6.6. Ceph Ansible ユーティリティー
Playbook の導入により、OSD ノードに cephadm
をインストールできるようになりました。
以前のバージョンでは、tools リポジトリーが OSD ノードで無効にされているため、cephadm
OSD ノードをインストールすることができませんでした。これにより、採用 Playbook が失敗しました。
今回の修正により、tools リポジトリーが OSD ノードで有効にされ、導入 Playbook が OSD ノードに cephadm
をインストールできるようになりました。
レガシーディレクトリーを削除すると、エラーのないクラスターが後継に実行されるようになります。
以前は、cephadm
は、/var/lib/ceph/mon
などのレガシーディレクトリーが見つかると config inferring で予期しない動作を示していました。この動作により、採用後、クラスターには CEPHADM_REFRESH_FAILED: failed to probe daemon or devices というエラーメッセージが表示されていました。
今回のリリースにより、導入 Playbook により、このディレクトリーが削除され、クラスターが採用後に error 状態のままなくなりました。