4.4. オプションのポート設定の使用


MicroShift ファイアウォールサービスでは、オプションのポート設定が可能です。

手順

  • カスタマイズされたポートをファイアウォール設定に追加するには、次のコマンド構文を使用します。

    $ sudo firewall-cmd --permanent --zone=public --add-port=<port number>/<port protocol>
    Copy to Clipboard
    表4.2 オプションのポート
    ポートプロトコル説明

    80

    TCP

    OpenShift Container Platform ルーターを介してアプリケーションを提供するために使用される HTTP ポート。

    443

    TCP

    OpenShift Container Platform ルーターを介してアプリケーションを提供するために使用される HTTPS ポート。

    5353

    UDP

    OpenShift Container Platform ルート mDNS ホストに応答する mDNS サービス。

    30000-32767

    TCP

    NodePort サービス用に予約されたポート範囲。LAN 上のアプリケーションを公開するために使用できます。

    30000-32767

    UDP

    NodePort サービス用に予約されたポート範囲。LAN 上のアプリケーションを公開するために使用できます。

    6443

    TCP

    Red Hat build of MicroShift API の HTTPS API ポート。

以下は、API サーバーのポート 6443 など、MicroShift で実行されているサービスへのファイアウォールを介した外部アクセスを必要とする場合に使用されるコマンドの例です。たとえば、ルーターを介して公開されるアプリケーションのポート 80 および 443 です。

コマンドの例

  • MicroShift API サーバーのポートを設定します。

    $ sudo firewall-cmd --permanent --zone=public --add-port=6443/tcp
    Copy to Clipboard

MicroShift インスタンスの不要なポートを閉じるには、「ネットワークセキュリティーを強化するために不使用または不要なポートの閉鎖」の手順に従ってください。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat