4.5.2.2. メモリー問題の検出
本セクションでは、メモリー不足のプラグインに関連するメモリーの問題を検出する方法を説明します。以下は、メモリー不足のプラグインに関連する 2 つの最もよく見られる問題になります。
- プラグインコンテナーがメモリー不足になる
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これは、コンテナーにイメージのエントリーポイントを実行するのに十分な RAM がない場合に、プラグインの初期化時に発生する可能性があります。ユーザーはプラグインコンテナーのログでこれを検知できます。この場合、ログには
OOMKilledが含まれます。これは、コンテナーのプロセスがコンテナーで利用可能な量よりも多くのメモリーを要求することを示唆します。 - コンテナー内のプロセスがコンテナーの通知なしにメモリー不足になる
たとえば、Java 言語サーバー (vscode-java 拡張によって起動する Eclipse JDT Language Server) は OutOfMemoryException をスローします。これは、プラグインが言語サーバーを起動する際、または処理する必要があるプロジェクトのサイズによりプロセスがメモリー不足になる場合などに、コンテナーの初期化後いつでも発生する可能性があります。
この問題を検出するには、コンテナーで実行しているプライマリープロセスのログを確認します。たとえば、Eclipse JDT Language Server のログファイルで詳細を確認するには、関連するプラグイン固有のセクションを参照してください。