2.3. イメージを作成して AWS Cloud AMI に自動的にアップロードする
RHEL Image Builder を使用して (.raw)
イメージを作成し、Upload to AWS チェックボックスをオンにして、作成した出力イメージを Amazon AWS Cloud AMI サービスプロバイダーに直接自動的にプッシュすることができます。
前提条件
-
root
またはwheel
グループでシステムにアクセスできる。 - ブラウザーで、RHEL Web コンソールの RHEL Image Builder インターフェイスを開いている。
- ブループリントを作成している。Web コンソールインターフェイスでのブループリントの作成 を参照してください。
- AWS IAM アカウントマネージャーにアクセスキー ID を設定している。
- 書き込み可能な S3 バケット を準備している。
手順
- RHEL Image Builder のダッシュボードで、以前に作成した ブループリント名 をクリックします。
- タブを選択します。
Create Image ウィンドウが開きます。
-
Type ドロップダウンメニューから、
Amazon Machine Image Disk (.raw)
を選択します。 - イメージを AWS Cloud にアップロードするには、Upload to AWS チェックボックスをオンして、 をクリックします。
AWS へのアクセスを認証するには、対応するフィールドに
AWS access key ID
およびAWS secret access key
を入力します。 をクリックします。注記新規アクセスキー ID を作成する場合にのみ、AWS シークレットアクセスキーを表示できます。秘密鍵が分からない場合は、新しいアクセスキー ID を生成します。
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Image name
フィールドにイメージ名を、Amazon S3 bucket name
フィールドに Amazon バケット名を入力して、カスタマイズイメージを追加するバケットのAWS region
フィールドを入力します。 をクリックします。 情報を確認し、
をクリックします。必要に応じて、
をクリックして誤った情報を変更します。注記カスタマイズイメージを送信するバケットの正しい IAM 設定が必要です。この手順では IAM のインポートとエクスポートを使用するため、バケットにイメージをアップロードする前にバケットに ポリシー を設定する必要があります。詳細は、IAM ユーザーの必要なパーミッション を参照してください。
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Type ドロップダウンメニューから、
右上のポップアップで、保存の進行状況が通知されます。イメージ作成の開始、イメージ作成の進捗、およびその後の AWS Cloud にアップロードに関する情報も通知されます。
プロセスが完了すると、Image build complete のステータスが表示されます。
ブラウザーで、Service→EC2 にアクセスします。
-
AWS コンソールのダッシュボードメニューで、正しいリージョン を選択します。イメージのステータスは、アップロードされていることを示す
Available
でなければなりません。 - AWS ダッシュボードでイメージを選択し、 をクリックします。
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AWS コンソールのダッシュボードメニューで、正しいリージョン を選択します。イメージのステータスは、アップロードされていることを示す
- 新しいウィンドウが開きます。イメージを開始するために必要なリソースに応じて、インスタンスタイプを選択します。 をクリックします。
- インスタンスの開始の詳細を確認します。変更が必要な場合は、各セクションを編集できます。 をクリックします。
インスタンスを起動する前に、インスタンスにアクセスするための公開鍵を選択します。
既存のキーペアを使用するか、キーペアーを新規作成します。
次の手順に従って、EC2 で新規キーペアを作成し、新規インスタンスにアタッチします。
- ドロップダウンメニューリストから、Create a new key pair を選択します。
- 新しいキーペアに名前を入力します。新しいキーペアが生成されます。
- Download Key Pair をクリックして、新しいキーペアをローカルシステムに保存します。
Initializing と表示されるインスタンスのステータスを確認できます。
- インスタンスのステータスが running になると、 ボタンが有効になります。
- 優先する接続方法として スタンドアロン SSH クライアント を選択し、ターミナルを開きます。
秘密鍵を保存する場所で、SSH が機能するために鍵が公開されていることを確認してください。これには、以下のコマンドを実行します。
$ chmod 400 <_your-instance-name.pem_>
パブリック DNS を使用してインスタンスに接続します。
$ ssh -i <_your-instance-name.pem_> ec2-user@<_your-instance-IP-address_>
yes
と入力して、接続の続行を確定します。その結果、SSH 経由でインスタンスに接続されます。
検証
- SSH でインスタンスに接続している間にアクションが実行できるかどうかを確認します。