1.5. Eclipse 4.19 の変更点
Eclipse 4.19 には、バグ修正や機能拡張が数多く提供される 2021-03 リリーストレインの Red Hat Developer Tools およびプラグインが同梱されています。
このセクションでは、このリリースの主な新機能と互換性の変更点を紹介します。
RHEL 7 の重要なパッケージの更新
eclipse
4.184.19 Eclipse IDE および JDT/PDE プラグインがバージョン 4.19 に更新されました。より詳細な変更点のリストは、Eclipse 4.19 - New and Noteworthy ページを参照してください。主な機能強化は、次のとおりです。
- Run Configurations メニューで、起動されたオペレーティングシステムプロセスとともに子プロセスを終了するかどうかを設定できるようになりました。
- Linux でのパスワードセキュリティーを向上させるために、新しい Equinox Linux Security JNA フラグメント が追加されました。
- Java エディターが、いくつかの新しいクリーンアップオプションによって改善されました。
- 並列インデックス検索が、すべてのインデックスベースの Java 検索操作のデフォルトオプションになりました。
eclipse-egit/jgit
5.10.05.11.0 Git 統合プラグインがバージョン 5.11.0 に更新されました。詳細は、アップストリームの EGit 5.11.0 リリースノート および JGit 5.11.0 リリースノート を参照してください。主な機能強化は、次のとおりです。
- EGit 5.11 は、Apache MINA sshd SSH ライブラリーをデフォルトとして使用するようになりました。SSH 接続用の JSch library のサポートは削除されました。
- EGit 5.11 では、OpenPGP 署名付きタグを作成できるようになりました。署名されたタグには注釈を付ける必要があります。
- EGit 5.11 では、コミットの OpenPGP 署名を検証できるようになりました。
- EGit 5.11 では、システムにインストールされている外部 GPG 実行可能ファイルを使用してコミットおよびタグに署名できるようになりました。以前は、JGit が提供する署名サポートしか使用できませんでした。
RHEL 7 の非推奨の機能
Subclipse が、Eclipse の一部としてサポートされなくなりました。
関連情報
新機能の使用方法は、Eclipse の インストールされているドキュメント を参照してください。