18.4. プランニングソリューションでのドメインオブジェクトの収集
TimeTable インスタンスは、単一データセットの Timeslot インスタンス、Room インスタンス、および Lesson インスタンスをラップします。さらに、このインスタンスは、特定のプランニング変数の状態を持つ授業がすべて含まれているため、このインスタンスは プランニングソリューション となり、スコアが割り当てられます。
-
授業がまだ割り当てられていない場合は、スコアが
-4init/0hard/0softのソリューションなど、初期化されていない ソリューションとなります。 -
ハード制約に違反する場合、スコアが
-2hard/-3softのソリューションなど、実行不可 なソリューションとなります。 -
全ハード制約に準拠している場合は、スコアが
0hard/-7softなど、実行可能 なソリューションとなります。
TimeTable クラスには @PlanningSolution アノテーションが含まれているため、Red Hat build of OptaPlanner はこのクラスに全入出力データが含まれていることを認識します。
具体的には、このクラスは問題の入力です。
全時間枠が含まれる
timeslotListフィールド- これは、解決時に変更されないため、問題ファクトリーストです。
全部屋が含まれる
roomListフィールド- これは、解決時に変更されないため、問題ファクトリーストです。
全授業が含まれる
lessonListフィールド- これは、解決時に変更されるため、プランニングエンティティーです。
各
Lesson:-
timeslotフィールドおよびroomフィールドの値は通常、nullで未割り当てです。これらの値は、プランニング変数です。 -
subject、teacher、studentGroupなどの他のフィールドは入力されます。これらのフィールドは問題プロパティーです。
-
ただし、このクラスはソリューションの出力でもあります。
-
LessonインスタンスごとのlessonListフィールドには、解決後は null ではないtimeslotフィールドとroomフィールドが含まれます。 -
出力ソリューションの品質を表す
scoreフィールド (例:0hard/-5soft)
手順
src/main/java/com/example/domain/TimeTable.java クラスを作成します。
値の範囲のプロバイダー
timeslotList フィールドは、値の範囲プロバイダーです。これは Timeslot インスタンスを保持し、OptaPlanner がこのインスタンスを選択して、Lesson インスタンスの timeslot フィールドに割り当てることができます。timeslotList フィールドには @ValueRangeProvider アノテーションがあり、id を、Lesson の @PlanningVariable の valueRangeProviderRefs に一致させます。
同じロジックに従い、roomList フィールドにも @ValueRangeProvider アノテーションが含まれています。
問題ファクトとプランニングエンティティーのプロパティー
さらに OptaPlanner は、変更可能な Lesson インスタンス、さらに TimeTableConstraintProvider によるスコア計算に使用する Timeslot インスタンスと Room インスタンスを取得する方法を把握しておく必要があります。
timeslotList フィールドと roomList フィールドには @ProblemFactCollectionProperty アノテーションが含まれているため、TimeTableConstraintProvider はこれらのインスタンスから選択できます。
lessonList には @PlanningEntityCollectionProperty アノテーションが含まれているため、OptaPlanner は解決時に変更でき、TimeTableConstraintProvider はこの中から選択できます。