveloper の 2 つのパースペクティブを提供します。インストールされているコンソールプラグインによっては、より多くのパースペクティブを使用できる場合があります。クラスター管理者は、すべてのユーザーまたは特定のユーザーロールのパースペクティブを表示または非表示にすることができます。パースペクティブをカスタマイズすると、ユーザーは自分のロールとタスクに適用できるパースペクティブのみを表示できるようになります。たとえば、権限のないユーザーがクラスターリソース、ユーザー、およびプロジェクトを管理できないように、Administrator パースペクティブを非表示にすることができます。同様に、開発者ロールを持つユーザーに Developer パースペクティブを表示して、アプリケーションを作成、デプロイ、および監視できるようにすることができます。

ロールベースのアクセス制御 (RBAC) に基づいて、ユーザーのパースペクティブの表示をカスタマイズすることもできます。たとえば、特定の権限を必要とする監視目的でパースペクティブをカスタマイズする場合、パースペクティブが必要な権限を持つユーザーにのみ表示されるように定義できます。

各パースペクティブには、YAML ビューで編集できる次の必須パラメーターが含まれています。

  • id: 表示または非表示にするパースペクティブの ID を定義します
  • visibility: パースペクティブの状態と、必要に応じてアクセスレビューチェックを定義します。
  • state: パースペクティブが有効か、無効か、アクセスレビューチェックが必要かを定義します
注記

デフォルトでは、すべてのパースペクティブが有効になっています。ユーザーパースペクティブをカスタマイズすると、その変更はクラスター全体に適用されます。

6.9.1. YAML ビューを使用したパースペクティブのカスタマイズ

前提条件

  • 管理者権限を持っている。

手順

  1. Administrator パースペクティブで、AdministrationCluster Settings に移動します。
  2. Configuration タブを選択し、Console (operator.openshift.io) リソースをクリックします。
  3. YAML タブをクリックして、カスタマイズを行います。

    1. パースペクティブを有効または無効にするには、Add user perspectives のスニペットを挿入し、必要に応じて YAML コードを編集します。

      apiVersion: operator.openshift.io/v1
      kind: Console
      metadata:
        name: cluster
      spec:
        customization:
          perspectives:
            - id: admin
              visibility:
                state: Enabled
            - id: dev
              visibility:
                state: Enabled
    2. RBAC 権限に基づいてパースペクティブを非表示にするには、ユーザーパースペクティブを非表示 にするためのスニペットを挿入し、必要に応じて YAML コードを編集します。

      apiVersion: operator.openshift.io/v1
      kind: Console
      metadata:
        name: cluster
      spec:
        customization:
          perspectives:
            - id: admin
              requiresAccessReview:
                - group: rbac.authorization.k8s.io
                  resource: clusterroles
                  verb: list
            - id: dev
              state: Enabled
    3. ニーズに基づいてパースペクティブをカスタマイズするには、独自の YAML スニペットを作成します。

      apiVersion: operator.openshift.io/v1
      kind: Console
      metadata:
        name: cluster
      spec:
        customization:
          perspectives:
            - id: admin
              visibility:
                state: AccessReview
                accessReview:
                  missing:
                    - resource: deployment
                      verb: list
                  required:
                    - resource: namespaces
                      verb: list
            - id: dev
              visibility:
                state: Enabled
  4. Save をクリックします。

6.9.2. フォームビューを使用したパースペクティブのカスタマイズ

前提条件

  • 管理者権限を持っている。

手順

  1. Administrator パースペクティブで、AdministrationCluster Settings に移動します。
  2. Configuration タブを選択し、Console (operator.openshift.io) リソースをクリックします。
  3. ページの右側にある ActionsCustomize をクリックします。
  4. General 設定で、ドロップダウンリストから次のいずれかのオプションを選択して、パースペクティブをカスタマイズします。

    • Enabled: すべてのユーザーに対してパースペクティブを有効にします
    • Only visible for privileged users: すべての namespace を一覧表示できるユーザーのパースペクティブを有効にします。
    • Only visible for unprivileged users: すべての namespace を一覧表示できないユーザーのパースペクティブを有効にします。
    • Disabled: すべてのユーザーに対してパースペクティブを無効にします

      変更が保存されたことを確認する通知が開きます。

      ユーザーパースペクティブのカスタマイズ
      注記

      ユーザーパースペクティブをカスタマイズすると、変更は自動的に保存され、ブラウザーの更新後に有効になります。

6.10. 開発者カタログとサブカタログのカスタマイズ

クラスター管理者は、Developer カタログまたはそのサブカタログを編成および管理できます。サブカタログタイプを有効または無効にするか、開発者カタログ全体を無効にすることができます。

developerCatalog.types オブジェクトには、YAML ビューで使用するためにスニペットで定義する必要がある次のパラメーターが含まれています。

  • state: 開発者カタログタイプのリストを有効にするか無効にするかを定義します。
  • enabled: ユーザーに表示される開発者カタログタイプ (サブカタログ) のリストを定義します。
  • disabled: ユーザーに表示されない開発者カタログタイプ (サブカタログ) のリストを定義します。

YAML ビューまたはフォームビューを使用して、次の開発者カタログタイプ (サブカタログ) を有効または無効にすることができます。

  • Builder Images
  • テンプレート
  • Devfiles
  • サンプル
  • Helm Charts
  • Event Sources
  • Event Sinks
  • Operator Backed

6.10.1. YAML ビューを使用した開発者カタログまたはそのサブカタログのカスタマイズ

YAML ビューで YAML コンテンツを編集することにより、開発者カタログをカスタマイズできます。

前提条件

  • クラスター管理者権限を持つ OpenShift Web コンソールセッション。

手順

  1. Web コンソールの Administrator パースペクティブで、AdministrationCluster Settings に移動します。
  2. Configuration タブを選択し、Console (operator.openshift.io) リソースをクリックして、Details ページを表示します。
  3. YAML タブをクリックしてエディターを開き、必要に応じて YAML コンテンツを編集します。

    たとえば、開発者カタログタイプを無効にするには、無効な開発者カタログリソースのリストを定義する次のスニペットを挿入します。

    apiVersion: operator.openshift.io/v1
    kind: Console
    metadata:
      name: cluster
    ...
    spec:
      customization:
        developerCatalog:
          categories:
          types:
            state: Disabled
            disabled:
              - BuilderImage
              - Devfile
              - HelmChart
    ...
  4. Save をクリックします。
注記

デフォルトでは、Web コンソールの管理者ビューで開発者カタログタイプが有効になっています。

6.10.2. フォームビューを使用した開発者カタログまたはそのサブカタログのカスタマイズ

Web コンソールのフォームビューを使用して、開発者カタログをカスタマイズできます。

前提条件

  • クラスター管理者権限を持つ OpenShift Web コンソールセッション。
  • Developer パースペクティブが有効になっている。

手順

  1. Administrator パースペクティブで、AdministrationCluster Settings に移動します。
  2. Configuration タブを選択し、Console (operator.openshift.io) リソースをクリックします。
  3. ActionsCustomize をクリックします。
  4. Pre-pinned navigation itemsAdd page、および Developer Catalog セクションの項目を有効または無効にします。

    検証

    開発者カタログをカスタマイズすると、変更内容がシステムに自動的に保存され、更新後にブラウザーで有効になります。

    odc 開発者カタログのカスタマイズ
注記

管理者は、すべてのユーザーに対してデフォルトで表示されるナビゲーション項目を定義できます。ナビゲーション項目を並べ替えることもできます。

ヒント

同様の手順を使用して、クイックスタート、クラスターロール、アクションなどの Web UI 項目をカスタマイズできます。

6.10.2.1. YAML ファイルの変更例

開発者カタログをカスタマイズするために、YAML エディターに次のスニペットを動的に追加できます。

次のスニペットを使用して、状態 タイプを Enabled に設定してすべてのサブカタログを表示します。

apiVersion: operator.openshift.io/v1
kind: Console
metadata:
  name: cluster
...
spec:
  customization:
    developerCatalog:
      categories:
      types:
        state: Enabled

次のスニペットを使用して、状態 タイプを Disabled に設定してすべてのサブカタログを無効にします。

apiVersion: operator.openshift.io/v1
kind: Console
metadata:
  name: cluster
...
spec:
  customization:
    developerCatalog:
      categories:
      types:
        state: Disabled

クラスター管理者が、Web コンソールで有効になっているサブカタログのリストを定義する場合は、次のスニペットを使用します。

apiVersion: operator.openshift.io/v1
kind: Console
metadata:
  name: cluster
...
spec:
  customization:
    developerCatalog:
      categories:
      types:
        state: Enabled
        enabled:
          - BuilderImage
          - Devfile
          - HelmChart
          - ...

第7章 動的プラグイン

7.1. 動的プラグインの概要

7.1.1. 動的プラグインについて

動的プラグインは実行時にリモートのソースからロードされ、解釈されます。動的プラグインをコンソールに提供して公開する 1 つの方法は、OLM Operator を使用することです。OLM Operator は、プラグインをホストする HTTP サーバーを備えたプラットフォーム上にデプロイメントを作成し、Kubernetes サービスを使用してそれを公開します。

動的プラグインを使用すると、実行時にカスタムページやその他の拡張機能をコンソールユーザーインターフェイスに追加できます。ConsolePlugin カスタムリソースはコンソールにプラグインを登録し、クラスター管理者はコンソールの Operator 設定でプラグインを有効にします。

7.1.2. 主な特長

動的プラグインを使用すると、以下のカスタマイズを OpenShift Container Platform エクスペリエンスに設定することができます。

  • カスタムページの追加。
  • 管理者と開発者を超えたパースペクティブを追加します。
  • ナビゲーション項目の追加。
  • リソースページへのタブおよびアクションの追加。

7.1.3. 全般的なガイドライン

プラグインの作成時には、以下の一般的なガイドラインに従ってください。

  • プラグインをビルドして実行するには、Node.jsyarn が必要です。
  • CSS クラス名の前にプラグイン名を付けて、競合を回避します。例: my-plugin__heading および my-plugin_\_icon
  • 他のコンソールページとの一貫したルック、フィール、および動作を維持します。
  • プラグインの作成時には、react-i18next のローカリゼーションガイドラインに従ってください。以下の例のように useTranslation フックを使用できます。

    conster Header: React.FC = () => {
      const { t } = useTranslation('plugin__console-demo-plugin');
      return <h1>{t('Hello, World!')}</h1>;
    };
  • 要素セレクターなど、プラグインコンポーネント外のマークアップに影響を与える可能性のあるセレクターは避けてください。これらは API ではなく、変更される可能性があります。これらを使用すると、プラグインが破損する可能性があります。プラグインコンポーネント外のマークアップに影響を与える可能性のある要素セレクターなどのセレクターを回避します。
  • プラグイン Web サーバーが提供するすべてのアセットの Content-Type 応答ヘッダーを使用して、有効な JavaScript Multipurpose Internet Mail Extension (MIME) タイプを指定します。各プラグインデプロイメントには、そのプラグインの生成済みアセットをホストする Web サーバーが含まれている必要があります。
  • Webpack バージョン 5 以降を使用して、Webpack でプラグインをビルドします。
  • 競合を避けるために、CSS クラス名の前にプラグイン名を付けます。例: my-plugin__heading および my-plugin_\_icon
  • 他のコンソールページと一貫性のある外観、操作性、動作を維持します。
  • 要素セレクターなど、プラグインコンポーネント外部のマークアップに影響を与える可能性のあるセレクターは避けてください。これらは API ではなく、変更される可能性があります。
  • プラグイン Web サーバーによって提供されるすべてのアセットに対して、Content-Type 応答ヘッダーを使用して有効な JavaScript Multipurpose Internet Mail Extension (MIME) タイプを指定する必要があります。各プラグインデプロイメントには、そのプラグインの生成済みアセットをホストする Web サーバーが含まれている必要があります。
PatternFly ガイドライン

プラグインを作成する場合は、PatternFly の使用に関する以下のガイドラインに従ってください。

  • PatternFly コンポーネンツと PatternFly CSS 変数を使用します。コア PatternFly コンポーネントは SDK から利用できます。PatternFly コンポーネントと変数を使用すると、今後のコンソールバージョンでプラグインが一貫しているように見えます。

    • OpenShift Container Platform バージョン 4.14 以前を使用している場合は、Patternfly 4.x を使用します。
    • OpenShift Container Platform 4.15 以降を使用している場合は、Patternfly 5.x を使用します。
  • PatternFly’s accessibility fundamentals に従って、プラグインにアクセスできるようにします。
  • Bootstrap や Tailwind などの他の CSS ライブラリーは使用しないでください。これらは PatternFly と競合し、コンソールの他の部分とマッチしない可能性があります。プラグインには、基本の PatternFly スタイルに加え、評価対象のユーザーインターフェイスに固有のスタイルのみを含めます。@patternfly/react-styles/*/.css などのスタイルや @patternfly/patternfly パッケージからのスタイルは、プラグインにインポートしないでください。
  • コンソールアプリケーションは、サポートされているすべての PatternFly バージョンの基本スタイルをロードします。
7.1.3.1. react-i18next でメッセージを翻訳する

この プラグインテンプレート は、react-i18next を使用してメッセージを翻訳する方法を示しています。

前提条件

  • プラグインテンプレートをローカルに複製する必要があります。
  • オプション: プラグインをローカルでテストするには、コンテナー内で OpenShift Container Platform Web コンソールを実行します。Docker または Podman 3.2.0 以降を使用できます。

手順

  1. 名前の競合を避けるために、名前の前に plugin__ を付けます。このプラグインテンプレートは、デフォルトで plugin__console-plugin-template namespace を使用します。プラグインの名前 (例: plugin__my-plugin) を変更する場合は更新する必要があります。たとえば、useTranslation フックを使用できます。

    conster Header: React.FC = () => {
      const { t } = useTranslation('plugin__console-demo-plugin');
      return <h1>{t('Hello, World!')}</h1>;
    };
    重要

    i18n namespace を ConsolePlugin リソースの名前と一致させる必要があります。

  2. 必要な動作に応じて spec.i18n.loadType フィールドを設定します。

    例7.1 plugin__console-demo-plugin

    spec:
      backend:
        service:
          basePath: /
          name: console-demo-plugin
          namespace: console-demo-plugin
          port: 9001
        type: Service
      displayName: OpenShift Console Demo Plugin
      i18n:
        loadType: Preload 1
    1
    ロード中、動的プラグインの後に、i18n namespace からプラグインのすべてのローカリゼーションリソースを読み込みます。
  3. console-extensions.json 内のラベルに %plugin__console-plugin-template~My Label% という形式を使用します。コンソールは、値を plugin__console-plugin-template namespace の現在の言語のメッセージに置き換えます。以下に例を示します。

      {
        "type": "console.navigation/section",
        "properties": {
          "id": "admin-demo-section",
          "perspective": "admin",
          "name": "%plugin__console-plugin-template~Plugin Template%"
        }
      }
  4. i18next-parser の TypeScript ファイルにコメントを追加して、console-extensions.json からのメッセージをメッセージカタログに追加します。以下に例を示します。

    // t('plugin__console-demo-plugin~Demo Plugin')
  5. メッセージを追加または変更するときにプラグインテンプレートの locales フォルダー内の JSON ファイルを更新するために、次のコマンドを実行します。

    $ yarn i18n

7.2. 動的プラグインを使い始める

動的プラグインの使用を開始するには、新しい OpenShift Container Platform 動的プラグインを作成するように環境をセットアップする必要があります。新しいプラグインを作成する方法の例は、Pod ページへのタブの追加 を参照してください。

7.2.1. 動的プラグインの開発

ローカルの開発環境を使用してプラグインを実行できます。OpenShift Container Platform Web コンソールは、ログインしているクラスターに接続されているコンテナーで実行されます。

前提条件

  • プラグインを作成するためのテンプレートが含まれている console-plugin-template リポジトリーを複製しておく。

    重要

    Red Hat はカスタムプラグインコードをサポートしていません。プラグインで利用できるのは、共同コミュニティーのサポート のみです。

  • OpenShift Container Platform クラスターが実行している必要があります。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • yarn がインストールされている。
  • Docker v3.2.0 以降または Podman v3.2.0 以降がインストール済みで実行中である。

手順

  1. ターミナルウィンドウを 2 つ開きます。
  2. 一方のターミナルウィンドウで、次のコマンドを実行し、yarn を使用してプラグインの依存関係をインストールします。

    $ yarn install
  3. インストール後、以下のコマンドを実行して yarn を起動します。

    $ yarn run start
  4. 別のターミナルウィンドウで、CLI を使用して OpenShift Container Platform にログインします。

    $ oc login
  5. 以下のコマンドを実行して、ログインしたクラスターに接続されたコンテナーで OpenShift Container Platform Web コンソールを実行します。

    $ yarn run start-console
    注記

    yarn run start-console コマンドは、amd64 イメージを実行します。Apple Silicon および Podman で実行すると、失敗する可能性があります。これは、以下のコマンドを実行して、qemu-user-static を使用すると回避できます。

    $ podman machine ssh
    $ sudo -i
    $ rpm-ostree install qemu-user-static
    $ systemctl reboot

検証

  • localhost:9000 にアクセスして、実行中のプラグインを表示します。window.SERVER_FLAGS.consolePlugins の値を検査し、ランタイム時にロードされるプラグインの一覧を表示します。

7.3. クラスターへのプラグインのデプロイ

プラグインを OpenShift Container Platform クラスターにデプロイできます。

7.3.1. Docker を使用したイメージのビルド

クラスターにプラグインをデプロイするには、まずイメージをビルドし、それをイメージレジストリーにプッシュする必要があります。

手順

  1. 以下のコマンドでイメージをビルドします。

    $ docker build -t quay.io/my-repositroy/my-plugin:latest .
  2. オプション: イメージをテストする場合は、以下のコマンドを実行します。

    $ docker run -it --rm -d -p 9001:80 quay.io/my-repository/my-plugin:latest
  3. 以下のコマンドを実行してイメージをプッシュします。

    $ docker push quay.io/my-repository/my-plugin:latest

7.3.2. クラスターへのプラグインのデプロイ

変更を加えたイメージをレジストリーにプッシュした後、Helm チャートを使用してプラグインをクラスターにデプロイできます。

前提条件

  • 以前にプッシュしたプラグインを含むイメージの場所が用意されている。

    注記

    プラグインのニーズに応じて追加のパラメーターを指定できます。values.yaml ファイルに、サポートされているパラメーターがすべて含まれています。

手順

  1. プラグインをクラスターにデプロイするには、プラグインの名前を Helm リリース名として Helm チャートを、新しい namespace または -n コマンドラインオプションで指定された既存の namespace にインストールします。次のコマンドを使用して、plugin.image パラメーター内のイメージの場所を指定します。

    $ helm upgrade -i  my-plugin charts/openshift-console-plugin -n my-plugin-namespace --create-namespace --set plugin.image=my-plugin-image-location

    ここでは、以下のようになります。

    n <my-plugin-namespace>
    プラグインをデプロイする既存の namespace を指定します。
    --create-namespace
    オプション: 新しい namespace にデプロイする場合は、このパラメーターを使用します。
    --set plugin.image=my-plugin-image-location
    plugin.image パラメーター内のイメージの場所を指定します。
    注記

    OpenShift Container Platform 4.10 以降にデプロイする場合は、--set plugin.securityContext.enabled=false パラメーターを追加して、Pod セキュリティーに関連する設定を除外することを推奨します。

  2. オプション: charts/openshift-console-plugin/values.yaml ファイルでサポートされている一連のパラメーターを使用して、追加のパラメーターを指定できます。

    plugin:
      name: ""
      description: ""
      image: ""
      imagePullPolicy: IfNotPresent
      replicas: 2
      port: 9443
      securityContext:
        enabled: true
      podSecurityContext:
        enabled: true
        runAsNonRoot: true
        seccompProfile:
          type: RuntimeDefault
      containerSecurityContext:
        enabled: true
        allowPrivilegeEscalation: false
        capabilities:
          drop:
            - ALL
      resources:
        requests:
          cpu: 10m
          memory: 50Mi
      basePath: /
      certificateSecretName: ""
      serviceAccount:
        create: true
        annotations: {}
        name: ""
      patcherServiceAccount:
        create: true
        annotations: {}
        name: ""
      jobs:
        patchConsoles:
          enabled: true
          image: "registry.redhat.io/openshift4/ose-tools-rhel8@sha256:e44074f21e0cca6464e50cb6ff934747e0bd11162ea01d522433a1a1ae116103"
          podSecurityContext:
            enabled: true
            runAsNonRoot: true
            seccompProfile:
              type: RuntimeDefault
          containerSecurityContext:
            enabled: true
            allowPrivilegeEscalation: false
            capabilities:
              drop:
                - ALL
          resources:
            requests:
              cpu: 10m
              memory: 50Mi

