4.8. Egenera BladeFrame


Egenera BladeFrame のフェンスエージェント fence_egenera で使用するフェンスデバイスのパラメータを 表4.9「Egenera BladeFrame」 に示します。
表4.9 Egenera BladeFrame
luci フィールドcluster.conf 属性説明
Namenameクラスターに接続している Egenera BladeFrame デバイス名
CServercserverデバイスに割り当てているホスト名とオプションとして username@hostname 形式のユーザー名 (fence_egenera(8) の man ページを参照)
ESH Path (optional)eshcserver 上の esh コマンドへのパス (デフォルトは /opt/panmgr/bin/esh)
Usernameuserログイン名、 デフォルト値は root
lpanlpanデバイスの論理プロセスエリアネットワーク (LPAN)
pserverpserverデバイスのプロセッシングブレード (pserver) 名
Delay (optional)delayフェンシング開始までに待機させる秒数、デフォルト値は 0 です
Unfencingunfence section of the cluster configuration file有効にすると、フェンス済みのノードは再起動が完了するまで再度有効にならないようにします。電源フェンス以外の方法を使用する場合 (SAN/ストレージフェンシング) に必要なパラメータです。アンフェンシングを必要とするデバイスを設定する際には、最初にクラスターを停止し、デバイスおよびアンフェンシングを含むすべての設定を追加してから、その後クラスターを開始しなければなりません。ノードにアンフェンシングを設定する方法については fence_node(8) の man ページを参照してください。
Egenera BladeFrame のフェンスデバイスを追加する際に使用する設定画面を図4.8「Egenera BladeFrame」 に示します。
Egenera BladeFrame

図4.8 Egenera BladeFrame

Egenera BladeFrame デバイス用のフェンスデバイスインスタンスを作成するコマンドです。
ccs -f cluster.conf --addfencedev egeneratest agent=fence_egenera user=root cserver=cservertest
cluster.conf ファイル内の fence_egenera デバイス用のエントリーを以下に示します。

 <fencedevices>
  <fencedevice agent="fence_egenera" cserver="cservertest" name="egeneratest" user="root"/>
 </fencedevices>
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