第4章 OpenShift への 3scale operator のインストール
3scale は、直近 2 つの OpenShift Container Platform (OCP) 一般提供 (GA) リリースをサポートします。詳細は、Red Hat 3scale API Management のサポート対象設定 のアーティクルを参照してください。
本セクションでは、以下の項目の実施方法について説明します。
- 新しいプロジェクトを作成する。
- Red Hat 3scale API Management インスタンスをデプロイする。
- Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用して 3scale operator をインストールする。
- operator をデプロイした後にカスタムリソースをデプロイする。
前提条件
管理者権限を持つアカウントを使用して、サポート対象バージョンの OpenShift Container Platform 4 クラスターにアクセスできる。
- サポート対象設定の情報については、Red Hat 3scale API Management のサポート対象設定 のアーティクルを参照してください。
3scale operator とカスタムリソース定義 (CRD) は、新たに作成した空の プロジェクト にデプロイしてください。インフラストラクチャーが含まれる既存のプロジェクトにデプロイすると、既存の要素が変更または削除されることがあります。
OpenShift に 3scale operator をインストールするには、以下のセクションに概略を示す手順を実施します。
4.1. 新しい OpenShift プロジェクトの作成
以下の手順で、3scale-project
という新しい OpenShift プロジェクトを作成する方法について説明します。このプロジェクト名を実際のプロジェクト名に置き換えてください。
手順
新しい OpenShift プロジェクトを作成するには、以下の手順を実施します。
英数字とダッシュを使用して、有効な名前を指定します。たとえば、以下のコマンドを実行して
3scale-project
を作成します。oc new-project 3scale-project
これにより、operator、APIManager カスタムリソース (CR)、および Capabilities カスタムリソースがインストールされる新しい OpenShift プロジェクト が作成されます。operator は、そのプロジェクトの OLM を通じてカスタムリソースを管理します。