検証

  • 有効なプラグインのリストを表示するには、AdministrationCluster SettingsConfigurationConsole operator.openshift.ioConsole plugins に移動するか、Overview ページにアクセスします。
注記

新しいプラグイン設定が表示されるまで数分かかる場合があります。最近プラグインを有効にしたにもかかわらず、プラグインが表示されない場合は、ブラウザを更新する必要が生じる可能性があります。実行時にエラーが発生した場合は、ブラウザー開発者ツールの JS コンソールをチェックして、プラグインコードにエラーがないか調べてください。

7.3.3. プラグインサービスプロキシー

プラグインからクラスター内のサービスに HTTP リクエストを送信する必要がある場合は、spec.proxy 配列フィールドを使用して、ConsolePlugin リソースでサービスプロキシーを宣言できます。コンソールバックエンドは、プラグインとサービス間の通信をプロキシーするために、/api/proxy/plugin/<plugin-name>/<proxy-alias>/<request-path>?<optional-query-parameters> エンドポイントを公開します。プロキシーされたリクエストは、デフォルトで サービス CA バンドル を使用します。このサービスは HTTPS を使用する必要があります。

注記

プラグインは、JavaScript コードからリクエストを行うために consolefetch API を使用する必要があります。そうしないと、一部のリクエストが失敗する可能性があります。詳細は、「動的プラグイン API」を参照してください。

エントリーごとに、endpoint and alias フィールドでプロキシーのエンドポイントとエイリアスを指定する必要があります。Service プロキシータイプの場合、エンドポイント type フィールドを Service に設定し、servicenamenamespace、および port フィールドの値を含める必要があります。たとえば、/api/proxy/plugin/helm/helm-charts/releases?limit=10 は、10 個の Helm リリースをリストする helm-charts サービスが含まれる helm プラグインからのプロキシー要求パスです。

サービスプロキシーの例

apiVersion: console.openshift.io/v1
kind: ConsolePlugin
metadata:
  name:<plugin-name>
spec:
  proxy:
  - alias: helm-charts 1
    authorization: UserToken 2
    caCertificate: '-----BEGIN CERTIFICATE-----\nMIID....'en 3
    endpoint: 4
      service:
        name: <service-name>
        namespace: <service-namespace>
        port: <service-port>
      type: Service

1
プロキシーのエイリアス。
2
ログインしたユーザーの OpenShift Container Platform アクセストークンをサービスプロキシー要求に含める必要がある場合は、authorization フィールドを UserToken に設定する必要があります。
注記

ログインしたユーザーの OpenShift Container Platform アクセストークンがサービスプロキシー要求に含まれていない場合は、authorization フィールドを None に設定してください。

3
サービスがカスタムサービス CA を使用する場合、caCertificate フィールドに証明書バンドルが含まれている必要があります。
4
プロキシーのエンドポイント。

7.3.4. ブラウザーでのプラグインの無効化

コンソールユーザーは、disable-plugins クエリーパラメーターを使用して、通常ランタイム時にロードされる特定またはすべての動的プラグインを無効にすることができます。

手順

  • 特定のプラグインを無効にするには、プラグイン名のコンマ区切りリストから無効にするプラグインを削除します。
  • すべてのプラグインを無効にするには、disable-plugins クエリーパラメーターを空の文字列のままにします。
注記

クラスター管理者は、Web コンソールの Cluster Settings ページでプラグインを無効にできます。

7.3.5. 関連情報

7.4. 動的プラグインの例

例を実行する前に、動的プラグイン開発 の手順に従って、プラグインが機能していることを確認してください。

7.4.1. Pod ページへのタブの追加

OpenShift Container Platform Web コンソールに対して行うことができるさまざまなカスタマイズがあります。以下の手順では、サンプルとしてプラグインにタブを Pod details ページに追加します。

注記

OpenShift Container Platform Web コンソールは、ログインしているクラスターに接続されているコンテナーで実行されます。独自のプラグインを作成する前にプラグインをテストするための情報は、「動的プラグインの開発」を参照してください。

手順

  1. 新しいタブでプラグインを作成するためのテンプレートを含む console-plugin-template リポジトリーにアクセスします。

    重要

    カスタムプラグインコードは、Red Hat ではサポートされていません。プラグインで利用できるのは、共同コミュニティーのサポート のみです。

  2. Use this templateCreate new repository をクリックして、テンプレートの GitHub リポジトリーを作成します。
  3. プラグインの名前で新しいリポジトリーの名前を変更します。
  4. コードを編集できるように、新しいリポジトリーのクローンをローカルマシンに作成します。
  5. package.json ファイルを編集して、プラグインのメタデータを consolePlugin 宣言に追加します。以下に例を示します。

    "consolePlugin": {
      "name": "my-plugin", 1
      "version": "0.0.1", 2
      "displayName": "My Plugin", 3
      "description": "Enjoy this shiny, new console plugin!", 4
      "exposedModules": {
        "ExamplePage": "./components/ExamplePage"
      },
      "dependencies": {
        "@console/pluginAPI": "/*"
      }
    }
    1
    プラグインの名前を更新します。
    2
    バージョンを更新します。
    3
    プラグインの表示名を更新します。
    4
    プラグインの概要を使用して、説明を更新します。
  6. console-extensions.json ファイルに以下を追加します。

    {
      "type": "console.tab/horizontalNav",
      "properties": {
        "page": {
          "name": "Example Tab",
          "href": "example"
        },
        "model": {
          "group": "core",
          "version": "v1",
          "kind": "Pod"
        },
        "component": { "$codeRef": "ExampleTab" }
      }
    }
  7. package.json ファイルを編集して以下の変更を追加します。

            "exposedModules": {
                "ExamplePage": "./components/ExamplePage",
                "ExampleTab": "./components/ExampleTab"
            }
  8. 新しいファイル src/components/ExampleTab.tsx を作成し、以下のスクリプトを追加することで、Pod ページの新規カスタムタブに表示されるメッセージを作成します。

    import * as React from 'react';
    
    export default function ExampleTab() {
        return (
            <p>This is a custom tab added to a resource using a dynamic plugin.</p>
        );
    }
  9. プラグインをクラスターにデプロイするには、プラグインの名前を Helm リリース名として Helm チャートを、新しい namespace または -n コマンドラインオプションで指定された既存の namespace にインストールします。次のコマンドを使用して、plugin.image パラメーター内のイメージの場所を指定します。

    $ helm upgrade -i  my-plugin charts/openshift-console-plugin -n my-plugin-namespace --create-namespace --set plugin.image=my-plugin-image-location
    注記

    クラスターへのプラグインのデプロイの詳細は、「クラスターへのプラグインのデプロイ」を参照してください。

検証

  • Pod ページに移動し、追加されたタブを表示します。

7.5. 動的プラグイン参照

プラグインのカスタマイズを可能にするエクステンションを追加できます。これらのエクステンションは、ランタイム時にコンソールにロードされます。

7.5.1. 動的プラグインエクステンションのタイプ

console.action/filter

ActionFilter を使用してアクションを絞り込むことができます。

名前値のタイプ任意説明

contextId

string

いいえ

コンテキスト ID は、提供したアクションのスコープをアプリケーションの特定のエリアに限定するのに役立ちますたとえば、トポロジー および helm などがあります。

filter

CodeRef<(スコープ: any、action: Action) ⇒ boolean>

いいえ

一部の条件に基づいてアクションをフィルターする関数。

scope: アクションを指定するスコープ。Horizontal Pod Autoscaler (HPA) のデプロイメントから ModifyCount アクションを削除する必要がある場合には、フックが必要になることがあります。

console.action/group

ActionGroup は、サブメニューに指定可能なアクショングループを提供します。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

アクションの選択を識別するための ID。

label

string

はい

UI に表示されるラベル。サブメニューに必要です。

submenu

boolean

はい

このグループをサブメニューとして表示するかどうか。

insertBefore

string | string[]

はい

ここで参照される項目の前に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。

insertAfter

string | string[]

はい

ここで参照される項目の後に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。insertBefore 値が優先されます。

console.action/provider

ActionProvider は、特定のコンテキストに対するアクションのリストを返すフックを提供します。

名前値のタイプ任意説明

contextId

string

いいえ

コンテキスト ID は、提供したアクションのスコープをアプリケーションの特定のエリアに限定するのに役立ちますたとえば、トポロジー および helm などがあります。

provider

CodeRef<ExtensionHook<Action[], any>>

いいえ

指定のスコープのアクションを返す React フック。contextId = resource の場合には、スコープは常に Kubernetes リソースオブジェクトになります。

console.action/resource-provider

ResourceActionProvider は、特定のリソースモデルに対するアクションのリストを返すフックを提供します。

名前値のタイプ任意説明

model

ExtensionK8sKindVersionModel

いいえ

このプロバイダーがアクションを提供するモデル。

provider

CodeRef<ExtensionHook<Action[], any>>

いいえ

指定のリソースモデルに対するアクションを返す反応フック

console.alert-action

このエクステンションを使用すると、特定の Prometheus アラートが rule.name 値に基づいてコンソールで観察された場合に、特定のアクションをトリガーできます。

名前値のタイプ任意説明

alert

string

いいえ

alert.rule.name プロパティーで定義されたアラート名

text

string

いいえ

 

action

CodeRef<(alert: any) ⇒ void>

いいえ

副次的な影響を実行する関数

console.catalog/item-filter

このエクステンションは、特定のカタログ項目をフィルタリングできるハンドラーを追加するプラグインに使用できます。たとえばプラグインは、特定のプロバイダーからの Helm チャートをフィルタリングするフィルターを追加できます。

名前値のタイプ任意説明

catalogId

string | string[]

いいえ

このプロバイダーが提供するカタログの一意の識別子。

type

string

いいえ

カタログ項目タイプのタイプ ID。

filter

CodeRef<(item: CatalogItem) ⇒ boolean>

いいえ

特定のタイプの項目をフィルタリングします。Value は、CatalogItem[] を受け取り、フィルター条件に基づいてサブセットを返す関数です。

console.catalog/item-metadata

このエクステンションを使用すると、特定のカタログ項目に追加のメタデータを追加するプロバイダーを追加できます。

名前値のタイプ任意説明

catalogId

string | string[]

いいえ

このプロバイダーが提供するカタログの一意の識別子。

type

string

いいえ

カタログ項目タイプのタイプ ID。

provider

CodeRef<ExtensionHook<CatalogItemMetadataProviderFunction, CatalogExtensionHookOptions>>

いいえ

特定のタイプのカタログ項目にメタデータを提供するために使用される関数を返すフック。

console.catalog/item-provider

このエクステンションを使用すると、プラグインはカタログ項目タイプのプロバイダーを追加できます。たとえば、Helm プラグインは、すべての Helm チャートを取得するプロバイダーを追加できます。このエクステンションを他のプラグインで使用して、特定のカタログ項目タイプをさらに追加することもできます。

名前値のタイプ任意説明

catalogId

string | string[]

いいえ

このプロバイダーが提供するカタログの一意の識別子。

type

string

いいえ

カタログ項目タイプのタイプ ID。

title

string

いいえ

カタログ項目プロバイダーのタイトル

provider

CodeRef<ExtensionHook<CatalogItem<any>[], CatalogExtensionHookOptions>>

いいえ

項目を取得し、これをカタログ用に正規化します。値は反応効果フックです。

priority

number

はい

このプロバイダーの優先順位。デフォルトは 0 です。優先度の高いプロバイダーは、他のプロバイダーが提供するカタログ項目を上書きする可能性があります。

console.catalog/item-type

このエクステンションを使用すると、プラグインはカタログ項目の新しいタイプを追加できます。たとえば Helm プラグインは、開発者カタログに追加する新しいカタログ項目タイプを HelmCharts として定義できます。

名前値のタイプ任意説明

type

string

いいえ

カタログ項目をタイプ。

title

string

いいえ

カタログ項目のタイトル。

catalogDescription

string | CodeRef<React.ReactNode>

はい

カタログに固有のタイプの説明。

typeDescription

string

はい

カタログ項目タイプの説明。

filters

CatalogItemAttribute[]

はい

カタログ項目に固有のカスタムフィルター。

groupings

CatalogItemAttribute[]

はい

カタログ項目に固有のカスタムグルーピング。

console.catalog/item-type-metadata

このエクステンションを使用すると、プラグインは任意のカタログ項目タイプのカスタムフィルターやグループ化などのメタデータを追加できます。たとえばプラグインは、チャートプロバイダーに基づきフィルタリングできる HelmCharts のカスタムフィルターをアタッチできます。

名前値のタイプ任意説明

type

string

いいえ

カタログ項目をタイプ。

filters

CatalogItemAttribute[]

はい

カタログ項目に固有のカスタムフィルター。

groupings

CatalogItemAttribute[]

はい

カタログ項目に固有のカスタムグルーピング。

console.cluster-overview/inventory-item

新しいインベントリー項目をクラスターの概要ページに追加します。

名前値のタイプ任意説明

component

CodeRef<React.ComponentType<{}>>

いいえ

レンダリングされるコンポーネント。

console.cluster-overview/multiline-utilization-item

新しいクラスター概要のマルチライン使用状況項目を追加します。

名前値のタイプ任意説明

title

string

いいえ

使用状況項目のタイトル。

getUtilizationQueries

CodeRef<GetMultilineQueries>

いいえ

Prometheus 使用状況クエリー。

humanize

CodeRef<Humanize>

いいえ

Prometheus データを人間が判読できる形式に変換します。

TopConsumerPopovers

CodeRef<React.ComponentType<TopConsumerPopoverProps>[]>

はい

プレーン値の代わりに Top コンシューマーポップオーバーを表示します。

console.cluster-overview/utilization-item

新しいクラスター概要の使用状況項目を追加します。

名前値のタイプ任意説明

title

string

いいえ

使用状況項目のタイトル。

getUtilizationQuery

CodeRef<GetQuery>

いいえ

Prometheus 使用状況クエリー。

humanize

CodeRef<Humanize>

いいえ

Prometheus データを人間が判読できる形式に変換します。

getTotalQuery

CodeRef<GetQuery>

はい

Prometheus 合計のクエリー。

getRequestQuery

CodeRef<GetQuery>

はい

Prometheus 要求のクエリー。

getLimitQuery

CodeRef<GetQuery>

はい

Prometheus 制限のクエリー。

TopConsumerPopover

CodeRef<React.ComponentType<TopConsumerPopoverProps>>

はい

プレーン値の代わりに Top コンシューマーポップオーバーを表示します。

console.context-provider

新しい React コンテキストプロバイダーを Web コンソールのアプリケーションルートに追加します。

名前値のタイプ任意説明

provider

CodeRef<Provider<T>>

いいえ

Context プロバイダーコンポーネント。

useValueHook

CodeRef<() ⇒ T>

いいえ

コンテキスト値のフック。

console.dashboards/card

新しいダッシュボードカードを追加します。

名前値のタイプ任意説明

tab

string

いいえ

カードを追加するダッシュボードタブの ID。

position

'LEFT' | 'RIGHT' | 'MAIN'

いいえ

ダッシュボードのカードのグリッド位置。

component

CodeRef<React.ComponentType<{}>>

いいえ

ダッシュボードカードのコンポーネント。

span

OverviewCardSpan

はい

列内のカードの垂直スパン。小さな画面では無視され、デフォルトは 12 です。

console.dashboards/custom/overview/detail/item

Overview ダッシュボードの Details カードに項目を追加します。

名前値のタイプ任意説明

title

string

いいえ

Details カードのタイトル

component

CodeRef<React.ComponentType<{}>>

いいえ

OverviewDetailItem コンポーネントによってレンダリングされる値

valueClassName

string

はい

className の値

isLoading

CodeRef<() ⇒ boolean>

はい

コンポーネントのロード中の状態を返す関数

error

CodeRef<() ⇒ string>

はい

コンポーネントごとに表示するエラーを返す関数

console.dashboards/overview/activity/resource

Kubernetes リソースの監視に基づいてアクティビティーをトリガーしている Overview ダッシュボードの Activity カードにアクティビティーを追加します。

名前値のタイプ任意説明

k8sResource

CodeRef<FirehoseResource & { isList: true; }>

いいえ

置き換える使用状況項目。

component

CodeRef<React.ComponentType<K8sActivityProps<T>>>

いいえ

アクションコンポーネント。

isActivity

CodeRef<(resource: T) ⇒ boolean>

はい

指定のリソースがアクションを表すかどうかを判断する関数。定義されていない場合は、すべてのリソースがアクティビティーを表します。

getTimestamp

CodeRef<(resource: T) ⇒ Date>

はい

指定のアクションのタイムスタンプで、順序付けに使用されます。

console.dashboards/overview/health/operator

ステータスのソースが Kubernetes REST API である Overview ダッシュボードのステータスカードに health サブシステムを追加します。

名前値のタイプ任意説明

title

string

いいえ

ポップアップメニューの Operators セクションのタイトル。

resources

CodeRef<FirehoseResource[]>

いいえ

フェッチされ、healthHandler に渡される Kubernetes リソース。

getOperatorsWithStatuses

CodeRef<GetOperatorsWithStatuses<T>>

はい

Operator のステータスを解決します。

operatorRowLoader

CodeRef<React.ComponentType<OperatorRowProps<T>>>

はい

ポップアップ行コンポーネントのローダー。

viewAllLink

string

はい

すべてのリソースページへのリンク。指定しない場合は、resources prop から最初のリソースのリストページが使用されます。

console.dashboards/overview/health/prometheus

ステータスのソースが Prometheus である Overview ダッシュボードのステータスカードに health サブシステムを追加します。

名前値のタイプ任意説明

title

string

いいえ

サブシステムの表示名。

queries

string[]

いいえ

Prometheus クエリー

healthHandler

CodeRef<PrometheusHealthHandler>

いいえ

サブシステムの健全性を解決します。

additionalResource

CodeRef<FirehoseResource>

はい

フェッチされ、healthHandler に渡される追加のリソース。

popupComponent

CodeRef<React.ComponentType<PrometheusHealthPopupProps>>

はい

ポップアップメニューコンテンツのローダー。定義された場合、health 項目はリンクとして表され、指定のコンテンツを含むポップアップメニューが開きます。

popupTitle

string

はい

ポップオーバーのタイトル。

disallowedControlPlaneTopology

string[]

はい

サブシステムを非表示にする必要のあるコントロールプレーントポロジー。

console.dashboards/overview/health/resource

ステータスのソースが Kubernetes リソースである概要ダッシュボードのステータスカードに health サブシステムを追加します。

名前値のタイプ任意説明

title

string

いいえ

サブシステムの表示名。

resources

CodeRef<WatchK8sResources<T>>

いいえ

フェッチされ、healthHandler に渡される Kubernetes リソース。

healthHandler

CodeRef<ResourceHealthHandler<T>>

いいえ

サブシステムの健全性を解決します。

popupComponent

CodeRef<WatchK8sResults<T>>

はい

ポップアップメニューコンテンツのローダー。定義された場合、health 項目はリンクとして表され、指定のコンテンツを含むポップアップメニューが開きます。

popupTitle

string

はい

ポップオーバーのタイトル。

console.dashboards/overview/health/url

ステータスのソースが Kubernetes REST API である概要ダッシュボードのステータスカードに health サブシステムを追加します。

名前値のタイプ任意説明

title

string

いいえ

サブシステムの表示名。

url

string

いいえ

データの取得元の URL。これには、ベース Kubernetes URL が接頭辞として付けられます。

healthHandler

CodeRef<URLHealthHandler<T, K8sResourceCommon | K8sResourceCommon[]>>

いいえ

サブシステムの健全性を解決します。

additionalResource

CodeRef<FirehoseResource>

はい

フェッチされ、healthHandler に渡される追加のリソース。

popupComponent

CodeRef<React.ComponentType<{ healthResult?: T; healthResultError?: any; k8sResult?: FirehoseResult<R>; }>>

