第8章 ハードウェアの有効化
将来の Intel SOC プロセッサのサポート
デバイスサポートは、将来の Intel System-on-Chip (SOC) プロセッサ向けのオペレーティングシステムで有効となっています。これに含まれるのは、Dual Atom プロセッサ、メモリコントローラー、SATA、Universal Asynchronous Receiver/Transmitter、システムマネジメントバス (SMBUS)、USB、Intel Legacy Block (ILB - lpc, timers, SMBUS (i2c_801 モジュール)) です。
12Gbps LSI SAS デバイスのサポート
mpt3sas
ドライバーが Red Hat Enterprise Linux 内の LSI から 12Gbps SAS デバイスにサポートを追加します。
動的ハードウェアパーティショニングおよびシステムボードスロット認識のサポート
動的ハードウェアパーティショニングおよびシステムボードスロット認識の機能では、ハイレベルのシステムミドルウェアおよびアプリケーションに再構築を通知し、ユーザーが再起動することなく追加のワークロードに対応できるようにシステムを拡大できます。
将来の Intel 2D および 3D グラフィックスのサポート
将来の Intel 2D および 3D グラフィックスのサポートが追加され、将来の Intel プロセッサを使用するシステムが Red Hat ハードウェア認証プログラムで認証できるようになりました。
周波数感知のフィードバックモニター
周波数感知のフィードバックモニターは、オペレーティングシステムに役立つ情報を提供することで、節電する際に周波数変更に関するよりすぐれた決定を下すことができます。
ECC メモリサポート
Error-correcting code (ECC) メモリが未来世代の AMD プロセッサ向けに使用可能となりました。この機能は、ECC メモリ関連カウンターおよびステータスビットにアクセスすることで、パフォーマンスおよびエラーをチェックする機能を提供します。
メモリ 1TB 以上の AMD システムのサポート
カーネルは AMD システム上で 1TB 以上の RAM のメモリ設定をサポートします。