10.2. インストール中にプロキシーを設定する
roxctl コマンドラインインターフェイス (CLI) または Helm を使用して Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes をインストールする場合、インストール中にプロキシー設定を指定できます。
roxctl central generate コマンドを使用してインストーラーを実行すると、インストーラーはご使用の環境のシークレットとデプロイメント設定ファイルを生成します。生成された設定シークレット (YAML) ファイルを編集して、プロキシーを設定できます。現在、roxctl CLI を使用してプロキシーを設定することはできません。設定は Kubernetes シークレットに保存され、Central と Scanner の両方で共有されます。
手順
デプロイメントバンドルディレクトリーから設定ファイル
central/proxy-config-secret.yamlを開きます。注記Helm を使用している場合、設定ファイルは
central/templates/proxy-config-secret.yamlにあります。設定ファイルで変更するフィールドを編集します。
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usernameとpasswordの追加は、最初とhttpとhttpsセクションの両方で任意に行うことができます。- 2 6 9
urlオプションは、次の URL スキームをサポートします。-
HTTP プロキシーの場合は
http://。 -
TLS が有効化された HTTP プロキシーの場合は
https://。 -
SOCKS5 プロキシーの場合は
socks5://。
-
HTTP プロキシーの場合は
- 5
excludesリストには、DNS 名 (*ワイルドカードの有無にかかわらず)、IP アドレス、または CIDR 表記の IP ブロック (たとえば、10.0.0.0/8) を含めることができます。このリストの値は、プロトコルに関係なく、すべての出力接続に適用されます。- 1
stringDataセクションの|-行は、設定データの開始を示します。注記-
最初にファイルを開くと、すべての値がコメントアウトされます (行の先頭にある
#記号を使用)。二重ハッシュ記号で始まる行# #には、設定キーの説明が含まれています。 -
フィールドを編集するときは、
config.yaml: |-行に対して 2 つのスペースのインデントレベルを維持していることを確認してください。
-
最初にファイルを開くと、すべての値がコメントアウトされます (行の先頭にある
- 設定ファイルを編集した後、通常のインストールを続行できます。更新された設定は、提供されたアドレスとポート番号で実行されているプロキシーを使用するように Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes に指示します。