はい

ポップアップコンテンツのローダー。定義された場合、health 項目は指定のコンテンツのポップアップが開くリンクとして表示されます。

popupTitle

string

はい

ポップオーバーのタイトル。

console.dashboards/overview/inventory/item

概要インベントリーカードにリソースタイルを追加します。

名前値のタイプ任意説明

model

CodeRef<T>

いいえ

取得する resource のモデル。モデルの label または abbr の取得に使用します。

mapper

CodeRef<StatusGroupMapper<T, R>>

はい

さまざまなステータスをグループにマッピングする関数。

additionalResources

CodeRef<WatchK8sResources<R>>

はい

フェッチされ、mapper 関数に渡される追加のリソース。

console.dashboards/overview/inventory/item/group

インベントリーのステータスグループを追加します。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

ステータスグループの ID。

icon

CodeRef<React.ReactElement<any, string | React.JSXElementConstructor<any>>>

いいえ

ステータスグループアイコンを表す React コンポーネント。

console.dashboards/overview/inventory/item/replacement

概要のインベントリーカードを置き換えます。

名前値のタイプ任意説明

model

CodeRef<T>

いいえ

取得する resource のモデル。モデルの label または abbr の取得に使用します。

mapper

CodeRef<StatusGroupMapper<T, R>>

はい

さまざまなステータスをグループにマッピングする関数。

additionalResources

CodeRef<WatchK8sResources<R>>

はい

フェッチされ、mapper 関数に渡される追加のリソース。

console.dashboards/overview/prometheus/activity/resource

Kubernetes リソースの監視に基づいてアクティビティーをトリガーしている Prometheus Overview ダッシュボードの Activity カードにアクティビティーを追加します。

名前値のタイプ任意説明

queries

string[]

いいえ

監視するクエリー。

component

CodeRef<React.ComponentType<PrometheusActivityProps>>

いいえ

アクションコンポーネント。

isActivity

CodeRef<(results: PrometheusResponse[]) ⇒ boolean>

はい

指定のリソースがアクションを表すかどうかを判断する関数。定義されていない場合は、すべてのリソースがアクティビティーを表します。

console.dashboards/project/overview/item

プロジェクトの概要インベントリーカードにリソースタイルを追加します。

名前値のタイプ任意説明

model

CodeRef<T>

いいえ

取得する resource のモデル。モデルの label または abbr の取得に使用します。

mapper

CodeRef<StatusGroupMapper<T, R>>

はい

さまざまなステータスをグループにマッピングする関数。

additionalResources

CodeRef<WatchK8sResources<R>>

はい

フェッチされ、mapper 関数に渡される追加のリソース。

console.dashboards/tab

Overview タブの後に置かれた新規ダッシュボードタブを追加します。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

このタブにカードを追加する場合にタブリンク href として使用される一意のタブ ID。

navSection

'home' | 'storage'

いいえ

タブが属するナビゲーションセクション。

title

string

いいえ

タブのタイトル。

console.file-upload

このエクステンションを使用すると、特定のファイル拡張子に対するファイルドロップアクションのハンドラーを追加できます。

名前値のタイプ任意説明

fileExtensions

string[]

いいえ

サポートされるファイル拡張子。

handler

CodeRef<FileUploadHandler>

いいえ

ファイルドロップアクションを処理する関数。

console.flag

Web コンソール機能フラグを完全に制御します。

名前値のタイプ任意説明

handler

CodeRef<FeatureFlagHandler>

いいえ

任意の機能フラグを設定または設定解除するのに使用されます。

console.flag/hookProvider

フックハンドラーを使用して Web コンソール機能フラグを完全に制御します。

名前値のタイプ任意説明

handler

CodeRef<FeatureFlagHandler>

いいえ

任意の機能フラグを設定または設定解除するのに使用されます。

console.flag/model

クラスター上の CustomResourceDefinition (CRD) オブジェクトの存在によって駆動される、新しい Web コンソール機能フラグを追加します。

名前値のタイプ任意説明

flag

string

いいえ

CRD が検出された後に設定するフラグの名前。

model

ExtensionK8sModel

いいえ

CRD を指すモデル。

console.global-config

このエクステンションは、クラスターの設定を管理するために使用されるリソースを識別します。AdministrationCluster SettingsConfiguration ページに、リソースへのリンクが追加されます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

クラスター設定リソースインスタンスの一意の識別子。

name

string

いいえ

クラスター設定リソースインスタンスの名前。

model

ExtensionK8sModel

いいえ

クラスター設定リソースを参照するモデル。

namespace

string

いいえ

クラスター設定リソースインスタンスの namespace。

console.model-metadata

API 検出で取得および生成される値を上書きして、モデルの表示をカスタマイズします。

名前値のタイプ任意説明

model

ExtensionK8sGroupModel

いいえ

カスタマイズするモデル。グループのみ、またはオプションのバージョンおよび種類を指定できます。

badge

ModelBadge

はい

このモデル参照をテクノロジープレビューまたは開発者プレビューとみなすかどうか。

color

string

はい

このモデルに関連付ける色。

label

string

はい

ラベルをオーバーライドします。kind を指定する必要があります。

labelPlural

string

はい

複数形のラベルをオーバーライドします。kind を指定する必要があります。

abbr

string

はい

省略形をカスタマイズします。デフォルトは kind のすべての大文字 (最大 4 文字) です。その kind を指定する必要があります。

console.navigation/href

このエクステンションを使用すると、UI 内の特定のリンクを指すナビゲーション項目を追加できます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

この項目の一意の識別子。

name

string

いいえ

この項目の名前。

href

string

いいえ

リンクの href の値。

perspective

string

はい

この項目が属するパースペクティブ ID。指定されていない場合は、デフォルトのパースペクティブに提供します。

section

string

はい

この項目が属するナビゲーションセクション。指定されていない場合は、この項目を最上位のリンクとしてレンダリングします。

dataAttributes

{ [key: string]: string; }

はい

データ属性を DOM に追加します。

startsWith

string[]

はい

URL がこのパスのいずれかで始まる場合は、この項目をアクティブと識別します。

insertBefore

string | string[]

はい

ここで参照される項目の前に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。

insertAfter

string | string[]

はい

ここで参照される項目の後に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。insertBefore が優先されます。

namespaced

boolean

はい

true の場合、/ns/active-namespace を最後に追加します。

prefixNamespaced

boolean

はい

true の場合、先頭に /k8s/ns/active-namespace が追加されます。

console.navigation/resource-cluster

このエクステンションを使用すると、クラスターリソースの詳細ページを指すナビゲーションアイテムを追加できます。そのリソースの K8s モデルを使用して、ナビゲーション項目を定義できます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

この項目の一意の識別子。

model

ExtensionK8sModel

いいえ

このナビゲーション項目がリンクするモデル。

perspective

string

はい

この項目が属するパースペクティブ ID。指定されていない場合は、デフォルトのパースペクティブに提供します。

section

string

はい

この項目が属するナビゲーションセクション。指定しない場合は、この項目をトップレベルのリンクとしてレンダリングします。

dataAttributes

{ [key: string]: string; }

はい

データ属性を DOM に追加します。

startsWith

string[]

はい

URL がこのパスのいずれかで始まる場合は、この項目をアクティブと識別します。

insertBefore

string | string[]

はい

ここで参照される項目の前に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。

insertAfter

string | string[]

はい

ここで参照される項目の後に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。insertBefore が優先されます。

name

string

はい

デフォルト名をオーバーライドします。指定されていない場合、リンクの名前はモデルの複数形の値と同じになります。

console.navigation/resource-ns

このエクステンションを使用すると、namespaced リソースの詳細ページを指すナビゲーション項目を追加できます。そのリソースの K8s モデルを使用して、ナビゲーション項目を定義できます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

この項目の一意の識別子。

model

ExtensionK8sModel

いいえ

このナビゲーション項目がリンクするモデル。

perspective

string

はい

この項目が属するパースペクティブ ID。指定されていない場合は、デフォルトのパースペクティブに提供します。

section

string

はい

この項目が属するナビゲーションセクション。指定しない場合は、この項目をトップレベルのリンクとしてレンダリングします。

dataAttributes

{ [key: string]: string; }

はい

データ属性を DOM に追加します。

startsWith

string[]

はい

URL がこのパスのいずれかで始まる場合は、この項目をアクティブと識別します。

insertBefore

string | string[]

はい

ここで参照される項目の前に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。

insertAfter

string | string[]

はい

ここで参照される項目の後に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。insertBefore が優先されます。

name

string

はい

デフォルト名をオーバーライドします。指定されていない場合、リンクの名前はモデルの複数形の値と同じになります。

console.navigation/section

このエクステンションを使用すると、ナビゲーションタブ内の新しいナビゲーション項目セクションを定義できます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

この項目の一意の識別子。

perspective

string

はい

この項目が属するパースペクティブ ID。指定されていない場合は、デフォルトのパースペクティブに提供します。

dataAttributes

{ [key: string]: string; }

はい

データ属性を DOM に追加します。

insertBefore

string | string[]

はい

ここで参照される項目の前に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。

insertAfter

string | string[]

はい

ここで参照される項目の後に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。insertBefore が優先されます。

name

string

はい

このセクションの名前。指定しない場合は、セクションの上に区切り記号のみが表示されます。

console.navigation/separator

このエクステンションを使用すると、ナビゲーション内のナビゲーション項目間に区切り文字を追加できます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

この項目の一意の識別子。

perspective

string

はい

この項目が属するパースペクティブ ID。指定されていない場合は、デフォルトのパースペクティブに提供します。

section

string

はい

この項目が属するナビゲーションセクション。指定されていない場合は、この項目を最上位のリンクとしてレンダリングします。

dataAttributes

{ [key: string]: string; }

はい

データ属性を DOM に追加します。

insertBefore

string | string[]

はい

ここで参照される項目の前に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。

insertAfter

string | string[]

はい

ここで参照される項目の後に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。insertBefore が優先されます。

console.page/resource/details
名前値のタイプ任意説明

model

ExtensionK8sGroupKindModel

いいえ

このリソースページがリンクするモデル。

component

CodeRef<React.ComponentType<{ match: match<{}>; namespace: string; model: ExtensionK8sModel; }>>

いいえ

ルートがマッチしたときにレンダリングされるコンポーネント。

console.page/resource/list

Console ルーターに新しいリソースリストのページを追加します。

名前値のタイプ任意説明

model

ExtensionK8sGroupKindModel

いいえ

このリソースページがリンクするモデル。

component

CodeRef<React.ComponentType<{ match: match<{}>; namespace: string; model: ExtensionK8sModel; }>>

いいえ

ルートがマッチしたときにレンダリングされるコンポーネント。

console.page/route

Web コンソールルーターに新しいページを追加します。React Router を参照してください。

名前値のタイプ任意説明

component

CodeRef<React.ComponentType<RouteComponentProps<{}, StaticContext, any>>>

いいえ

ルートがマッチしたときにレンダリングされるコンポーネント。

path

string | string[]

いいえ

path-to-regexp@^1.7.0 が理解する有効な URL パスまたはパスの配列。

perspective

string

はい

このページが属するパースペクティブ。指定されていない場合は、すべてのパースペクティブに提供します。

exact

boolean

はい

true の場合、パスが location.pathname と完全に一致する場合にのみマッチします。

console.page/route/standalone

一般的なページレイアウトの外部でレンダリングされる新しいスタンドアロンページを Web コンソールルーターに追加します。React Router を参照してください。

名前値のタイプ任意説明

component

CodeRef<React.ComponentType<RouteComponentProps<{}, StaticContext, any>>>

いいえ

ルートがマッチしたときにレンダリングされるコンポーネント。

path

string | string[]

いいえ

path-to-regexp@^1.7.0 が理解する有効な URL パスまたはパスの配列。

exact

boolean

はい

true の場合、パスが location.pathname と完全に一致する場合にのみマッチします。

console.perspective

このエクステンションを使用すると、コンソールに新しいパースペクティブを追加してナビゲーションメニューをカスタマイズできます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

パースペクティブの識別子。

name

string

いいえ

パースペクティブの表示名。

icon

CodeRef<LazyComponent>

いいえ

パースペクティブの表示アイコン。

landingPageURL

CodeRef<(flags: { [key: string]: boolean; }, isFirstVisit: boolean) ⇒ string>

いいえ

パースペクティブのランディングページの URL を取得する関数。

importRedirectURL

CodeRef<(namespace: string) ⇒ string>

いいえ

インポートフローのリダイレクト URL を取得する関数。

default

boolean

はい

パースペクティブがデフォルトであるかどうか。デフォルトは 1 つのみです。

defaultPins

ExtensionK8sModel[]

はい

ナビゲーション上のデフォルトの固定されたリソース

usePerspectiveDetection

CodeRef<() ⇒ [boolean, boolean]>

はい

デフォルトのパースペクティブを検出するフック

console.project-overview/inventory-item

新しいインベントリー項目を プロジェクトの概要 ページに追加します。

名前値のタイプ任意説明

component

CodeRef<React.ComponentType<{ projectName: string; }>>

いいえ

レンダリングされるコンポーネント。

console.project-overview/utilization-item

新しいプロジェクト概要の使用状況項目を追加します。

名前値のタイプ任意説明

title

string

いいえ

使用状況項目のタイトル。

getUtilizationQuery

CodeRef<GetProjectQuery>

いいえ

Prometheus 使用状況クエリー。

humanize

CodeRef<Humanize>

いいえ

Prometheus データを人間が判読できる形式に変換します。

getTotalQuery

CodeRef<GetProjectQuery>

はい

Prometheus 合計のクエリー。

getRequestQuery

CodeRef<GetProjectQuery>

はい

Prometheus 要求のクエリー。

getLimitQuery

CodeRef<GetProjectQuery>

はい

Prometheus 制限のクエリー。

TopConsumerPopover

CodeRef<React.ComponentType<TopConsumerPopoverProps>>

はい

プレーン値の代わりに最上位のコンシューマーポップオーバーを表示します。

console.pvc/alert

このエクステンションを使用すると、PVC 詳細ページにカスタムアラートを追加できます。

名前値のタイプ任意説明

alert

CodeRef<React.ComponentType<{ pvc: K8sResourceCommon; }>>

いいえ

アラートコンポーネント。

console.pvc/create-prop

このエクステンションを使用すると、PVC リストページで PVC リソースを作成する際に使用される追加のプロパティーを指定できます。

名前値のタイプ任意説明

label

string

いいえ

prop アクション作成のラベル。

path

string

いいえ

prop アクション作成のパス。

console.pvc/delete

このエクステンションを使用すると、PVC リソースの削除をフッキングできます。追加情報とカスタム PVC 削除ロジックを含むアラートを追加できます。

名前値のタイプ任意説明

predicate

CodeRef<(pvc: K8sResourceCommon) ⇒ boolean>

いいえ

エクステンションを使用するかどうかを示す述語。

onPVCKill

CodeRef<(pvc: K8sResourceCommon) ⇒ Promise<void>>

いいえ

PVC 削除操作の方法。

alert

CodeRef<React.ComponentType<{ pvc: K8sResourceCommon; }>>

いいえ

追加情報を表示するアラートコンポーネント。

console.pvc/status
名前値のタイプ任意説明

priority

number

いいえ

status コンポーネントの優先度。値が大きいほど優先度が高くなります。

status

CodeRef<React.ComponentType<{ pvc: K8sResourceCommon; }>>

いいえ

status コンポーネント。

predicate

CodeRef<(pvc: K8sResourceCommon) ⇒ boolean>

いいえ

ステータスコンポーネントをレンダリングするかどうかを示す述語。

console.redux-reducer

plugins.<scope> サブ状態で動作する Console Redux ストアに新しい reducer を追加します。

名前値のタイプ任意説明

scope

string

いいえ

Redux 状態オブジェクト内の reducer が管理するサブ状態を表すキー。

reducer

CodeRef<Reducer<any, AnyAction>>

いいえ

reducer が管理するサブ状態で動作する reducer 関数

console.resource/create

このエクステンションを使用すると、プラグインは、ユーザーが新しいリソースインスタンスを作成しようとしたときにレンダリングされる特定のリソースのカスタムコンポーネント (つまりウィザードやフォーム) を追加できます。

名前値のタイプ任意説明

model

ExtensionK8sModel

いいえ

この create resource ページがレンダリングされるモデル。

component

CodeRef<React.ComponentType<CreateResourceComponentProps>>

いいえ

モデルがマッチする場合にレンダリングされるコンポーネント

console.resource/details-item

詳細ページのデフォルトのリソース概要に、新しい詳細項目を追加します。

名前値のタイプ任意説明

model

ExtensionK8sModel

いいえ

対象リソースの API グループ、バージョン、カインド。

id

string

いいえ

一意の ID

column

DetailsItemColumn

いいえ

項目を、詳細ページのリソース概要の '左列' と '右列' のどちらに表示するかを指定します。デフォルト: 'right'

title

string

いいえ

詳細項目のタイトル。

path

string

はい

詳細項目の値として使用されるリソースプロパティーへの完全修飾パス (オプション)。primitive type の値以外は直接レンダリングできません。他のデータ型を処理するには、コンポーネントプロパティーを使用します。

component

CodeRef<React.ComponentType<DetailsItem ComponentProps<K8sResourceCommon, any>>>

はい

詳細項目の値をレンダリングする React コンポーネント (オプション)。

sortWeight

number

はい

同じ列内の他の詳細項目すべてに対する相対的な並べ替えの重み (オプション)。任意の有効な JavaScriptNumber で表されます。各列の項目は、低いものから高いものへと個別に並べ替えられます。並べ替えの重みがない項目は、並べ替えの重みがある項目の後に表示されます。

console.storage-class/provisioner

ストレージクラスの作成時に、新しいストレージクラスプロビジョナーをオプションとして追加します。

名前値のタイプ任意説明

CSI

ProvisionerDetails

はい

Container Storage Interface プロビジョナータイプ

OTHERS

ProvisionerDetails

はい

Other プロビジョナータイプ

console.storage-provider

このエクステンションを使用すると、ストレージおよびプロバイダー固有のコンポーネントをアタッチする際に、新しいストレージプロバイダーを追加できます。

名前値のタイプ任意説明

name

string

いいえ

プロバイダーの表示名。

コンポーネント

CodeRef<React.ComponentType<Partial<RouteComponentProps<{}, StaticContext, any>>>>

いいえ

レンダリングするプロバイダー固有のコンポーネント。

console.tab

水平ナビゲーションに、contextId に一致するタブを追加します。

名前値のタイプ任意説明

contextId

string

いいえ

タブが挿入される水平ナビゲーションに割り当てられるコンテキスト ID。使用できる値: dev-console-observe

name

string

いいえ

タブの表示ラベル

href

string

いいえ

既存の URL に追加される href

component

CodeRef<React.ComponentType<PageComponentProps<K8sResourceCommon>>>

いいえ

タブコンテンツのコンポーネント。

console.tab/horizontalNav

このエクステンションを使用すると、リソースの詳細ページにタブを追加できます。

名前値のタイプ任意説明

model

ExtensionK8sKindVersionModel

いいえ

このプロバイダーがタブを表示するモデル。

page

{ name: string; href: string; }

いいえ

水平タブに表示されるページ。名前としてタブ名およびタブの href を取ります。

component

CodeRef<React.ComponentType<PageComponentProps<K8sResourceCommon>>>

いいえ

ルートがマッチしたときにレンダリングされるコンポーネント。

console.telemetry/listener

このコンポーネントは、テレメトリーイベントを受信するリスナー関数を登録するために使用できます。これらのイベントには、ユーザー識別、ページナビゲーション、その他のアプリケーション固有のイベントが含まれます。リスナーは、このデータをレポートと分析のために使用できます。

名前値のタイプ任意説明

listener

CodeRef<TelemetryEventListener>

いいえ

テレメトリーイベントをリッスンします

console.topology/adapter/build

BuildAdapter は、Build コンポーネントで使用できるデータに要素を適応させるアダプターを追加します。

名前値のタイプ任意説明

adapt

CodeRef<(element: GraphElement) ⇒ AdapterDataType<BuildConfigData> | undefined>

いいえ

Build コンポーネントで使用できるデータに要素を適応させるアダプター。

console.topology/adapter/network

NetworkAdapater は、Networking コンポーネントで使用できるデータに要素を適応させるアダプターを提供します。

名前値のタイプ任意説明

adapt

CodeRef<(element: GraphElement) ⇒ NetworkAdapterType | undefined>

いいえ

Networking コンポーネントで使用できるデータに要素を適応させるアダプター。

console.topology/adapter/pod

PodAdapter はアダプターを提供し、Pod コンポーネントで使用できるデータに要素を適合させます。

名前値のタイプ任意説明

adapt

CodeRef<(element: GraphElement) ⇒ AdapterDataType<PodsAdapterDataType> | undefined>

いいえ

Pod コンポーネントで使用できるデータに要素を適応させるアダプター。

console.topology/component/factory

ViewComponentFactory の Getter。

名前値のタイプ任意説明

getFactory

CodeRef<ViewComponentFactory>

いいえ

ViewComponentFactory の Getter。

console.topology/create/connector

コネクター作成関数の getter。

名前値のタイプ任意説明

getCreateConnector

CodeRef<CreateConnectionGetter>

いいえ

コネクター作成関数の getter。

console.topology/data/factory

トポロジーデータモデルファクトリーエクステンション

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

ファクトリーの一意の ID。

priority

number

いいえ

ファクトリーの優先度

resources

WatchK8sResourcesGeneric

はい

useK8sWatchResources フックから取得されるリソース。

workloadKeys

string[]

はい

ワークロードが含まれるリソースのキー。

getDataModel

CodeRef<TopologyDataModelGetter>

はい

データモデルファクトリーの Getter。

isResourceDepicted

CodeRef<TopologyDataModelDepicted>

はい

リソースがこのモデルファクトリーによって記述されているかどうかを判断する関数の Getter。

getDataModelReconciler

CodeRef<TopologyDataModelReconciler>

はい

すべてのエクステンションのモデルがロードされた後にデータモデルを調整する関数の Getter。

console.topology/decorator/provider

トポロジーデコレータープロバイダーエクステンション

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

エクステンション固有のトポロジーデコレーターの ID

priority

number

いいえ

エクステンション固有のトポロジーデコレーターの優先順位

quadrant

TopologyQuadrant

いいえ

エクステンション固有のトポロジーデコレーターのクアドラント

decorator

CodeRef<TopologyDecoratorGetter>

いいえ

エクステンション固有のデコレーター

console.topology/details/resource-alert

DetailsResourceAlert は、特定のトポロジーコンテキストまたはグラフ要素のアラートを提供します。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

このアラートの ID。アラートの破棄後に表示しない場合に状態を保存するために使用されます。

contentProvider

CodeRef<(element: GraphElement) ⇒ DetailsResourceAlertContent | null>

いいえ

アラートの内容を返すフック。

DetailsResourceLink は、特定のトポロジーコンテキストまたはグラフ要素のリンクを提供します。

名前値のタイプ任意説明

link

CodeRef<(element: GraphElement) ⇒ React.Component | undefined>

いいえ

指定された場合はリソースリンクを返し、指定されない場合は未定義を返します。スタイルには ResourceIcon および ResourceLink プロパティーを使用します。

priority

number

はい

優先度の高いファクトリーからリンクを作成します。

console.topology/details/tab

DetailsTab は、トポロジーの詳細パネルのタブを提供します。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

この詳細タブの一意の識別子。

label

string

いいえ

UI に表示されるタブのラベル。

insertBefore

string | string[]

はい

ここで参照される項目の前に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。

insertAfter

string | string[]

はい

ここで参照される項目の後に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。insertBefore 値が優先されます。

console.topology/details/tab-section

DetailsTabSection は、トポロジーの詳細パネルの特定タブのセクションを提供します。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

この詳細タブセクションの一意の識別子。

tab

string

いいえ

このセクションが提供する必要のある親タブ ID。

provider

CodeRef<DetailsTabSectionExtensionHook>

いいえ

コンポーネントを返すフック、または null か未定義の場合、トポロジーサイドバーにレンダリングされます。SDK コンポーネント: <Section title=\{}>… パディング領域

section

CodeRef<(element: GraphElement, renderNull?: () ⇒ null) ⇒ React.Component | undefined>

いいえ

非推奨: プロバイダーが定義されていない場合はフォールバックします。renderNull はすでに no-op です。

insertBefore

string | string[]

はい

ここで参照される項目の前に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。

insertAfter

string | string[]

はい

ここで参照される項目の後に、この項目を挿入します。配列の場合は、最初に見つかったものが順番に使用されます。insertBefore 値が優先されます。

console.topology/display/filters

トポロジー表示フィルターエクステンション

名前値のタイプ任意説明

getTopologyFilters

CodeRef<() ⇒ TopologyDisplayOption[]>

いいえ

エクステンション固有のトポロジーフィルターのゲッター

applyDisplayOptions

CodeRef<TopologyApplyDisplayOptions>

いいえ

モデルにフィルターを適用する関数

console.topology/relationship/provider

トポロジー関係プロバイダーコネクターエクステンション

名前値のタイプ任意説明

provides

CodeRef<RelationshipProviderProvides>

いいえ

ソースノードとターゲットノード間に接続を作成できるか判断するために使用

ヒント

string

いいえ

コネクター操作がドロップターゲット上に移動したときに表示されるツールヒント (例: "Create a Visual Connector")

create

CodeRef<RelationshipProviderCreate>

いいえ

接続を作成するためにコネクターがターゲットノード上にドロップされると実行されるコールバック

priority

number

いいえ

関係の優先順位。複数の場合は高い方が優先されます

console.user-preference/group

このエクステンションを使用して、console user-preferences ページにグループを追加できます。console user-preferences ページの垂直タブのオプションとして表示されます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

ユーザー設定グループを識別するのに使用される ID。

label

string

いいえ

ユーザー設定グループのラベル

insertBefore

string

はい

このユーザー設定グループの後に配置しなければならないグループの ID

insertAfter

string

はい

このユーザー設定グループの前に配置しなければならないグループの ID

console.user-preference/item

このエクステンションを使用して、console user-preferences ページのユーザー設定グループに項目を追加できます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

ユーザー設定項目を特定するために使用され、項目の順序を定義するために insertAfter および insertBefore で参照される ID

label

string

いいえ

ユーザー設定のラベル

description

string

いいえ

ユーザー設定の説明

field

UserPreferenceField

いいえ

ユーザー設定を定義するために値をレンダリングするために使用される入力フィールドのオプション

groupId

string

はい

項目が属するユーザー優先グループを識別するために使用される ID

insertBefore

string

はい

このユーザー設定項目の後に配置しなければならない項目の ID

insertAfter

string

はい

このユーザー設定項目の前に配置しなければならない項目の ID

console.yaml-template

yaml エディターを使用してリソースを編集するための YAML テンプレート。

名前値のタイプ任意説明

model

ExtensionK8sModel

いいえ

テンプレートに関連付けられたモデル。

template

CodeRef<string>

いいえ

YAML テンプレート。

name

string

いいえ

テンプレートの名前。名前 default を使用して、これをデフォルトテンプレートと識別します。

dev-console.add/action

このエクステンションを使用すると、プラグインは開発者パースペクティブの add ページに追加アクション項目を追加できます。たとえば、Serverless プラグインは、開発者コンソールの add ページにサーバーレス関数の新しい追加項目を追加できます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

アクションを識別するための ID。

label

string

いいえ

アクションのラベル。

description

string

いいえ

アクションの説明。

href

string

いいえ

移動先の href

groupId

string

はい

アクションが属するアクショングループを識別するのに使用される ID。

icon

CodeRef<React.ReactNode>

はい

パースペクティブの表示アイコン。

accessReview

AccessReviewResourceAttributes[]

はい

アクションの可視性または有効化を制御するオプションのアクセスレビュー。

dev-console.add/action-group

この拡張機能を使用すると、プラグインは開発者コンソールの add ページにグループを追加できます。グループはアクションが参照でき、アクションはエクステンションの定義に基づき add action ページでグループ化されます。たとえば、Serverless プラグインは、Serverless グループと複数の追加アクションを追加できます。

名前値のタイプ任意説明

id

string

いいえ

アクショングループを識別するために使用される ID

name

string

いいえ

アクショングループのタイトル

insertBefore

string

はい

このアクショングループの後に配置しなければならないグループの ID

insertAfter

string

はい

このアクショングループの前に配置しなければならないグループの ID

dev-console.import/environment

このエクステンションを使用すると、開発者コンソール git インポートフォームのビルダーイメージセレクターで追加のビルド環境変数フィールドを指定できます。これを設定すると、フィールドはビルドセクション内の同じ名前の環境変数をオーバーライドします。

名前値のタイプ任意説明

imageStreamName

string

いいえ

カスタム環境変数を指定するイメージストリームの名前

imageStreamTags

string[]

いいえ

サポートされるイメージストリームタグのリスト

environments

ImageEnvironment[]

いいえ

環境変数のリスト

console.dashboards/overview/detail/item

非推奨になりました。代わりに CustomOverviewDetailItem タイプを使用してください。

名前値のタイプ任意説明

component

CodeRef<React.ComponentType<{}>>

いいえ

DetailItem コンポーネントに基づく値

console.page/resource/tab

非推奨。代わりに console.tab/horizontalNav を使用してください。Console ルーターに新しいリソースタブページを追加します。

名前値のタイプ任意説明

model

ExtensionK8sGroupKindModel

いいえ

このリソースページがリンクするモデル。

component

CodeRef<React.ComponentType<RouteComponentProps<{}, StaticContext, any>>>

いいえ

ルートがマッチしたときにレンダリングされるコンポーネント。

name

string

いいえ

タブの名前。

href

string

はい

タブリンクのオプション href。指定しない場合は、最初の path が使用されます。

exact

boolean

はい

true の場合、パスが location.pathname と完全に一致する場合にのみマッチします。

7.5.2. 動的プラグイン API

useActivePerspective

現在アクティブなパースペクティブとアクティブなパースペクティブを設定するためのコールバックを提供するフック。現在アクティブなパースペクティブとセッターコールバックを含むタプルを返します。

const Component: React.FC = (props) => {
   const [activePerspective, setActivePerspective] = useActivePerspective();
   return <select
     value={activePerspective}
     onChange={(e) => setActivePerspective(e.target.value)}
   >
     {
       // ...perspective options
     }
   </select>
}

GreenCheckCircleIcon

緑色のチェックマークの円形アイコンを表示するためのコンポーネント。

<GreenCheckCircleIcon title="Healthy" />

パラメーター名説明

className

(オプション) コンポーネントの追加クラス名

title

(オプション) アイコンのタイトル

size

(オプション) アイコンのサイズ: (smmdlgxl)

RedExclamationCircleIcon

赤い感嘆符の円形アイコンを表示するためのコンポーネント。

<RedExclamationCircleIcon title="Failed" />

パラメーター名説明

className

(オプション) コンポーネントの追加クラス名

title

(オプション) アイコンのタイトル

size

(オプション) アイコンのサイズ: (smmdlgxl)

YellowExclamationTriangleIcon

黄色の三角形の感嘆符アイコンを表示するためのコンポーネント。

<YellowExclamationTriangleIcon title="Warning" />

パラメーター名説明

className

(オプション) コンポーネントの追加クラス名

title

(オプション) アイコンのタイトル

size

(オプション) アイコンのサイズ: (smmdlgxl)

BlueInfoCircleIcon

青い情報円形アイコンを表示するためのコンポーネント。

<BlueInfoCircleIcon title="Info" />

パラメーター名説明

className

(オプション) コンポーネントの追加クラス名

title

(オプション) アイコンのタイトル

size

(オプション) アイコンのサイズ: ('sm'、'md'、'lg'、'xl')

ErrorStatus

エラーステータスのポップオーバーを表示するためのコンポーネント。

<ErrorStatus title={errorMsg} />

パラメーター名説明

title

(オプション) ステータステキスト

iconOnly

(オプション) true の場合、アイコンのみを表示します

noTooltip

(オプション) true の場合、ツールチップは表示されません

className

(オプション) コンポーネントの追加クラス名

popoverTitle

(オプション) ポップオーバーのタイトル

InfoStatus

情報ステータスのポップオーバーを表示するためのコンポーネント。

<InfoStatus title={infoMsg} />

パラメーター名説明

title

(オプション) ステータステキスト

iconOnly

(オプション) true の場合、アイコンのみを表示します

noTooltip

(オプション) true の場合、ツールチップは表示されません

className

(オプション) コンポーネントの追加クラス名

popoverTitle

(オプション) ポップオーバーのタイトル

ProgressStatus

進行状況のポップオーバーを表示するためのコンポーネント。

<ProgressStatus title={progressMsg} />

パラメーター名説明

title

(オプション) ステータステキスト

iconOnly

(オプション) true の場合、アイコンのみを表示します

noTooltip

(オプション) true の場合、ツールチップは表示されません

className

(オプション) コンポーネントの追加クラス名

popoverTitle

(オプション) ポップオーバーのタイトル

SuccessStatus

成功ステータスのポップオーバーを表示するためのコンポーネント。

<SuccessStatus title={successMsg} />

パラメーター名説明

title

(オプション) ステータステキスト

iconOnly

(オプション) true の場合、アイコンのみを表示します

noTooltip

(オプション) true の場合、ツールチップは表示されません

className

(オプション) コンポーネントの追加クラス名

popoverTitle

(オプション) ポップオーバーのタイトル

checkAccess

特定のリソースへのユーザーアクセスに関する情報を提供します。リソースアクセス情報を含むオブジェクトを返します。

パラメーター名説明

resourceAttributes

アクセスレビューのリソース属性

impersonate

権限借用の詳細

useAccessReview

特定のリソースへのユーザーアクセスに関する情報を提供するフック。isAllowedloading 値を含む配列を返します。

パラメーター名説明

resourceAttributes

アクセスレビューのリソース属性

impersonate

権限借用の詳細

useResolvedExtensions

解決された CodeRef プロパティーで Console 拡張機能を使用するための React フック。このフックは、useExtensions フックと同じ引数を受け入れ、拡張インスタンスの適合したリストを返し、各拡張のプロパティー内のすべてのコード参照を解決します。

最初に、フックは空の配列を返します。解決が完了すると、React コンポーネントが再レンダリングされ、適合した拡張機能のリストが返されます。一致する拡張子のリストが変更されると、解決が再開されます。フックは解決が完了するまで前の結果を返し続けます。

フックの結果要素は、再レンダリング全体で参照的に安定していることが保証されています。解決されたコード参照、解決が完了したかどうかを示すブール値フラグ、および解決中に検出されたエラーのリストを含む適応拡張インスタンスのリストを含むタプルを返します。

const [navItemExtensions, navItemsResolved] = useResolvedExtensions<NavItem>(isNavItem);
// process adapted extensions and render your component

パラメーター名説明

typeGuards

それぞれが動的プラグイン拡張機能を引数として受け入れ、拡張機能が目的の型制約を満たしているかどうかを示すブール値フラグを返すコールバックのリスト

HorizontalNav

ページのナビゲーションバーを作成するコンポーネント。ルーティングはコンポーネントの一部として処理されます。console.tab/horizontalNav を使用すると、水平ナビゲーションにコンテンツを追加できます。

const HomePage: React.FC = (props) => {
    const page = {
      href: '/home',
      name: 'Home',
      component: () => <>Home</>
    }
    return <HorizontalNav match={props.match} pages={[page]} />
}

パラメーター名説明

resource

K8sResourceCommon タイプのオブジェクトである、このナビゲーションに関連付けられたリソース

pages

ページオブジェクトの配列

match

React Router が提供する match オブジェクト

VirtualizedTable

仮想化されたテーブルを作成するためのコンポーネント。

const MachineList: React.FC<MachineListProps> = (props) => {
  return (
    <VirtualizedTable<MachineKind>
     {...props}
     aria-label='Machines'
     columns={getMachineColumns}
     Row={getMachineTableRow}
    />
  );
}

パラメーター名説明

data

テーブルのデータ

loaded

データがロードされたことを示すフラグ

loadError

データのロードで問題が発生した場合のエラーオブジェクト

列の設定

行の設定

unfilteredData

フィルターなしの元のデータ

NoDataEmptyMsg

(オプション) データのない空のメッセージコンポーネント

EmptyMsg

(オプション) 空のメッセージコンポーネント

scrollNode

(オプション) スクロールを処理する関数

label

(オプション) テーブルのラベル

ariaLabel

(オプション) aria ラベル

gridBreakPoint

応答性のためにグリッドを分割する方法のサイジング

onSelect

(オプション) テーブルの選択を処理する関数

rowData

(オプション) 行に固有のデータ

TableData

テーブル行内にテーブルデータを表示するためのコンポーネント。

const PodRow: React.FC<RowProps<K8sResourceCommon>> = ({ obj, activeColumnIDs }) => {
  return (
    <>
      <TableData id={columns[0].id} activeColumnIDs={activeColumnIDs}>
        <ResourceLink kind="Pod" name={obj.metadata.name} namespace={obj.metadata.namespace} />
      </TableData>
      <TableData id={columns[1].id} activeColumnIDs={activeColumnIDs}>
        <ResourceLink kind="Namespace" name={obj.metadata.namespace} />
      </TableData>
    </>
  );
};

パラメーター名説明

id

テーブルの一意の ID

activeColumnIDs

アクティブな列

className

(オプション) スタイリングのオプションクラス名

useActiveColumns

ユーザーが選択したアクティブな TableColumns のリストを提供するフック。

// See implementation for more details on TableColumn type
  const [activeColumns, userSettingsLoaded] = useActiveColumns({
    columns,
    showNamespaceOverride: false,
    columnManagementID,
  });
  return userSettingsAreLoaded ? <VirtualizedTable columns={activeColumns} {...otherProps} /> : null

パラメーター名説明

options

キーと値のマップとして渡されるもの。

\{TableColumn[]} options.columns

使用可能なすべての TableColumn の配列

{boolean} [options.showNamespaceOverride]

(オプション) true の場合、列管理の選択に関係なく、名前空間列が含まれます。

{string} [options.columnManagementID]

(オプション) ユーザー設定との間で列管理の選択を保持および取得するために使用される一意の ID。通常は、リソースのグループ/バージョン/種類 (GVK) の文字列です。

現在のユーザーが選択したアクティブな列 (options.columns のサブセット) と、ユーザー設定がロードされたかどうかを示すブール値フラグを含むタプル。

ListPageHeader

ページヘッダーを生成するためのコンポーネント。

const exampleList: React.FC = () => {
  return (
    <>
      <ListPageHeader title="Example List Page"/>
    </>
  );
};

パラメーター名説明

title

見出しタイトル

helpText

(オプション) 反応ノードとしてのヘルプセクション

badge

(オプション) 反応ノードとしてのバッジアイコン

ListPageCreate

特定のリソースの種類に対して、そのリソースの作成用 YAML へのリンクを自動的に生成する作成ボタンを追加するためのコンポーネント。

const exampleList: React.FC<MyProps> = () => {
  return (
    <>
      <ListPageHeader title="Example Pod List Page"/>
        <ListPageCreate groupVersionKind="Pod">Create Pod</ListPageCreate>
      </ListPageHeader>
    </>
  );
};

パラメーター名説明

groupVersionKind

表すためのリソースグループ/バージョン/種類

定型化されたリンクを作成するためのコンポーネント。

const exampleList: React.FC<MyProps> = () => {
 return (
  <>
   <ListPageHeader title="Example Pod List Page"/>
      <ListPageCreateLink to={'/link/to/my/page'}>Create Item</ListPageCreateLink>
   </ListPageHeader>
  </>
 );
};

パラメーター名説明

to

リンク先の文字列の場所

createAccessReview

(オプション) アクセスを決定するために使用される namespace と種類を持つオブジェクト

children

(オプション) コンポーネントの子

ListPageCreateButton

ボタンを作成するためのコンポーネント。

const exampleList: React.FC<MyProps> = () => {
  return (
    <>
      <ListPageHeader title="Example Pod List Page"/>
        <ListPageCreateButton createAccessReview={access}>Create Pod</ListPageCreateButton>
      </ListPageHeader>
    </>
  );
};

パラメーター名説明

createAccessReview

(オプション) アクセスを決定するために使用される namespace と種類を持つオブジェクト

pfButtonProps

(オプション) Patternfly Button のプロパティー

ListPageCreateDropdown

権限チェックでラップされたドロップダウンを作成するためのコンポーネント。

const exampleList: React.FC<MyProps> = () => {
  const items = {
    SAVE: 'Save',
    DELETE: 'Delete',
  }
  return (
    <>
     <ListPageHeader title="Example Pod List Page"/>
       <ListPageCreateDropdown createAccessReview={access} items={items}>Actions</ListPageCreateDropdown>
     </ListPageHeader>
    </>
  );
};

パラメーター名説明

items

key: ドロップダウンコンポーネントに表示する項目の ReactNode のペア

onClick

ドロップダウン項目をクリックするためのコールバック関数

createAccessReview

(オプション) アクセスを決定するために使用される namespace と種類を持つオブジェクト

children

(オプション) ドロップダウントグルの子

ListPageFilter

リストページのフィルターを生成するコンポーネント。

  // See implementation for more details on RowFilter and FilterValue types
  const [staticData, filteredData, onFilterChange] = useListPageFilter(
    data,
    rowFilters,
    staticFilters,
  );
  // ListPageFilter updates filter state based on user interaction and resulting filtered data can be rendered in an independent component.
  return (
    <>
      <ListPageHeader .../>
      <ListPagBody>
        <ListPageFilter data={staticData} onFilterChange={onFilterChange} />
        <List data={filteredData} />
      </ListPageBody>
    </>
  )

