1.8. ブロックボリュームのサポート


OpenShift Container Platform は、raw ブロックボリュームを静的にプロビジョニングできます。これらのボリュームにはファイルシステムがなく、ディスクに直接書き込むアプリケーションや、独自のストレージサービスを実装するアプリケーションにはパフォーマンス上の利点があります。

OpenShift サンドボックスコンテナーでは、ローカルブロックデバイスを永続ボリューム (PV) ストレージとして使用できます。このブロックデバイスは、Local Storage Operator (LSO) を使用してプロビジョニングできます。

ローカルストレージ Operator はデフォルトで OpenShift Container Platform にインストールされません。インストール手順は、Local Storage Operator のインストール を参照してください。

OpenShift サンドボックスコンテナーの Raw ブロックボリュームは、PV 仕様で volumeMode: Block を指定してプロビジョニングされます。

ブロックボリュームの例

apiVersion: "local.storage.openshift.io/v1"
kind: "LocalVolume"
metadata:
  name: "local-disks"
  namespace: "openshift-local-storage"
spec:
  nodeSelector:
    nodeSelectorTerms:
    - matchExpressions:
        - key: kubernetes.io/hostname
          operator: In
          values:
          - worker-0
  storageClassDevices:
    - storageClassName: "local-sc"
      forceWipeDevicesAndDestroyAllData: false
      volumeMode: Block 1
      devicePaths:
        - /path/to/device 2

1
この PV が生のブロックボリュームであることを示すには、volumeModeBlock に設定します。
2
この値を、LocalVolume リソース by-id へのファイルパスに置き換えます。プロビジョナーが正常にデプロイされると、これらのローカルディスク用に PV が作成されます。OpenShift sandboxed containers をデプロイするときに、ブロックデバイスを使用するノードにラベルを付ける場合にも、このパスを使用する必要があります。
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