検索

6.4. CS 10.0 の既知の問題

download PDF

このパートでは、Red Hat Certificate System 10.0 でユーザーが知っておくべき既知の問題と、該当する場合は回避策を説明します。

TPS では匿名バインドの ACI アクセスの追加が必要

以前のバージョンでは、匿名バインド ACI はデフォルトで許可されていましたが、LDAP では無効になっています。これにより、TPS スマートカードの登録またはフォーマットができなくなります。

この問題が修正されるまでの回避策として、Directory Server で匿名バインド ACI を手動で追加する必要があります。

$ ldapmodify -D "cn=Directory Manager" -W -x -p 3389 -h hostname -x <<EOF
dn: dc=example,dc=org
changetype: modify
add: aci
aci: (targetattr!="userPassword || aci")(version 3.0; acl "Enable anonymous access"; allow (read, search, compare) userdn="ldap:///anyone";)
EOF

pki-core パッケージの既知の問題:

--agent-uid pkidbuser オプションを指定して cert-fix ユーティリティーを使用すると Certificate System が破損

--agent-uid pkidbuser オプションを指定して cert-fix ユーティリティーを使用すると、Certificate System の LDAP 設定が破損します。したがって、Certificate System は不安定になり、システムの復元に手動の操作が必要になる可能性があります。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.