パラメーター名説明

data

データポイントの配列

loaded

データがロードされたことを示します

onFilterChange

フィルター更新時のコールバック関数

rowFilters

(オプション) 利用可能なフィルターオプションを定義する RowFilter 要素の配列

nameFilterPlaceholder

(オプション) 名前フィルターのプレースホルダー

labelFilterPlaceholder

(オプション) ラベルフィルターのプレースホルダー

hideLabelFilter

(オプション) 名前フィルターとラベルフィルターの両方ではなく、名前フィルターのみを表示します。

hideNameLabelFilter

(オプション) 名前フィルターとラベルフィルターの両方を非表示にします。

columnLayout

(オプション) 列レイアウトオブジェクト

hideColumnManagement

(オプション) 列管理を非表示にするフラグ

useListPageFilter

ListPageFilter コンポーネントのフィルター状態を管理するフック。すべての静的フィルターによってフィルター処理されたデータ、すべての静的フィルターと行フィルターによってフィルター処理されたデータ、および rowFilters を更新するコールバックを含むタプルを返します。

  // See implementation for more details on RowFilter and FilterValue types
  const [staticData, filteredData, onFilterChange] = useListPageFilter(
    data,
    rowFilters,
    staticFilters,
  );
  // ListPageFilter updates filter state based on user interaction and resulting filtered data can be rendered in an independent component.
  return (
    <>
      <ListPageHeader .../>
      <ListPagBody>
        <ListPageFilter data={staticData} onFilterChange={onFilterChange} />
        <List data={filteredData} />
      </ListPageBody>
    </>
  )

パラメーター名説明

data

データポイントの配列

rowFilters

(オプション) 利用可能なフィルターオプションを定義する RowFilter 要素の配列

staticFilters

(オプション) データに静的に適用される FilterValue 要素の配列

アイコンバッジを使用して特定のリソースタイプへのリンクを作成するコンポーネント。

  <ResourceLink
      kind="Pod"
      name="testPod"
      title={metadata.uid}
  />

パラメーター名説明

kind

(オプション) リソースの種類、つまり Pod、Deployment、Namespace

groupVersionKind

(オプション) グループ、バージョン、および種類を含むオブジェクト

className

(オプション) コンポーネントのクラススタイル

displayName

(オプション) コンポーネントの表示名。設定されている場合は、リソース名を上書きします。

inline

(オプション) アイコンバッジを作成し、子とインラインで名前を付けるためのフラグ

linkTo

(オプション) Link オブジェクトを作成するためのフラグ - デフォルトは true

name

(オプション) リソースの名前

namesapce

(オプション) リンク先の種類のリソースの特定の namespace

hideIcon

(オプション) アイコンバッジを非表示にするフラグ

title

(オプション) リンクオブジェクトのタイトル (非表示)

dataTest

(オプション) テスト用の識別子

onClick

(オプション) コンポーネントがクリックされたときのコールバック関数

truncate

(オプション) リンクが長すぎる場合に切り捨てるフラグ

ResourceIcon

特定のリソースタイプのアイコンバッジを作成するコンポーネント。

<ResourceIcon kind="Pod"/>

パラメーター名説明

kind

(オプション) リソースの種類、つまり Pod、Deployment、Namespace

groupVersionKind

(オプション) グループ、バージョン、および種類を含むオブジェクト

className

(オプション) コンポーネントのクラススタイル

useK8sModel

指定された K8sGroupVersionKind の k8s モデルを redux から取得するフック。最初の項目が k8s モデル、2 番目の項目が inFlight ステータスの配列を返します。

const Component: React.FC = () => {
  const [model, inFlight] = useK8sModel({ group: 'app'; version: 'v1'; kind: 'Deployment' });
  return ...
}

パラメーター名説明

groupVersionKind

k8s リソースのグループ、バージョン、種類。K8sGroupVersionKind が推奨されます。もしくは、グループ、バージョン、種類の参照 (例: group/version/kind (GVK) K8sResourceKindReference.) を渡すこともできますが、これは非推奨です。

useK8sModels

redux から現在のすべての k8s モデルを取得するフック。最初の項目が k8s モデルのリストで、2 番目の項目が inFlight ステータスの配列を返します。

const Component: React.FC = () => {
  const [models, inFlight] = UseK8sModels();
  return ...
}

useK8sWatchResource

ロード済みおよびエラーのステータスとともに k8s リソースを取得するフック。最初の項目がリソース、2 番目の項目がロード済みステータス、3 番目の項目がエラー状態 (存在する場合) の配列を返します。

const Component: React.FC = () => {
  const watchRes = {
        ...
      }
  const [data, loaded, error] = useK8sWatchResource(watchRes)
  return ...
}

パラメーター名説明

initResource

リソースを監視するために必要なオプション。

useK8sWatchResources

ロード済みおよびエラーのそれぞれのステータスとともに k8s リソースを取得するフック。キーが initResouces で提供され、値が data、loaded、error の 3 つのプロパティーを持つマップを返します。

const Component: React.FC = () => {
  const watchResources = {
        'deployment': {...},
        'pod': {...}
        ...
      }
  const {deployment, pod} = useK8sWatchResources(watchResources)
  return ...
}

パラメーター名説明

initResources

リソースはキーと値のペアとして監視する必要があります。ここで、キーはリソースに固有であり、値はそれぞれのリソースを監視するために必要なオプションです。

consoleFetch

コンソール固有のヘッダーを追加し、再試行とタイムアウトを可能にする fetch のカスタムラッパー。また、応答ステータスコードを検証し、適切なエラーを出力するか、必要に応じてユーザーをログアウトします。レスポンスに解決される promise を返します。

パラメーター名説明

url

取得する URL

options

フェッチに渡すオプション

timeout

ミリ秒単位のタイムアウト

consoleFetchJSON

コンソール固有のヘッダーを追加し、再試行とタイムアウトを可能にする fetch のカスタムラッパー。また、応答ステータスコードを検証し、適切なエラーを出力するか、必要に応じてユーザーをログアウトします。応答を JSON オブジェクトとして返します。内部で consoleFetch を使用します。JSON オブジェクトとして応答に解決される promise を返します。

パラメーター名説明

url

取得する URL

method

使用する HTTP メソッドデフォルトは GET です。

options

フェッチに渡すオプション

timeout

ミリ秒単位のタイムアウト

cluster

リクエストを行うクラスターの名前。デフォルトは、ユーザーが選択したアクティブなクラスターです

consoleFetchText

コンソール固有のヘッダーを追加し、再試行とタイムアウトを可能にする fetch のカスタムラッパー。また、応答ステータスコードを検証し、適切なエラーを出力するか、必要に応じてユーザーをログアウトします。応答をテキストとして返します。内部で consoleFetch を使用します。テキストとして応答に解決される promise を返します。

パラメーター名説明

url

取得する URL

options

フェッチに渡すオプション

timeout

ミリ秒単位のタイムアウト

cluster

リクエストを行うクラスターの名前。デフォルトは、ユーザーが選択したアクティブなクラスターです

getConsoleRequestHeaders

redux の現在の状態を使用して、API 要求の偽装およびマルチクラスター関連のヘッダーを作成する関数。redux の状態に基づき、適切な偽装とクラスター要求ヘッダーを含むオブジェクトを返します。

パラメーター名説明

targetCluster

指定された targetCluster で現在アクティブなクラスターをオーバーライドします

k8sGetResource

指定されたオプションに基づいて、クラスターからリソースを取得します。名前が指定されている場合は、1 つのリソースが返されます。それ以外の場合は、モデルに一致するすべてのリソースが返されます。名前が指定されている場合、リソースを含む JSON オブジェクトとして応答に解決される promise を返します。それ以外の場合は、モデルに一致するすべてのリソースを返します。失敗した場合、promise は HTTP エラー応答で拒否されます。

パラメーター名説明

options

マップでキーと値のペアとして渡されるもの。

options.model

k8s モデル

options.name

リソースの名前。指定されていない場合は、モデルに一致するすべてのリソースが検索されます。

options.ns

検索先の namespace。cluster-scoped リソースには指定しないでください。

options.path

指定されている場合はサブパスとして追加します

options.queryParams

URL に含めるクエリーパラメーター。

options.requestInit

使用する fetch init オブジェクト。これには、リクエストヘッダー、メソッド、リダイレクトなどを含めることができます。詳細は、Interface RequestInit を参照してください。

k8sCreateResource

指定されたオプションに基づいて、クラスター内にリソースを作成します。作成されたリソースの応答に解決される promise を返します。失敗した場合、promise は HTTP エラー応答で拒否されます。

パラメーター名説明

options

マップでキーと値のペアとして渡されるもの。

options.model

k8s モデル

options.data

作成されるリソースのペイロード

options.path

指定されている場合はサブパスとして追加します

options.queryParams

URL に含めるクエリーパラメーター。

k8sUpdateResource

指定されたオプションに基づいて、クラスター内のリソース全体を更新します。クライアントが既存のリソースを完全に置き換える必要がある場合、k8sUpdate を使用できます。または、k8sPatch を使用して部分的な更新を実行することもできます。更新されたリソースの応答に解決される promise を返します。失敗した場合、promise は HTTP エラー応答で拒否されます。

パラメーター名説明

options

マップでキーと値のペアとして渡されます

options.model

k8s モデル

options.data

更新する k8s リソースのペイロード

options.ns

検索先の namespace。cluster-scoped リソースには指定しないでください。

options.name

更新するリソース名。

options.path

指定されている場合はサブパスとして追加します

options.queryParams

URL に含めるクエリーパラメーター。

k8sPatchResource

指定されたオプションに基づいて、クラスター内の任意のリソースにパッチを適用します。クライアントが部分的な更新を実行する必要がある場合、k8sPatch を使用できます。または、k8sUpdate を使用して、既存のリソースを完全に置き換えることもできます。詳細は、Data Tracker を参照してください。パッチが適用されたリソースの応答に解決される promise を返します。失敗した場合、promise は HTTP エラー応答で拒否されます。

パラメーター名説明

options

マップでキーと値のペアとして渡されるもの。

options.model

k8s モデル

options.resource

パッチを適用するリソース。

options.data

操作、パス、および値を含む既存のリソースにパッチを適用するデータのみ。

options.path

指定されている場合はサブパスとして追加します。

options.queryParams

URL に含めるクエリーパラメーター。

k8sDeleteResource

指定されたモデル、リソースに基づいて、クラスターからリソースを削除します。ガベージコレクションは Foreground|Background に基づいて機能し、指定されたモデルの propagationPolicy プロパティーで設定するか、json で渡すことができます。種類が Status のレスポンスに解決される promise を返します。失敗した場合、promise は HTTP エラー応答で拒否されます。

kind: 'DeleteOptions', apiVersion: 'v1', propagationPolicy

パラメーター名説明

options

マップでキーと値のペアとして渡されるもの。

options.model

k8s モデル

options.resource

削除するリソース。

options.path

指定されている場合はサブパスとして追加します

options.queryParams

URL に含めるクエリーパラメーター。

options.requestInit

使用する fetch init オブジェクト。これには、リクエストヘッダー、メソッド、リダイレクトなどを含めることができます。詳細は、Interface RequestInit を参照してください。

options.json

指定されている場合はリソースのガベージコレクションを明示的に制御できます。指定されていない場合は、モデルの "propagationPolicy" がデフォルトになります。

k8sListResource

指定されたオプションに基づいて、リソースをクラスター内の配列として一覧表示します。レスポンスに解決される promise を返します。

パラメーター名説明

options

マップでキーと値のペアとして渡されるもの。

options.model

k8s モデル

options.queryParams

URL に含めるクエリーパラメーター。ラベルセレクターおよび "labelSelector" キーと併せて渡すことができます。

options.requestInit

使用する fetch init オブジェクト。これには、リクエストヘッダー、メソッド、リダイレクトなどを含めることができます。詳細は、Interface RequestInit を参照してください。

k8sListResourceItems

k8sListResource と同じインターフェイスですが、サブ項目を返します。モデルの apiVersion、つまり group/version を返します。

getAPIVersionForModel

k8s モデルの apiVersion を提供します。

パラメーター名説明

model

k8s モデル

getGroupVersionKindForResource

リソースのグループ、バージョン、および種類を提供します。指定されたリソースのグループ、バージョン、種類を返します。リソースに API グループがない場合、グループ "core" が返されます。リソースの apiVersion が無効な場合は、エラーが出力されます。

パラメーター名説明

resource

k8s リソース

getGroupVersionKindForModel

k8s モデルのグループ、バージョン、および種類を提供します。これは、提供されたモデルのグループ、バージョン、種類を返します。モデルに apiGroup がない場合は、グループ "core" が返されます。

パラメーター名説明

model

k8s モデル

StatusPopupSection

ポップアップウィンドウでステータスを表示するコンポーネント。console.dashboards/overview/health/resource 拡張機能を構築するための便利なコンポーネント。

  <StatusPopupSection
    firstColumn={
      <>
        <span>{title}</span>
        <span className="text-secondary">
          My Example Item
        </span>
      </>
    }
    secondColumn='Status'
  >

パラメーター名説明

firstColumn

ポップアップの最初の列の値

secondColumn

(オプション) ポップアップの 2 列目の値

children

(オプション) ポップアップの子

StatusPopupItem

ステータスポップアップで使用されるステータス要素。StatusPopupSection で使用されます。

<StatusPopupSection
   firstColumn='Example'
   secondColumn='Status'
>
   <StatusPopupItem icon={healthStateMapping[MCGMetrics.state]?.icon}>
      Complete
   </StatusPopupItem>
   <StatusPopupItem icon={healthStateMapping[RGWMetrics.state]?.icon}>
       Pending
   </StatusPopupItem>
</StatusPopupSection>

パラメーター名説明

value

(オプション) 表示するテキスト値

icon

(オプション) 表示するアイコン

children

子要素

概要

ダッシュボードのラッパーコンポーネントを作成します。

    <Overview>
      <OverviewGrid mainCards={mainCards} leftCards={leftCards} rightCards={rightCards} />
    </Overview>

パラメーター名説明

className

(オプション) div のスタイルクラス

children

(オプション) ダッシュボードの要素

OverviewGrid

ダッシュボードのカード要素のグリッドを作成します。Overview 内で使用されます。

    <Overview>
      <OverviewGrid mainCards={mainCards} leftCards={leftCards} rightCards={rightCards} />
    </Overview>

パラメーター名説明

mainCards

グリッド用カード

leftCards

(オプション) グリッドの左側のカード

rightCards

(オプション) グリッドの右側のカード

InventoryItem

インベントリーカード項目を作成します。

  return (
    <InventoryItem>
      <InventoryItemTitle>{title}</InventoryItemTitle>
      <InventoryItemBody error={loadError}>
        {loaded && <InventoryItemStatus count={workerNodes.length} icon={<MonitoringIcon />} />}
      </InventoryItemBody>
    </InventoryItem>
  )

パラメーター名説明

children

項目内でレンダリングする要素

InventoryItemTitle

インベントリーカード項目のタイトルを作成します。InventoryItem 内で使用されます。

 return (
   <InventoryItem>
     <InventoryItemTitle>{title}</InventoryItemTitle>
     <InventoryItemBody error={loadError}>
       {loaded && <InventoryItemStatus count={workerNodes.length} icon={<MonitoringIcon />} />}
     </InventoryItemBody>
   </InventoryItem>
 )

パラメーター名説明

children

タイトル内にレンダリングする要素

InventoryItemBody

インベントリーカードの本文を作成します。InventoryCard 内で使用され、InventoryTitle と使用できます。

 return (
   <InventoryItem>
     <InventoryItemTitle>{title}</InventoryItemTitle>
     <InventoryItemBody error={loadError}>
       {loaded && <InventoryItemStatus count={workerNodes.length} icon={<MonitoringIcon />} />}
     </InventoryItemBody>
   </InventoryItem>
 )

パラメーター名説明

children

インベントリーカードまたはタイトル内でレンダリングする要素

error

div の要素

InventoryItemStatus

オプションのリンクアドレスを使用してインベントリーカードのカウントとアイコンを作成します。InventoryItemBody 内で使用されます。

 return (
   <InventoryItem>
     <InventoryItemTitle>{title}</InventoryItemTitle>
     <InventoryItemBody error={loadError}>
       {loaded && <InventoryItemStatus count={workerNodes.length} icon={<MonitoringIcon />} />}
     </InventoryItemBody>
   </InventoryItem>
 )

パラメーター名説明

count

表示用カウント

icon

表示用アイコン

linkTo

(オプション) リンクアドレス

InventoryItemLoading

インベントリーカードのロード時にスケルトンコンテナーを作成します。InventoryItem および関連コンポーネントで使用されます。

if (loadError) {
   title = <Link to={workerNodesLink}>{t('Worker Nodes')}</Link>;
} else if (!loaded) {
  title = <><InventoryItemLoading /><Link to={workerNodesLink}>{t('Worker Nodes')}</Link></>;
}
return (
  <InventoryItem>
    <InventoryItemTitle>{title}</InventoryItemTitle>
  </InventoryItem>
)

useFlag

FLAGS redux 状態から指定された機能フラグを返すフック。要求された機能フラグまたは未定義のブール値を返します。

パラメーター名説明

flag

返す機能フラグ

CodeEditor

ホバーヘルプと補完機能を備えた基本的な遅延ロード Code エディター。

<React.Suspense fallback={<LoadingBox />}>
  <CodeEditor
    value={code}
    language="yaml"
  />
</React.Suspense>

パラメーター名説明

value

レンダリングする yaml コードを表す文字列。

言語

エディターの言語を表す文字列。

options

Monaco エディターのオプション。詳細は、インターフェイス IStandAloneEditorConstructionOptions を参照してください。

minHeight

有効な CSS の高さの値における最小のエディターの高さ。

showShortcuts

エディターの上にショートカットを表示するためのブール値。

toolbarLinks

エディター上部のツールバーリンクセクションにレンダリングされる ReactNode の配列。

onChange

コード変更イベントのコールバック。

onSave

コマンド CTRL / CMD + S がトリガーされたときに呼び出されるコールバック。

ref

{ editor?: IStandaloneCodeEditor } への参照に反応します。editor プロパティーを使用すると、エディターを制御するすべてのメソッドにアクセスできます。詳細は、インターフェイス IStandaloneCodeEditor を参照してください。

ResourceYAMLEditor

ホバーヘルプと補完機能を備えた Kubernetes リソース用の遅延ロード YAML エディター。このコンポーネントは YAMLEditor を使用し、その上にリソースの更新処理、アラート、保存、キャンセル、リロードボタン、アクセシビリティなどの機能を追加します。onSave コールバックが指定されないかぎり、リソースの更新は自動的に処理されます。React.Suspense コンポーネントでラップする必要があります。

<React.Suspense fallback={<LoadingBox />}>
  <ResourceYAMLEditor
    initialResource={resource}
    header="Create resource"
    onSave={(content) => updateResource(content)}
  />
</React.Suspense>

パラメーター名説明

initialResource

エディターによって表示されるリソースを表す YAML/オブジェクト。この prop は、最初のレンダリング中にのみ使用されます

header

YAML エディターの上にヘッダーを追加する

onSave

Save ボタンのコールバック。これを渡すと、エディターによってリソースに対して実行されるデフォルトの更新が上書きされます。

ResourceEventStream

特定のリソースに関連するイベントを表示するコンポーネント。

const [resource, loaded, loadError] = useK8sWatchResource(clusterResource);
return <ResourceEventStream resource={resource} />

パラメーター名説明

resource

関連イベントを表示するオブジェクト。

usePrometheusPoll

単一のクエリーに対して Prometheus へのポーリングを設定します。クエリー応答、応答が完了したかどうかを示すブール値フラグ、および要求中または要求の後処理中に発生したエラーを含むタプルを返します。

パラメーター名説明

{PrometheusEndpoint} props.endpoint

PrometheusEndpoint (ラベル、クエリー、範囲、ルール、ターゲット) のいずれか

{string} [props.query]

(オプション) Prometheus クエリー文字列。空または未定義の場合、ポーリングは開始されません。

{number} [props.delay]

(オプション) ポーリング遅延間隔 (ミリ秒)

{number} [props.endTime]

(オプション) QUERY_RANGE エンドポイントの場合、クエリー範囲の終わり

{number} [props.samples]

(オプション) QUERY_RANGE エンドポイント用

{number} [options.timespan]

(オプション) QUERY_RANGE エンドポイント用

{string} [options.namespace]

(オプション) 追加する検索パラメーター

{string} [options.timeout]

(オプション) 追加する検索パラメーター

Timestamp

タイムスタンプをレンダリングするコンポーネント。タイムスタンプは、Timestamp コンポーネントの個々のインスタンス間で同期されます。指定されたタイムスタンプは、ユーザーロケールに従ってフォーマットされます。

パラメーター名説明

timestamp

レンダリングするタイムスタンプ。形式は、ISO 8601 (Kubernetes で使用)、エポックタイムスタンプ、または日付のインスタンスであることが期待されます。

simple

アイコンとツールチップを省略したシンプルなバージョンのコンポーネントをレンダリングします。

omitSuffix

接尾辞を省略して日付をフォーマットします。

className

コンポーネントの追加のクラス名。

useModal

モーダルを起動するためのフック。

const context: AppPage: React.FC = () => {<br/> const [launchModal] = useModal();<br/> const onClick = () => launchModal(ModalComponent);<br/> return (<br/>   <Button onClick={onClick}>Launch a Modal</Button><br/> )<br/>}<br/>`

ActionServiceProvider

console.action/provider 拡張タイプの他のプラグインからのコントリビューションを受け取ることを可能にするコンポーネント。

   const context: ActionContext = { 'a-context-id': { dataFromDynamicPlugin } };

   ...

