6.4. RADOS


ceph-objectstore-tool コマンドを使用すると、蓄積された PG ログ重複エントリーを手動でトリミングできます。

以前は、PG ログ重複エントリーのトリミングは、人間のオペレーターよりもはるかに高い頻度で PG オートスケーラーによって使用される低レベルの PG 分割操作中に防止されていました。重複を取り除くと、PG ログのメモリー増大が大幅に増大し、OSD がメモリーが不足するとクラッシュしていました。OSD を再起動しても、PG ログはディスクに保存され、起動時に RAM に再ロードされるため、問題は解決しませんでした。

今回の修正で、ceph-objectstore-tool コマンドにより、累積された PG ログ dups エントリーを手動でトリミングし、自動トリミングの機械ドロップ解除が可能になりました。将来の調査に役立つように、重複エントリーの数を OSD のログに出力するデバッグの改善が実装されています。

(BZ#2094069)

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