第5章 既知の問題
本セクションでは、Red Hat Ceph Storage の今回リリースで見つかった既知の問題を説明します。
5.1. Ceph Object Gateway
本セクションでは、Red Hat Ceph Storage の今回リリースで見つかった既知の問題を説明します。
5.1.1. Ceph Object Gateway
Ceph Object Gateway インスタンスがクラッシュまたは強制終了により強制終了された場合、バケットのライフサイクル処理が遅延することがあります。
現在、1 つ以上のバケットのライフサイクル処理の実行中にクラッシュまたは kill -9 が原因で Ceph Object Gateway インスタンスが強制終了 (不正なシャットダウン) した場合に、2 つのスケジュール期間が経過するまで (例: 2 日)、それらのバケットでの処理が続行されない可能性があります。この時点で、バケットは古いものとしてマークされ、再初期化されます。この問題に対する回避策はありません。