   <ActionServiceProvider context={context}>
       {({ actions, options, loaded }) =>
         loaded && (
           <ActionMenu actions={actions} options={options} variant={ActionMenuVariant.DROPDOWN} />
         )
       }
   </ActionServiceProvider>

パラメーター名説明

context

contextId とオプションのプラグインデータを含むオブジェクト

NamespaceBar

namespace のドロップダウンメニューが左端にある水平ツールバーをレンダリングするコンポーネント。追加のコンポーネントは子として渡すことができ、namespace ドロップダウンの右側にレンダリングされます。このコンポーネントは、ページの上部で使用するように設計されています。k8s リソースを含むページなど、ユーザーがアクティブな namespace を変更できる必要があるページで使用する必要があります。

   const logNamespaceChange = (namespace) => console.log(`New namespace: ${namespace}`);

   ...

   <NamespaceBar onNamespaceChange={logNamespaceChange}>
     <NamespaceBarApplicationSelector />
   </NamespaceBar>
   <Page>

     ...

パラメーター名説明

onNamespaceChange

(オプション) namespace オプションが選択されたときに実行される関数。唯一の引数として、文字列の形式で新しい namespace を受け入れます。オプションが選択されると、アクティブな namespace が自動的に更新されますが、この関数を介して追加のロジックを適用できます。namespace が変更されると、URL の namespace パラメーターが以前の namespace から新しく選択された namespace に変更されます。

isDisabled

(オプション) true に設定されている場合、namespace のドロップダウンを無効にするブール値フラグ。このオプションは namespace ドロップダウンにのみ適用され、子コンポーネントには影響しません。

children

(オプション) namespace ドロップダウンの右側にあるツールバー内にレンダリングされる追加の要素。

ErrorBoundaryFallbackPage

フルページの ErrorBoundaryFallbackPage コンポーネントを作成して、"Oh no!Something went wrong." というメッセージと、スタックトレースおよびその他の役立つデバッグ情報を表示します。これは、コンポーネントと組み合わせて使用されます。

//in ErrorBoundary component
 return (
   if (this.state.hasError) {
     return <ErrorBoundaryFallbackPage errorMessage={errorString} componentStack={componentStackString}
      stack={stackTraceString} title={errorString}/>;
   }

   return this.props.children;
)

パラメーター名説明

errorMessage

エラーメッセージのテキスト説明

componentStack

例外のコンポーネントトレース

stack

例外のスタックトレース

title

エラー境界ページのヘッダーとしてレンダリングするタイトル

QueryBrowser

Prometheus PromQL クエリーからの結果のグラフを、グラフと対話するためのコントロールとともにレンダリングするコンポーネント。

<QueryBrowser
  defaultTimespan={15 * 60 * 1000}
  namespace={namespace}
  pollInterval={30 * 1000}
  queries={[
    'process_resident_memory_bytes{job="console"}',
    'sum(irate(container_network_receive_bytes_total[6h:5m])) by (pod)',
  ]}
/>

パラメーター名説明

customDataSource

(オプション) PromQL クエリーを処理する API エンドポイントのベース URL。指定した場合、これはデータをフェッチするためのデフォルト API の代わりに使用されます。

defaultSamples

(オプション) 各データ系列に対してプロットされるデータサンプルのデフォルトの数。データ系列が多い場合、QueryBrowser はここで指定した数よりも少ない数のデータサンプルを自動的に選択することがあります。

defaultTimespan

(オプション) グラフのデフォルトのタイムスパン (ミリ秒単位) - デフォルトは 1,800,000 (30 分) です。

disabledSeries

(オプション) これらの正確なラベルと値のペアを持つデータシリーズを無効にします (表示しません)。

disableZoom

(オプション) グラフのズームコントロールを無効にするフラグ。

filterLabels

(オプション) 必要に応じて、返されたデータ系列をこれらのラベルと値のペアに一致するデータ系列のみにフィルタリングします。

fixedEndTime

(オプション) 現在の時刻までのデータを表示するのではなく、表示される時間範囲の終了時刻を設定します。

formatSeriesTitle

(オプション) 単一のデータ系列のタイトルとして使用する文字列を返す関数。

GraphLink

(オプション) 別のページへのリンクをレンダリングするためのコンポーネント (たとえば、このクエリーに関する詳細情報を取得する)。

hideControls

(オプション) グラフのタイムスパンなどを変更するためのグラフコントロールを非表示にするフラグ。

isStack

(オプション) 折れ線グラフの代わりに積み上げグラフを表示するフラグ。showStackedControl が設定されている場合でも、ユーザーは折れ線グラフに切り替えることができます。

namespace

(オプション) 指定した場合、この namespace のデータのみが返されます (この namespace ラベルを持つシリーズのみ)。

onZoom

(オプション) グラフがズームされたときに呼び出されるコールバック。

pollInterval

(オプション) 設定すると、最新のデータを表示するためにグラフが更新される頻度 (ミリ秒単位) が決まります。

queries

実行して結果をグラフに表示する PromQL クエリーの配列。

showLegend

(オプション) グラフの下に凡例を表示できるようにするフラグ。

showStackedControl

積み上げグラフモードと折れ線グラフモードを切り替えるためのグラフコントロールの表示を有効にするフラグ。

timespan

(オプション) グラフがカバーするタイムスパン (ミリ秒単位)。

units

(オプション) Y 軸およびツールチップに表示する単位。

useAnnotationsModal

Kubernetes リソースのアノテーションを編集するためのモーダルを起動するコールバックを提供するフック。

const PodAnnotationsButton = ({ pod }) => {
  const { t } = useTranslation();
  const launchAnnotationsModal = useAnnotationsModal<PodKind>(pod);
  return <button onClick={launchAnnotationsModal}>{t('Edit Pod Annotations')}</button>
}

パラメーター名説明

resource

K8sResourceCommon タイプのオブジェクトのアノテーションを編集するためのリソース。

戻り値

リソースのアノテーションを編集するためのモーダルを起動する関数。

useDeleteModal

リソースを削除するためのモーダルを起動するコールバックを提供するフック。

const DeletePodButton = ({ pod }) => {
  const { t } = useTranslation();
  const launchDeleteModal = useDeleteModal<PodKind>(pod);
  return <button onClick={launchDeleteModal}>{t('Delete Pod')}</button>
}

パラメーター名説明

resource

削除するリソース。

redirectTo

(オプション) リソースを削除した後にリダイレクトする場所。

message

(オプション) モーダルに表示するメッセージ。

btnText

(オプション) 削除ボタンに表示するテキスト。

deleteAllResources

(オプション) 同じ種類のリソースをすべて削除する機能。

戻り値

リソースを削除するためのモーダルを起動する関数。

useLabelsModel

Kubernetes リソースラベルを編集するためのモーダルを起動するコールバックを提供するフック。

const PodLabelsButton = ({ pod }) => {
  const { t } = useTranslation();
  const launchLabelsModal = useLabelsModal<PodKind>(pod);
  return <button onClick={launchLabelsModal}>{t('Edit Pod Labels')}</button>
}

パラメーター名説明

resource

ラベルを編集するリソース (K8sResourceCommon タイプのオブジェクト)。

戻り値

リソースのラベルを編集するためのモーダルを起動する関数。

useActiveNamespace

現在アクティブな namespace と、アクティブな namespace を設定するためのコールバックを提供するフック。

const Component: React.FC = (props) => {
   const [activeNamespace, setActiveNamespace] = useActiveNamespace();
   return <select
     value={activeNamespace}
     onChange={(e) => setActiveNamespace(e.target.value)}
   >
     {
       // ...namespace options
     }
   </select>
}

戻り値

現在アクティブな namespace とセッターコールバックを含むタプル。

useUserSettings

ユーザー設定値と、ユーザー設定値を設定するためのコールバックを提供するフック。

const Component: React.FC = (props) => {
   const [state, setState, loaded] = useUserSettings(
     'devconsole.addPage.showDetails',
     true,
     true,
   );
   return loaded ? (
      <WrappedComponent {...props} userSettingState={state} setUserSettingState={setState} />
    ) : null;
};

戻り値

ユーザー設定値、セッターコールバック、およびロードされたブール値を含むタプル。

useQuickStartContext

現在のクイックスタートコンテキスト値を提供するフック。これにより、プラグインがコンソールのクイックスタート機能と相互運用できるようになります。

const OpenQuickStartButton = ({ quickStartId }) => {
   const { setActiveQuickStart } = useQuickStartContext();
   const onClick = React.useCallback(() => {
       setActiveQuickStart(quickStartId);
   }, [quickStartId]);
   return <button onClick={onClick}>{t('Open Quick Start')}</button>
};

戻り値

クイックスタートコンテキスト値オブジェクト。

PerspectiveContext

非推奨: 代わりに、指定された usePerspectiveContext を使用してください。パースペクティブコンテキストを作成します。

パラメーター名説明

PerspectiveContextType

アクティブなパースペクティブとセッターを含むオブジェクト

useAccessReviewAllowed

非推奨: 代わりに @console/dynamic-plugin-sdkuseAccessReview を使用してください。指定されたリソースへのユーザーアクセスに関する使用可能なステータスを指定するフック。isAllowed ブール値を返します。

パラメーター名説明

resourceAttributes

アクセスレビューのリソース属性

impersonate

権限借用の詳細

useSafetyFirst

非推奨: このフックはコンソールの機能とは関係ありません。指定されたコンポーネントがアンマウントされた場合に備えて、React 状態の安全な非同期設定を保証するフック。状態値とその set 関数のペアを含む配列を返します。

パラメーター名説明

initialState

初期状態値

YAMLEditor

非推奨: ホバーヘルプと補完を備えた基本的な遅延ロード YAML エディター。

<React.Suspense fallback={<LoadingBox />}>
  <YAMLEditor
    value={code}
  />
</React.Suspense>

パラメーター名説明

value

レンダリングする yaml コードを表す文字列。

options

Monaco エディターのオプション。

minHeight

有効な CSS の高さの値における最小のエディターの高さ。

showShortcuts

エディターの上にショートカットを表示するためのブール値。

toolbarLinks

エディター上部のツールバーリンクセクションにレンダリングされる ReactNode の配列。

onChange

コード変更イベントのコールバック。

onSave

コマンド CTRL / CMD + S がトリガーされたときに呼び出されるコールバック。

ref

{ editor?: IStandaloneCodeEditor } への参照に反応します。editor プロパティーを使用すると、エディターを制御するすべてのメソッドにアクセスできます。

7.5.3. 動的プラグインのトラブルシューティング

プラグインのロードで問題が発生した場合は、このトラブルシューティングのヒントのリストを参照してください。

  • 以下のコマンドを実行して、コンソールの Operator 設定でプラグインが有効になっており、プラグイン名が出力されていることを確認します。

    $ oc get console.operator.openshift.io cluster -o jsonpath='{.spec.plugins}'
    • Administrator perspectiveOverview ページのステータスカードで、有効なプラグインを確認します。プラグインが最近有効になった場合は、ブラウザーを更新する必要があります。
  • 次の方法で、プラグインサービスが正常であることを確認します。

    • プラグイン Pod のステータスが実行中であり、コンテナーの準備が整っていることを確認します。
    • サービスラベルセレクターが Pod と一致し、ターゲットポートが正しいことを確認します。
    • コンソール Pod またはクラスター上の別の Pod のターミナルで、サービスから plugin-manifest.json をカールします。
  • ConsolePlugin リソース名 (consolePlugin.name) が package.json で使用されているプラグイン名と一致することを確認します。
  • サービス名、namespace、ポート、およびパスが ConsolePlugin リソースで正しく宣言されていることを確認します。
  • プラグインサービスが HTTPS とサービス提供証明書を使用していることを確認します。
  • コンソール Pod ログで証明書または接続エラーを確認します。
  • プラグインが依存する機能フラグが無効になっていないことを確認します。
  • プラグインの package.json に一致しない consolePlugin.dependencies がないことを確認します。

    • これには、コンソールバージョンの依存関係または他のプラグインへの依存関係が含まれる場合があります。ブラウザーで JS コンソールをプラグインの名前でフィルタリングして、ログに記録されたメッセージを表示します。
  • ナビゲーション拡張パースペクティブまたはセクション ID にタイプミスがないことを確認します。

    • プラグインはロードされている可能性がありますが、ID が正しくない場合、ナビゲーション項目が表示されません。URL を編集して、プラグインページに直接移動してみてください。
  • コンソール Pod からプラグインサービスへのトラフィックをブロックしているネットワークポリシーがないことを確認します。

    • 必要に応じて、ネットワークポリシーを調整して、openshift-console namespace のコンソール Pod がサービスにリクエストを送信できるようにします。
  • 開発者ツールブラウザーの Console タブで、ブラウザーにロードされる動的プラグインのリストを確認します。

    • window.SERVER_FLAGS.consolePlugins を評価して、コンソールフロントエンドの動的プラグインを確認します。

第8章 Web 端末

8.1. Web 端末のインストール

OpenShift Container Platform OperatorHub に一覧表示されている Web Terminal Operator を使用して Web 端末をインストールできます。Web 端末 Operator をインストールする際に、DevWorkspace CRD などのコマンドラインの設定に必要なカスタムリソース定義 (CRD) が自動的にインストールされます。Web コンソールでは、Web 端末を開く際に必要なリソースを作成します。

前提条件
  • OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
  • クラスター管理者パーミッションがある。
手順
  1. Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Operators → OperatorHub に移動します。
  2. Filter by keyword ボックスを使用してカタログで Web Terminal Operator を検索し、Web Terminal タイルをクリックします。
  3. Web Terminal ページで Operator に関する簡単な説明を確認してから、Install をクリックします。
  4. Install Operator ページで、すべてのフィールドのデフォルト値を保持します。

    • Update Channel メニューの fast オプションは、Web 端末 Operator の最新リリースのインストールを可能にします。
    • Installation Mode メニューの All namespaces on the cluster オプションにより、Operator にクラスターのすべての namespace を監視され、Operator をこれらの namespace で利用可能にすることができます。
    • Installed Namespace メニューの openshift-operators オプションは、Operator をデフォルトの openshift-operators namespace にインストールします。
    • Approval Strategy メニューの Automatic オプションにより、Operator への今後のアップグレードは Operator Lifecycle Manager によって自動的に処理されます。
  5. Install をクリックします。
  6. Installed Operators ページで、View Operator をクリックし、Operator が Installed Operators ページにリスト表示されていることを確認します。

    注記

    Web Terminal Operator は、DevWorkspace Operator を依存関係としてインストールします。

  7. Operator のインストール後に、ページを更新し、コンソールのマストヘッドにあるコマンドラインターミナルアイコン ( odc wto icon ) を確認します。

8.2. Web 端末の設定

現在のセッションに対して (クラスター管理者の場合はすべてのユーザーセッションに対して)、Web ターミナルのタイムアウトとイメージの設定を設定できます。

8.2.1. セッションの Web 端末タイムアウトの設定

現在のセッションで、Web 端末のデフォルトタイムアウト期間を変更できます。

前提条件

  • Web Terminal Operator がインストールされている OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
  • Web コンソールにログインしている。

手順

  1. Web 端末アイコン ( odc wto icon ) をクリックします。
  2. オプション: 現在のセッションの Web 端末タイムアウトを設定します。

    1. Timeout をクリックします。
    2. 表示されるフィールドにタイムアウト値を入力します。
    3. ドロップダウンリストから、タイムアウト間隔を SecondsMinutesHour、または Milli Seconds から選択します。
  3. オプション: Web 端末で使用するカスタムイメージを選択します。

    1. イメージをクリックします。
    2. 表示されるフィールドに、使用するイメージの URL を入力します。
  4. Start をクリックし、指定したタイムアウト設定を使用して端末インスタンスを開始します。

8.2.2. すべてのユーザーの Web ターミナルタイムアウトの設定

Web コンソールの Administrator パースペクティブを使用して、すべてのユーザーのデフォルトの Web ターミナルタイムアウト期間を設定できます。

前提条件

  • クラスター管理者の権限があり、Web コンソールにログインしている。
  • Web Terminal Operator がインストールされている。

手順

  1. Administrator パースペクティブで、AdministrationCluster Settings に移動します。
  2. Cluster Settings ページで、Configuration タブをクリックします。
  3. Configuration ページで、operator.openshift.io と説明が記載されている Console 設定リソースをクリックします。

    選択するべき正しい Console 設定リソースを表示する Configuration ページのイメージ
  4. Action ドロップダウンリストから Customize を選択し、Cluster configuration ページを開きます。
  5. Web Terminal タブをクリックすると、Web Terminal Configuration ページが開きます。
  6. タイムアウトの値を設定します。ドロップダウンリストから、SecondsMinutesHoursMilliseconds で時間の間隔を選択します。
  7. Save をクリックします。

8.2.3. セッション用 Web 端末イメージの設定

現在のセッションで、Web 端末のデフォルトイメージを変更できます。

前提条件

  • Web Terminal Operator がインストールされている OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
  • Web コンソールにログインしている。

手順

  1. Web 端末アイコン ( odc wto icon ) をクリックします。
  2. Image をクリックして、Web 端末イメージの詳細設定オプションを表示します。
  3. 使用するイメージの URL を入力します。
  4. Start をクリックし、指定したイメージ設定を使用して端末インスタンスを開始します。

8.2.4. すべてのユーザーの Web 端末イメージを設定する

Web コンソールの Administrator パースペクティブを使用して、すべてのユーザーのデフォルトの Web ターミナルイメージを設定できます。

前提条件

  • クラスター管理者の権限があり、Web コンソールにログインしている。
  • Web Terminal Operator がインストールされている。

手順

  1. Administrator パースペクティブで、AdministrationCluster Settings に移動します。
  2. Cluster Settings ページで、Configuration タブをクリックします。
  3. Configuration ページで、operator.openshift.io と説明が記載されている Console 設定リソースをクリックします。

    選択するべき正しい Console 設定リソースを表示する Configuration ページのイメージ
  4. Action ドロップダウンリストから Customize を選択し、Cluster configuration ページを開きます。
  5. Web Terminal タブをクリックすると、Web Terminal Configuration ページが開きます。
  6. 使用するイメージの URL を入力します。
  7. Save をクリックします。

8.3. Web 端末の使用

Web コンソールで組み込みコマンドラインターミナルインスタンスを起動できます。この端末のインスタンスは、ockubectlodokntknhelmsubctl など、クラスターと対話するための一般的な CLI ツールと共に事前にインストールされます。また、これには作業しているプロジェクトのコンテキストが含まれ、ユーザーの認証情報を使用してユーザーのログインを自動的に行います。

8.3.1. Web 端末へのアクセス

Web Terminal Operator をインストールすると、Web 端末にアクセスできます。Web 端末を初期化した後に、Web 端末で ockubectlodokntknhelmsubctl などの事前インストールされた CLI ツールを使用できます。ターミナルで実行したコマンドのリストからコマンドを選択して、コマンドを再実行することができます。これらのコマンドは、複数のターミナルセッション間で保持されます。Web 端末を閉じるまで、またはブラウザーウィンドウかタブを閉じるまで、Web 端末は表示されたままになります。

前提条件

  • OpenShift Container Platform クラスターにアクセスでき、Web コンソールにログインしている。
  • Web Terminal Operator がクラスターにインストールされている。

