2.2. Container レジストリー
2.2.1. 概要
OpenShift Online は、Docker Hub、サードパーティーによって実行されるプライベートレジストリー、および統合 OpenShift Online レジストリーを含む、イメージのソースとして Docker レジストリー API を実装するすべてのサーバーを利用できます。
2.2.2. 統合 OpenShift Container レジストリー
OpenShift Online には OpenShift Container レジストリー (OCR) という統合コンテナーイメージレジストリーがあり、新規イメージリポジトリーのプロビジョニングをオンデマンドで自動化できるようになります。この OCR を使用することで、アプリケーションビルドの組み込まれた保管場所が用意され、作成されたイメージをプッシュできます。
新規イメージが OCR にプッシュされるたびに、レジストリーは OpenShift Online に新規イメージ、および namespace、名前、およびイメージメタデータなどの関連する情報について通知します。OpenShift Online の異なる部分が新規イメージに対応し、新規ビルドおよびデプロイメントを作成します。
2.2.3. サードパーティーレジストリー
OpenShift Online はサードパーティーレジストリーからのイメージを使用してコンテナーを作成できますが、これらのレジストリーは統合 OpenShift Online レジストリーと同じイメージ通知のサポートを提供する訳ではありません。このため、OpenShift Online はイメージストリームの作成時にリモートレジストリーからタグをフェッチします。フェッチされたタグの更新は、oc import-image <stream>
を実行するだけで簡単に実行できます。新規イメージが検出されると、以前に記述されたビルドとデプロイメントの応答が生じます。
2.2.3.1. 認証
OpenShift Online はユーザーが指定する認証情報を使用してプライベートイメージリポジトリーにアクセスするためにレジストリーと通信できます。これにより、OpenShift Online はイメージのプッシュ/プルをプライベートリポジトリーへ/から実行できます。「認証」のトピックには詳細が記載されています。