54.3. マスターパスワードの保護
Jasypt が使用するマスターパスワードを提供して、値を解読できるようにする必要があります。ただし、このマスターパスワードを公開することは、理想的な解決策ではない可能性があります。したがって、たとえば、JVM システムプロパティーまたは OS 環境設定として提供できます。そうすることにした場合、password オプションはこれを指示する接頭辞をサポートします。
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sysenv:指定されたキーで OS システム環境を検索することを意味します。 -
sys:JVM システムプロパティーを検索することを意味します。
たとえば、アプリケーションを起動する前にパスワードを提供できます
$ export CAMEL_ENCRYPTION_PASSWORD=secret
次に、起動スクリプトを実行するなどして、アプリケーションを起動します。
アプリケーションが起動して実行されたら、環境の設定を解除できます。
$ unset CAMEL_ENCRYPTION_PASSWORD
Spring Boot や Quarkus などのランタイムでは、次のようにして application.properties ファイルでパスワードプロパティーを設定できます。
password=sysenv:CAMEL_ENCRYPTION_PASSWORD
または、JasyptPropertiesParser 手動で設定する場合は、次のようにパスワードを設定できます。
jasyptPropertiesParser.setPassword("sysenv:CAMEL_ENCRYPTION_PASSWORD");