2.5.2. BIOS を使用した ACPI Soft-Off の無効化
ACPI Soft-Off を無効にするための推奨されるメソッドは、
chkconfig 管理 (「chkconfig 管理を使用した ACPI Soft-Off の無効化」) を使用することです。しかし、このメソッドがご使用のクラスターに効果的でない場合は、本セクションの手順に従ってください。
注記
BIOS で ACPI Soft-Off を無効にすることは、一部のコンピューターでは不可能な場合があります。
以下のようにして、各クラスターノードの BIOS を設定することで ACPI Soft-Off を無効にできます。
- ノードを再起動して、
BIOS CMOS Setup Utilityプログラムを起動します。 - メニュー(又は同等の電源管理メニュー)に移動します。
- メニューで 機能 (又は同等の機能) を (又は、遅延なく電源ボタンを使ってノードをオフにできるのと同等の設定) にセットします。例2.1「
BIOS CMOS Setup Utility: を に設定」 は、 が に、 が にセットされている メニューを示しています。注記
、 、 と同等の機能は、コンピューターによって異なります。しかし、この手順の目的は、遅延なしに電源ボタンを介してコンピューターの電源オフができるように BIOS を設定することです。 BIOS CMOS Setup Utilityプログラムを終了して、BIOS 設定を保存します。- クラスターが設定され稼働している間に、フェンスされた時点でノードが直ちにオフになることを確認します。
注記
ノードはfence_nodeコマンド、又は Conga でフェンスできます。
例2.1 BIOS CMOS Setup Utility: を に設定
この例では、 が に、 が に設定されています。