4.8. RADOS
OSD の IOPS 容量をクエリーすると、基礎となるデバイスタイプに一致する設定オプションのみが測定値/デフォルト値を表示します。
以前のリリースでは、osd_mclock_max_capacity_iops_[ssd|hdd]
の値は OSD の基礎となるデバイスタイプに応じて設定されていました。設定オプションには、デフォルト値があり、クエリー時に表示されていました。たとえば、OSD の基礎となるデバイスタイプが SSD の場合に、HDD オプション (osd_mclock_max_capacity_iops_hdd
) のデフォルト値もゼロ以外の値で表示されました。これが原因で、クエリー時に OSD の HDD オプションと SSD オプションの両方の値を表示すると、正しいオプションの解釈に混乱が生じていました。
今回の修正により、基礎となるデバイスタイプに一致する OSD の IOPS 容量関連の設定オプションが設定され、代替/非アクティブな設定オプションが 0
に設定されます。OSD の IOPS 容量をクエリーすると、基礎となるデバイスタイプに一致する設定オプションのみが測定値/デフォルト値を表示します。代替/非アクティブオプションは、無効であることを明確に示すために 0 に設定されます。