手順

  1. Web 端末を起動するには、コンソールのマストヘッドにあるコマンドラインターミナルアイコン ( odc wto icon ) をクリックします。Web 端末インスタンスが、Command line terminal ペインに表示されます。このインスタンスは、お使いの認証情報を使用して自動的にログインします。
  2. 現在のセッションでプロジェクトが選択されていない場合は、DevWorkspace CR を作成する必要があるプロジェクトを Project ドロップダウンリストから選択します。デフォルトでは、現在のプロジェクトが選択されます。

    注記
    • 1 つの DevWorkspace CR は、1 ユーザーの Web 端末を定義します。この CR には、ユーザーの Web 端末ステータスおよびコンテナーイメージコンポーネントに関する詳細が含まれています。
    • DevWorkspace CR は存在しない場合にのみ作成されます。
    • openshift-terminal プロジェクトは、クラスター管理者に使用されるデフォルトのプロジェクトです。別のプロジェクトを選択するオプションはありません。Web Terminal Operator は、DevWorkspace Operator を依存関係としてインストールします。
  3. オプション: 現在のセッションの Web 端末タイムアウトを設定します。

    1. Timeout をクリックします。
    2. 表示されるフィールドにタイムアウト値を入力します。
    3. ドロップダウンリストから、タイムアウト間隔を SecondsMinutesHour、または Milli Seconds から選択します。
  4. オプション: Web 端末で使用するカスタムイメージを選択します。

    1. イメージをクリックします。
    2. 表示されるフィールドに、使用するイメージの URL を入力します。
  5. Start をクリックし、選択したプロジェクトを使用して Web 端末を初期化します。
  6. + をクリックして、コンソールの Web 端末で複数のタブを開きます。

8.4. Web 端末のトラブルシューティング

8.4.1. Web 端末とネットワークポリシー

クラスターにネットワークポリシーが設定されていると、Web 端末の起動に失敗する可能性があります。Web 端末インスタンスを起動するには、Web Terminal Operator は Web 端末の Pod と通信して実行中であることを確認する必要があり、OpenShift Container Platform Web コンソールはターミナル内のクラスターへの自動ログイン情報を送信する必要があります。いずれのステップも失敗すると、Web 端末は起動に失敗し、context deadline exceeded error が発生するまで、端末パネルはロード状態になります。

この問題を回避するには、端末に使用される namespace のネットワークポリシーが openshift-console および openshift-operators namespace からの ingress を許可していることを確認してください。

以下のサンプルは、openshift-console および openshift-operators namespace からの Ingress を許可する NetworkPolicy オブジェクトを示しています。

openshift-console namespace からの Ingress の許可

apiVersion: networking.k8s.io/v1
kind: NetworkPolicy
metadata:
  name: allow-from-openshift-console
spec:
  ingress:
  - from:
    - namespaceSelector:
        matchLabels:
          kubernetes.io/metadata.name: openshift-console
  podSelector: {}
  policyTypes:
  - Ingress

openshift-operators namespace からの Ingress の許可

apiVersion: networking.k8s.io/v1
kind: NetworkPolicy
metadata:
  name: allow-from-openshift-operators
spec:
  ingress:
  - from:
    - namespaceSelector:
        matchLabels:
          kubernetes.io/metadata.name: openshift-operators
  podSelector: {}
  policyTypes:
  - Ingress

8.5. Web 端末のアンインストール

Web Terminal Operator をアンインストールしても、Operator のインストール時に作成されるカスタムリソース定義 (CRD) または管理リソースは削除されません。セキュリティー上の理由から、これらのコンポーネントは手動でアンインストールする必要があります。これらのコンポーネントを削除すると、Operator をアンインストールしても端末はアイドル状態にならないため、クラスターリソースが保存されます。

Web 端末のアンインストールは 2 つの手順で実行されます。

  1. Operator のインストール時に追加された Web 端末 Operator および関連するカスタムリソース (CR) をアンインストールします。
  2. Web 端末 Operator の依存関係として追加された DevWorkspace Operator とそれに関連するカスタムリソースをアンインストールします。

8.5.1. Web Terminal Operator の削除

Web 端末をアンインストールするには、Operator が使用する Web Terminal Operator とカスタムリソースを削除します。

前提条件

  • クラスター管理者のパーミッションを持つ OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
  • oc CLI がインストールされている。

手順

  1. Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Operators → Installed Operators に移動します。
  2. フィルターリストをスクロールするか、Filter by name ボックスにキーワードを入力して Web Terminal Operator を見つけます。
  3. Web Terminal Operator の Options メニュー kebab をクリックし、Uninstall Operator を選択します。
  4. Uninstall Operator 確認ダイアログボックスで、Uninstall をクリックし、Operator、Operator デプロイメント、および Pod をクラスターから削除します。この Operator は実行を停止し、更新を受信しなくなります。

8.5.2. DevWorkspace Operator の削除

Web 端末を完全にアンインストールするには、Operator が使用する DevWorkspace Operator とカスタムリソースも削除する必要があります。

重要

DevWorkspace Operator はスタンドアロン Operator であり、クラスターにインストールされている他の Operator の依存関係として必要になる場合があります。DevWorkspace Operator が不要であることが確実な場合にのみ、以下の手順を実行してください。

前提条件

  • クラスター管理者のパーミッションを持つ OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
  • oc CLI がインストールされている。

手順

  1. Operator が使用する DevWorkspace カスタムリソースと関連する Kubernetes オブジェクトを削除します。

    $ oc delete devworkspaces.workspace.devfile.io --all-namespaces --all --wait
    $ oc delete devworkspaceroutings.controller.devfile.io --all-namespaces --all --wait
    警告

    この手順が完了していない場合、ファイナライザーにより Operator を完全にアンインストールすることが困難になります。

  2. Operator によって使用される CRD を削除します。

    警告

    DevWorkspace Operator は、変換 Webhook を使用するカスタムリソース定義 (CRD) を提供します。これらの CRD の削除に失敗すると、クラスターで問題が発生する可能性があります。

    $ oc delete customresourcedefinitions.apiextensions.k8s.io devworkspaceroutings.controller.devfile.io
    $ oc delete customresourcedefinitions.apiextensions.k8s.io devworkspaces.workspace.devfile.io
    $ oc delete customresourcedefinitions.apiextensions.k8s.io devworkspacetemplates.workspace.devfile.io
    $ oc delete customresourcedefinitions.apiextensions.k8s.io devworkspaceoperatorconfigs.controller.devfile.io
  3. 関連するすべてのカスタムリソース定義が削除されていることを確認します。以下のコマンドを実行しても何も出力されないはずです。

    $ oc get customresourcedefinitions.apiextensions.k8s.io | grep "devfile.io"
  4. devworkspace-webhook-server デプロイメント、変更用および検証用の Webhook を削除します。

    $ oc delete deployment/devworkspace-webhook-server -n openshift-operators
    $ oc delete mutatingwebhookconfigurations controller.devfile.io
    $ oc delete validatingwebhookconfigurations controller.devfile.io
    注記

    変更用および検証用の Webhook を削除せずに devworkspace-webhook-server デプロイメントを削除した場合、oc exec コマンドを使用してクラスターのコンテナーでコマンドを実行できません。Webhook を削除したら、oc exec コマンドを再度使用できます。

  5. 残りのサービス、シークレット、および設定マップを削除します。インストールによっては、以下のコマンドに含まれる一部のリソースがクラスターに存在しない場合があります。

    $ oc delete all --selector app.kubernetes.io/part-of=devworkspace-operator,app.kubernetes.io/name=devworkspace-webhook-server -n openshift-operators
    $ oc delete serviceaccounts devworkspace-webhook-server -n openshift-operators
    $ oc delete clusterrole devworkspace-webhook-server
    $ oc delete clusterrolebinding devworkspace-webhook-server
  6. DevWorkspace Operator をアンインストールします。

    1. Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Operators → Installed Operators に移動します。
    2. フィルターリストをスクロールするか、Filter by name ボックスにキーワードを入力して DevWorkspace Operator を見つけます。
    3. Operator のオプションメニュー kebab をクリックし、Uninstall Operator を選択します。
    4. Uninstall Operator 確認ダイアログボックスで、Uninstall をクリックし、Operator、Operator デプロイメント、および Pod をクラスターから削除します。この Operator は実行を停止し、更新を受信しなくなります。

第9章 OpenShift Container Platform の Web コンソールの無効化

OpenShift Container Platform の Web コンソールを無効にすることができます。

9.1. 前提条件

  • OpenShift Container Platform クラスターをデプロイしている。

9.2. Web コンソールの無効化

consoles.operator.openshift.io リソースを編集して Web コンソールを無効にすることができます。

  • consoles.operator.openshift.io リソースを編集します。

    $ oc edit consoles.operator.openshift.io cluster

    以下の例は、変更できるリソースのパラメーターを表示しています。

    apiVersion: operator.openshift.io/v1
    kind: Console
    metadata:
      name: cluster
    spec:
      managementState: Removed 1
    1
    managementState パラメーター値を Removed に設定し、Web コンソールを無効にします。このパラメーターの他の有効な値には以下が含まれます。Managed ではクラスターの制御下でコンソールを有効にし、Unmanaged は Web コンソール管理を制御するのがユーザーであることを意味します。

第10章 Web コンソールでのクイックスタートチュートリアルの作成

OpenShift Container Platform Web コンソールのクイックスタートチュートリアルを作成する場合は、以下のガイドラインに従って、すべてのクイックスタートで一貫したユーザーエクスペリエンスを維持するようにしてください。

10.1. クイックスタートについて

クイックスタートは、ユーザータスクに関するガイド付きチュートリアルです。Web コンソールでは、Help メニューでクリックスタートにアクセスできます。これらは、アプリケーション、Operator、または他の製品オファリングを使用する場合に役立ちます。

クイックスタートは、主にタスクとステップで構成されます。タスクごとに複数のステップがあり、各クイックスタートには複数のタスクがあります。以下に例を示します。

  • タスク 1

    • ステップ 1
    • ステップ 2
    • ステップ 3
  • タスク 2

    • ステップ 1
    • ステップ 2
    • ステップ 3
  • タスク 3

    • ステップ 1
    • ステップ 2
    • ステップ 3

10.2. クイックスタートのユーザーワークフロー

既存のクイックスタートチュートリアルと対話する場合、以下が想定されるワークフローエクスペリエンスになります。

  1. Administrator または Developer パースペクティブで、Help アイコン をクリックし、Quick Starts を選択します。
  2. クイックスタートカードをクリックします。
  3. 表示されるパネルで Start をクリックします。
  4. 画面上の手順を実行し、Next をクリックします。
  5. 表示される Check your work モジュールで質問に回答し、タスクが正常に完了したことを確認します。

    1. Yes を選択した場合には、Next をクリックして次のタスクに進みます。
    2. No を選択した場合は、タスクの手順を繰り返して作業を再度確認します。
  6. 上記の手順 1 から 6 を繰り返し、クイックスタートの残りのタスクを完了します。
  7. 最終タスクが完了したら、Close をクリックしてクイックスタートを閉じます。

10.3. クイックスタートのコンポーネント

クイックスタートは、以下のセクションで構成されます。

  • Card: タイトル、説明、時間 (time commitment)、完了ステータスなどの、クイックスタートの基本情報を提供するカタログタイル
  • Introduction: クイックスタートの目的およびタスクの概要
  • Task headings: クイックスタートの各タスクのハイパーリンクタイトル
  • Check your work module: ユーザーがクイックスタートの次のタスクに進む前に、タスクが正常に完了したことを確認するためのモジュール
  • Hints: ユーザーによる製品の特定の機能を識別するのに役立つアニメーション
  • Buttons

    • Next and back buttons: クイックスタートの各タスク内のステップおよびモジュールに移動するためのボタン
    • Final screen buttons: クイックスタートを閉じたり、クイックスタート内の前のタスクに戻ったり、クイックスタートをすべて表示したりするためのボタン

クイックスタートの主なコンテンツエリアには、以下のセクションが含まれます。

  • Card copy
  • はじめに
  • タスクの手順
  • Modals and in-app messaging
  • Check your work module

10.4. クイックスタートの継続

OpenShift Container Platform では、ConsoleQuickStart オブジェクトで定義されるクイックスタートのカスタムリソースが導入されています。Operator および管理者は、このリソースを使用してクイックスタートをクラスターに提供できます。

前提条件

  • クラスター管理者の権限があること。

手順

  1. 新規のクイックスタートを作成するには、以下を実行します。

    $ oc get -o yaml consolequickstart spring-with-s2i > my-quick-start.yaml
  2. 以下を実行します。

    $ oc create -f my-quick-start.yaml
  3. このドキュメントで説明されているガイダンスを使用して、YAML ファイルを更新します。
  4. 編集を保存します。

10.4.1. クイックスタート API ドキュメントの表示

手順

  • クイックスタートの API ドキュメントを確認するには、以下を実行します。

    $ oc explain consolequickstarts

oc explain の使用方法の詳細は、oc explain -h を実行します。

10.4.2. クイックスタートの要素からクイックスタート CR へのマッピング

このセクションでは、クイックスタートのカスタムリソース (CR) の部分を、Web コンソール内のクイックスタートのこれらが表示される場所に視覚的にマッピングする方法を説明します。

10.4.2.1. conclusion 要素

YAML ファイルの conclusion 要素の表示

...
summary:
  failed: Try the steps again.
  success: Your Spring application is running.
title: Run the Spring application
conclusion: >-
  Your Spring application is deployed and ready. 1

1
conclusion テキスト

Web コンソールでの conclusion 要素の表示

クイックスタートの最後のセクションに conclusion が表示されます。

Web コンソールでのクイックスタートの conclusion
10.4.2.2. description 要素

YAML ファイルでの description 要素の表示

apiVersion: console.openshift.io/v1
kind: ConsoleQuickStart
metadata:
  name: spring-with-s2i
spec:
  description: 'Import a Spring Application from git, build, and deploy it onto OpenShift.' 1
...

1
description テキスト

Web コンソールでの description 要素の表示

この description は、Quick Starts ページのクイックスタートの導入部分のタイルに表示されます。

Web コンソールでのクイックスタートの description
10.4.2.3. displayName 要素

YAML ファイルの displayName 要素の表示

apiVersion: console.openshift.io/v1
kind: ConsoleQuickStart
metadata:
  name: spring-with-s2i
spec:
  description: 'Import a Spring Application from git, build, and deploy it onto OpenShift.'
  displayName: Get started with Spring 1
  durationMinutes: 10

1
displayName テキスト。

Web コンソールでの displayName 要素の表示

表示名は、Quick Starts ページの導入部分のタイルに表示されます。

Web コンソールでのクイックスタートの名前
10.4.2.4. durationMinutes 要素

YAML ファイルでの durationMinutes 要素の表示

apiVersion: console.openshift.io/v1
kind: ConsoleQuickStart
metadata:
  name: spring-with-s2i
spec:
  description: 'Import a Spring Application from git, build, and deploy it onto OpenShift.'
  displayName: Get started with Spring
  durationMinutes: 10 1

1
durationMinutes 値 (分単位)。この値は、クイックスタートの完了までにかかる時間を定義します。

Web コンソールでの durationMinutes 要素の表示

duration minutes 要素は、Quick Starts ページのクイックスタートの導入部分のタイルに表示されます。

Web コンソールでのクイックスタートの durationMinutes 要素
10.4.2.5. icon 要素

YAML ファイルでの icon 要素の表示

...
spec:
  description: 'Import a Spring Application from git, build, and deploy it onto OpenShift.'
  displayName: Get started with Spring
  durationMinutes: 10
  icon: >-   1
    data:image/svg+xml;base64,PHN2ZyB4bWxucz0iaHR0cDovL3d3dy53My5vcmcvMjAwMC9zdmciIGlkPSJMYXllcl8xIiBkYXRhLW5hbWU9IkxheWVyIDEiIHZpZXdCb3g9IjAgMCAxMDI0IDEwMjQiPjxkZWZzPjxzdHlsZT4uY2xzLTF7ZmlsbDojMTUzZDNjO30uY2xzLTJ7ZmlsbDojZDhkYTlkO30uY2xzLTN7ZmlsbDojNThjMGE4O30uY2xzLTR7ZmlsbDojZmZmO30uY2xzLTV7ZmlsbDojM2Q5MTkxO308L3N0eWxlPjwvZGVmcz48dGl0bGU+c25vd2Ryb3BfaWNvbl9yZ2JfZGVmYXVsdDwvdGl0bGU+PHBhdGggY2xhc3M9ImNscy0xIiBkPSJNMTAxMi42OSw1OTNjLTExLjEyLTM4LjA3LTMxLTczLTU5LjIxLTEwMy44LTkuNS0xMS4zLTIzLjIxLTI4LjI5LTM5LjA2LTQ3Ljk0QzgzMy41MywzNDEsNzQ1LjM3LDIzNC4xOCw2NzQsMTY4Ljk0Yy01LTUuMjYtMTAuMjYtMTAuMzEtMTUuNjUtMTUuMDdhMjQ2LjQ5LDI0Ni40OSwwLDAsMC0zNi41NS0yNi44LDE4Mi41LDE4Mi41LDAsMCwwLTIwLjMtMTEuNzcsMjAxLjUzLDIwMS41MywwLDAsMC00My4xOS0xNUExNTUuMjQsMTU1LjI0LDAsMCwwLDUyOCw5NS4yYy02Ljc2LS42OC0xMS43NC0uODEtMTQuMzktLjgxaDBsLTEuNjIsMC0xLjYyLDBhMTc3LjMsMTc3LjMsMCwwLDAtMzEuNzcsMy4zNSwyMDguMjMsMjA4LjIzLDAsMCwwLTU2LjEyLDE3LjU2LDE4MSwxODEsMCwwLDAtMjAuMjcsMTEuNzUsMjQ3LjQzLDI0Ny40MywwLDAsMC0zNi41NywyNi44MUMzNjAuMjUsMTU4LjYyLDM1NSwxNjMuNjgsMzUwLDE2OWMtNzEuMzUsNjUuMjUtMTU5LjUsMTcyLTI0MC4zOSwyNzIuMjhDOTMuNzMsNDYwLjg4LDgwLDQ3Ny44Nyw3MC41Miw0ODkuMTcsNDIuMzUsNTIwLDIyLjQzLDU1NC45LDExLjMxLDU5MywuNzIsNjI5LjIyLTEuNzMsNjY3LjY5LDQsNzA3LjMxLDE1LDc4Mi40OSw1NS43OCw4NTkuMTIsMTE4LjkzLDkyMy4wOWEyMiwyMiwwLDAsMCwxNS41OSw2LjUyaDEuODNsMS44Ny0uMzJjODEuMDYtMTMuOTEsMTEwLTc5LjU3LDE0My40OC0xNTUuNiwzLjkxLTguODgsNy45NS0xOC4wNSwxMi4yLTI3LjQzcTUuNDIsOC41NCwxMS4zOSwxNi4yM2MzMS44NSw0MC45MSw3NS4xMiw2NC42NywxMzIuMzIsNzIuNjNsMTguOCwyLjYyLDQuOTUtMTguMzNjMTMuMjYtNDkuMDcsMzUuMy05MC44NSw1MC42NC0xMTYuMTksMTUuMzQsMjUuMzQsMzcuMzgsNjcuMTIsNTAuNjQsMTE2LjE5bDUsMTguMzMsMTguOC0yLjYyYzU3LjItOCwxMDAuNDctMzEuNzIsMTMyLjMyLTcyLjYzcTYtNy42OCwxMS4zOS0xNi4yM2M0LjI1LDkuMzgsOC4yOSwxOC41NSwxMi4yLDI3LjQzLDMzLjQ5LDc2LDYyLjQyLDE0MS42OSwxNDMuNDgsMTU1LjZsMS44MS4zMWgxLjg5YTIyLDIyLDAsMCwwLDE1LjU5LTYuNTJjNjMuMTUtNjQsMTAzLjk1LTE0MC42LDExNC44OS0yMTUuNzhDMTAyNS43Myw2NjcuNjksMTAyMy4yOCw2MjkuMjIsMTAxMi42OSw1OTNaIi8+PHBhdGggY2xhc3M9ImNscy0yIiBkPSJNMzY0LjE1LDE4NS4yM2MxNy44OS0xNi40LDM0LjctMzAuMTUsNDkuNzctNDAuMTFhMjEyLDIxMiwwLDAsMSw2NS45My0yNS43M0ExOTgsMTk4LDAsMCwxLDUxMiwxMTYuMjdhMTk2LjExLDE5Ni4xMSwwLDAsMSwzMiwzLjFjNC41LjkxLDkuMzYsMi4wNiwxNC41MywzLjUyLDYwLjQxLDIwLjQ4LDg0LjkyLDkxLjA1LTQ3LjQ0LDI0OC4wNi0yOC43NSwzNC4xMi0xNDAuNywxOTQuODQtMTg0LjY2LDI2OC40MmE2MzAuODYsNjMwLjg2LDAsMCwwLTMzLjIyLDU4LjMyQzI3Niw2NTUuMzQsMjY1LjQsNTk4LDI2NS40LDUyMC4yOSwyNjUuNCwzNDAuNjEsMzExLjY5LDI0MC43NCwzNjQuMTUsMTg1LjIzWiIvPjxwYXRoIGNsYXNzPSJjbHMtMyIgZD0iTTUyNy41NCwzODQuODNjODQuMDYtOTkuNywxMTYuMDYtMTc3LjI4LDk1LjIyLTIzMC43NCwxMS42Miw4LjY5LDI0LDE5LjIsMzcuMDYsMzEuMTMsNTIuNDgsNTUuNSw5OC43OCwxNTUuMzgsOTguNzgsMzM1LjA3LDAsNzcuNzEtMTAuNiwxMzUuMDUtMjcuNzcsMTc3LjRhNjI4LjczLDYyOC43MywwLDAsMC0zMy4yMy01OC4zMmMtMzktNjUuMjYtMTMxLjQ1LTE5OS0xNzEuOTMtMjUyLjI3QzUyNi4zMywzODYuMjksNTI3LDM4NS41Miw1MjcuNTQsMzg0LjgzWiIvPjxwYXRoIGNsYXNzPSJjbHMtNCIgZD0iTTEzNC41OCw5MDguMDdoLS4wNmEuMzkuMzksMCwwLDEtLjI3LS4xMWMtMTE5LjUyLTEyMS4wNy0xNTUtMjg3LjQtNDcuNTQtNDA0LjU4LDM0LjYzLTQxLjE0LDEyMC0xNTEuNiwyMDIuNzUtMjQyLjE5LTMuMTMsNy02LjEyLDE0LjI1LTguOTIsMjEuNjktMjQuMzQsNjQuNDUtMzYuNjcsMTQ0LjMyLTM2LjY3LDIzNy40MSwwLDU2LjUzLDUuNTgsMTA2LDE2LjU5LDE0Ny4xNEEzMDcuNDksMzA3LjQ5LDAsMCwwLDI4MC45MSw3MjNDMjM3LDgxNi44OCwyMTYuOTMsODkzLjkzLDEzNC41OCw5MDguMDdaIi8+PHBhdGggY2xhc3M9ImNscy01IiBkPSJNNTgzLjQzLDgxMy43OUM1NjAuMTgsNzI3LjcyLDUxMiw2NjQuMTUsNTEyLDY2NC4xNXMtNDguMTcsNjMuNTctNzEuNDMsMTQ5LjY0Yy00OC40NS02Ljc0LTEwMC45MS0yNy41Mi0xMzUuNjYtOTEuMThhNjQ1LjY4LDY0NS42OCwwLDAsMSwzOS41Ny03MS41NGwuMjEtLjMyLjE5LS4zM2MzOC02My42MywxMjYuNC0xOTEuMzcsMTY3LjEyLTI0NS42Niw0MC43MSw1NC4yOCwxMjkuMSwxODIsMTY3LjEyLDI0NS42NmwuMTkuMzMuMjEuMzJhNjQ1LjY4LDY0NS42OCwwLDAsMSwzOS41Nyw3MS41NEM2ODQuMzQsNzg2LjI3LDYzMS44OCw4MDcuMDUsNTgzLjQzLDgxMy43OVoiLz48cGF0aCBjbGFzcz0iY2xzLTQiIGQ9Ik04ODkuNzUsOTA4YS4zOS4zOSwwLDAsMS0uMjcuMTFoLS4wNkM4MDcuMDcsODkzLjkzLDc4Nyw4MTYuODgsNzQzLjA5LDcyM2EzMDcuNDksMzA3LjQ5LDAsMCwwLDIwLjQ1LTU1LjU0YzExLTQxLjExLDE2LjU5LTkwLjYxLDE2LjU5LTE0Ny4xNCwwLTkzLjA4LTEyLjMzLTE3My0zNi42Ni0yMzcuNHEtNC4yMi0xMS4xNi04LjkzLTIxLjdjODIuNzUsOTAuNTksMTY4LjEyLDIwMS4wNSwyMDIuNzUsMjQyLjE5QzEwNDQuNzksNjIwLjU2LDEwMDkuMjcsNzg2Ljg5LDg4OS43NSw5MDhaIi8+PC9zdmc+Cg==
...

