3.16. API バックエンドのコピー
指定した 3scale システムに、特定のソース API バックエンドのコピーを作成します。ターゲットのシステムは、デフォルトでは、まずソースのバックエンドシステム名で検索されます。
- 選択したシステム名のバックエンドが見つからない場合は、そのバックエンドが作成されます。
- 選択したシステム名のバックエンドが存在する場合は、そのバックエンドが更新されます。メトリクス、メソッド、マッピングルールなど、足りないコンポーネントだけが作成されます。
--target_system_name
オプションを使用して、システム名を上書きすることができます。
コピーされるコンポーネント
以下の API バックエンドコンポーネントがコピーされます。
- メトリクス
- メソッド
- マッピングルール
手順
以下のコマンドを入力して API バックエンドをコピーします。
3scale backend copy [opts] -s <source_remote> -d <target_remote> <source_backend>
3scale インスタンスには、リモート名または URL を指定することができます。
注記1 つのコマンドにつき 1 つの API バックエンドしかコピーすることはできません。複数のコマンドを使用して、複数のバックエンドをコピーすることができます。
--target_system_name
で異なる名前を指定して、同じバックエンドを複数回コピーすることができます。
API バックエンドのコピー時に、以下のオプションを使用します。
Options -d --destination=<value> 3scale target instance: URL or remote name (required). -s --source=<value> 3scale source instance: URL or remote name (required). -t --target_system_name=<value> Target system name: defaults to source system name.
以下のコマンド例は、--target_system_name
で異なる名前を指定して、API バックエンドを複数回コピーする方法を示しています。
+
$ podman run registry.redhat.io/3scale-amp2/toolbox-rhel7:3scale2.8 3scale backend copy [-t target_system_name] -s 3scale1 -d 3scale2 api_backend_01
3.16.1. API プロダクトのコピー
ターゲットの 3scale システムに、特定のソース API プロダクトのコピーを作成します。ターゲットのシステムは、デフォルトでは、まずソースの API プロダクトのシステム名で検索されます。
-
選択した
system-name
のプロダクトが見つからない場合は、そのプロダクトが作成されます。 -
選択した
system-name
のプロダクトが存在する場合は、そのプロダクトが更新されます。足りないコンポーネントだけが作成されます (例: メトリクス、メソッド、マッピングルール、その他の設定)。
--target_system_name
オプションを使用して、システム名を上書きすることができます。
コピーされるコンポーネント
以下の API プロダクトコンポーネントがコピーされます。
- 定義および設定
- メトリックおよびメソッド
- マッピングルール
- アプリケーションプラン、課金ルール、および制限
- アプリケーションの使用に関するルール
- ポリシー
- バックエンド
- ActiveDocs
手順
以下のコマンドを入力して API プロダクトをコピーします。
3scale product copy [opts] -s <source_remote> -d <target_remote> <source_product>
3scale インスタンスには、リモート名または URL を指定することができます。
注記1 つのコマンドにつき 1 つの API プロダクトしかコピーすることはできません。複数のコマンドを使用して、複数のプロダクトをコピーすることができます。
--target_system_name
で異なる名前を指定して、同じプロダクトを複数回コピーすることができます。
API プロダクトのコピー時に、以下のオプションを使用します。
Options -d --destination=<value> 3scale target instance: URL or remote name (required). -s --source=<value> 3scale source instance: URL or remote name (required). -t --target_system_name=<value> Target system name: defaults to source system name.
以下のコマンド例は、--target_system_name
で異なる名前を指定して、API プロダクトを複数回コピーする方法を示しています。
+
$ podman run registry.redhat.io/3scale-amp2/toolbox-rhel7:3scale2.8 3scale product copy [-t target_system_name] -s 3scale1 -d 3scale2 my_api_product_01