18.5. 管理者ユーザーの削除
Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes (RHACS) は、インストールプロセス中に、ユーザー名とパスワードを使用してログインできる管理者アカウント admin
を作成します。パスワードは、明示的に上書きされない限り動的に生成され、RHACS インスタンスごとに一意になります。
実稼働環境では、認証プロバイダーを作成し、admin
ユーザーを削除することを強く推奨します。
18.5.1. インストール後に管理者ユーザーを削除
認証プロバイダーが正常に作成されたら、admin
ユーザーを削除することを強く推奨します。
admin
ユーザーの削除は、RHACS ポータルのインストール方法によって異なります。
手順
次のいずれかの手順を実行します。
-
Operator インストールの場合、
Central
カスタムリソースでcentral.adminPasswordGenerationDisabled
をtrue
に設定します。 Helm のインストールの場合:
-
Central
Helm 設定で、central.adminPassword.generate
をfalse
に設定します。 - 手順に従って設定を変更してください。詳細は、「デプロイメント後の設定オプションの変更」を参照してください。
-
roxctl
インストールの場合:-
マニフェストを生成するときに、
Disable password generation
をfalse
に設定します。 -
変更を適用するには、
roxctl
を使用して Central をインストールする手順に従います。詳細は、「roxctl CLI を使用した Central のインストール」を参照してください。
-
マニフェストを生成するときに、
関連情報
設定変更を適用した後、admin
ユーザーとしてログインできなくなります。
設定の変更を元に戻すことで、フォールバックとして admin
ユーザーを再度追加できます。admin
ユーザーを再度有効にすると、新しいパスワードが生成されます。