6.2.4. 修正された問題
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以前のリリースでは、
DeploymentConfig
Task は、イメージのビルドがすでに進行中であっても新規デプロイメントビルドをトリガーしていました。これにより、Pipeline のデプロイメントが失敗していました。今回の修正により、deploy task
コマンドがoc rollout status
コマンドに置き換えられ、進行中のデプロイメントが終了するまで待機するようになりました。 -
APP_NAME
パラメーターのサポートが Pipeline テンプレートに追加されました。 -
以前のバージョンでは、Java S2I の Pipeline テンプレートはレジストリーでイメージを検索できませんでした。今回の修正により、イメージはユーザーによって提供される
IMAGE_NAME
パラメーターの代わりに既存イメージの PipelineResource を使用して検索されるようになりました。 - OpenShift Pipelines イメージはすべて、Red Hat Universal Base Images (UBI) をベースにしています。
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以前のバージョンでは、Pipeline が
tekton-pipelines
以外の namespace にインストールされている場合、tkn version
コマンドは Pipeline のバージョンをunknown
と表示していました。今回の修正により、tkn version
コマンドにより、正しい Pipeline のバージョンがすべての namespace で表示されるようになりました。 -
-c
フラグはtkn version
コマンドでサポートされなくなりました。 - 管理者以外のユーザーが ClusterTriggerBinding を一覧表示できるようになりました。
- EventListener CompareSecret 機能が、CEL インターセプターについて修正されました。
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task
およびclustertask
のlist
、describe
、およびstart
サブコマンドは、Task および ClusterTask が同じ名前を持つ場合に出力に正常に表示されるようになりました。 - 以前のバージョンでは、OpenShift Pipelines Operator は特権付き SCC (Security Context Constraints) を変更していました。これにより、クラスターのアップグレード時にエラーが発生しました。このエラーは修正されています。
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tekton-pipelines
namespace では、ConfigMap を使用して、すべての TaskRun および PipelineRun のタイムアウトがdefault-timeout-minutes
フィールドの値に設定されるようになりました。 - 以前のバージョンでは、Web コンソールの Pipelines セクションは管理者以外のユーザーには表示されませんでした。この問題は解決されています。