付録A Ceph RESTful API 仕様
ストレージ管理者は、Ceph RESTful API エンドポイントを通じてさまざまな Ceph サブシステムにアクセスできます。これは、利用可能な Ceph RESTful API メソッドの参照ガイドです。
利用可能な Ceph API エンドポイント:
- 「Ceph の概要」
- 「認証」
- 「Ceph ファイルシステム」
- 「ストレージクラスターの設定」
- 「CRUSH ルール」
- 「イレイジャーコードプロファイル」
- 「機能トグル」
- 「Grafana」
- 「ストレージクラスターの正常性」
- 「Logs」
- 「Ceph Manager モジュール」
- 「Ceph Monitor」
- 「Ceph OSD」
- 「Ceph Object Gateway」
- 「ロールを操作する REST API」
- 「NFS Ganesha」
- 「Ceph Orchestrator」
- 「Pools」
- 「Prometheus」
- 「RADOS ブロックデバイス」
- 「パフォーマンスカウンター」
- 「ロール」
- 「サービス」
- 「Settings」
- 「Ceph タスク」
- 「テレメトリー」
- 「Ceph ユーザー」
前提条件
- RESTful API の使用方法を理解します。
- 正常かつ実行中の Red Hat Ceph Storage クラスター
-
Ceph Manager の
dashboard
モジュールが有効化されている。
A.1. Ceph の概要
Ceph RESTful API summary
エンドポイントを使用するためのメソッド参照。Ceph のサマリーの詳細を表示することができます。
GET /api/summary
- 説明
- Ceph の詳細の概要を表示します。
- 例
GET /api/summary HTTP/1.1 Host: example.com
- ステータスコード
- 200 OK – Okay.
- 400 Bad Request – Operation exception.詳細は、レスポンスボディーを確認してください。
- 401 Unauthorized – Unauthenticated access.最初にログインしてください。
- 403 Forbidden – Unauthorized access.パーミッションを確認してください。
- 500 Internal Server Error – Unexpected error.スタックトレースのレスポンスボディーを確認してください。
関連情報
- 詳細は、Red Hat Ceph Storage 開発者ガイド の Ceph RESTful API の章を参照してください。