検索

第6章 アラートデータの保持を有効にする

download PDF

Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes アラートの保持期間を設定する方法を学びます。

Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes を使用すると、履歴アラートを保存する時間を設定できます。次に、Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes は、指定された時間が経過すると古いアラートを削除します。

不要になったアラートを自動的に削除することで、ストレージコストを節約できます。

保存期間を設定できるアラートには、次のものがあります。

  • 未解決 (アクティブ) と解決済みの両方のランタイムアラート。
  • 現在のデプロイメントに適用されない古いデプロイ時アラート。
注記
  • データ保持設定はデフォルトで有効になっています。これらの設定は、インストール後に変更できます。
  • Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes をアップグレードする場合、以前に有効にしていない限り、データ保持設定は適用されません。
  • RHACS ポータルまたは API を使用して、アラート保持の設定を行うことができます。
  • 削除プロセスは 1 時間ごとに実行されます。現在、これを変更することはできません。

6.1. アラートデータ保持の設定

RHACS ポータルを使用することで、アラート保持の設定を行うことができます。

前提条件

  • データの保持を設定するには、read および write 権限を持つ Config ロールが必要である。

手順

  1. RHACS ポータルで、Platform Configuration System Configuration に移動します。
  2. System Configuration ビューのヘッダーで、Edit をクリックします。
  3. Data Retention Configuration セクションで、各タイプのデータの日数を更新します。

    • すべてのランタイム違反
    • 解決されたデプロイフェーズ違反
    • 削除されたデプロイメントのランタイム違反
    • デプロイされなくなったイメージ

      注記

      あるタイプのデータを永久に保存するには、保存期間を 0 日に設定します。

  4. Save をクリックします。
注記

Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes API を使用してアラートデータの保持を設定するには、API リファレンスドキュメントの ConfigService グループにある PutConfig と関連する API を確認してください。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.