第14章 セキュリティー


OpenSSL のランタイムバージョンはマスクされ、SSL_OP_NO_TLSv1_ 1 は OpenSSL 1.0.0 と共に使用しないでください。

特定のアプリケーションは OpenSSL バージョンの正しくないバージョンチェックを実行するため、OpenSSL の実際のランタイムバージョンはマスクされ、代わりにビルドタイムバージョンが報告されます。そのため、SSLeay() 関数を使用して現在実行中の OpenSSL バージョンを検出することはできません。
また、OpenSSL 1.0.1 に存在する SSL_OP_NO_TLSv1_1 オプションと同等の値を、OpenSSL 1.0.0 で実行すると SSL_CTX_set_options() 関数に渡すと、SSL/TLS サポートが完全に中断されます。
この問題を回避するには、現在実行中の OpenSSL バージョンを検出する別の方法を使用します。たとえば、SSL_ get_ciphers()関数を使用して有効な暗号の一覧を取得し、SSL_ CIPHER_description() 関数を使用してリストを解析することで、TLS 1.2 暗号を検索でき ます。これは、TLS 1.2 がサポートされるバージョン 1.0.1 以降であるため、1.0.0 よりも新しいバージョンの OpenSSL で実行するアプリケーションを示します。(BZ#1497859)
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.