第5章 Red Hat build of OpenJDK MSI インストーラーコンポーネント
以下の Microsoft Windows 向け Red Hat build of OpenJDK 21 MSI ベースのインストーラーコンポーネントを設定できます。これらのコンポーネントの設定は任意です。これらのコンポーネントが設定されていない場合には、デフォルト設定が使用されます。
- jdk
-
Java Development Kit (JDK) ファイルデフォルトは
true
で、jdk
コンポーネントが有効になります。 - jdk_registry_runtime
他のソフトウェアが JDK インストールファイルの特定に使用できる Windows レジストリーキーのセット。デフォルトは
true
で、jdk_registry_runtime
コンポーネントが有効になります。このコンポーネントには、以下のレジストリーキーが含まれます。HKLM\Software\JavaSoft\JDK\<version>, entries: JavaHome: <INSTALLDIR> RuntimeLib: <INSTALLDIR>\bin\server\jvm.dll HKLM\Software\JavaSoft\JDK, entries: CurrentVersion: <version>
- jdk_env_path
-
<INSTALLDIR>\bin
を%PATH%
環境変数に追加します。 - jdk_env_java_home
-
<INSTALLDIR>
を%JAVA_HOME%
環境変数に設定します。 - jdk_env_vendor_java_home
-
<INSTALLDIR>
を%REDHAT_JAVA_HOME%
環境変数に設定します。 - jdk_registry_jar
- JAR ファイルの関連付け。Red Hat build of OpenJDK コンテキストメニューで JAR ファイルを起動します。
- jmc
-
<INSTALLDIR>\missioncontrol
にインストールされている JDK Mission Control ファイル。 - jmc_env
-
<INSTALLDIR>\missioncontrol
をシステム%PATH%
環境変数に追加します。