第7章 非推奨になった機能
本セクションでは、Red Hat Ceph Storage の本リリースまでのすべてのマイナーリリースで非推奨となった機能の概要を説明します。
Ceph 設定ファイルが非推奨に
Ceph 設定ファイル (ceph.conf
) が非推奨になり、Ceph Monitor に保管された新たな集中設定が提供されるようになりました。詳細は、Red Hat Ceph Storage Configuration Guideの The Ceph configuration database セクションを参照してください。
Ceph File System (CephFS) の min_compat_client
パラメーターが非推奨に
Red Hat Ceph Storage 5.0 では min_compat_client
パラメーターは非推奨となり、Ceph File Systems (CephFS) の設定用に新規クライアント機能が追加されます。詳細は、Red Hat Ceph Storage ファイルシステムガイドの クライアント機能 セクションを参照してください。
Ceph File System サブボリュームグループのスナップショットが非推奨に
Ceph File System (CephFS) サブボリュームグループのスナップショット機能は、Red Hat Ceph Storage 5.0 では非推奨になりました。既存のスナップショットは、必要に応じてリスト表示および削除できます。詳細は、Red Hat Ceph Storage Ceph ファイルシステムガイドの ファイルシステムサブボリュームグループのスナップショットのリスト表示 セクションおよび ファイルシステムサブボリュームグループのスナップショットの削除 セクションを参照してください。
Cockpit Ceph インストーラーが非推奨に
Cockpit Ceph Installer を使用した Red Hat Ceph Storage クラスター 5 のインストールはサポートされていません。Cephadm を使用して Red Hat Ceph Storage クラスターをインストールします。詳細は、Red Hat Ceph Storage インストールガイド を参照してください。