1
base64 値として定義される icon。

Web コンソールでの icon 要素の表示

このアイコンは、Quick Starts ページのクイックスタートの導入部分のタイルに表示されます。

Web コンソールでのクイックスタート icon 要素
10.4.2.6. introduction 要素

YAML ファイルでの introduction 要素の表示

...
  introduction: >- 1
    **Spring** is a Java framework for building applications based on a distributed microservices architecture.

    - Spring enables easy packaging and configuration of Spring applications into a self-contained executable application which can be easily deployed as a container to OpenShift.

    - Spring applications can integrate OpenShift capabilities to provide a natural "Spring on OpenShift" developer experience for both existing and net-new Spring applications. For example:

    - Externalized configuration using Kubernetes ConfigMaps and integration with Spring Cloud Kubernetes

    - Service discovery using Kubernetes Services

    - Load balancing with Replication Controllers

    - Kubernetes health probes and integration with Spring Actuator

    - Metrics: Prometheus, Grafana, and integration with Spring Cloud Sleuth

    - Distributed tracing with Istio & Jaeger tracing

    - Developer tooling through Red Hat OpenShift and Red Hat CodeReady developer tooling to quickly scaffold new Spring projects, gain access to familiar Spring APIs in your favorite IDE, and deploy to Red Hat OpenShift
...

1
introduction は、クイックスタートを紹介し、この中でタスクをリスト表示します。

Web コンソールでの introduction 要素の表示

クイックスタートカードをクリックすると、その中のサイドパネルスライドがクイックスタートを開始し、この中でタスクをリスト表示します。

Web コンソールでのクイックスタートの introduction 要素

10.4.3. カスタムアイコンのクイックスタートへの追加

デフォルトのアイコンがすべてのクイックスタートに指定されます。独自のカスタムアイコンを指定することができます。

手順

  1. カスタムアイコンとして使用する .svg ファイルを見つけます。
  2. オンラインツールを使用して、テキストを base64 に変換 します。
  3. YAML ファイルに icon: >- を追加し、次の行に data:image/svg+xml;base64 とそれに続く base64 変換からの出力が含まれます。以下に例を示します。

    icon: >-
       data:image/svg+xml;base64,PHN2ZyB4bWxucz0iaHR0cDovL3d3dy53My5vcmcvMjAwMC9zdmciIHJvbGU9ImltZyIgdmlld.

10.4.4. クイックスタートへのアクセス制限

すべてのユーザーがすべてのクイックスタートを利用できる訳ではありません。YAML ファイルの accessReviewResources セクションでは、クイックスタートへのアクセスを制限する機能を提供します。

ユーザーに HelmChartRepository リソースを作成する機能がある場合にのみクイックスタートにアクセスできるようにするには、以下の設定を使用します。

accessReviewResources:
  - group: helm.openshift.io
    resource: helmchartrepositories
    verb: create

ユーザーに Operator グループおよびパッケージマニフェストをリスト表示し、Operator をインストールできる機能がある場合にのみクイックスタートにアクセスできるようにするには、以下の設定を使用します。

accessReviewResources:
  - group: operators.coreos.com
    resource: operatorgroups
    verb: list
  - group: packages.operators.coreos.com
    resource: packagemanifests
    verb: list

10.4.5. その他のクイックスタートのリンク

手順

  • YAML ファイルの nextQuickStart セクションで、リンクするクイックスタートの name (displayName ではない) を指定します。以下に例を示します。

    nextQuickStart:
      - add-healthchecks

10.4.6. クイックスタートでサポートされるタグ

これらのタグを使用して、クイックスタートコンテンツをマークダウンで記述します。マークダウンが HTML に変換されます。

タグ説明

'b',

太字テキストを定義します。

'img',

イメージを埋め込みます。

'i',

イタリックテキストを定義します。

'strike',

取り消し線 (strike-through) テキストを定義します。

's',

小さいテキストを定義します。

'del',

小さいテキストを定義します。

'em',

エミュレートしたテキストを定義します。

'strong',

重要なテキストを定義します。

'a',

アンカータグを定義します。

'p',

段落テキストを定義します。

'h1',

レベル 1 の見出しを定義します。

'h2',

レベル 2 の見出しを定義します。

'h3',

レベル 3 の見出しを定義します。

'h4',

レベル 4 の見出しを定義します。

'ul',

順序のないリストを定義します。

'ol',

順序付きのリストを定義します。

'li',

リスト項目を定義します。

'code',

テキストをコードとして定義します。

'pre',

事前にフォーマットされたテキストのブロックを定義します。

'button',

テキストでボタンを定義します。

10.4.7. クイックスタートでのマークダウン参照の強調表示

ハイライトまたはヒントの機能により、クイックスタートに Web コンソールのコンポーネントを強調表示したり、アニメーションで表示できるリンクを追加することができます。

マークダウン構文には以下が含まれます。

  • ブラケット付きリンクテキスト
  • highlight のキーワードと、それに続くアニメーションで表示する要素の ID
10.4.7.1. パースペクティブスイッチャー
[Perspective switcher]{{highlight qs-perspective-switcher}}
10.4.7.2. Administrator パースペクティブのナビゲーションリンク
[Home]{{highlight qs-nav-home}}
[Operators]{{highlight qs-nav-operators}}
[Workloads]{{highlight qs-nav-workloads}}
[Serverless]{{highlight qs-nav-serverless}}
[Networking]{{highlight qs-nav-networking}}
[Storage]{{highlight qs-nav-storage}}
[Service catalog]{{highlight qs-nav-servicecatalog}}
[Compute]{{highlight qs-nav-compute}}
[User management]{{highlight qs-nav-usermanagement}}
[Administration]{{highlight qs-nav-administration}}
10.4.7.3. Developer パースペクティブのナビゲーションリンク
[Add]{{highlight qs-nav-add}}
[Topology]{{highlight qs-nav-topology}}
[Search]{{highlight qs-nav-search}}
[Project]{{highlight qs-nav-project}}
[Helm]{{highlight qs-nav-helm}}
10.4.7.4. 一般的なナビゲーションリンク
[Builds]{{highlight qs-nav-builds}}
[Pipelines]{{highlight qs-nav-pipelines}}
[Monitoring]{{highlight qs-nav-monitoring}}

10.4.8. コードスニペットのマークダウン参照

CLI コードスニペットがクイックスタートに含まれる場合に、これを Web コンソールから実行できるようになりました。この機能を使用するには、まず Web Terminal Operator をインストールする必要があります。Web 端末で実行する Web 端末およびコードスニペットの各種アクションは、Web Terminal Operator をインストールしない場合は表示されません。または、Web Terminal Operator がインストールされているかどうかに関係なく、コードスニペットをクリップボードにコピーできます。

10.4.8.1. インラインコードスニペットの構文
`code block`{{copy}}
`code block`{{execute}}
注記

execute 構文が使用される場合、Web Terminal Operator がインストールされているかどうかに関係なく、Copy to clipboard アクションが表示されます。

10.4.8.2. 複数行コードスニペットの構文
```
multi line code block
```{{copy}}

```
multi line code block
```{{execute}}

10.5. クイックスタートのコンテンツガイドライン

10.5.1. Card copy

クイックスタートカードのタイトルと説明をカスタマイズできますが、ステータスをカスタマイズすることはできません。

  • 説明を 1 または 2 文にまとめます。
  • 動詞から始め、ユーザーの目的を伝えるものにします。正しい例:

    Create a serverless application.

10.5.2. はじめに

クイックスタートカードをクリックすると、その中のサイドパネルスライドがクイックスタートを開始し、この中でタスクをリスト表示します。

  • 導入部分のコンテンツを明確に、簡潔に、説明的に、また読みやすいものにします。
  • クイックスタートの結果を示します。ユーザーは、クイックスタートを開始する前にその目的を理解している必要があります。
  • ユーザーに (クイックスタートではなく) 実行するアクションを示します。

    • 正しい例:

      In this quick start, you will deploy a sample application to {product-title}.
    • 正しくない例:

      This quick start shows you how to deploy a sample application to {product-title}.
  • 導入部分は、機能の複雑さに応じて最大 4 から 5 つの文章で設定される必要があります。導入部分が長いとユーザーを圧倒してしまう可能性があります。
  • 導入部分の後にクイックスタートのタスクをリスト表示し、各タスクのリストはそれぞれ動詞で始まります。タスクが追加または削除されるたびにコピーを更新する必要が生じるため、タスクの数は指定しないでください。

    • 正しい例:

      Tasks to complete: Create a serverless application; Connect an event source; Force a new revision
    • 正しくない例:

      You will complete these 3 tasks: Creating a serverless application; Connecting an event source; Forcing a new revision

10.5.3. タスクの手順

ユーザーが Start をクリックした後に、クイックスタートを完了するために実行する必要のあるリストのステップが表示されます。

タスクのステップを作成する場合は、以下の一般的なガイドラインに従います。

  • ボタンとラベルには "Click" を使用します。チェックボックス、ラジオボタン、およびドロップダウンメニューには "Select" を使用します。
  • "Click on" ではなく "Click" を使用します。

    • 正しい例:

      Click OK.
    • 正しくない例:

      Click on the OK button.
  • ユーザーに対し、Administrator パースペクティブと Developer パースペクティブ間を移動する方法を示します。ユーザーがすでに適切なパースペクティブにいると思われる場合でも、ユーザーが適切なパースペクティブに確実に移動していることを確認できるように、ユーザーに対してパースペクティブへの移動方法を示します。

    例 :

    Enter the Developer perspective: In the main navigation, click the dropdown menu and select Developer.
    Enter the Administrator perspective: In the main navigation, click the dropdown menu and select Admin.
  • "Location, action" の構造を使用します。ユーザーに対し、実行すべきアクションを示す前に移動する必要のある場所を示します。

    • 正しい例:

      In the node.js deployment, hover over the icon.
    • 正しくない例:

      Hover over the icon in the node.js deployment.
  • 製品の用語は、一貫して大文字表記を使用します。
  • メニュータイプまたはリストをドロップダウンとして指定する必要がある場合は、ハイフンなしで "dropdown” と 1 単語で記述します。
  • ユーザーアクションと製品機能に関する追加情報を明確に区別します。

    • ユーザーアクション:

      Change the time range of the dashboard by clicking the dropdown menu and selecting time range.
    • 追加情報:

      To look at data in a specific time frame, you can change the time range of the dashboard.
  • 「In the top-right corner, click the icon」などの指示文は使用しないようにしてください。指示文は UI レイアウトが変更されるたびに古くなります。また、デスクトップユーザー向けの指示は、異なるサイズの画面を使用するユーザーには適切ではない場合があります。代わりに、名前を使用して内容を特定できるようにします。

    • 正しい例:

      In the navigation menu, click Settings.
    • 正しくない例:

      In the left-hand menu, click Settings.
  • "Click the gray circle (灰色の円をクリック)" など、色のみで項目を特定することはしないでください。色の識別子は、視力制限のあるユーザー、とくに色覚異常のユーザーの役に立ちません。代わりに、ボタンコピーのような名前またはコピーを使用して項目を特定します。

    • 正しい例:

      The success message indicates a connection.
    • 正しくない例:

      The message with a green icon indicates a connection.
  • 二人称を使用で統一します。

    • 正しい例:

      Set up your environment.
    • 正しくない例:

      Let's set up our environment.

10.5.4. 作業モジュールの確認

  • ユーザーがステップを完了すると、Check your work モジュールが表示されます。このモジュールは、ユーザーに対してステップの結果に関する質問への yes または no の回答を求めるプロンプトを出し、ユーザーはここで作業を確認することができます。このモジュールでは、1 つの yes または no の回答を求める質問のみ作成する必要があります。

    • ユーザーが Yes と回答すると、チェックマークが表示されます。
    • ユーザーが No と回答すると、必要に応じて関連するドキュメントへのリンクと共にエラーメッセージが表示されます。その後、ユーザーは戻ってやり直すことができます。

10.5.5. UI 要素のフォーマット

以下のガイドラインを使用して UI 要素をフォーマットします。

  • ボタン、ドロップダウン、タブ、フィールド、その他の UI コントロールのコピー: UI に表示されるようにコピーを作成し、これを太字にします。
  • ページ、ウィンドウ、およびパネル名を含むその他のすべての UI 要素: UI に表示されるようにコピーを作成し、これを太字にします。
  • コードまたはユーザーが入力するテキスト: 等幅フォントを使用します。
  • ヒント: ナビゲーションまたはマストヘッド要素へのヒントが含まれる場合は、リンクのようにテキストのスタイルを変更します。
  • CLI コマンド: 等幅フォントを使用します。
  • 実行中のテキストで、コマンドに太字の等幅フォントを使用します。
  • パラメーターまたはオプションが可変値である場合、イタリック体の等幅フォントを使用します。
  • パラメーターに太字の等幅フォントを使用し、オプションに等幅フォントを使用します。

10.6. 関連情報

第11章 Web コンソールのオプション機能と製品

製品を通して既存のワークフローやインテグレーションに機能を追加することで、OpenShift Container Platform Web コンソールをさらにカスタマイズできます。

11.1. Operator を使用して OpenShift Container Platform Web コンソールを拡張する

クラスター管理者は、OperatorHub を使用して OpenShift Container Platform Web コンソールのクラスターに Operator をインストールし、開発者向けにレイヤード製品の外部でカスタマイズを提供できます。たとえば、Web Terminal Operator を使用すると、クラスターと対話するための一般的な CLI ツールを使用してブラウザーで Web ターミナルを起動できます。

11.2. Web コンソールでの Red Hat OpenShift Lightspeed

Red Hat OpenShift Lightspeed は、OpenShift Container Platform 用の生成型人工知能を搭載した仮想アシスタントです。OpenShift Lightspeed 機能は、OpenShift Container Platform Web コンソールの自然言語インターフェイスを使用します。

この早期アクセスプログラムは、お客様がユーザーエクスペリエンス、特長、機能、遭遇した問題、他の機能についてフィードバックを提供できるため、リリースおよび一般公開時に OpenShift Lightspeed がお客様の要件にさらに適合できるようになります。

11.3. Web コンソールの Red Hat OpenShift Pipeline

Red Hat OpenShift Pipelines は、Kubernetes リソースをベースとしたクラウドネイティブの継続的インテグレーションおよび継続的デリバリー (CI/CD) ソリューションです。OpenShift Container Platform Web コンソールの OperatorHub を使用して、Red Hat OpenShift Pipelines Operator をインストールします。Operator がインストールされると、パイプライン ページでパイプラインオブジェクトを作成および変更できます。

11.4. Web コンソールの Red Hat OpenShift Serverless

Red Hat OpenShift Serverless を使用すると、開発者は OpenShift Container Platform 上でサーバーレスのイベント駆動型アプリケーションを作成およびデプロイできます。OpenShift Container Platform Web コンソール OperatorHub を使用して、OpenShift Serverless Operator をインストールできます。

11.5. OpenShift Container Platform Web コンソールの Red Hat Developer Hub

Red Hat Developer Hub は、合理化された開発環境を体験するために使用できるプラットフォームです。Red Hat Developer Hub は一元化されたソフトウェアカタログを採用しており、マイクロサービスとインフラストラクチャーの効率向上を実現します。これにより、製品チームは妥協することなく高品質のコードを提供できるようになります。クイックスタートでは、開発者ハブのインストール方法の詳細を確認できます。

11.5.1. OpenShift Container Platform Web コンソールを使用した Red Hat Developer Hub のインストール

Web コンソールは、Red Hat Developer Hub Operator のインストール方法に関するクイックスタートを提供します。

前提条件

  • OpenShift Container Platform Web コンソールに admin 権限でログインしている。

手順

  1. Administrator パースペクティブの Overview ページで、Getting started resources タイルの Install Red Hat Developer Hub (RHDH) with an Operator をクリックします。
  2. Operator で Red Hat Developer Hub をインストールする手順とともに、クイックスタートペインが表示されます。Operator のインストール、Red Hat Developer Hub インスタンスの作成、およびインスタンスを OpenShift Console Application メニューに追加する方法は、クイックスタートに従ってください。

検証

  1. 表示される Application launcher のリンクをクリックして、Application タブが使用可能であることを確認できます。
  2. Janus IDP インスタンスを開くことができることを確認します。

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