第15章 ストレージ
LVM スナップショットによりシステムハングが発生することがある
LVM スナップショットの使用時に、ファイルシステムブロックがスナップショットのチャンクの境界に整合しない場合に、システムが応答しなくなることがあります。これは、Device Mapper スナップショットとプロセスごとの bio キューイングとの間の複雑な対話が原因で発生します。これにより、循環依存関係やデッドロックが発生する可能性があります。
この問題の影響を受ける場合は、デッドロックを修正する Red Hat Enterprise Linux 7 にアップグレードしてください。この修正は、この運用フェーズでは、Red Hat Enterprise Linux 6 には含まれすぎています。(BZ#1073220)