1.10. Linux 仮想サーバー管理 GUI
このセクションでは、Red Hat Cluster Suite で利用できる LVS 設定ツール — Piranha Configuration Tool の概要を提供しています。Piranha Configuration Tool はウェブブラウザグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI) で、LVS 用の設定ファイル —
/etc/sysconfig/ha/lvs.cf
の作成への形成化したアプローチを提供します。
Piranha Configuration Tool にアクセスするには、アクティブな LVS router 上で 稼働している
piranha-gui
サービスが必要です。ウェブブラウザを 使用すれば、ローカル、又はリモートで Piranha Configuration Tool にアクセスすることが できます。URL: http://localhost:3636
の使用でローカルでアクセスできます。 ホスト名、又は実 IP アドレスに続く :3636
の使用で、リモートでアクセスできます。 リモートで Piranha Configuration Tool にアクセスしている場合、root ユーザーとしてアクティブ LVS router への ssh
接続が必要になります。
Starting the Piranha Configuration Tool causes the Piranha Configuration Tool welcome page to be displayed (refer to 図1.29「The Welcome Panel」). Logging in to the welcome page provides access to the four main screens or panels: CONTROL/MONITORING, GLOBAL SETTINGS, REDUNDANCY, and VIRTUAL SERVERS. In addition, the VIRTUAL SERVERS panel contains four subsections. The CONTROL/MONITORING panel is the first panel displayed after you log in at the welcome screen.
図1.29 The Welcome Panel
以下のセクションでは、Piranha Configuration Tool 設定ページの 簡単な説明を提供しています。
1.10.1. CONTROL/MONITORING
制御/監視 パネルでは、ランタイムステータスを表示します。 これは、
pulse
デーモンのステータス、LVS routing 表、 及び、LVS 派生の nanny
プロセスを表示します。
図1.30 The CONTROL/MONITORING Panel
- Auto update
- 秒単位間隔で更新 テキストボックス(デフォルト値は 10秒)内に 設定されたユーザー設定の間隔で自動的に更新されるステータス表示を有効にします。10秒以下の間隔で自動更新を設定することは推奨できません。そのような設定をすると、 ページが頻繁に更新をし過ぎて、自動更新 間隔を再設定するのが 困難になります。この問題に遭遇した場合は、単にもう一つのパネルをクリックして、 その後に 制御/監視 に戻ります。
- ステータス情報の手動更新を提供します。
- このボタンをクリックすると、Piranha Configuration Tool 用の管理パスワードの 変更に関する情報があるヘルプ画面に移動します。