6.2. ユーザーの承認
CodeReady Workspaces のユーザー認可は、パーミッションモデルに基づいています。パーミッションは、ユーザーの許可されたアクションを制御し、セキュリティーモデルを確立するために使用されます。すべての要求は、認証後に現在のユーザーサブジェクトに必要なパーミッションが存在するかどうかを検証します。CodeReady Workspaces が管理するリソースを制御し、ユーザーにパーミッションを割り当てることで特定のアクションを許可します。
パーミッションは以下のエンティティーに適用できます。
- workspace
- system
すべてのパーミッションは、提供される REST API を使用して管理できます。API は https://codeready-<openshift_deployment_name>.<domain_name>/swagger/#!/permissions の Swagger を使用して文書化されて い
ます。
6.2.1. CodeReady Workspaces ワークスペースパーミッション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ワークスペースを作成するユーザーはワークスペースの所有者です。デフォルトでは、ワークスペースの所有者には、読み取り
、使用
、実行
、設定、パーミッションの 設定
、
および 削除
の権限があります。ワークスペースの所有者は、ユーザーをワークスペースに招待し、他のユーザーに対するワークスペースパーミッションを制御できます。
以下のパーミッションはワークスペースに関連付けられます。
permission | description |
---|---|
read | ワークスペース設定の読み取りを許可します。 |
使用方法 | ワークスペースを使用し、これと対話することを許可します。 |
run | ワークスペースを開始および停止できます。 |
設定 | ワークスペース設定の定義と変更を可能にします。 |
setPermissions | 他のユーザーに対してワークスペースのアクセス権を更新できます。 |
DELETE | ワークスペースの削除を許可します。 |