3.2. Ceph ファイルシステム


quota.max_bytes がよりわかりやすいサイズ値に設定されるようになりました

以前は、quota.max_bytes 値はバイト単位で設定されていたため、サイズの値が非常に大きくなることが多く、設定や変更が困難でした。

この機能強化により、quota.max_bytes 値を M/Mi、G/Gi、T/Ti などのわかりやすい値に設定できるようになりました。たとえば、10 GiB または 100 K などです。

Bugzilla:2091154

遅延したクライアントは、遅延した OSD がない場合にのみエビクトされるようになりました

以前は、MDS からのパフォーマンスダンプの監視時に、OSD の遅延、すなわち objecter.op_laggy および objecter.osd_laggy が表示されることがありました。これにより、クライアントが遅延し、キャップ取り消しのダーティーデータがフラッシュされませんでした。

この機能強化により、defer_client_eviction_on_laggy_osds パラメーターが true に設定され、OSD の遅延が原因でクライアントの遅延が発生した場合、OSD の遅延がなくなるまでクライアントエビクションは行われません。

Bugzilla:2228066

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