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6. ツールに関する更新

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重要

著作権告知の記述漏れがあったため、すべての IBM Java コンポーネントがオンラインで使用できるようになりました。 全アーキテクチャおよび全リリース上の Red Hat Enterprise Linux 5 に対する補助 CD の内容が対応となります。 詳細は Red Hat ナレッジベースを参照してください。
  • SystemTap is now fully supported, and has been re-based to the latest upstream version. This update features improved user-space probing through shared libraries, experimental DWARF unwinding, and a new <sys/sdt.h> header file which provides dtrace-compatible markers.
    This re-base also enhances support for debuginfo-less operations. Typecasting (through the @cast operator) is now supported, along with kernel tracepoint probing. Several 'kprobe.*' probe bugs that hampered debuginfo-less operations are also now resolved.
    SystemTap also features several documentation improvements. A new '3stap' feature provides users with useful man pages on most SystemTap probes and functions. The systemtap-testsuite package also features a larger library of sample scripts.
    SystemTap のリベースに関する詳細は、テクニカルノートの「パッケージの更新」にある「SystemTap」の項を参照してください。
  • Systemtap のトレースポイントはカーネルの重要セクションに置かれ、システム管理者によるコードのパフォーマンス分析や、コードのデバッグを可能にします。 Red Hat Enterprise Linux 5.4 では、カーネルサブシステムの以下のセクションに技術プレビューとしてトレースポイントが追加されています。
  • Gnu Compiler Collection バージョン 4.4 (GCC4.4) が技術プレビューとして今回のリリースに追加されました。GGC には C コンパイラ、 C++ コンパイラ、 Fortran コンパイラとサポートライブラリが含まれています。
  • glibc の新しい MALLOC 動作: 多くのソケットやコアにおけるスケーラビリティを向上するため、アップストリームの glibc が最近変更されました。 独自のメモリプールにスレッドを割り当て、場合によってロッキングが行われないようにすることでスケーラビリティを向上します。 メモリープールに使用する追加のメモリ量は、環境変数の MALLOC_ARENA_TEST や MALLOC_ARENA_MAX を使用して制御できます。
    MALLOC_ARENA_TEST はメモリプールの数がこの値に達したらコア数のテストを実行するよう指定します。 MALLOC_ARENA_MAX はコア数に関係なく使用するメモリプールの最大数を設定します。
    RHEL 5.4 リリースでは、この機能がアップストリーム malloc の技術プレビューとして glibc に統合されています。 スレッド毎のメモリプールを有効にするには、環境変数の MALLOC_PER_THREAD を環境に設定する必要があります。 今後のリリースでmalloc のこの動作がデフォルトとして導入された後、環境変数 MALLOC_PER_THREAD は廃止されます。 malloc リソースが競合する場合はこのオプションを有効にしてみてください。
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